登録日：2009/12/24(木) 03:04:26
更新日：2023/12/29 Fri 10:20:33
所要時間：約 6 分で読めます
ー本気の嘘なら後悔しないーー
正式名称
ワイルドアームズクロスファイア
ワイルドアームズシリーズ初の携帯ゲーム機専用ソフト。
本作はシリーズでは非ナンバリングタイトルという扱いであり、ゲームジャンルは「RPG」から「シミュレーションRPG」へと変更された。
システム的には個別ターン制＋クラスチェンジといった感じ。
要はHEX(マス目が六角形)になったFFタクティk(ry
這い寄る混沌、ディレイアタック、ロブターン等の数々のバランスブレイカーの存在などツッコミ所は色々あるが、ゲームバランスはなかなかハードでキツ目のバトルを楽しめる。
■ストーリー
追いかけているのは､母の仇｡
…そして､共に見た夢…
タンポポの綿毛が舞い降りた果ての世界…
陰謀渦巻くエレシウス王国にて､悲劇に彩られた王女たちの物語が幕を開ける｡
向かい風に抗うため､少女はその名を轟き叫ぶ｡
本気の嘘なら､後悔はしない──
■登場人物
○味方側
主人公。母親の仇であるルパートと母親の剣であるイスケンデルベイを追い、エレシウス王国を旅する途中で、苦しんでいる民の為に自分が王女だと「嘘」をつく。エレシウスを元老院の悪政からから救う為に、解放軍「ブランクイーゼル」として戦う決意をした。
固有クラスは便利だが、能力は微妙。
鳩。
「キミは男の子？それとも女の子なのかな？よーしッ、あたしが確かめてあげようッ！」
うん、痴女だ
クラリッサの身を守るため、彼女の行く所に常に付き従っている。
寡黙で誰に対しても無愛想だが、根は他者を思いやれる優しい人物。
物語の鍵を握ってる
34歳
元・エレシウス王室付の魔術師。現在はテロリストとして扱われ指名手配となっている。ブランクイーゼルの参謀役
魅惑の変身シーン！
エレシウス貴族の子息で、ラブライナより魔術を教授されていた。
魔術の才能が無いと自覚しておりという設定だが、実は魔術師の中でもかなり強キャラ。「ブランクイーゼル」と名付けた人物
かつてエレシウスの侵略によって家族と国を奪われ、傭兵団に拾われ育てられた過去を持つ、それが僕さッ!
エレシウス王国には激しい憎しみを抱いている。
エレシウスを壊すことを目的とするブランクイーゼルの考えに賛同し、戦いに加わる。
遂に人間ですらなくなったトニーさん。
バター犬。主人公を性的な意味で襲っ
主人公と似ているエレシウス第一王女。
事故に巻き込まれ死亡。実は今作最大の萌えキャラの陰謀により暗殺される
クラリッサの母親。
クラリッサと共に「豊穣の地」を探す旅をしていた。イスケンデルベイの真の力を使えるが腕は素人。イスケンデルベイに目を付けられ、ルパートに殺害される
エレシウス国王。アレクシアとカティナの父。
元は属国出身の剣士だが、戦場での活躍から先王に見出だされ王室入りした異色の経歴を持つ。別名「剛剣王」
超武闘派のようだが、即位してからは軍縮や解放等の改革を進めている。そのため彼に反対する貴族も多い。
現在は病気で寝込んでいる。
○敵側
序盤はラスボス的な立ち位置だがだんだん噛ませ犬に……。
自己中心的な最悪の男だが、非常に卓越した剣の使い手であり、「早撃ち」と呼ばれる居合いに似た高速剣技を二刀流によって繰り出す。
だが噛ませ犬
元老院を統率する議長。伝統を重んじ、ラスニールの行う国政の改革を苦く思い、かつてのエレシウス王国を取り戻そうと画策している。
今作最大の萌えキャラ。様々な名言？とさりげない行動によって主人公達のサポートをしていた。
一部のファンから絶大な人気を誇っている。ある意味黒幕。
「ヒィィィィー」
「私が舞台のヒロインさ！！！」
エレシウス王国騎士団長で、元老院の一員。レヴィンの父。
堅物で融通がきかない性格だが、レヴィンを上手く動かしたり絡み手を使ったりという一面も持つ。
ラスニールの戦友で彼の賛同者だが、とある理由でブランクイーゼルと戦うことに…
ヤンデレ？
フィアース命。様々なガチな発言により危ない人に……。
王室に出入りしている武器商人。謎が多く、エレシウス王国の裏の歴史を紐解くと、幾度となくその名前を目にすることになる。ARMの製造もヴァイスハイトが行っている。
■用語説明
「Artificial Reincarnate Medalion(人工転生メダル)」
従って今作のARMは銃ではない。
脳の未使用領域にマニュアル化された情報を書き込むことで、使用者に様々な能力（クラス）を与えるもので、渡り鳥には欠かせないアイテムとなっている。
また、使用するとサイレントスレイブ（ゾンビ）と化してしまう、ネクロオラクルクリプトARMと呼ばれる黒いARMも存在する。
豊穣の地
ファルガイアの荒廃を食い止める鍵とされるもの。「ユグドラシルシステム」という別名があることから、地名ではなく環境修復のための異端技術ではないかとメリッサは推察していた。
シュトラルゲヴェイア
クラリッサのみが扱える 正体不明の武器。ファルガイアには銃の概念がないので、光の弾を打ち出すこの武器は特に異彩を放っている。
イスケンデルベイ
謎の大剣。一般の大剣とは明らかに違う機械的な外見をしている。圧倒的な破壊力を秘めているが、限られた人間にしか力は引き出せない。メリッサがフィアースから譲られたが、後にルパートに奪われる。
■非公式サイト
開発元のメディアビジョン運営の、ソニーとは別の“非”公式サイト。そのぶっ飛び方が明らかに普通ではない。
取り敢えずストーリー紹介のページから引用すると
(意訳)
「元老院ってぇのは悪いヤツラに違ぇねぇべ！」
「じゃあちょっくら元老院を倒すべか！！」
「おーッ！」
他のページにも
※紹介文には嘘と真実がふくまれている可能性があります。
※紹介文は捏造されている可能性があります。
だのなんだのと大変カオス。しかもなまじメディアビジョン運営なため、本家Wikiにも記述があったりする。
ちなみに鳩のネタもここが発祥。
クラリッサ「嘘つくの嫌いだから正直にいいます…」
「この内容は引用です！」
追記お願いします…
- シミュレーションになっても面白いものは面白かった「荒野と口笛｣の印象もあったし。主人公が女性なのはこれと「ワイルドアームズ３｣のみなのが惜しい。 -- 名無しさん (2014-12-23 10:04:40)
- クラリッサって、宿敵に嘘を付かれて嘘を嫌っているが、当の本人は、お姫様の為に本気の嘘をつくという信念を貫きたいけど障害が曲者すぎて貫けなかったキャラ -- 名無しさん (2020-02-13 12:22:42)
最終更新：2023年12月29日 10:20
