指宿凛々澄

登録日:2019/07/23 (火) 00:33:21
更新日:2019/07/28 Sun 17:03:53
所要時間:約 5 分で読めます





好きだった時間が長い子の恋が、やっぱり成就して欲しい……。


出典:初恋ゾンビ、10巻、小学館、峰浪りょう、
18年1月23日刊行(電子書籍)

概要

指宿(いぶすき)凛々澄(りりと)』とは『初恋ゾンビ』のヒロインの一人であり、主人公・久留目タロウの初恋の相手。
そしてタロウの初恋ゾンビ・イヴのモデル。


海外から若狭ノ宮高校1年2組に転校してきた紫髪で中性的な美少年。15歳。
さらに祖父母は高校周辺の大地主で金持ちなうえ、母親はヨーロッパで和雑貨屋を数十店舗経営し年収数十億の社長という大金持ちのお坊ちゃん。
非常に女慣れしており、王子様風のキャラを装っているのでクラスには取り巻きがいるほどで、潔白女学園から女子が眺めに来るほど。

性格はクールで聡明で優しい。
10年前は少し間が抜けていた一面もあったが、名残がある程度に留まる。
学業優秀・スポーツもそつなくこなす完璧王子であり、成績は学年3位で体つきは華奢なのに体育の成績も悪くはない。

名前の由来は『アダムとイヴ』に出てくる悪魔リリスから。
指宿はイヴが好きの言葉遊びで決められた。


タロウとは10年前に英語教室で出会う。
この頃は母親が娘が欲しかった影響で女装をしており、それが当時のタロウが初恋をする原因に。
しかしある日突然海外に引っ越しする事になり(父が事業を始めるため)、仲が良かったタロウに別れの挨拶をする。
しかし何故かタロウに頭突きをされ気絶。その後目が覚めたら『初恋ゾンビ』が見えるようになっていたのである。

以来失恋ゾンビに襲われるなど非常に苦労をしてきており、その最中「初恋ゾンビに命令する能力」にも目覚めている。
これは初恋・失恋問わず使える能力で、使うとある程度ゾンビを思う通り動かせるうえ、通常初恋ゾンビは他のゾンビに干渉できないのに出来るようになる。
その反面、指宿くんと操った初恋ゾンビの創造者には負荷がかかる。

自分の人生をめちゃくちゃにした『初恋ゾンビ』を見る力をうつしたタロウに憎しみを抱いており、帰国したのはタロウにゾンビを見えなくする方法を聞くためと、彼へ復讐するため。
しかし実際にはタロウは最近まで見えなくなっていたのでゾンビに関しては知らなかった。
そのため当初はタロウへ復讐しようとしていたが、失恋ゾンビから身を守るために二人で行動を共にするうちに仲良くなっていく。




というのがタロウが知っている男友達の指宿くん。

しかし実はタロウも知らない事実があった……それは、


出典:初恋ゾンビ、17巻、小学館、峰浪りょう、
19年6月23日刊行(電子書籍)



正真正銘、『八女(やめ)凛々澄(りりす)』という本物の女の子である。


元々リリス自身タロウが初恋相手であり、別れの挨拶の際にキスを求めたのだが貰ったのは頭突きだけ。
海外に行ってから初恋ゾンビが見えるようになっていたが、当初それが何か分からなかった。
父に相談すると父親は自分の傍にいるゾンビを「自分のことが好き過ぎて生霊を飛ばしている初恋相手」と勘違いし、
妻と離婚して日本に帰国。以後、「指宿」性から「八女」性となる。

その後の生活の中で生霊が初恋の具現化であることに気付き、怖いものではないと安心していたのだが、リリスが美少女であったことが災難を呼ぶ。
なんとリリスが初恋相手となる男子が多発したのだ。それだけならまだしも思春期に突入してしまう。
初恋ゾンビは創造者の妄想が反映される存在であり、身も蓋もなく言ってしまえばオナペットを見せつけているようなものなのだ。見える人にとっては。
いやらしい格好をする妄想の自分を見せつけられ恐怖したリリスは、
自分を性的な対象で見られないように『男装』して過ごすことを決意する。こうして生まれたのがリリトという美少年である。
なお初恋ゾンビは男性にしか現れないため、女性だらけの女子校に転校すればリリスの悩みは解決していたのだが、その事に気付くのは5年後の16歳の時だった。

しかしリリス改めリリトの苦難が過酷になったのはそれからだった……。
男装しても顔を良すぎたため、男性の初恋相手にはならなくなったのだが、今度は女性の恋の相手になる事が多発。
するとその女性に恋をしていた男性の初恋ゾンビは失恋ゾンビとなり、その失恋パワーでリリトを襲い始めたのだ。
失恋ゾンビから逃げる生活の中で命令できる能力を身に付けたが、心安らぐ日はなかった。

父が離婚し、自分の妄想姿を見せつけられ、あげく失恋ゾンビに襲われる原因となった『初恋ゾンビが見える力』を憎み、この力を与えたタロウを憎むようになる。

そして15歳になった時、タロウに助けを求めつつ復讐を果たすために帰国してきたのだ。
帰国してから若狭ノ宮高校に多額の寄付をして校長を丸め込み、男装しタロウと同じクラス、さらにタロウに自分だと伝わる様に「指宿性」で通う事を許可してもらう。

男子として高校に通うのは並大抵の苦労ではなく、まずサポーターで胸を潰し(なくてもあんま変わらないが……)、
体育の時間は事前に体操着を着込み男子の中で着替えを済ませ、体育も男子に混じらなくてはならないため自宅にあるジムで日々鍛え、
トイレは人気のない遠くの男子トイレに通うなど性別を隠し通すために色々している。

本来の声はイヴのような高音なのだが普段から男の振りのために低音で喋っており、それに慣れ過ぎてとっさには高音が出せない。



出典:初恋ゾンビ、4巻、小学館、峰浪りょう、
16年10月23日刊行(電子書籍)


当初の予定ではタロウにのみ自分の事情を話し性別を明かそうと考えていたのだが、
タロウは最近まで自分の事はおろかゾンビを見る力すら失っていたと聞いた事、さらにリリスをモデルにしたイヴが巨乳な事が原因で明かす事が出来ない。
というのもイヴはタロウがリリスが成長すればこんな感じだろうという想像と理想が入っており、タロウの好みで巨乳である。
しかし実際のリリスはサポーターなしでも貧乳である。巨乳にされた理想の自分に怒り、言い出さなかった。

その後タロウと仲良くなるにつれ女性だと言いだそうとすることもあったが、結局言い出せずにいる。
中盤を過ぎた頃から指宿もイヴを気に入り、彼女に消えて欲しくないと思ったため、タロウのために性別を隠し続けた。


しかし1年生も終わりにさしかかると指宿も女性らしさが溢れており。クラス中に性別を疑われるようになった。
当人も限界を感じているのと、初恋の対象になるのは年齢が上がるごとに除外されるため、海外へと戻る決意をする。



江火野芽衣とタロウを結ばせ、イヴを冬眠させてから……。



追記・修正は男装してからお願いします。

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