麻生勝/仮面ライダーZO

登録日:2019/07/20 (Sat) 22:45:37
更新日:2019/08/09 Fri 22:04:28
所要時間:約 7 分で読めます





みんな一生懸命に生きている、愛し合いながら…!

これを壊してはいけない。


麻生勝とは『仮面ライダーZO』の登場人物で、同作の主人公である。ファンからの愛称は「勝兄ちゃん」。
ここでは変身後の姿である仮面ライダーZOについても記述する。


演:土門廣


概要


筋肉質な体格をした、革ジャンとジーンズが似合う青年。「寡黙で熱い情熱を秘めている」とされているが、歴代ライダーと同様に「明るく頼もしい兄ちゃん」とも呼ぶべき性格である。

元は望月敏郎博士の助手であったが、実験の狂気に取り憑かれた博士によりバッタの遺伝子を組み込まれ、ネオ生命体のプロトタイプの改造人間にされてしまう。研究所から逃亡するも山の中で落雷に遭い、4年間眠り続けていた。
しかし、謎の声により長い眠りから覚醒。「仮面ライダーZO」として、望月博士の息子の望月宏を誘拐しようとするドラスと戦う。

望月博士により自身の身体を弄られたにも関わらず博士に対し個人的な恨みを表に出さず、宏少年に対しても優しく接したりするなど、出来た人間性からもファンからの人気が高い。


仮面ライダーZO


スペック
身長:193cm
体重:83kg
ジャンプ力:130m
走力:不明

麻生勝が変身を遂げる、バッタの遺伝子と機械を部分的に組み込まれたネオ生命体第1号。改造直後は肉体の変化を自制できなかったが、落雷による4年間の昏睡状態の後に制御出来るようになった。

変身後の姿形はバッタを模しており、全身を青緑色の外殻状生体装甲が覆い尽くし、その繋ぎ目を黄金のラインが駆け巡っている。
このシンプルながらも完成されたデザインは非常に根強い人気を誇るが、そのシンプルさ故に下記のようなオールライダーものだとやや周りに埋もれがちなるのが玉に瑕。

人間の肉体を基盤としたネオ生命体のプロトタイプである関係上、完全生物にとって弱点である人間の「心」を持ち、能力もドラスより劣るとされていた。だが、4年間の昏睡中に腹部のレッドコアが大自然のエネルギーを吸収していたため、ドラスと対等に渡り合える未知の戦闘能力と特殊能力などを獲得した。
劇中の戦闘ではその能力を全開したわけではなく、潜在能力は未知数である。

また、感情が高ぶると真紅の瞳が眩く発光。口腔部分から3対の牙状器官クラッシャー(媒体によっては「ブレイクトゥーサー」と表記)が露出。後頭部の噴気孔から気を視認が可能な蒸気として放出する。

厚さ20cmの特殊合金を砕き、車約50台を一瞬にしてスクラップに変えるほどの力を持つZOパンチやZOキック等、徒手空拳で戦う。また、ドラスとの初戦では切れた電線をドラスの右足に押し付けて破壊し勝利の糸口を見つける等適応能力も高い。
だが彼の真の武器は、改造されても残ったどんな敵にも屈しない強い精神力、それこそネオ生命体として欠陥であった人の「心」かもしれない。


◆Zブリンガー

全長:1995mm
全幅:710mm
全高:1050mm
重量:180kg
ジャンプ力:30m
最高時速:1300km

勝の市販バイク(スズキ・バンディット400)が変身時の大自然のエネルギーを受けて変形(その際、緑色の炎のような物質が発生する)した姿。100Gの衝撃や1000度の熱にも耐えられる装甲を持つ。

最初の戦闘でドラスを轢いたままビルから落下させ撃退したこともあり、50tの90式戦車を跳ね飛ばすほどの威力の体当たり技Zブリンガーアタックという技として扱われている。

昏睡状態から覚醒直後の勝が望月宅に向かう際には既に乗っており、自ら調達して来た模様。

ちなみに歴代5番目の速さ。


他にも変身前でも人間を卓越した身体及び超能力を持ち、生身で光線を追い抜いたり、その光線を食らっても軽症、ミュータントバッタとのテレパシー交信、宏のオルゴール懐中時計を念力で直したりしている。


シリーズでの活躍


仮面ライダークウガ』が放送されるまで仮面ライダーJと共に90年代での現行ライダーを担っていた為か、前作の主役とは違い出番に恵まれていた。
が、『仮面ライダーディケイド』以降は歴代レジェンドの1人空気・噛ませ・出ヲチとしての登場が殆ど。

仮面ライダーワールド
復活した巨大シャドームーン率いる再生怪人軍に追われているベリー恐竜戦隊の兄を助けるべくZブリンガーに乗って登場。Jと協力し、地球の平和を守った。
ちなみにこの時初めて自分で仮面ライダーZOと名乗った。

S.I.C HERO SAGA
『仮面ライダーZO』と『仮面ライダーJ』を題材とした一篇の『MASKED RIDER ZO EDITION -ZO VS J-』にて掲載。
ZO本編の5年後を舞台に、自身に秘められた望月博士が意図してなかった力の正体やJと共に復活したドラスやフォッグマザーと戦う等ファン必見の内容となっている。 
該当項目参照。

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
終盤の最終決戦にオールライダーの一員として登場。クウガ以降のシリーズと区別するために昭和ライダーに区別されている。

しかし、いざ蓋を開けて見れば特に目立った活躍もなく、ハッキリ言えば(他のライダーに比べると)とにかく地味。シンやBLACK、響鬼のようなDC版で戦闘シーンの追加もなかった。


(設定的には激情態のディケイドに倒されている為か)全く登場せず

(こじつけではあるが、)本作のスーパーショッカーの兵器としてマンモスメカが出てくるが、一部ではマンモスが象の仲間に分類されることからZOネタではないかという説がある(ZO→ゾー→象)。

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
ライダーの歴史が消され、電王やオーズ以外のライダーが消滅してしまうが、人々のライダーへの想いにより復活。
この時もクッシーによるナレーションで「ZO」と呼ばれた。

ネット版 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー ~ガチで探せ 君だけのライダー48~
20周年ライダーなのに公開年が22周年であった事を皮切りに、近年の不遇さを訴えかけた。
明らかに勝兄ちゃんとキャラが違うのはご愛顧。

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
終盤で亜空間から復活し、他の戦隊、ライダーと共に大ショッカー、大ザンギャックと戦ったが今回も空気。

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
物語開始時点ですでにロックシードへ変えられていたが終盤で復活。仮面ライダーJと共に仮面ライダークウガ、仮面ライダーアギトと戦った。

クウガとは1号ライダーをモデルにしている共通点がある。

昭和ライダーと平成ライダー15人の区別の為、RX、シン、Jと共に昭和ライダーである。

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
歴史改変の影響を受けショッカーに敗れたのちにショッカー首領の電子頭脳(「歴史改変マシン」)により洗脳され他のライダーと共にショッカーライダーとなり、仮面ライダードライブを襲撃する。
最終決戦では1号と2号が電子頭脳を利用して復活した影響によりショッカーライダーの洗脳が解け、「正義のライダー」としてショッカーに立ち向かったがライダーロボの歴史改変ビームで消されてしまった。その後は歴史と共に修正された・・・ハズ。


余談


実は劇中では一度も名前を呼ばれる事が無い。その為、勝の素性を知る人が望月博士しかいなく、本編だけを観ても名前が分からなかったりする(ある意味、敵を倒した後に風と共に去るヒーローと言えるが)。

ラストのZOキックはアングルのせいか、キックの軌道がブランコに見える為、ファンからも「ブランコキック」、「キック以外は名作」だの散々言われている。
だが、前述の『仮面ライダーワールド』ではカッコいいZOキックを見せてくれる。


確かに人でなくなった事は悲しいさ・・・。

だが、只悲しいだけなら人の姿のままでいればいい。

俺達がこの姿を晒し戦い続けるのは、この姿でなければ追記・修正出来ない"良項目"があるからだ!!


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