ジャスミン(クロスアンジュ)

登録日:2019/06/25(火) 21:54:23
更新日:2019/06/26 Wed 07:45:58
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ジャスミンは、『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の登場人物。
CV:玉川砂記子

人物

対ドラゴン戦闘機関『アルゼナル』にある巨大市場『ジャスミン・モール』の店長を務める女性(ノーマ)。
アルゼナルの前総司令官であり、職員の中では最年長である。ジャスミンが総司令官をしていたときの部下にジルとマギー、バネッサ(タスクの母、故人)、フェイリン(メイの姉、故人)がいる。ジルやマギーと同様ドラゴンの正体が『人間』であることを知っている。

ノーマでありながら独自の商業ルートを持っており、アルゼナルの外から物資を大量に買い込んではジャスミン・モールに仕入れ、高額な値段で販売している。また、戦死した兵士の部屋の販売も行っている。

アルゼナルにいる兵士の本名を記憶しており、墓標に戦死者の本名の彫刻を施して生き残った兵士に販売し、弔いの際には生き残った兵士と共に同席している。

「ブラジャーから列車砲まで何でも揃う」と豪語しており、食料、日用品、アクセサリー、ペロリーナのグッズ、パラメイルのパーツと武器、ガンダムのビームライフル、フリーダムガンダムのルプス・ビームライフルとバラエーナプラズマ収束ビーム砲、エルガイムMk-Ⅱのバスターランチャー、M1アストレイのシールド、ボルテスVの天空剣を販売しているほか、娯楽設備も設置している。

商売や墓標の彫刻だけでなく、ジルの義手の整備やブルドーザーの運転もこなす器用な人物である。また、アルゼナル外で活動しているタスクとの連絡も任されている。

金銭にがめつい性格(ロザリーほどではない)であるが、心優しく面倒見の良い人物であり、アフターケアを全力で行うほか、アルゼナルになじめないアンジュのことを心配している。

年寄り扱いされることを嫌っており、「おばちゃん」と言われると「『お姉さん』だろ!」と注意する。

漫画版では長すぎるパラメイルのハンドルを販売する際、「『伝説のドラゴン千体殺しのメイルライダーJ』が使っていたハンドル」と称してヴィヴィアンに販売していた。(『伝説のドラゴン千体殺しのメイルライダーJ』はジャスミン本人のことであり、サリアはすぐに気付いたが、ヴィヴィアンは全く気付いていない)


総司令官に就任した後、潜水空母『アウローラ』に乗ってアルゼナルに来た古の民と手を組み、ラグナメイル『ヴィルキス』の起動が可能なノーマの出現を待っていた。そして、ガリア帝国から送り込まれたジルがヴィルキスの起動に成功したことを受け、エンブリヲへの反抗作戦『リベルタス』の計画を開始してエンブリヲに対抗する準備を着々と進めてきた。

リベルタスの発動に伴い、ジャスミンはジル達を送り出し、エンブリヲ打倒の知らせを待っていたが、右腕を失って帰還したジルからバネッサとフェイリン、騎士の一族が全滅した事を聞かされた。

その後、アルゼナルの総司令官を辞任したジャスミンは指揮権をジルに託し、ジャスミン・モールの店長として商品を販売しつつ若いノーマを見守っている。

ジルが再開させようとしているリベルタスのメンバーであり、計画の詳細を知っているものの、ジルの計画するリベルタスには慎重である。


劇中での活躍

ジルがマギーの手当てを受けているとき、義手の整備をしていたジャスミンはアンジュをパラメイル第一中隊に配属させたジルに納得がいかず疑問を抱いていた。

アンジュの敵前逃亡でゾーラ、ココ、ミランダの3人が戦死したことを受け、墓標に本名の彫刻を済ませたジャスミンはアンジュに墓標を販売して足りない分を付けにしておくことを約束し、アルゼナルのルールを良く知らないアンジュに「戦死者に本名が戻る」事を教え、ジルと共に弔いを行っていた。

そして、現実を受け入れられずに混乱しているアンジュに「ノーマがドラゴンを倒しているからマナの世界は平和を謳歌できている」とマナの世界が平和である理由を教えつつ、ゾーラ、ココ、ミランダの3人の早すぎる死を悼んでいた。

アンジュがヴィルキスのメイルライダーとして頭角を現してからはリベルタスの計画に移るが、ヴィルキスに乗ることを志願するサリアの気持ちを無視してアンジュをリベルタスのために利用しようとするジルの姿に「ずるい女」と評した。しかし、「何だって利用してやるさ。気持ちだろうが命だろうが、地獄にはとっくに落ちてる」と一蹴されてしまう。

ヴィヴィアンに超硬クロム製ブーメランブレードを販売した後、ロザリーとクリスの嫌がらせで制服を八つ裂きにされたアンジュに新しい制服を販売し、すぐに立ち去るアンジュを呼び止めてパラメイルの武器を見ていくように勧めた。

そして、「パラメイルはノーマの『棺桶』。自分の死の場所だからこそ、自分の好みにすることが許されてるのさ」といって多くのパラメイルがカスタマイズされている理由を教え、強力な武器や分厚い装甲、派手なデコレーションなどのカスタマイズは「ノーマに許された数少ない自由」であることを伝えるが、「下らない」と吐き捨てられてしまう。

刺刺しいアンジュの態度を見かねたジャスミンはさらに『安全、安心、命などの買収』も出来ることを教え、『手数料一人当たり一千万キャッシュ』での買収を勧めようとするが「ノーマらしくて浅ましい。1人で大丈夫ですので。私」とつきかえされ、相手にしてもらえなかった。

タスクの「ガリアの南端に到達。しかし、仲間の痕跡はなし。今後はミスルギ方面に移動し、捜索を続ける」というメッセージを受け、タスクが生きていたことを知って喜んだジャスミンは、ヴィルキスの修理とアンジュの救助を行ってくれていた事を知って感謝の念を抱き、引き続き連絡をとることとなったが、「アンジュをヴィルキスから降ろして欲しい」と要求するサリアに対して「そうなる前に何とかするのが隊長の役目だよ」と軽くあしらって押し付けるジルの姿勢に困っていた。

『精神的メンテナンス』と称してコスプレをしようとするサリアに試着室を貸し、後から来たアンジュにも試着室を貸すが、誤ってサリアの場所を使うように指示してしまった為、サリアとアンジュによる大喧嘩の原因を作ってしまった。

アルゼナルの公休『マーメイドフェスタ』ではたこ焼き屋を営業していたほか、大運動会の司会進行を担当していたがエマ・ブロンソンから『アンジュがミスティ・ローゼンブルムをさらって脱走した』という報告を受け、アンジュがアルゼナルを脱走したことをタスクへ連絡した。

サラマンディーネ率いるアウラの民の襲撃を受けてアルゼナルが壊滅状態に陥った後、ブルドーザーを運転してスクーナー級ドラゴンの死体を大きな穴に集め、油をまいて火を付け焼却していたが、その様子をアンジュたちパラメイル第一中隊に目撃され、ドラゴンの正体が『人間』であることがばれてしまった。


ジュリオ・飛鳥・ミスルギ率いる艦隊の襲撃を受け、アンジュたちをアルゼナル内部に避難させた後、リベルタスの発動に伴ってアンジュとモモカをアウローラに連行するが、モモカの不意打ちによってアンジュを逃がしてしまった。
アンジュとモモカに逃げられたジャスミンは生存者と共にアウローラへ向かい、アルゼナルを脱出したが、エンブリヲ親衛隊『ダイヤモンドローズ騎士団』が現れ、サリア、エルシャ、クリス、ターニャ、イルマの5人が離反してエンブリヲの部下になった事を知ってしまう。

その後、平行世界の地球から帰還したアンジュ、ヴィヴィアン、タスクの3人と合流し、アンジュから遺伝子改造でドラゴンになったアウラの民の事を聞かされ、アンジュの提案した『アウラの民との共闘』をジルに勧めた。

そして、ジルが立案した作戦の説明を聞いていたが、その作戦が『ドラゴンを捨て駒にしてアウラの奪還とエンブリヲの抹殺を行う』という非道な作戦であることを知り、サリア達を助けない方針を固めていたことを聞かされた上、アンジュを従わせる為にモモカを減圧室の中に閉じ込めていたことを知ったジャスミンは「ジル!!あんたの仕業かい!?」と激怒した。
リベルタスのために手段を選ばなくなったジルの暴走に唖然とするが、タスクによってガスで無力化されてしまう。

目が覚めた後、マギーと共に格納庫へ向かい、決闘で敗北したジルに負けを認めさせ、出撃するアンジュから「やり方を間違えたジルに代わってリベルタスを実行する」ことを告げられ、笑顔で見送った。

ジルが治療を受けている間、ジャスミンは艦長代理となり、アンジュ達がエルシャ、クリスの両者と交戦している間にアウローラの防水隔壁閉鎖と急速潜航を命じ、逃れることに成功するが、アンジュとモモカはサリアに連行され、ヴィヴィアンとタスクもエルシャの攻撃で海に不時着してしまった。
このことをジルに報告し、アンジュ達を『滑稽』とあざ笑った彼女に対して「あの子達が守ってくれたからこそ、この船は沈まずに済んだんだよ」と反論してアンジュ達の気持ちを踏みにじったことを咎めるも「知ったことか」と一蹴されてしまい、考えを改めてくれなかったことに困っていた。

ヴィヴィアンとタスクが独房入りになった際にもエンブリヲ打倒に固執してタスクを責め立てるジルの様子を黙って見ていることしか出来なかったが、単身でエンブリヲを抹殺しに行こうとしたジルがヒルダ、ロザリー、ヴィヴィアン、タスクの4人に拘束された事を受け、ジルから10年前のリベルタスで自分がエンブリヲに心を支配されて人形になったことで仲間を失ったことを聞き、「知っちまった以上、あんたをボスにはしとけない」と再び洗脳されることを危惧して指揮権を剥奪した。

指揮権がヒルダに移った後、ミスルギ皇国突入作戦ではアウローラを待機させ、アンジュ救出の知らせを待っていたもののその知らせが来る事はないまま作戦は失敗、『クリスによるヴィルキスの撃墜』と『マリカの戦死』、『タスクのロスト』という結果に終わってしまった。

その後、サラマンディーネ、ナーガ、カナメ、リィザの4人と合流し、リィザから『エンブリヲがラグナメイルとアウラを利用して時空融合を仕掛け、2つの地球を融合させて新しい地球を作ろうとしている』という事実を聞き、アウラの民とノーマによる同盟の締結が確約されてからはアンジュが戻って来るまで待機することとなった。

待機中、クリスがヴィルキスを落とし、新兵の1人であるマリカを殺害したことをジルに報告し、サリア達を『優秀』と評価しつつも、「サリアにもっと優しくしていれば、あの子が敵になる事はなかったんじゃないかってね」とサリアに冷たく接し続けているジルの様子を見てきた自身の気持ちをぶつけた。

エルシャが投降し、アンジュ、タスク、モモカの3人が帰還して同盟が締結されてからは、ヒルダに代わって総司令官に就任したアンジュ主導の作戦『ラスト・リベルタス』に参加。正式にアウローラの艦長として戦線に復帰し、指揮を執っていた。


リベルタス成就後、アウラの民がいる地球へ転移し、エンディングではジャスミン・モールの営業を再開させつつ、戦死者の墓参りに赴いていた。




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