氷炎属性

登録日:2019/06/19 Wed 20:57:25
更新日:2023/10/15 Sun 21:43:00
所要時間:約 26 分で読めます




全てを凍て付かせる氷か
全てを焼き尽くす炎か




【概要】

その名の通り、自らの身にの相反する属性を宿す人々のこと。
特に定まった名称はないのだが、「氷炎」の二つ名で呼ばれる人が結構多いのでここではこの名で呼ぶことにする。

とか、とか、相反する属性使い自体は時々出てくるのだが、その中でも氷と炎のセットで使う人は非常に多い。
その理由はまぁ色々説明できるだろうが、簡潔に言ってしまえばこの一点に尽きるだろう。


  • 全てを凍てつかせ、永劫の時の中に閉じ込める氷
  • 荒れ狂う熱で、万物を灰燼へと還す炎

この2つを同時に使われて燃えない男がいるだろうか?
いや、いない (反語)。

ここではそんなカッコイイ氷炎の使い手たちを紹介していきたい。

なお、「色々な属性が使える中に氷と炎が含まれている」(FFシリーズの黒魔道士や多くのポケモンなど)は、大抵の作品の魔法使いキャラが含まれるため数が多すぎるし、 何より邪道 なのでここでは取り上げない。
ポケモンにもほのおこおりの両方のタイプ*1を持つものは後述の「ガラルヒヒダルマ」のダルマモード時だけで、常時持つものはない。
色々使えりゃいいというものではないのだよ。
とはいえ、氷炎属性の技で水属性の技を実質的に使用できる面子も少なくはない。



【氷炎属性のキャラクター】


ウエザース(デビルマン

テレビアニメ版第33話に登場する敵。
左半身が赤い炎で右半身が青白い氷というデザイン。30分前に放送してる同期ヒーロー(原作は師匠・石ノ森章太郎)と一緒。
妖元帥レイコックの両耳のイヤリングから出て来た妖獣で、天候を操り赤道直下のような熱気をもたらしたり強烈な猛吹雪で人間界に大混乱を巻き起こす。

ブリザード(ウルトラマンレオ

第45話「まぼろしの少女」に登場する円盤生物。名前が氷属性だけだが気にするな。
前後に顔があり、先っぽが赤い方は高熱火炎を、青い方は冷凍ガスを出す。
円盤生物の研究をする科学者たちの暗殺が任務で、大きなフランス人形を持つ眉子という少女がこれを実行していた(ブラック指令から命令される場面もある)のだが、
ブリザードが直接変身しているわけではなく、最後に任務を終えた逃げる彼女をブリザードが吸収してしまうので分身か人間を操ってたかのどちらかだったようである。
なお、眉子は最後までフランス人形からの冷気攻撃しか使わず、ブリザード本体も冷気噴射孔をふさがれるまではそれだけ使用していた…どうも氷属性がメインのようである

レイキュバスウルトラマンダイナ

第25話・26話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(前・後編)」に登場する宇宙海獣。
目が赤く光ると、氷山を溶かす高熱と、成層圏に向けて発進した戦闘機隊を全て撃墜するほどの射程を誇る火炎弾を吐き、青く光ると、ウルトラマンダイナも氷漬けにする冷却ガスを吐く。

ラゴラスエヴォウルトラマンマックス

第30話「勇気を胸に」に登場する進化怪獣。冷凍怪獣ラゴラスが溶岩怪獣グランゴンを倒してマグマコアを捕食した事により、炎の特性を入手した。
胸のマグマコアからは火炎弾を、口からは冷凍光線を放つ。
さらにこの2つを同時発射する事で、急激な温度差を発生させる「超温差光線」を作り出すことができ、これはウルトラマンマックスのギャラクシーカノンをも上回る威力を誇る。

ジャンゲラン(電撃戦隊チェンジマン

大星団ゴズマに属するアマゾ星の女王アハメスが、第32話「ナナ!危険な再会」で呼び寄せた巨大な宇宙怪鳥。
背中にアハメスを乗せて飛び回り、右の首から吹雪を、左の首から火炎を放ちチェンジマンを苦しめた。
第50話「ゴズマが震えた日」にて、星王バズーの宇宙獣士化光線を受けて宇宙獣士ジャンとゲランに分離させられる。

フレイザードドラゴンクエスト ダイの大冒険

この手の表現と同時に半分こ怪人キャラの代名詞的なキャラクターの一人。
ドラクエシリーズの色違い雑魚キャラ「フレイム」と「ブリザード」(もしくは「溶岩魔人」と「氷河魔人」)に爆弾岩の能力を加えた怪物。
シンプルな外見だが、ネタ臭さを微塵も感じさせない偉大な御仁。
炎のような凶暴さ氷のような冷徹さを併せ持つと評され、「武人」系キャラの多いこの作品では異例の根っからの 軍人 気質。
またの名を「将軍」。
「勝つためには手段を選ばない」を徹底しており、爆弾岩の特性から 自らの命でさえも 勝利のためなら平気で危険に晒す辺りがこの手の方法論を掲げるキャラとしては珍しく卑怯者らしく見えない要因かもしれない。
戦闘時も炎と氷の半身がそれぞれの属性を無効化するので代表的な攻撃呪文であるメラ系ヒャド系が通用せず、さらに氷と炎の温度差を利用して硬い相手も容易に破壊するなど単なる脳筋ではない。
そして彼の存在はのちに意外な形の伏線に……

竜堂続(創竜伝)

クールで毒舌な竜堂家の次男にして南海竜王の転生体。
赤竜に変じることで火炎ブレスを放つが、6巻にて熱量操作の応用で凍結ブレスをも扱えると判明。冷静と激情双方を秘めた彼らしい属性とも言える。

マリオ(スーパーマリオシリーズ)

クッパ軍を容易く蹴散らせる炎の弾を放つファイアマリオと、水や溶岩を凍らせる(または氷の弾を放つ)アイスマリオに変身できる。
ただし、炎と氷を同時に使用することはできないうえ、アイスマリオの登場は2007年発売のスーパーマリオギャラクシーから。

ツインローバゼルダの伝説シリーズ

炎を操るコウメと氷を操るコタケの双子の姉妹。
それぞれ自分の使わない属性が弱点になっており、上手く反射してやることでダメージを与えられる。
さらにダメージを重ねると、本気を出してケバイ若々しい姿に合体。この姿では一つのボディで氷と炎を同時に操ることができる。

なお、同作ではツインローバと無関係にリンク自身が「青い炎」という謎の「冷たい炎」と説明されるアイテムを入手し使える*2が、ただ単に赤い氷を溶かすだけのアイテム(ただし普通の炎攻撃ではこの氷は溶かせない)で、いったいどういうものなのかが謎。

同シリーズでは他にもファイスふしぎの木の実 大地の章)やグリオーク夢幻の砂時計)、フリブレイズ大地の汽笛)といった氷と炎を操る敵が登場する。
いずれも、相反する属性の攻撃を行うことで攻略できる。

超竜神(勇者王ガオガイガー

竜型ビークルロボ」の炎竜氷竜シンメトリカルドッキングした姿。右半身(氷竜)のフリージングガン/ライフルと左半身(炎竜)のメルティングガン/ライフルを発射する。
なお、主人公ロボのガオガイガーのサポートと、戦闘の被害を防いで人命を守るのが本来のお仕事のため、実は名前や見た目に反して戦闘力はあんまり高くない。単純なパワーならガオガイガーより上なのだが。

ディスフィロア(モンスターハンターフロンティアオンライン)

別名を「龍(しとうりゅう)」という古龍種の一種。
炎と氷を同時に操り、目まぐるしく多彩な攻撃を繰り広げてくる。
また、ディスフィロアの素材から作られた武器は熾凍属性という特殊な属性を宿しており、炎と氷と龍のダメージが同時に発生する特異な性質を持つ。

エルゼリオン(モンスターハンターフロンティアオンライン)

こちらもMHFに登場する「龍(しゃくれいりゅう)」の別名を持つ古龍。
MHF10周年の記念として実装され、後にコラボレーションの一環としてファンタシースターオンライン2に出張したりもした。
左半身が炎右半身が氷の属性を持つというモンハンのモンスターの中でも群を抜いた特異な容貌をしており、それぞれの半身が持つ属性にちなんだ攻撃を行う。
一方で半身ごとに反対の属性に弱く、「左半身に氷属性」「右半身に炎属性」の攻撃を叩き込み続けると一定時間攻撃が弱体化するという弱点を持っている。

アルバトリオンモンスターハンターシリーズ)

全属性を操る特異な古龍。
MHXX以前では火龍モードと氷雷モードの二形態で火と氷を同時には使ってこなかったが、MHW:Iで新大陸へ進出した際「炎活性化状態」「氷活性化状態」「龍活性化状態」の三形態へ変化するようになり、「龍活性化状態」で火属性の攻撃と氷属性の攻撃を両方とも繰り出してくるようになった。

フラム=グラス(神撃のバハムート、グランブルーファンタジー、シャドウバース)

炎を操るフラムと氷を操るグラスの双子の姉妹が合体した姿。
可愛いツインローバ
その能力を疎んだ両親に殺されそうになり、とっさに反撃して殺害してしまった、という超重い過去がある。
そのため世界の全てを憎んでいる。
出演しているいずれの作品でも非常に強力なボス級キャラとして扱われることが多いが、シャドバだけはやたら難解な召喚条件のせいで、 最も場に出すのが困難なフォロワーの1体 とまで揶揄されるぐらい使いにくくなっている。
詳細はフラム=グラス(shadowverse)で。

なお、このシリーズでは「アロアダイ」や「氷炎竜」などこのタイプの能力者が結構多い。

秋月凌駕(Zero Infinity -Devil of Maxwell-)

「様々な+と-が溢れる世界の中で、自分は確たる己を持つ中庸でありたい」というのは願望から発現した自在熱操作機能を持つ手甲型の武装「極秤殲機(マクスウェル・デストロイヤー)」を持つ。
この作品では心臓に埋め込んだ永久機関を介して「心の力」を能力や出力に還元する...というある種テンプレな世界観なのだが、この主人公、「人間として正しすぎて気持ち悪い尋常ではない精神力」先天性的な精神素質「だけ」で保有しており、その異常なまでの精神力を還元した結果ごく普通の家庭に生まれて平凡に育った正真正銘の平凡な学生なのに、初戦闘で歴戦の軍人と互角以上に渡り合い引き分けに持ち込むなど常軌を逸した強さを持つ。
更に第二段階の「超高熱と極低温を同時に叩き込んで対象を消滅させる」『皆既滅拳(デビル・オブ・エクリプス)』と最終段階の「全宇宙の熱エネルギーを完全操作する」『均衡の彼方に、森羅掌握されるべし(デビル・オブ・マクスウェル)』に進化する。

月丸(マテリアル・パズル

炎を氷に変換する攻撃魔法「夜叉水晶」の使い手。
女神の三十指の一人。同じく三十指である弟の太陽丸と共に暗殺任務を担当している。
一見ありそうで他に類を見ない極めて独自性の高い能力。
炎を変換した氷による物理攻撃の他、氷を炎に変換解除して燃やすなど多彩な攻撃が可能。
周囲に火を放てば延焼して燃え広がるので、それだけで有利な環境を作り出す事が出来る。
極めて攻撃的な魔法だが変換した氷をドレス化して全身に纏う事も可能と攻防両面で隙が無い。
また弟の太陽丸は映像を操作する魔法「修羅万華鏡」の使い手であり姉弟で共闘する事で真価を発揮する。
しいて欠点を挙げるなら他の魔法で作り出された氷・他者が魔法で変換した炎には干渉できない事くらいだが。
実際の活躍のほどは是非とも本編を読み確かめて欲しい。第二部での戦闘は魔法戦としては作中屈指のベストバウト。

名瀬夭歌めだかボックス

自身の「スキル」"改造"により、「過負荷」凍る火柱(アイスファイア)を開発、体温を調整する事で火炎と氷の両方を操る。

轟焦凍僕のヒーローアカデミア

体の右半分から冷気を、体の左半分からを発生させる「個性」の持ち主。
モデルが上記のフレイザードなのはほぼ確定的。
この「半冷半燃」は作中に登場した中でも屈指の戦闘向け個性の一つであり、冷気による拘束などの小技も豊富で非常に強力。
序盤では炎の遺伝元であるを嫌っていたことから炎は使わず氷だけで戦っていた。
氷を使いすぎると体温が下がって動きが鈍くなるのが数少ない弱点だったが、炎を使って体を温めればその弱点もカバー可能。
ぶっちゃけチート。

オメガモンデジタルモンスターシリーズ)

勇気と炎の竜戦士ウォーグレイモンと、友情の氷の機甲狼メタルガルルモンが合体して誕生する最後の聖騎士。
敵に対しては左腕の炎の大剣「グレイソード」で切り裂き右腕の氷の大砲「ガルルキャノン」で撃ちぬくなど、接近戦・遠距離戦のあらゆる状況下で対応でき実力を如何なくを発揮するトータルバランスを有する。
その実力と活躍ぶりからデジモンの中でもトップクラス高い人気を誇り、未だに最強のデジモンとして名を上げられることも多いデジモンである。

左天NEEDLESS

凍結と熱と風のフラグメント「第四波動」を持つ。
一人ひとつのはずの能力を3つも持っているように見えるが、全ては熱エネルギーの吸収・放出とその操作によって成り立っている。
吸収によって熱を奪い周囲を凍結させ、この熱エネルギーを元に増幅して放つ第四波動や小型台風を巻き起こすストリームディストーションを使う。
だが吸収しなければ真価を発揮することができないため、熱を奪う氷の使い手とは相性が悪く逆に熱を生み出す炎の使い手とは相性が良い。

氷炎の双竜(フロストアンドフレイム・ツインドラゴン)遊戯王OCG

墓地の水属性モンスター2体と炎属性モンスター1体を除外して特殊召喚する新たなカオスモンスター…になるはずだったドラゴン族カード。
素材の水成分が強すぎるためか水属性であり、炎属性としても扱うような効果は持っていない。
手札1枚をコストに相手モンスターを破壊する能力を持つ。
効果やステータスはなかなか悪くないのだが、水属性の方はともかく炎属性モンスターは素晴らしい大型モンスターこそいたが下級モンスターは須らく汎用性が低かった。
大型モンスターは場に居座ってこそ価値があり、使い捨ての下級モンスターの方がコストとして適しているのだが…
無論それらを水属性に混ぜたところで邪魔にしかならず、使いようがないため長い間カスレア扱いされていた。
だがカードプールの増加により、ついに日の目を浴びる時がやってきた。
詳細はカスレアの項目にて。

サラマンダー(ダブルクロス

「熱を操る能力」を有するシンドローム(ジョブ・クラスのようなもの)。「サラマンダー」というネーミングから誤解されがちだが、あくまで「熱量属性」であり、炎も氷も両方扱う事が出来る。
とにかく攻撃力と防御力に長けたシンドロームであり、単純に炎と氷を操る他にも超高熱でプラズマを発生させたり、分子の結合を破壊し相手の防御力を無効化することすら可能。

スルト(Fate/Grand Order

原典では北欧神話における炎の巨人国の長でラグナロクの際に炎で世界を滅ぼす。
実際、本作でも当初は炎の巨人として描かれている。
だが本作ではその後、氷狼フェンリル*3の力をも取り込み、半身火炎・半身氷結の巨人となる。

主人公(女)(戦国無双 Chronicle)

武器である双剣にそれぞれ紅蓮凍牙属性を付与して戦う。

後に『戦国無双4』の新規武将用の武器としてリメイクされた際も紅蓮と凍牙を発動させて戦うキャラになっている。
しかし、なぜか元の武器に紅蓮が付与されていなくても最高レベルの紅蓮が発動する(凍牙は元の武器に凍牙がないと最低レベルでしか発動しない)という妙な仕様。
このせいでレア武器に付いている紅蓮が実質無意味になっているなど強いことは強いのだが微妙に釈然としないものとなっている。

沢田綱吉家庭教師ヒットマンREBORN!

ボンゴレボス特有の大空属性の「死ぬ気の炎」を発して戦うが、正の力であるそれとは逆の負の力を「死ぬ気の零地点突破」系統の技として体得した。
この状態では炎の性質の逆転による冷気操作や死ぬ気の炎の無効化・吸収を可能とする。

ブレード(ギャグマンガ日和)

荒んだ格差社会で悪能力者を狩る能力者。悪能力者の組織ヘルゴーストと敵対している。
左手で炎、右手で氷を操る能力炎と氷両方(ファイヤーアンドアイス)の使い手。
なお本エピソードの主題は「悪能力者の呼称問題」なので、出番は冒頭2ページと最後のコマだけである

大神零(CODE:BREAKER

左腕から放つすべてを燃え散らす青い炎「煉獄の炎(サタン・ブレイズ)」の異能を持つ。
その元の持ち主であるエンペラーの七つの大罪の炎の中にはすべてを凍らせる白銀の炎もあり、劇中で体得した。

ギル(ストリートファイターⅢ)

右半身が火を放つパイロサイド、左半身が氷を放つクリオサイドとなっている褌一丁のラスボス。
ドット絵はギルが逆向きになっても左右反転せず、その向きによって強攻撃や必殺技のエフェクトが火と氷で入れ替わる(効果は同じなので特に意味はない)。

ディズィーGUILTY GEAR

右の翼に宿るネクロによる光や炎の法術と左の翼に宿るウンディーネによる氷と水の法術を自動でぶっ放す人型ギア。

スーパーマンビザロ(スーパーマン)

スーパーマンは目から熱線「ヒートヴィジョン」・口から冷気のブレス「スーパーブレス」を、
その鏡像であるビザロは目から冷凍光線「フリーズヴィジョン」・口から炎のブレス「ヒートブレス」を使う。
その後の作品に多大な影響を与えた。

ぬけ首(ゲゲゲの鬼太郎)

頭部を胴体から分離させて飛行させる事が可能な妖怪。
分離した頭部は高熱を発し、残された胴体は首から冷気を放出する。
頭部は分離したままにしておくと、時間が経つにつれて膨張して高温になっていき、やがて大爆発を起こしてしまうため、胴体に戻して、胴体からの冷気で頭部を冷やさなければならないのである。

双頭のミイラ妖怪(ゲゲゲの鬼太郎)

ドラキ親分の忠実な子分である、二つの頭を持つ巨大なミイラ男。
怪力だけでなく、片方の頭は高熱を、もう片方の頭は冷気を吐き出す能力を持つ難敵。
しかし、視界を潰されて狙いが定まらなくなった結果、頭同士が互いに攻撃しあって自滅してしまった。

烈光頑駄無(SD戦国伝 伝説の大将軍編)

かつての武者衛府弓銃壱
主君である轟天頑駄無を通じて、結晶鳳凰から「烈光の鎧」を授けられたのを機に改名した。
これは半身がそれぞれを象った美しい鎧であり、身にまとうことで強大な力を発揮することができるが、体力を一気に消耗するうえ体に力の反動がくる両刃の剣。そのため普段は轟天が管理しており、ここぞという時にのみ「天来変幻」の呪文で召喚する。
この鎧によって、凍てつく冷気と灼熱の火炎を同時にぶつける必殺技、「氷嵐焼尽弾」が使えるようになる。
モチーフは恐らく上記のフレイザード。

モンスター ヤクトドラゴン(ジークジオン編(SDガンダム外伝)


ブリザー(時空戦士スピルバン

第42話「大将軍の突撃!100万ボルトの究極回路」に登場する最後のニュー戦闘機械人。
右手から冷凍ガスを、左手から炎を放つ。
ただし炎や冷気に耐性があるわけでなく、自分が凍らされると弱い。

ダブルノイド機動刑事ジバン

甲殻類ベースの双頭のバイオノイド。兄は火炎、弟は冷凍ガスを吐く。

エキノックス(マーベルコミックス)

本名テリー(テレンス)・ソレンソン。
エキノックスとは昼夜平分時つまり春分・秋分のこと。
ヴィランとしてはイエロージャケット(ハンク・ピム)、ワスプ、スパイダーマン、ヒューマントーチ、アイスマンなどと戦った。

ダブルナックル百獣戦隊ガオレンジャー

ガオキングの百獣武装の一つ。右腕にガオポーラー、左腕にガオベアーを百獣武装した姿。
それぞれポーラーナックルベアーナックルと呼ばれる。
パンチ力は通常のガオキングの3倍というパワー形態。
必殺技はポーラーナックルから吹雪、ベアーナックルから炎を同時に噴射する『氷牙炎滅・ベアーストライク』
その強大な威力ゆえ、ガオキング(というかガオライオン)では耐えきれずによく暴走したり合体が解除されることがあった。
なお、二号ロボのガオマッスルもガオポーラーとガオベアーが両腕のためベアーストライクも使用可能。というかこちらならば暴走しないため、むしろガオマッスルで放つのが本来の使い方。

EI-02勇者王ガオガイガー

作中で初めて登場したゾンダーロボ。製作者は不明。
東京都庁へ出入りしていた元建設会社社長・小宝山金蔵がゾンダー化し、夢の島にあった大量の家電ゴミと融合して誕生したゾンダーロボ。
電子レンジを使った荷電ビーム砲(通称「家電粒子砲」)、冷蔵庫を使った冷凍ビーム砲、ペットボトルミサイルなどを使う。

千種明日葉(クオリディア・コード

分子レベルでの物質の運動制御を可能とする〈世界〉を持つ千葉兄妹の妹。
火弾を撃ったり氷の足場を作ったりと汎用性の高い能力。

ガラルヒヒダルマポケットモンスターシリーズ)

ガラル地方に生息するリージョンフォームヒヒダルマ
これまでに確認されていたほのおタイプのヒヒダルマとは真逆のこおりタイプを持つ。
隠れ特性『ダルマモード』によりフォルムチェンジすることで、さながら鼻から炎を噴き出す雪だるまのような出で立ちとなり、
その見た目通りタイプもこおり/ほのおへと変化する。

アマゾン(半熟英雄

右手に炎属性の「サラマンドの剣」、左手に氷属性の「ガラハドの剣」を持つ女剣士のエッグモンスター。
サラマンドの剣での炎攻撃とガラハドの剣での氷攻撃を組み合わせた「剣の舞」も使える(『対3D』以降)。
特におちゃらけた所がなく、半熟英雄では貴重なシリアス寄りのエッグモンスターである。
氷の剣の方の名前に聞き覚えがあることを除けば。

水星人間(アンドロイドV

身体の前面から高熱、背面から冷気を放つロボット。
水星は太陽に向いている側が超高温、反対側が超低温ということで名付けられた。
おそらくこの種のキャラクターの中でも最古参の部類に入ると思われる。



【氷炎属性の技】


ダイモス(闘将ダイモス

見た目のインパクトこそ上記のダイ大キャラたちに譲るも、氷炎属性同時攻撃はこのロボの方が先。
火炎を放つファイヤーブリザード*4、冷凍光線のフリーザーストーム
そして、その両方をぶつけた相手を一気に打ち抜く「必殺烈風正拳突き改」。
どんな打撃も撃ち返す超弾性金属すら無力化可能…と、メドローアに通じる要素がちらほらと

メドローア(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)

氷と炎を同時に扱う戦闘スタイルのある意味究極系
両手に発生させた「メラ(プラスのエネルギー)」と「ヒャド(マイナスのエネルギー)」を手の間でスパークさせ、矢のような形にして解き放つ呪文。
それぞれのエネルギーが反作用し合った結果、着弾地点には恐ろしいことに 何も残らない 。装甲によるあらゆる防御を完全に否定する呪文であり、究極と呼ばれる所以。
物語終盤のポップの切り札であり、通常の魔法攻撃を全て無効化するオリハルコンボディの相手に通用する数少ない呪文。
あまりのカッコよさから技別人気投票で 1位 に輝いた。

はんさようボム(クロノトリガー

仲間であるルッカとマールの連携技。元ネタは恐らく上記のメドローア。
火を操るルッカと氷を操るマールがそれぞれの魔法を解き放つことで、全く異なる属性の反作用ボムとなる。
また、互いに使用する魔法のレベルを上げることで、はんさようボム2、3へと進化していく。
この二人は最も早く仲間に加わり序盤の冒険を長く共にしてきた面子でもあり、また攻守のバランスもいいので、使う機会も他の連携技より多くなるかもしれない。

バーニング×アイス(星のカービィ64

本作独自のシステム、「コピー能力ミックス」によってカービィが使用可能になるコピー能力。
カービィが凍りづけになり、その後炎で溶かしながら蒸気で攻撃するという能力。
攻撃範囲はカービィの上と前後方向だがその範囲が狭い、攻撃中は移動できず発生も遅いので隙が大きく、威力も高くない*5と非常に使いづらく、今作どころかシリーズ屈指の使い物にならない能力と言われる有様。
この能力が必要になる場面も無いのでほぼ使われない。

手榴弾(FINAL FANTASY Ⅹ

リュックのオーバードライブ技「調合」で使える技・・・というか道具。
ただの爆弾がなんでここに?と思うかもしれないが、この技は炎属性の「ボムのかけら」と氷属性の「南極の風」という攻撃アイテムを調合することで生まれる技である。
相反する属性の攻撃アイテムを組み合わせるとこれになるため、上位アイテムの「炎の魔石」×「氷の魔石」や、属性違いの「電気玉」×「魚のウロコ」でも発動可能。
「使う」コマンドで普通に使える同名のアイテムと同じ威力のため、残念ながら全く使えない。リスト埋めにはなるのだが・・・。

ヘルファイアロマンシング サ・ガ2

炎術と冥術を合成することで使える術。炎への絶対耐性をもつサラマンダーすら焼き尽くす炎と恐れられていることが、ゼミオの石板に記されている。
ゲーム上の術としての属性こそ炎冥術だが、実際の属性は炎冷系であるため、冷気の力でサラマンダーへダメージを与えているのである。

もえさかるこおり(電波人間のRPG FREE!

火属性の全体攻撃技を持つ電波人間と、氷属性の全体攻撃技を持つ電波人間で出生を行うと、この技を持つ電波人間が生まれる事がある。
その名の通り、火と氷の両方の属性を持った全体攻撃技。
強化版としてフレイムアイスとブレイズアイスがある。

ファイブキングウルトラマンギンガS

チブル星人エクセラーが生み出した合体怪獣
彼が選りすぐった五体の中に先述のレイキュバスが右腕となっており、そこから冷気と火炎の合成光線を発射する。

フロストバーン(セブンスドラゴン2020-Ⅱ)

セブンスドラゴン2020の続編で登場した、サイキックの新技。
炎と氷を敵単体に向けて同時に飛ばし、爆発を起こす。
システムとしては無属性扱いで全体化もしないが、燃費が軽い、威力が高い、火傷・凍傷・麻痺の3つの状態異常を確率で与えるという、3拍子揃った使い勝手の良さを誇る。
というか、下手に弱点属性を突くよりも強い威力と初期魔法と同等の燃費が両立されてしまっているおかげで、習得したらサイキックはほぼこれだけを使うだけでいいというチート同然のインチキスキルである。

コールドインフェルノ(東方Project

東方風神録にて選択可能な霧雨 魔理沙の装備の一つ。オプションから冷気のを噴射する。
冷気の炎って何だよ!? などという突っ込みは野暮というものである。彼女は魔法使いなのだからなんか良い感じにできてしまったのだろう。
オプションは高速移動時には自機前方に固定されたまま動くが、低速に切り替えるとその時の位置に固定されて攻撃を続ける。
敵の出現位置とタイミングを覚えて上手く使えば雑魚敵を出現即撃破という芸当が可能になり、結果として敵に攻撃をさせず被弾のリスクを抑える事ができる。



【氷炎属性の武器】

二本一組の双剣系の武器が多い。

氷炎剣ヴィルマフレア(モンスターハンターシリーズ)

暴風を操る古龍クシャルダオラと獄炎を操る古龍テオ・テスカトルの素材を使った双剣。火と氷の両方の属性を宿す。
使用者は片腕は炎片腕は氷に包まれる試練に苛まされる魔剣でもある。
また、かつては別々の武器だったがそれぞれの使い手同士が愛し合いながら殺し合うという壮絶な関係の末互いに果て、後に残されたのがこの武器であるらしい……。
設定はすさまじく豪華な上古龍武器らしく基本性能も優秀だが、割と産廃。最大の理由は火と氷が同じぐらい通用するモンスターがほぼいないからである。
どっちかに特化した方が使いやすい、と評されやすい。唯一有効なのはババコンガ
MH4で再登場した際はテオ・テスカトルが爆破属性使いにシフトしたのに合わせて氷と爆破属性の双属性に。使いやすさは格段に上がったが、ロマン度が落ちたと思うあなたは何も間違っていない。

また、MH3Gには同じく火+氷の精霊双刃エレメンタが存在する。使いづらさも相変わらず。

ブルー・クリムソン(RAVE

テンコマンドメンツの形態の一つで唯一の二刀流形態。炎と氷の双剣で戦う戦闘スタイル。
別に弱いわけではないのだが、作中有効な相手があまりいなかったのと、使い手であるハルが二刀流の訓練などをしていなかったためか、登場が早かった割にあまり使われていない*6。不遇。

マテリアルブレード(テイルズ オブ シンフォニア

ロイド・アーヴィングが扱う、実父の愛剣、炎の剣フランベルジュと養父ダイクの最高傑作、氷の剣ヴォーパルソードによる双剣セット。
名前はエターナルソードの素材だから、ということだろう。実際秘奥義を使う時以外は二振りの剣のままである。
シリーズの歴代作品においてこれらの武器はそれぞれ属性がついているが同時に使うことはなく、二刀流だと一撃ごとに属性をつけるのが難しかったのか無属性。

ガンダムエクシアダークマターガンダムビルドファイターズ

PPSE社が開発中だったものを、三代目メイジン・カワグチが完成に漕ぎ着けたガンプラ「ガンダムアメイジングエクシア」に、マシタ会長の横槍によって、更なる改修が施されたガンプラ。
そのメイン武器である炎の剣「プロミネンスブレイド」と氷の剣「ブライニクルブレイド」は、PPSEの持つ高度な粒子技術によりそれぞれ「炎」と「冷気」を纏った斬撃という、これまでのガンプラバトルでは(というよりもどのガンダムシリーズでも)確認されなかった特殊な攻撃を繰り出すことができる。

……とされるが、本作はガンプラが存在する世界であることを考えると上記の烈光頑駄無が先に存在しているはずであるため、「これまでのガンダムシリーズで確認されなかった」は過言である

ガシャコンソード(仮面ライダーエグゼイド

仮面ライダーブレイブの武器。
作中に登場するファンタジーRPG『タドルクエスト』の「伝説の剣」がモチーフ。
刀身を反転させることで「炎剣モード」と「氷剣モード」を切り替えることができる。ちなみに炎剣モードでは順手、氷剣モードでは逆手で持っている。
更に、ブレイブ自身は後にファンタジーRPG『タドルファンタジー』に登場する魔王の力を得たことで闇属性も操れるようになる。男のロマンここに極まれり。

火と氷の剣/Sword of Fire and IceMagic the Gathering

MTGに存在する2つの色を持つ装備品サイクル
サイクルなので、光と影など他の属性を持つ2色剣も存在している。

華夏の玉座(NEEDLESS 死神の聖剣)

ニードレスかと思われた華夏の、火と氷を操る普通は矛盾する能力(第四波動は強能力なので別)は実際には玉座の仕掛けから撃っていたにすぎなかった…というギミック。
後付けで製造そのものはフラグメント「オーバーテクノロジー」の産物ということになった。

冷熱ハンド(仮面ライダースーパー1)

仮面ライダースーパー1の持つファイブハンドの一つ。右腕から超高温火炎、左腕から冷凍ガスを出すことが出来、同時にも発射できる緑の腕。

邪生鋼(エビルブレスト)ギガルス(ウルトラマン超闘士激伝

金属製のゴーデス細胞、 ゴーデス五人衆 の一人で、古代怪獣ギガザウルスをモデルにした生きている鎧
モデルの通りの冷凍光線を放つ喉の器官は手持ちの光線銃としても使用可能な他、
装着したマグマ怪獣ゴラの身体を乗っ取ったために足技では高熱も操る。

ガッツウイングEX-Jウルトラマンティガ

α号は主翼先端に超低温のハイパーコールドビームを、β号は機首に超高温のハイパーメルトガンを装備している。



【氷炎属性の地形】

炎と氷が一体となって同じ場所に存在するという奇異な土地も時折登場する。

ホットアイスやま(バンジョーとカズーイの大冒険2

溶岩の海に囲まれた火山と、氷の海に囲まれた雪山が隣り合っているという奇妙過ぎるステージ。それぞれの温度差を活用したギミックが多い。
また、それぞれの山をホットスパイシードラゴンこと「チリー・ビリー」コールドアイスドラゴンこと「チリー・ウィリー」のドラゴン兄弟が治めている。
別にシンメトリカルドッキングはしない

ほのおのどうくつ(ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝

なかなか珍しい形でが同居したあおのつうろ3番目のステージ。
名前の通り燃え滾るマグマが支配する灼熱の洞窟。一定周期で吹き上がると巨大な岩をブン投げてくる岩男のせいでダメージを受けやすく、難易度「げきむず」だと苦戦は必至。
これだけだと単なる炎ステージだが、ゴールを出現させるカエルのスイッチを押すと、一瞬にしてマグマさえ凍り付く極寒の洞窟へと変貌。
噴き出すマグマ 氷の足場 になり、 岩男 雪男 になり、さらには 氷柱 まで降ってくると完全にが切り替わる。もちろんこの状態でないといけない場所もある。
ワリオランドシリーズ恒例のもとは同じステージが全く違うステージに変化するギミックである。

アイスボルケーノギャラクシー(スーパーマリオギャラクシー

火山と氷山が存在するギャラクシー。お馴染みのファイアマリオに加えて、新登場のアイスマリオに変身することができ、これらの特性を利用して道を作ることもある。BGMも火山と氷山でシームレスに切り替わるなどと何気に凝っている。
なお、スーパーマリオギャラクシー2にも似たような かちこち溶岩ギャラクシー (BGMはアイスボルケーノと同一)が存在し、上記のほのおのどうくつのように「溶岩が凍って氷になる」というギミックが存在する。

金剛獣ノ岩窟(世界樹の迷宮Ⅳ 伝承の巨神

第3迷宮。吹雪舞う第3大地・銀嵐ノ霊峰の中にありながら、何故か湯気が立ち昇る洞窟。
外と環境が明らかに違うのは、この迷宮に鎮座する灼熱の魔獣・ホムラミズチが自らの体の一部・ウロコを撒き散らして迷宮中を暖めているため。
そしてこのウロコが隣接すると高熱でダメージを受ける上、2個以上のウロコから影響を受けるマスは熱すぎて通過すらできない厄介な障害物として冒険者の行く手を阻んでくる。
そもそも迷宮内に点在するのせいで、ウロコ抜きにしてもそのままでは先に進めない。

この事態を解決するのがこの迷宮に限り伐採・保持できるアイテム・氷銀の棒杭
これは各所に置かれたウロコを破壊できる唯一の手段であり、そして各階に1つ存在する大きなウロコをこれで壊すと、その階の熱が急激に冷え、一定期間本来の寒冷化した状態に戻る
この状態なら氷の床に変化して先へ進めるようになるほか、ダメージと通行の妨げになるウロコの熱が消えたり、また温暖時では取れないアイテムを入手できたりするようになる。
ただし弱体化していた氷のモンスターが本来の強さを取り戻したり、F.O.Eが氷の上を滑って急速に距離を詰めてきたりするなど、良い事ばかりではない。
また小さなウロコは樹海を出ると即復活する一方で氷銀の棒杭は1日に入手できる量が限られるので、壊すべきウロコを見極める判断力が問われる。闇雲に壊していると肝心な時に棒杭が切れて手詰まりになるからだ。

そして最下層では上述したホムラミズチがボスとしてお待ちかね。
そのままではボスが強化され過ぎてまともに戦えないため、ボスの追走と小さなウロコの妨害を振り切ってボスの背後にある大きなウロコを砕き、周囲の熱を奪ってボスを弱体化させる必要がある
ただし弱体化した状態であっても、到達時点では苛烈な炎攻撃を繰り出すボス本体と、ボスの攻撃に合わせてえげつない追撃をしてくる上にこちらの攻撃が効かないウロコ達の暴力的な連携に苦戦は免れない。
ボスとの戦闘中も氷銀の棒杭は使用可能であり、マップ上と同じようにこれでウロコを完全に破壊できることに気付けるかで難易度が大きく変わる。

パンクハザード(ONE PIECE

元はグランドラインに存在するごく普通の島だったが、とある海軍大将同士の本気の殺し合いの末、獄炎と猛吹雪が荒れ狂う超過酷な環境と化してしまった。
一時的に気候を支配するどころか、恒久的に島一つ丸ごとの気候を塗り替えてしまう辺り、研鑽を積んだ自然(ロギア)系の恐ろしさが垣間見える。

マイラ周辺・ガライヤ半島(ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ)

同作第三章の舞台。かつては豊かな森林と温泉が名物だったが、火山活動によって灼熱の地と化したマイラ周辺と、見るも見事な氷雪地帯と化したガライの町周辺の地形。
炎と氷に包まれた大地では前の章よりも資源問題がきつい。
章の最後では巨大なひょうがまじんようがんまじんがボスとして出現し、
追いつめられると合体してゴールデンゴーレム…ではなく、フレイザードをリスペクトしたような魔物「がったいまじん」になってビルダーと拠点を襲う。

陸の闘技場(モンスターハンターシリーズ)

一見すると何の変哲もない、氷も炎も見当たらない狩猟フィールド。
しかし、アグナコトルの原種と亜種を同時に相手取るクエスト「カウンターバランス」において異常さが露見する。
アグナコトル原種は地中に潜ると体表に纏った溶岩が熱され軟化するモンスター。
アグナコトル亜種は地中に潜ると体表に纏った氷が冷却され硬化するモンスター。
つまり、闘技場の地下は超高温超低温の状態が同時に存在する謎の空間と化しているのである。

自販機の電脳(ロックマンエグゼシリーズ)

5以外全部のシリーズでプラグインできる自販機が登場。うち、1、2、4で登場する自販機はあったかーいとつめたーいを反映してか、炎属性と水属性*7のウィルスや地形が登場する。その他、温度は関係ないが信号機、ジゴク島などなど、炎と水属性のウィルスだらけの電脳がたびたび登場する。


【氷炎属性のアイテム】

例により冷たい炎など

青い炎(ゼルダの伝説シリーズ

青く燃え盛る冷たい炎、時のオカリナにて登場。
非常に高価な品で300ルピーもするが、氷の洞窟に行くことで無料で手に入れることができる。
洞窟内の赤い氷を溶かすために必要だが、買値が高いのでもちろん売値も高い。
攻略が終わったら売却用に持ち帰っておくのもいいだろう。


【余談】

ポケットモンスターシリーズにてこおり/ほのおの複合タイプが登場したのはガラルヒヒダルマのダルマモードが初だが、それ以前だとレシラムを吸収したホワイトキュレムも、タイプとしてはドラゴン/こおりだが、炎を操る力も持つため氷炎属性と言って差し支えないだろう。
専用技も「コールドフレア」だし(やけどの追加効果があるがこおりタイプ扱いなので両属性というわけではない)。
更に余談だが、みずタイプも氷と同じく炎の対極に位置するタイプと言えるが、こちらとの複合は「温泉」「蒸気」をモチーフとするボルケニオンが存在する。


空想科学読本でお馴染みの柳田理科雄氏はこのタイプの能力が大のお気に入りである。
曰く、
  • この世のエネルギーの総量は常に一定であり、どこかを冷やせば必ず別のどこかが温められる*8
  • 巨大な氷塊を作る程の冷気を生み出せば、同時に膨大な熱量も発生しているはずであり、極低温と超高温を同時に操る能力はエネルギー効率の面で無駄が無く、極めて科学的である
とのこと*9
『この意味でも焦凍君はお父さんとの確執を乗り越えてほしいものだ』とも
他にもラゴラスエヴォの攻撃「超温差光線」を考察した際には、「冷凍光線(に使用されるエネルギー)が熱攻撃とあわさって強力になることはある」という結論を出したことも。

ちなみに当人が原作の漫画『空想科学大戦!』シリーズでは、第4巻で冷凍怪獣が出てきて口から冷気をまき散らすのを見たレギュラー科学者が、「冷却するには奪った熱をどこかから捨てないといけない、そこが弱点。」→廃熱孔がないのに冷気が出続けている→「おかしいな・・・」というやり取りの後、実は巨大なドライアイスの塊(約10万トン)に機械仕掛けで動く首がつけられたロボ怪獣で、真の武器は炭酸ガスによる窒息攻撃だったという真相のエピソードがあった。


追記・修正はクーラーとヒーターを同時にかけながらお願いします。

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最終更新:2023年10月15日 21:43

*1 いわタイプが4倍弱点になる。

*2 他に「炎の矢」と「氷の矢」というアイテムも使えるが、これは他属性の矢もあるので割愛。

*3 原典ではフェンリルと氷属性は特に結びつかない。

*4 名前的には氷炎属性攻撃に思えるが、あくまで炎属性の技となる。

*5 そもそもこのソフトでは攻撃手段問わず威力が同じ

*6 作中では、炎あるいは氷が役に立ちそうな状況なのに「事情により片手が塞がっているため二刀流のブルー・クリムソンは発動できない」という場面すらあった。つまり二刀流形態であることが足枷にしかなっていない。

*7 ロックマンエグゼの水属性は氷属性も内包する

*8 身近な例ではエアコンや冷蔵庫等が該当する

*9 アニヲタ的余談として、『強殖装甲ガイバー』のゼクトールは「周囲から吸収した熱を収束して強力な熱光線を放つ」必殺技を持っており、劇中初使用の時は相手のアプトム(強殖装甲ガイバー)が吸熱過程を「微弱な冷凍攻撃」と誤解して技の全貌に気付くのが遅れるという思わぬ副産物を得ている