シュラン・オペル

登録日:2012/03/17(土) 16:58:00
更新日:2024/03/12 Tue 15:10:54
所要時間:約 4 分で読めます






ジエー博士は見てくれと性格と行動と思考様式と生まれと育ちと話法は奇天烈だが、腕は確かだ



CV:松本吉朗
搭乗機:カオス・アングイス

概要

カイメラ隊2番隊隊長で隊の頭脳担当。
風貌は理知的で厳しそうな表情をしたインテリメガネの青年。
情報戦を得意としその才能を生かして各地の情報統制を行い反乱の鎮圧をこなし、新連邦へと次々に加入させてきた。

その実力は確かなもので、百鬼帝国によって支配されていた日本の機能を情報統制によって復旧させ、改めて新連邦に加入させる事に成功させるなど非常に有能な人材。

…しかし、情報統制を施した際に「隣人と入れ替わる百鬼帝国の手口を明かすのは危険」と主役勢が危惧していたにもかかわらず、百鬼帝国の手口を公表してしまうなど、自信家故にかミスも犯してしまう。

 

ウホッ!






お前達を片付ければ、この世界はエーデル准将のものとなる
フ…その後は、何をして退屈を潰せばいいのだろうな


その鬼畜眼鏡な外見から分かる通り、やっぱり悪人でした。
物語後半になるとカイメラ隊と共に裏切り、悪役参謀らしく哲学的な言葉を並べ立てながら何度も主役勢と交戦する。
感情に流されることを嫌うと同時に情報戦や情報操作を趣味と標榜し、相手がもがき苦しむ面を楽しむ露悪趣味の持ち主である。


…なのだが、はっきり言って地味。
好青年からヒステリック顔芸悪役へと変貌を遂げた彼の親友レーベン・ゲネラールや、ドS女王のツィーネ・エスピオそしてお仕置き担当エーデル・ベルナル
そして変態軍団の首魁たる黒のカリスマと比べて何の個性も無い。

というか合理的思考の持ち主で嫌味ったらしく正論を吐く辺り常識人過ぎて、強烈なキャラ揃いのカイメラ隊の中では全く目立たない。寧ろ半ば空気化している始末。

だが優秀なのは事実で、変態軍団の真なる首魁ジ・エーデル・ベルナルの片腕として暗躍しているような描写がある。
露悪趣味の持ち主という点ではおそらくジ・エーデルが唯一趣味や嗜好を共有して語り合えた相手と思われるが、あっさり切り捨てられている辺り、話の分かる部下程度にしか思われていなかったようだ。

レーベンからは親友と思われているが、エーデルが傀儡である事を知っている事や、武闘派のレーベンと比べてシュラン自身は頭脳派である事から直情的なレーベンを見下している節があり、ツィーネからそこを指摘されている(胸中のみでだが)





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え、彼が地味?
あーあー、聞こえない。

なんと、最終決戦にて彼の究極的な意外性が明かされる。




それは…






ガチホモ
である。




 


ガチホモ
である。




大事な事なので二回言いました。


レーベン…
僕は君になりたかった…。君の事を軽蔑しながら、僕は君に憧れていた…

こんな世界に正義も悪もない。信じた事が正しい事なんだよ
だから、レーベン…。僕は君になるよ
こいつらを倒して、僕は君になるんだ!!


……レーベンを先に撃破した場合彼の死に様を目の当たりにして想いが溢れ出し、悲しみの精神コマンドを使用しつつ彼へのラヴを存分に語ってくれる。
どうやら、これまでの彼は全て強がりだったらしく、直情的なレーベンを侮蔑しながら憧れを抱いていた模様。
理知的で強がりな側面の彼はジ・エーデルを師にして主として仰いでいながら、感情のままに生きたい願望をレーベンに見ていたのだ。
また、多元世界と言う混迷の時代に対して諦観を抱えており、「こんな滅茶苦茶な世界で何を信じて生きていけばいい?」という未知に対しての恐怖が感情的に動く相手への軽蔑に繋がっていたことも吐露している。


ちなみに、この時の表情は恍惚としており変態軍団カイメラの一員に恥じないインパクトをプレイヤーに与えた。


フフフ…アハハハハハハハ!レーベン…僕は…僕はね!君になりたかったんだよっ!


ZEUTHメンバーの感想はというと、
 
勝平「気持ち悪い奴だったな…」
万丈「大人になれば、その気持ちが分かるよ」
万丈さん、そんなこと教えなくていいですから。


なお、逆にレーベンより先にシュランを撃破すると彼の存命中に愛の告白をしてから命を落とす。
レーベンはあまりの出来事に困惑していたが、すぐに親友の死を怒りに変えている。
…親友と思っていた相手が自分をそんな目で見ていた云々をとりあえず置いといて怒りに変えられる辺り、うん単純馬鹿だ。
まあ混沌極まる多元世界では彼のような愚直さが確かに頼もしく見えたかも知れない。

ちなみにレーベンは一方的にシュランを親友と思っていながら、シュランが侮蔑と憧れを以て自身を見ている事に「そのどちらにも」全く気付かなかった。
そしてシュランもシュランで一方的に想いを向けているので、完全に友情と愛情の一方通行である。
…さすが変態軍団カイメラ。


「その想い……まさしく愛だ!」

「愛…?この感情がそんな有りふれた言葉で表せるものか…」
 
「貴様たちは…歪んでいる!」


スペシャルディスクの外伝では彼の心境も掘り下げられており、「我々は軍人です。与えられた命令を遂行する際にその意味を問う必要はありません」「このような先も見えない混沌の世界で意味を求める事こそ無意味です。それは果てのない苦行のようなものです。私はそのようなものは否定します」という本音をネオ・ロアノークに話してもいる。



カオス・アングイス


人の苦しむ様が、私の心を満たしてくれる

全高:35.6 m
重量:68.7 t
BGM:邪の道は蛇

シュランの搭乗する専用機
曲線を主体としたフォルムに、毒々しい紫色のコブラの形状のバックパックを背負った異様なデザインをしている。
この姿はシュランの露悪趣味を反映させたものらしい。
バックパックを除いた全身が丸いブロック状になっているのが大きな特徴で、機体をバラバラに分解し組み替え再結合することでコブラに似た大蛇型に変形できる機能を持つ。

『天獄篇』で明かされたその実態は、御使い打倒のための実験機群「カオス・シリーズ」の1機。
カオス・アングイスの役割は「黄道十二星座に次ぐ力を持つ蛇使い座の次元力の利用」の為の実験機であった。

武装

  • パルサー・ライフル
左腕に持つビームライフルから高出力ビームを発射し敵を撃ち抜くシンプルな武装。
トライチャージ武器版もあるが、この場合は連射して攻撃する。

  • ナノ・ポイズン・ブレイク
機体を大蛇型へと合体させ、口部からエネルギーを放つMAP兵器。
戦闘不能の効果がある上に気力110で撃てるので中々厄介。

  • ギガ・ヴァイパー・アブソーブ
怖いか?だが、すぐに済む…
旅立ちの時は来た
次元の狭間が、お前達の死に場所だ…!

必殺技にして全体攻撃。
機体をブロック状に分離して、敵部隊の周囲を旋回することで発生させたエネルギーの渦へと巻き込む。
最後はブロックが合体して大蛇形態となり、口部から次元エネルギーを放出させ、次元の狭間へと引きずり込んでダメージを与える。




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最終更新:2024年03月12日 15:10