宵の魔人クレプス

登録日:2019/04/26 Fri 22:58:23
更新日:2024/04/13 Sat 17:32:22
所要時間:約 9 分で読めます




私は鈴。鋭い爪を持つ
黒猫に付けられた、ただの鈴よ。

B02-075 宵の魔人クレプス(よいのまじんくれぷす)
コスト6
ディアボロス
[起]【P】「大和」【有効】スクエア【コスト】あなたのチャージのカードを4枚トラッシュに置く。【効果】「宵の魔人クレプス」以外のあなたのトラッシュにあるコスト8以下のゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。ターン終了時まで、あなたはカード名が「宵の魔人クレプス」の能力をプレイできなくなる。
[起]【P】「大和」【有効】スクエア【コスト】スリープ【効果】ノーマルスクエアにある相手のコスト5以上のゼクスを1枚選び、破壊する。
パワー7500
桐島サトシ
※2017.07.20封神指定
※2017.12.21リビルド
※2017.12.21封神解除



キャラクターとしてのクレプス
cv.牧野由依


黒の世界のディアボロスと呼ばれる悪魔型の種族。
日本の大企業一族・百目鬼財団に所属しているがあくまで出向で、本来の所属はフランスのアトラクナクア。
仮面の属性も色欲。宿る業『宵』の詳しい意味合いについてははぐらかしている。

黒崎神門を暗殺する駒として、対ゼクス使い専門の傭兵として活動していた天王寺大和に接触。先んじてけしかけた部下の刃の魔人ラーミナを退けたことでその実力を認め、家族を人質に神門暗殺を命じ、自身も監視役兼パートナーゼクスとして同行することになった。

あまり多くを語らないミステリアスな美女。大和のサポートこそするものの基本的に飼い猫と首輪という関係性の都合あまり仲がいいとは言えない。
背信と判断される前に警告はする程度の優しさはある。

自分から仕事以外の話をすることもなく、何かに興味を示すこともないので趣味や好みなども不明な点が多い。ただし角と尻尾は自分で付けたとのこと。
普段着はライダースーツ風やレオタード調だが私服はキャミソールとスラックスや大き目のTシャツなどラフなスタイル。

未来予知にも等しい直感による先読み能力を持つが戦闘向きではないらしく、もっぱら大和の武装の管理や所持ゼクスの指揮に従事してる。

神祖の強欲の仮面を探す殺人鬼イリューダ・オロンドと邂逅した際、ストレス発散の殺害対象を求めていたイリューダに襲われた大和に何故か助力せず、大和は瀕死の重傷を負ってしまうが……


その正体は、現在主流となっている黒の世界とは異なる、パラレルの黒の世界とでも言うべき並行未来世界出身のゼクス。
あくまで推測だが『冥滅』エレシュキガルが演出を加えるより前の、最初期の黒の世界の因果に属すると思われる。
そちらの世界は既に滅亡寸前で、人間のまま死に果てようとしていたところを神祖七大罪のサタン、つまり並行未来世界の大和に仮面を与えられて命を救われた過去を持つ。
(もっとも、ディアボロスの仮面は基本的に装着者の魂を複製しその肉体を乗っ取る、不老不死とは名ばかりの代物なのでクレプスが真実サタンに助けられた本人かと言われると怪しいところだが)

それ以来姿を消したサタンに対し信仰に近い激情を抱き、並行過去世界の大和を自分が知るサタンとは実質的に別人だと理解したうえで、サタンとして覚醒させるために密かに暗躍していた。
イリューダの襲撃に際して何もしなかったのも、大和が命の危機に瀕するまで追い込むため。
そしてようやくの好機到来に今までずっと隠し持っていた神祖の憤怒の仮面を大和に渡し、自らの命さえも生贄に大和をサタン化させることに成功。

サタンに殺されたことでその魂は冥界へ墜ちたが、抜け殻となった肉体を同じく大和に右腕を食われたエレシュキガルが修復・侵入。
屈辱を雪ぐためにクレプスのふりをしてサタンに同行。この時のクレプスは衣装と髪色の一部がエレシュキガルと同じものになっている。

一方でクレプスの魂は冥界で都城出雲の魂と遭遇。消滅寸前だった黒崎春日の魂を守ろうとする出雲に冥界の仕組みと春日を救う方法を伝授。
春日の捜索とエレシュキガル討伐のために冥界を訪れた神門たちにも同様の情報を与える。

大和が完全にサタン化していないことを察知し、肉体から神門らに敗北したエレシュキガルを追い出し蘇生。
黒の竜の巫女バラハラが『うっかり』渡してしまった誓装の力でサタンと一つになり、さらに剣臨することで並行世界のサタンと同調し完全体サタンとなるも、大和を救うため駆けつけた飛鳥たちの尽力によりサタンは撃破され、大和も人間に戻ったことでクレプスの野望は断たれた。


カードとしてのクレプス

Z/X第2弾におけるパートナーゼクスサイクル。
7500と能力持ちのコスト5相当のパワーだが、その本質はチャージを消費してのゼクスのリアニメイトにある。
地味に相手のターンでも使える珍しい能力。

チャージを4枚、上限いっぱい使う必要があるが自分以外のコスト7以下と広範囲のゼクスを蘇生することが可能。
カードプールが拡大するに伴い、チャージを供給する手段が増えたことでコンボのパーツとして本領を発揮。
サクリファイス戦術を本領とする[ディアボロス]や[キラーマシーン]とは特に相性がいい。

初期のカードに多いことだが回数制限がなかったため、チャージさえあれば何度でも効果を使えたのと、チャージ上限を増やすカードが増えたことが主な原因となり、たびたびループなどで問題行動を起こしていた。
特に「精神の魔人アニムス」「七大罪 色欲の魔人ルクスリア」「七大罪 憤怒の魔人イラ」「悲嘆の堕天使ルシファー」を組み合わせたアニムスループは条件さえそろえば起動能力のみで4点取れるため、主流にはならずともパーツを入れ替え長く環境の一角にあり続けた。

しかしコンボで悪用されたこともあり、2017年7月20日に封神指定。約半年後の12月21日、EXブースター『オール☆ゼクスターズ』での実質的エラッタのリビルドを経て封神解除。

リビルドにより蘇生対象がコスト7から8に拡大されたが、代わりにそのターンの間「宵の魔人クレプス」の能力をプレイできなくなるという制限が追加された。
コスト8のゼクスは数こそ多くはないが蘇生できるゼクスも非常に限られるため、その点条件が緩いことは実証済みのクレプスの強みにもなる。
相手ターンでも使えるという点も健在なので、コスト8で2体踏み倒しターン終了時に自壊させる「暴竜機械ドラコニアス」との相性はかなりのもの。
他には後述の「宵闇の神翼」や、一部のクレプス同様ディンギルLvを持つ邪竜なども候補に入る。

さらに自身をスリープすることで相手のコスト5以上のゼクスを破壊する能力も追加で獲得。
自ゼクスを破壊できないのが残念ではあるが、それをやると上記の蘇生が加速するのである意味当然の調整であろう。
これにより、クレプスが単独で対処できないのはコスト4以下かつパワー7500以上という非常に限られる相手のみとなった。
ただし、蘇生能力を使うとこちらの能力も使えなくなるので、同一ターン内で使いたい場合はこちらを先に使うのを忘れないように。

余談だが、2弾発売当時ミスプリントでクレプスのホロの名前とパワーが同弾青のSR「総司令官マイトネリウム」と置き換わるという珍妙な事態が発生。
そのため一時期『総司令官クレプス』なる呼び方が流行ったことも。
勿論エラッタが適用されるためマイトネリウム扱いで8枚積みなどができるわけもなく、正式版との交換で対応もされたが、珍しいカードなので見つけたら記念に取っておいて損はない。


その他のクレプス
B07-074 星の翼クレプス(ほしのつばさくれぷす)
コスト6
ディアボロス
[常]【P】「大和」【有効】トラッシュ【効果】このカードのコストは1減る。ただし、0以下にならない。
[常]【P】「大和」【有効】スクエア【効果】あなたのチャージの上限はなくなる。
[常]【P】「大和」【有効】スクエア【効果】あなたのチャージにカードが2枚以上ある場合、このカードのパワーを+2000し、以下の能力を得る。"[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃する。【効果】あなたのトラッシュにあるコスト4以下の[ディアボロス]を1枚選び、手札に戻す。"
パワー8500
桐島サトシ
※2017.12.21リビルド

アニメ放送期にアニメ登場組のスターターに遅れて追加された2枚目のクレプス。
大和が保護した世羅の発言から神門の関係者と気付いて利用を考えるが、この後世羅の機械クラッシャー体質が判明。業を煮やして情報を与えさっさと追い出す羽目に。

この時期はだいたいピュアフロンのせいでコスト7パワー10500という現在まで続く主力級のパワーラインが定義されだした過渡期で、それに対抗する『条件付きでパワー10500になるコスト6ゼクス』サイクルの1枚。
チャージに2枚のカードがあればパワーが10500になる。

……うん、いやまぁ、それだけ。実質的なバニラカード。
同じパートナーゼクスでも似たような能力を持つカードに「翠嵐の侍 龍膽」があるが、あちらがリソースに「龍膽」2枚という比較的緩く妨害もされにくい条件なのに対し、こちらは何かと消費するチャージを維持しなければならない点が辛い。
おまけに「宵の魔人」とは相性が最悪に近い。チャージの上限をなくす効果はあるものの、その能力は『このクレプスが出てくる前』にこそ必要という点でどこかずれている。確かにあって損はないのだが。

こちらも『オール☆ゼクスターズ』でリビルド。
トラッシュでコストが減る能力とパンプアップに加えてアタックトリガーで[ディアボロス]をサルベージする能力を得た。

トラッシュでのコスト減少により後述の「剣謀術枢の指揮者」などで蘇生が可能になり以前より使い勝手が向上。
またサルベージ効果もありお互いに二度、三度と使い回しが可能。

なお回収は任意でなく強制。なのでトラッシュの枚数を増やしたい場合や特定のカードを置いておきたい場合にデメリットになる場合がある点に注意。
具体的には「“華望契騎”アニムス」を出したいのにトラッシュが10枚しかない時や、「夕暮れのぬくもりディザ」を使っている時にトラッシュにコスト4以下が「ディザ」名称しかいない場合など。


C09-002真夜中の剣乙女クレプス(まよなかのけんおとめくれぷす)
コスト7
ディアボロス
[常]あなたのチャージの上限はなくなる
[起]〈無0〉あなたのプレイヤーが「天王寺大和」の場合、あなたのチャージにカードが3枚以上あるならば、ノーマルスクエアにあるゼクスを1枚選び、破壊する。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
パワー10500
桐島サトシ

待望のスターター『妖艶なる魔力』封入の3枚目のクレプス。
赤の世界白の世界の同盟祝賀会に潜入したドレス姿。

こちらも「星の翼」同様にチャージの上限を取り払い、消費せず枚数を参照するタイプ。自ターン限定だが自他問わずゼクスを確定破壊できる。
しかし参照枚数が3と多いことからまたしても「宵の魔人」とは相性が悪い。ただ上限がなくなることと相手ターンに構えられないことを逆に利用して、先に自ゼクスを破壊して盤面を開け、「宵の魔人」で蘇生するといった戦法は取れる。その場合これらを並べるためのコスト等の捻出が必要になるが。


P16-024 那由多の鈴クレプス(なゆたのすずくれぷす)
コスト5
ディアボロス
[起]【有効】スクエア【コスト】無0【効果】あなたのプレイヤーが「天王寺大和」の場合、あなたのトラッシュにカード名に「クレプス」を含むカードが4枚以上あるならば、ノーマルスクエアにあるゼクスを1枚選び、破壊する。この能力は1ターンに1回しかプレイできない。
パワー7500
桐島サトシ

ドラマCD付属の4枚目のクレプス。
この頃からサタン覚醒という彼女の目論見が露見しだすのと同時に、彼女の正体に関する疑惑も浮上した。

こちらは過去3枚の「クレプス」と違いチャージには一切関与せず、トラッシュの「クレプス」名称を参照した確定破壊。
支配権指定がないので自分のゼクスを割ることもでき、相手ターン中も使えるため汎用性は高め。参照対象もカードであるため絆リンクや誓いイベントも適用される。

使い勝手は「クレプス」内でも随一なのだが現在ドラマCDが絶版しているという入手難易度が一番のネック。


C17-003 剣謀術枢の指揮者クレプス(けんぼうじゅっすうのしきしゃくれぷす)
コスト3 IG
ディアボロス
[*]ディンギルLv1(あなたのデュナミスに表向きの[ディンギル]が1枚以上あると有効。)[自]【P】大和【有効】スクエア【誘発】このカードがプレイされて登場する。【効果】あなたのチャージにあるカードを2枚選び、トラッシュに置いてよい。2枚置いたならば、あなたのトラッシュにあるコスト5以下のゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させ、ターン終了時まで、そのカードのパワーを+3000する。
パワー4500
桐島サトシ

スターター封入の5枚目のクレプス。
サタン覚醒のためエレシュキガルと手を組み《叶えし者》化。

ストーリーに沿って、基本的に『鋼槌』シュルシャガナ配下にあたる[ディアボロス]では特例のエレシュキガルLvを持つ。
プレイ登場という縛りこそあるものの、cipでチャージ2枚を消費してコスト5まで無条件にリアニメイトできる優秀なカード。
「星の翼」や「軍団の魔人レギオー」でお互いに回収しあったり、色も問わないので白のゼクスと合わせて「限無栄盛の『創造』ルル」を出したりなど幅広く応用できる。

Lvは1なので後述の「堕界の背信者」の他に「銀の靴の魔女ドロシー」、「ルガル・イダパ」など汎用のアッパーで早めに上げたいところ。
「押し潰すトゥームストン」も[エレシュキガル]しか表にできないがドロシー同様任意で手札からトラッシュに置けるので蘇生対象をセットしておくのに有用。

後にリビルドが適用される、本編を反映してかエレシュキガルLvがディンギルLvへ変更され、リアニメイト先に3000のパワーパンプができるようになった。


B17-003 宵闇の神翼クレプス(よいやみのしんよくくれぷす)
コスト8
ディアボロス
[常]【有効】スクエア【効果】あなたのチャージの上限はなくなる。
[*]ディンギルLv1(あなたのデュナミスに表向きの[ディンギル]が1枚以上ある場合、以下の能力が有効になる。)[起]【有効】スクエア【コスト】無0【効果】あなたのプレイヤーが「天王寺大和」の場合、あなたのチャージにカードが3枚以上あるならば、あなたのトラッシュにあるコスト5以下のゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
パワー11000
桐島サトシ

B17収録の6枚目のクレプス。
イリューダの襲撃で大和が致命傷を負い、悲願だったサタン化のための仮面を差し出す。

「クレプス」の中では最重量級の1枚で、チャージ上限を取り払う能力と自ターン1回のコスト5以下の蘇生能力を持つ。
「宵の魔人」と似たような能力だが、チャージを消費せず必要な枚数も少ない。また自分自身でチャージ上限を無くすため条件を満たしやすい。
パワーも11000と高いためそれなりに固い。

ただし自身が重いため、登場させるにはやや手間がかかる。リビルドされた「宵の魔人」は選択出来るコストが8まで広がったので蘇生出来るが、チャージを4枚消費するのでそれだけだと微妙に噛み合わない。
「“破滅誓装”天王寺大和」でも出せるがこちらも大和がチャージを3枚消費するため、両立するには自分のゼクスを最低でも2体以上破壊するなど工夫が必要。


P20-018 心焦がす烈日クレプス(こころこがすれつじつくれぷす)
コスト3 IG
ディアボロス
パワー5000
桐島サトシ

トレカサプライくじの購入特典で配られた7枚目のクレプス。
浜辺で水着姿を惜しげもなく晒しているが、待ち人のサタンは来なかった模様。
なお、FTが後の水着エレシュキガルと完全に一致。

同時に再録されたリゲル、迦陵頻伽と同じく能力を持たないバニラ仕様。
とはいえ「クレプス」は他の優秀な能力を持つIGアイコン持ちのゼクスと相性が良く、名称指定もそこまで強力なものがあるわけではないので優先順位はやや低め。

「剣謀術枢」と違い初手で気兼ねなく出せるので後述の「策謀を奏でる」の能力条件を早期に満たしやすく、パワー4500が主体の環境ではマウントを取りやすいという利点はある。


B21-072 黄泉返りし宵闇クレプス(よみがえりしよいやみくれぷす)
コスト4
ディアボロス
[常]【P】「大和」【有効】スクエア【効果】相手はトラッシュにあるコスト5以下のカードをカードの能力で選ぶことはできない。
[*]ディンギルLv2(あなたのデュナミスに表向きの[ディンギル]が2枚以上ある場合、以下の能力が有効になる。)[自]【P】「大和」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】ノーマルスクエアにある相手のコスト5以下のゼクスを1枚選び、破壊する。あなたのデッキの1番上のカードをチャージに置く。
パワー6000
桐島サトシ

クレプスとしては8枚目だが、その実態はサタンの贄として殺されたクレプスの亡骸をエレシュキガルが蘇生し乗り移ったもの。
そのため衣装はエレシュキガルに酷似し、髪もエレシュキガルと同じ淡紫色混じりになっている。

設定を反映して「死招く『冥滅』エレシュキガル」と似た、相手のトラッシュ利用に制限をかける能力を持つ。
互いに制限するコストが逆方向を向いているため、両方並ぶと相手はトラッシュを一切利用出来なくなる。
(ただし、アルターフォースなどテキストに『選び』と書かれていない効果の場合は干渉出来ない)

もう一つ、cipで相手のゼクスを破壊しつつチャージを補充する能力を持つ。
自身の一つ上のコストまで対象に取れるが、ディンギルLv2を要求されるので最速登場に合わせて使うのは難しい。
コスト4と蘇生はしやすいので、全体的に中盤以降の潤滑油兼妨害用の置物としての役割が主になる。


B23-067 不断の気骨クレプス(ふだんのきこつくれぷす)
コスト4
ディアボロス
[自]【P】「大和」【有効】リソース【誘発】このカードがリソースに置かれる。【効果】あなたのリソースに「クレプスと大和 稜稜の絆」がある場合、ノーマルスクエアにある相手のコスト4以下のゼクスと相手のコスト5以上のゼクスをそれぞれ1枚ずつ選び、破壊してよい。1枚以上破壊したならば、あなたのデッキの上から2枚のカードをトラッシュに置いてよい。
パワー6000
木志田コテツ

23弾の絆リンクとして収録された9枚目のクレプス。
二人の現状と関係性から、過去に二人が邂逅した際の描写となっている。

リソースに置かれた時、対になるイベントが既に置かれていれば相手のゼクスを最大2体破壊することが出来る。
対象はコスト4と5を境にしているため大型2体などの破壊は出来ないが、その分実質コスト制限なしの破壊と見ることも出来る。

また、1体でも破壊すればトラッシュ肥やしも付いてくる。リソース枚数による制限はないため上手くいけば序盤からある程度トラッシュを増やしていくことも可能。

なお、破壊及びトラッシュ肥やしは任意。そのため残りデッキ2枚で自殺する心配はない。
ただしデッキから落とすカードは2枚で固定という点は注意。


B23-080 クレプスと大和 稜稜の絆(くれぷすとやまとりょうりょうのきずな)
コスト1
イベント
[☆]【効果】スクエアにあるあなたの[ディアボロス]を1枚選び、ターン終了時まで、あなたのチャージにあるカード1枚につき、パワーを+1000する。
[自]【P】「大和」【有効】リソース【誘発】このカードがリソースに置かれる。【効果】あなたのリソースにカードが5枚以上あり、その中に「不断の気骨クレプス」がある場合、スクエアにあるあなたの「天王寺大和」を1枚選び、ターン終了時まで、以下の能力を与える。“[起]【有効】スクエア【コスト】スリープ【効果】あなたのデッキの上から2枚のカードをチャージに置く。”
木志田コテツ

「不断の気骨」と対になるイベント。

イベントとして使った場合、チャージ1枚につき[ディアボロス]1体のパワーを+1000する。
チャージに種別や色などの制限はなく、通常であればチャージの上限は4枚なので、最大で+4000とそれなりにコストパフォーマンスに優れるパンプアップ手段になり、上限を取り払っていればさらに強化値は増える。
逆に相手がガムビエル系統などを出していると出力が制限され、全てを飛ばされるとただの空撃ちになる。

イベントとしての使用にはプレイヤー指定がないので、チャージの増強に優れる綾瀬やさくらのデッキなどに出張も可能。
特にさくらは絆リンクが成立するとチャージの「フォスフラム」の数だけチャージ上限が増えることもあり、「悲嘆の堕天使ルシファー」入りの黒混ざりだと非常に使い勝手のいいイベントになる。
ただし強化対象が[ディアボロス]指定、また単体選択型なので絶界を持つ「“破滅誓装”天王寺大和」や「【大罪剣臨】嫉妬華レヴィアタン」、「【大罪剣臨】驕傲媛ルシファー」などは対象に取れないという弱点もある。

絆リンクとして使った場合、プレイヤーカードの大和に自身をスリープしてチャージを増やす能力を付与する。
盤面に一切干渉しないが無条件で2枚放り込めるため、各種クレプスのコストにしたり、このイベントや「破滅への誓い」でもそのまま置いて誓装するための条件を満たすことが出来る。
現状、任意でプレイヤーカードをリブートする方法は誓装してから破壊・除去する以外になく、誓装した時点で付与された能力等は全て解除されるので、1回限りの使い切りとなる。


E10-054 堕界の背信者クレプス(だかいのはいしんしゃくれぷす)
コスト5
ディアボロス
[自]【P】「大和」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのデュナミスにある[ディンギル]を1枚選び、表向きにしてよい。表向きにしたならば、ノーマルスクエアにある相手のコスト5以下のゼクスを1枚選び、破壊する。
[*]ディンギルLv2[自]【P】「大和」【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃する。【効果】あなたのトラッシュにあるカード名に「クレプス」か「サタン」を含むカードを1枚選び、手札に戻してよい。
パワー7500
桐島サトシ


EXブースター『オール☆ゼクスターズ』収録の10枚目のクレプス。
冥界に堕ちたクレプスだったが、サタンの覚醒が不完全なことに感づき、現世への蘇生を試みる。

ディンギルアッパーとLv能力を持つコスト5ゼクスの一種なのだが、アッパーにも効果が付随している点で他と異なる。
そちらの効果は相手ゼクスの破壊。対象はコスト5以下と制限は付いているがディンギルLvは最大で4なのでおまけと考えれば悪くない。

メインとなるLv能力はアタックトリガーによる「クレプス」「サタン」のサルベージ効果。
名称で縛られるがコスト制限はなく、回収のコストも必要ないのでシンプルに使いやすい。
「剣謀術枢」や「崩界の王サタン」などを回収すればお互いの能力で延々と回収することも出来る。

地味にゼクスではなくカード指定なので、「稜稜の絆」や「破滅への誓い」などのイベントも対象になる。


B23-105 冥魔神生クレプス(めいましんじょうくれぷす)
コスト7
ディンギル/ディアボロス
降臨条件:黒のゼクス2枚
[自]【P】「大和」【有効】スクエア【誘発】このカードがデュナミスから登場する。【効果】あなたのチャージにあるカードを3枚選び、トラッシュに置いてよい。3枚置いたならば、あなたのデッキの上から2枚公開し、その中にあるゼクスを1枚まで選び、手札に加え、公開した残りのカードをチャージに置き、あなたのトラッシュにあるコスト5以下のゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。
パワー10500
桐島サトシ

肉体からエレシュキガルを追い出し蘇生した11枚目のクレプス。
サタンの定着を完全なものにするため再び行動を始める。

デッキトップからのサーチとチャージ追加、蘇生効果を持つ。
手札に加えられるのはゼクス限定のため「破滅への誓い」を回収することは出来ないが、『1枚“まで”』のため2枚ともチャージに送ることで疑似的にチャージの消費を減らすことが可能。
蘇生対象はコスト5以下ならば何でもよく、上記のチャージ補充と合わせて非常に応用が利く能力になっている。
ちなみに、まずあり得ないが能力の処理中にチャージ上限を超過した枚数のカードが置かれるなどした場合でも、チャージ超過エフェクトの処理タイミングを挟まないため蘇生対象は登場した時点でのトラッシュから選ぶことになる。

なお、サイズやコストなどで似通った「『冥滅』する神獄エレシュキガル」とはあちらが確定破壊を持つため盤面干渉に優れ、こちらはチャージ補充と蘇生対象のサイズに優れるため一長一短。
プレイヤーと状況に合わせて使い分けよう。


BG01-019 一途のアピール クレプス(いちずのあぴーるくれぷす)
コスト7
ディアボロス
[常]【有効】スクエア【効果】あなたのチャージに[ディアボロス]が2枚以上ある場合、スクエアにあるすべてのあなたのゼクスのパワーを+2000する。
[起]【P】「大和」【有効】スクエア【コスト】このカード以外のスクエアにあるあなたのゼクスを1枚破壊する。【効果】あなたのトラッシュにあるコスト4以下の[ディアボロス]を1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
パワー10500
桐島サトシ

初心者応援パック『ビギナーズパック』に収録の12枚目のクレプス。
意外性を求めてフィエリテを真似てチアリーディングに挑戦してみたものの、本人的に「二度はない」らしい。
真似とはいえ語尾の☆ミとか意外とノリノリだったうえに、後に再録されることを彼女は知らない。

種族拡張がテーマのため、自身と同じ[ディアボロス]サポートの能力を二つ有する。
一つはチャージに[ディアボロス]が2枚以上あれば全体に+2000のパンプアップを付与する能力。自身も対象のため単体でも12500とかなりの強化になる。
地味に強化対象は自ゼクス全てなので、[ディアボロス]単でなくとも機能するようになっている。また全体のため絶界でもパンプアップ出来る。

もう一つが、自身以外のゼクス1体を生贄にコスト4以下の[ディアボロス]を蘇生する能力。
こちらも生贄は自身以外であれば何でもよく、スリープでも可かつリブートで登場させるため連パンとしても使える。

狙い目は同じくビギナーズパック収録の「目覚めの魔王子アレルイア」だが、「秘されし白磁シジールマ」や「原罪の覚醒アニムス」、アグリィ軸なら「参拝するアグリィ」等も選択肢に入るか。


B24-055 アビス・カタストロフ クレプス(あびす・かたすとろふくれぷす)
コスト2 VB
ディアボロス
[常]ヴォイドブリンガー(このカードがライフから登場する際、あなたのライフが相手のライフ以下ならば、スクエアにあるゼクスを1枚選び、トラッシュに置いてよい。)
[自]【P】「大和」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】スクエアにあなたの[オーバーブースト]がある場合、あなたのトラッシュにある黒のゼクスを1枚選び、チャージに置き、ターン終了時まで、このカードのコストを5増やし、パワーを+6000する。
パワー3000
緋色雪

24弾に収録されたVBを持つ13枚目のクレプス。
FTではサタンを軍門に加えようとしたスペルビアが返り討ちに遭っている。枠外戦闘で即落ち

この弾のVBはIGOBがいることで能力を発揮するパートナーゼクスでサイクルになっている。
クレプスの場合、IGOBした大和がいればチャージを補充し一時的にコスト7パワー9000の大型ゼクスになる。

単体で見ればコスト7にしてはややパワーが低いものの、コスト2で出せることを加味すれば十分だがその本質は「“破滅誓装”天王寺大和」のサポート。
これは自他問わず3体のゼクスを破壊し合計コストが13以上であれば「クレプス」を蘇生出来る大和の能力に対して、この1枚でチャージを増やしつつ条件の半分を満たすことが出来るため。

また、大和のIGOBであれば「“破滅誓装”」以外でも良いので単純にコスト2で出せるアタッカーや、大抵の黒に対応するディンギルの弾としても使えるなど割と柔軟性に富む。
「激憤の堕天使サタン」の降臨条件にも使えるあたり、とことんサタンには献身的なクレプスであった。


B24-057 策謀を奏でるクレプス(さくぼうをかなでるくれぷす)
コスト3
ディアボロス
[常]スタートカード
[起]【P】「大和」【有効】チャージ【コスト】無0【効果】あなたのデッキの1番上のカードをトラッシュに置く。あなたのトラッシュにカード名に「クレプス」を含むカードが6枚以上ある場合、あなたのトラッシュにあるコスト4以上のゼクスを1枚選び、チャージに置く。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
パワー4500
ヤナギリュータ

同じく24弾でスタートカードサイクルの14枚目のクレプス。
スタートカードの『始まり』をテーマに、絆リンクの少し後、神門暗殺を説明している時の姿。

自ターンに1回、デッキからトラッシュを肥やした上でトラッシュに「クレプス」が6枚以上あればトラッシュからチャージを補充する。
デッキを削るためエヴォルシードと相性が良く、そうでなくとも黒にとってトラッシュが充実するのは嬉しい効果。

追加のチャージ補充はコスト4以上という制限があるため、スタートカードやIGアイコンを持つクレプスを置くことは出来ない。
「“破滅誓装”」に繋ぎたい場合はそれ以外から選ぶことになる。
別にクレプスに限るわけではないので、チャージの色を参照する「曲がり角の転校生インウィディア」や、各種種族参照の黒ウェイカーの覚醒条件に使ってもよい。

ちなみにどちらの能力も強制。どちらか一方だけを狙うことは出来ないためデッキの残量には注意。


B24-063 寡黙なクラスメイト クレプス(かもくなくらすめいとくれぷす)
コスト5
ディアボロス
[自]【有効】チャージ【誘発】あなたの「大和」がIGOBする。【効果】カードを1枚引く。
[起]【P】「大和」【有効】トラッシュ【コスト】あなたのチャージにあるゼクスを1枚トラッシュに置く。【効果】このカードをチャージに置く。この能力はあなたのターンにしかプレイできない。ターン終了時まで、あなたはカード名が「寡黙なクラスメイト クレプス」の[起]能力をプレイできなくなる。
パワー7500
椋本夏夜

続いてエンジョイフレーム兼IGOBサポートサイクルの15枚目のクレプス。
テーマの『学園』から、人を寄せ付けないミステリアスなクラスメイト枠に。
……リゲル以外はアレキサンダーやフィエリテさえ生徒役の世界なので深く考えないように。

テキストは指定する名称以外は「『拾ってください』ズィーガー」と共通で、トラッシュからチャージのゼクスと入れ替わりでチャージに行き、IGOB時に1ドロー。
IGOBするにはチャージに指定のカードが2枚必要であるため、これで条件を満たしやすくなる。

加えてコスト5なので、黒のウェイカーの覚醒条件としても使いやすい。
条件としてまずトラッシュに置かなければならない手間はあるが、上記の「不断の気骨」や「策謀を奏でる」などでトラッシュに落ちれば最速で覚醒出来る。
他にも黒はコストとして手札等を捨てるカードは多いので、上手く序盤から落としていきたい。


B24-071 大和とクレプス 破滅への誓い(やまととくれぷすはめつへのちかい)
コスト3
イベント
[☆]【P】「大和」【効果】あなたのチャージにカード名に「クレプス」を含むカードが2枚以上ある場合、あなたのプレイヤーはIGOBして、カード名に「大和」を含むゼクスになる。このカードはあなたのターンにしかプレイできず、相手のリソースにカードが6枚以上ある場合にしかプレイできない。
JURI

「大和」がクレプスと誓装するためのイベントカード。
誓装の能力については大和の項目を参照。


B26-043 ビーストテイマー クレプス(びーすとていまーくれぷす)
コスト4
ディアボロス
[常]【P】「大和」【有効】チャージ【効果】あなたのチャージの上限は1枚増える。「ビーストテイマー クレプス」のこの能力は重複しない。
[自]【P】「大和」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのリソースにカード名に「クレプス」を含むカードがある場合、あなたのデッキの1番上のカードをチャージに置く。
パワー6000
ヤナギリュータ

エンジョイテーマ『ファンタジー』で猛獣使いのジョブに就いた16枚目のクレプス。
こちらでも大和とは付き合いがあるらしい。

チャージにいる間、チャージの上限に+1する能力を持ち、序盤から出しやすいコスト4のため他の「クレプス」サポートとして使える。
ただし同系統の能力を持つ「沈黙の魔人シレオ」と違って何枚置かれても増える上限は1で固定。あくまでちょっとした補助程度に。

もう一つの能力はcipでデッキトップをチャージに置く。狙って置けるわけではないが「嘆きの魔人マエロル」などと違って手札も減らさずにチャージを増やせるので便利がいい。
条件としてリソースに「クレプス」を要求するが、1枚でもいいのである程度積んでおけば容易に達成出来る。

全般的に癖がなく使いやすいのだが、ディンギルLvを持つ「クレプス」と併用する場合アッパーを持たないのがややネック。
両方投入してどちらのルートでも状況に応じて動けるようにあらかじめ想定しておくのがベター。


B29-040 優雅への誘いクレプス(ゆうがへのいざないくれぷす)
コスト4
ディアボロス
[自]【P】「大和」【有効】スクエア【誘発】このカードがプレイされて登場する。【効果】あなたのリソースにカードが7枚以上ある場合、相手のデッキの1番上のカードをリソースにスリープで置いてよい。置いたならば、あなたの手札にある「大和とクレプス 破滅への誓い」を1枚まで選び、コストを支払わずにプレイする。
パワー6000
pondel

エンジョイテーマ兼IGOBサポート5止め解除サイクルの17枚目のクレプス。
このパックのエンジョイテーマは『ウェディング』なのだが、最愛のサタンとなった大和が本編で飛鳥たちの活躍によりもとに戻ったことを反映してか、失恋の悲しみを紛らわせるためのお酒の相手を探している設定になっている。

IGOBするための誓いイベントには相手のリソースが6枚以上で使用できるという条件があり、相手にIGOBされないようリソースを5で止めるという「5止め」が戦術として流行したため、それを解除するために配られたIGOBサポートサイクル。


B29-065 クレプス&蜂兵女王ヴェスパローゼ(くれぷすあんどほうへいじょおうゔぇすぱろーぜ)
コスト4
ディアボロス/プラセクト
[自]【P】「大和」か「きさら」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのデッキの1番上のカードをリソースにスリープで置き、あなたのリソースにあるゼクスを1枚選び、手札に戻し、あなたの手札にあるカードを1枚選び、トラッシュに置く。あなたのデッキの1番上のカードをチャージに置いてよい。
パワー6000
Xin&obiwan

28弾より登場した、パートナーゼクス共闘サイクルの18枚目のクレプス。
共闘しているヴェスパローゼとは自分の野望のために神を利用したという共通点があり、フレーバーテキストでもお互いを利用した神に例えて嫌味を言い合っている。
パートナー同士は微笑ましいやり取りをしているだけにこの雰囲気の差は···。

効果はまとめると、手札調整しつつトラッシュとチャージを1枚ずつ増やすというもの。
クレプスはトラッシュとチャージどちらも重要であり、序盤からその下準備ができるのは非常に強力である。
特にトラッシュに置くカードは手札から選べるため、トラッシュに置いておきたいリアニメイト対象のゼクスを狙って落とすことができる。
またコスト4であるため、「一途のアピール クレプス」のリアニメイト対象にできる。

総じてクレプスデッキにおけるエンジン役として非常に優秀なゼクス。能力を使うとデッキが最大2枚削れるため、終盤はデッキ枚数に注意しておきたい。


B30-036 ナンバーワンウェイトレス クレプス(なんばーわんうぇいとれすくれぷす)
コスト5
ディアボロス
[自]【P】「大和」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのデッキの上から2枚までカードをトラッシュに置く。
[起]【P】「大和」【有効】スクエア【誘発】このカードがシフトする。【効果】あなたのトラッシュにあるカード名に「クレプス」を含むコスト4以下のゼクスを1枚選び、スリープでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。登場させたならば、相手のトラッシュにあるゼクスを1枚選び、スリープでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。
パワー7500
ももしき

エンジョイテーマ『働くお兄さん·お姉さん』でウェイトレスに就いた19枚目のクレプス。
パートナーの大和からは「終末が訪れたのか?」「夢なら覚めてくれ」と散々な言われ様だが。

1つ目の効果は登場のデッキから2枚のトラッシュ肥やし。序盤の下準備として優秀な能力であり、さらにトラッシュに置く枚数は任意のため、終盤は削らないでリロードエフェクト(デッキリフレッシュに伴うダメージ)を回避することも可能。

2つ目の効果は、このカードのシフト時にコスト4以下のクレプスと相手のゼクスを1枚ずつスリープでリアニメイトするもの。
このパックからコスト5以上のパートナーゼクスにシフトできるシフトカード(通称アルカナシフト)が登場しており、それに対応した能力である。
リアニメイト先はスリープなので攻撃やディンギルの降臨元に使えず、相手のゼクスもリアニメイトしてしまうため、考えなしに使うのは難しい能力。使うのであれば「常闇を舞う魔人クレプス」のような登場の相手ゼクス破壊持ちを用意しておきたい。
また、IGOBの「“破滅誓装”天王寺大和」は効果で破壊したゼクスの合計コストが13以上の場合、トラッシュのクレプスのリアニメイトができるため、そのための生贄調達として優秀な能力となる。


E19-017 常闇を舞う魔人クレプス(とこやみをまうまじんくれぷす)
コスト3 IG
ディアボロス
[自]【P】大和【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】ノーマルスクエアにある相手のコスト3以下のゼクスを1枚選び、破壊する。
[起]【P】大和【有効】スクエア【コスト】黒1【効果】あなたのデッキの1番上のカードをチャージに置く。あなたのデュナミスに表向きの[ディンギル]が1枚もない場合、あなたのデュナミスにある[ディンギル]を1枚まで選び、表向きにする。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
パワー4500
桐島サトシ

EXブースター『スーパー!オール☆ゼクスターズ』収録の20枚目のクレプス。
サタン復活の野望が阻止された後、大和は飛鳥と綾瀬、上柚木姉妹と共に贖罪の旅へ出るが、「死の恐怖を味わえそう」という理由でクレプスも同伴することにした模様。

4種類目のIGアイコン持ちのクレプスとなる。1つ目の効果は登場にコスト3以下の相手ゼクスを破壊するもの。癖がなく扱いやすい能力で、特にコスト4以下のクレプスで登場相手ゼクス破壊があるのは現状この1枚だけである。

2つ目の効果は、黒1コストでチャージを増やし、デュナミスに表向きのディンギルがない場合、なんとディンギルを表向きにすることができる。
ディンギルLv持ちが多いクレプスにとって待望の名称持ちのディンギルアッパー。チャージを増やす効果もクレプスの特性と噛み合っており、クレプスデッキのエンジンとして優秀な能力である。


クライアントがこの項目を追記・修正したいそうよ。家族が心配なら、生命を賭して挑むことね。 

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最終更新:2024年04月13日 17:32