グールギラス/メカグールギラス

登録日:2019/04/25 (木) 03:05:04
更新日:2023/11/10 Fri 12:22:27
所要時間:約 4 分で読めます





おお~、情動的ですばらしい怪獣だねえ。

では、動かそう。


インスタンス・アブリアクション!!


出典:SSSS.GRIDMAN、1話より、2018年10月6日~12月22日まで放送、TRIGGER、
「GRIDMAN」製作委員会、Ⓒ円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会


概要
『グールギラス』とは『SSSS.GRIDMAN』に登場する怪獣。
CV:上田麗奈

別名:気炎万丈怪獣
身長:70m
体重:50,000t
出身:アカネの世界
誕生日:2018年9月5日
デザイン:西川伸司

新条アカネ響裕太に渡したスペシャルドッグを教室内でバレーをしていた問川さきるがうっかり投げたボールで潰されてしまった事で激怒し、
彼女が針金と粘土で作ったフィギュアをアレクシス・ケリヴが実体化させた怪獣。

見た目は王道の二足型怪獣だが、龍のような首が長く焦点の合っていないイっちゃった目をしている。
瞳には瞼はなく、生気を失うと目からが消える。また背中には鋭い背ビレがある。
口からボール状の火炎を吐き、これはまるでバレーボールのように地面をバウンドしながら目的地に着弾し炸裂。広範囲を一掃する。

アカネが怒りに任せて急ピッチで作り上げたため、実はまだ未完成であり、指や角は針金が露出している。
また首も接着が甘いのか綻びが生じており、強い衝撃を受けると千切れてしまう。

アカネが作った怪獣は全て上田氏が声を担当し、それを加工したものが使われている。
グールギラスの場合は作った時のアカネの情動である「死ね」という気持ちが、台詞として当てられている。

デザインはゴジラシリーズで3式機龍(メカゴジラ)などをデザインした西川伸司氏が担当。
監督は西川氏に「バレーボール」「未完成・急ごしらえ」「炎」「斬首で終わる」という事だけ伝え、後はお任せしたらしい。
西川氏によれば1話の敵であり、この作品が「円谷作品」であることをアピールするためにお腹に蛇腹をいれている。
また中に人が入っていることを強調すべく首が斬首後に顔に見える部分を作るために胴体に目のような発光体を付与。
ゴジラのような背ビレがあるのは、「ゴジラの西川」を求められているような気がしたので、
『ゴジラ2000』のNGデザインのシルエットを引用し、背ビレのイメージも取り入れたから。

別名の「気炎万丈」は「他を圧するほどやる気に満ち溢れているさま」という意味。
第一話の怪獣に相応しい名前であると同時に、炎を操る怪獣であるというダブルミーニングでもある


本編の活躍
  • 第1話 覚・醒
アカネの怒りによって生み出されると共に、ジャンクの前で裕太の左腕が「わかんないけど……なんか、ヤバい感じが……」と反応。
内海「うん、お前はずっとヤバいよ……」とツッコんだ後、「そうじゃなくて……怪獣が聞こえる!と裕太の耳にグールギラスの声が響き渡る。
その後、実体化したグールギラスはツツジ台を蹂躙、バウンド火球でツツジ台高校の体育館を狙い撃つ。
結果、問川はあっけなく焼死してしまった。(その際、体育館の中にいたバレー部の女子達も巻き添えとなっている)
覚悟を決めて青いグリッドマンことグリッドマン(Initial Fighter)と融合した裕太はグールギラスと対峙。(この時夕方から夜になった)
最適化前という事もありグリッドマンは弱く、当初はグールギラスの有利に進んでいたが、内海と六花が首が弱点である事を裕太に伝えたため逆転。
渾身の力で首を千切られた後、グリッドビームを受け爆発した。
戦闘後も引きちぎられた首はツツジ台高校に残されたままだったが、翌日には綺麗に消えていた。

問川最期の姿はご丁寧にアカネのパソ内に記録されており、第2話「修・復」で彼女の自室でその様を再生してストレス発散していた模様。

食い物の恨みは恐ろしい」ってレベルじゃねーぞこれ!

  • 第11話 決・戦
アレクシスによって他の怪獣たちと共に再生産怪獣として実体化させられた。
グリッドマンがいない中、アンチが変身したグリッドナイトに挑むが、グリッドナイトストームでデバダダンと一緒に撃破された。


出典:ウルトラ怪獣擬人化計画公式HP、19年4月25日閲覧、
https://ux.nu/zVsnZ、(C)円谷プロ。

なんと放映前にも関わらず擬人化された。デザインは赤城あさひと氏が担当。
アニメ作品から選ばれたのも初なら放映前なのも初である。
以降数ヶ月連続で『GRIDMAN』の怪獣が擬人化される事となる。アカネは何を思っているだろうか……。

特徴である指の針金は包帯を巻いているという表現で再現されている。

何処となく、グールギラスに縁のある彼女に似ている気がする、という声も……


メカグールギラス


この怪獣を、学園祭当日に暴れさせるから。

だからさ、止めてみせてよ。私を。


別名:捲土重来怪獣
身長:72m
体重:60,000t
出身:アカネの世界
誕生日:2018年10月13日
デザイン:西川伸司

アカネが対グリッドマン決戦怪獣として作った最高傑作品。
グールギラスの完成品にしてアニメ版最初で最後の強化怪獣でもある。まあ実写版と違って12話しかないし……。
アカネ本人が「めっちゃ強化した」と自慢げに言うほどあまりに自信作過ぎたのか、
学園祭前の週に裕太たちグリッドマン同盟に見せるために未塗装の状態でわざわざ学校まで持って行ったほどである。

この時、たまたまその場に居合わせた古間亜子と丸佐蘭萌からはゆるキャラと思われた模様。
もし、からかったら第4話のYoutuberたちのように消されていたことであろう。

全身がメカニックになり、キングジョーみたいな頭もついた。
以前は首が弱点だったので今回は完全なメカ首となり、さらにドリル変形機能まで搭載し、『引きちぎりたくば掴んでみろや!』といいたげな状態。
武装は背中の大砲二門と口から放つ熱線、そしてグリッドマンの攻撃にビクともしない強力なバリアを有している。

しかしこれだけの力を持ちながらフルパワーグリッドマンには成す術がなく……。

正面から自信作をぶつけ、そのうえまたしても首を取られてしまったアカネはついに心が折れてしまう。
その後、アレクシスの助言を受け次回は物理から精神攻撃へ路線が変わる。

西川氏によればアカネはメカマニアではないので先鋭的なメカデザインはあえて避けたとの事。
また体の色はソフビ的な意味でのゴジラブルー。隠しモチーフはMOGERA

「序盤の怪獣がメカ化して再登場」というのは原作である『電光超人グリッドマン』でもよく見られたパターンであるが、本作では上記の通り話数の都合もあってグールギラスのみとなった。

別名の「捲土重来」は「一度負けた人物が再び勢いを取り戻す」という意味。
「グールギラスの復活」と「アカネの反撃」を意識したネーミングと思われる。


本編の活躍
  • 第8話 対・立
アシストウェポンの攻撃を自慢のバリアで無効化し、優位になっていた……が、まさかの全員合体
「なんなの、これ……もうただのロボットじゃん……。そんなんに私の怪獣は負けないんだから!!」と激怒したアカネの意思を受けメカグールギラスは攻撃開始。
フルパワーグリッドマンに肉弾戦を挑めば押し返され、熱線や砲撃で遠距離から攻撃するも無傷で爆進される始末。
首のドリルで風穴を開けようとするもその剛腕で回転を止められたあげく、またしても千切られてしまう。
最後はグリッドフルパワーフィニッシュで撃破された。

  • 第11話 決・戦
アレクシスによって再生産怪獣として登場。
アンチが作った怪獣であるヂリバーと連携し、グリッドナイトと戦っていたが、
最後はフルパワーグリッドマンとグリッドナイトの連携技に撃破された。


その他の登場
スーパーロボット大戦30』では敵ユニットとしてグールギラスとメカグールギラスの両方が登場。
量産型枠不在を補うため、どちらも初登場以降は一度に沢山出てくるようになる。*1
設定上、元のフィギュアも沢山作るハメになったのか、アレクシスがある程度コピペしてくれたのかは不明。もし前者ならアカネ君の労働環境が心配である



なんなの、これ……もうただの駄文じゃん……。

そんな追記・修正に、私の項目は編集されないんだから!!


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最終更新:2023年11月10日 12:22

*1 デバダダンなど他の一般怪獣も同様。