アナザーブレイド(仮面ライダージオウ)

登録日:2019/04/07 Mon 14:33:56
更新日:2024/04/21 Sun 18:51:21
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君の本当の心を剥き出しにするがいい。


BLADE

2019


始さああああああん!


アナザーブレイドとは、『仮面ライダージオウ』に登場する怪人「アナザーライダー」の1体。

身長:201.0cm
体重:101.0kg
特色/力:大剣を操る
変身者:2019年の栗原天音
契約したタイムジャッカー人物:白ウォズ
モチーフ:仮面ライダーブレイド
デザイン:篠原保
登場話:第29話、第30話
※身長・体重は、仮面ライダーブレイド 通常形態と全く同じ。


概要

第29話、第30話に登場したアナザーライダー。
変身者は何と、『仮面ライダー剣』の登場人物で相川始に想いを寄せていた「天音ちゃん」こと栗原天音である。
アナザーオーズアナザーリュウガと同様、過去作のキャラクターが変身した個体で、同時に一応アナザーライダー初の女性怪人でもある。
しかし後述するその容姿からとても女性が変身した怪人には全く見えず、ソウゴ達は完全に変身者が男性だと思っていた模様(黒ウォズも「彼」と呼称している)。

2019年の天音は、『剣』最終回から14年が経過した後も喫茶店「ハカランダ」を営んでいたが、*1「自分の前からいなくなった始に戻って来て欲しい」という感情を抱いており、その気持ちを心の奥底で押し殺していた。
しかし、その感情に目を付けた白ウォズが彼女の前に現れ、スウォルツから与えられた「アナザーブレイドウォッチ」を天音に埋め込むことで強制的に変身させた。
変身時はオリジナルのブレイド同様、オリハルコンエレメント*2を通って変身するという演出となっている。

アナザーウォッチの影響で「始と再会したい」という感情が増幅されており、アナザービルドアナザーゴーストと同様に殆ど暴走状態にある。
だが完全に自我を失っているわけではなく、始の姿を目撃した際には天音の意識が若干戻っているなど、半ば元の意識を保っている。

2004年で活躍していたブレイドのアナザーライダーであるにもかかわらず、その身に刻まれている年号は「2019」年のものとなっており、更に後述するようにオリジナルである剣崎一真/仮面ライダーブレイドが力と記憶を失わずに存在しており……。

因みに始と天音が一緒に映る写真や回想シーンには、『劇場版』の映像も使用されている。


容姿

仮面ライダーブレイドの通常形態を歪めたような姿をしている。
全体的にキングフォーム以上の非常に大柄かつマッシブな体格をしており、その見た目通り高いパワーを誇る。
アンダースーツは原典のアンデッドのように多数のリベットが打ち付けられたレザー調となっており、所々からトゲが生え、上半身は重厚で頑丈な鎧に覆われている。

頭部は元のブレイド同様にスペードやカブトムシのツノを思わせる鉄仮面となっており、見えにくいが歯を食いしばった口がある。
複眼に他のアナザーライダーのように眼を有しているが、その見た目は有機的かつ人間の目に近い生物的なデザインとなっているのが特徴で、かなり不気味で見る者に恐怖と嫌悪感を与える。尚、複眼状のカバーは存在しておらず眼が剥き出しの状態となっている。
これには
  • 『剣』に多かったマスクの面割れのオマージュ
  • 人間ではなくなった剣崎に対して純粋な人間が変身している事を強調している
  • 目を見開いて始を探す天音と、ジョーカーの本能から始を探し求める剣崎を表している
という説が挙がっている。
デザインした篠原氏によると、デザインした当初は誰が変身するのかまだ分からず、頭部の目は「剣本編の6話で「俺は貴様をムッコロスぶっ殺す!」と叫んだ始の見開いた目」をモチーフにしたとか。


上半身の鎧は各部にスペードを思い起こすような意匠が見られ、胸から腹部にかけての装甲はハートが3つ並んだような外観となっている。
腹部の装甲は赤く縁取られ、「逆さになったハート」または「歪なスペード」を思わせる形状となっており、腹部の紋章は逆さにすると簡略化されたジョーカーの紋章にも見える。
ハートは仮面ライダーカリスのスートであるハートを模していると思われるが、天音の始へ対する想いが現れているとも言える。
肩鎧からは鋭い刃物のようなトゲが4本ずつ生えており、両腕の装甲にはアンモナイトが刻印されているのが確認できる。
背中左側には「BLADE(ブレイド)」、そして右側には本来ブレイドが活躍していた「2004」……ではなく、現代で誕生した影響からか「2019」の文字が刻まれている。
膝から下はアナザー鎧武アナザークイズ、アナザーリュウガと同じデザイン。

腰にはブレイバックルを模したベルトを巻いているが、バックル部分にはスペードの代わりに髑髏が刻まれており、寧ろアンデッドバックルを想起させる。

また見方を変えれば、その全身はアンデッド(特にスペードスートのアンデッド)のデザインを寄せ集めたようにも見える。例として挙げれば、
  • 頭部のディティールはトリロバイトアンデッド(三葉虫)
  • ツノはビートルアンデッド(ヘラクレスオオカブト)や『剣』本編には登場していないライノセラスアンデッド(サイ)
  • 大柄な体格はエレファントアンデッド(象)やバッファローアンデッド(バッファロー)
  • 肩の刃物のようなトゲはリザードアンデッド(トカゲ)やボアアンデッド(猪)
  • 両腕装甲のアンモナイトの刻印はシェルアンデッド(巻き貝)
  • 人間そっくりの眼はヒューマンアンデッド(人間)
  • 後述する大剣にはマンティスアンデッド(カマキリ)やパラドキサアンデッド(パラドキサカマキリ)のような鎌の意匠
…と、様々なアンデッドの要素が確認できる。

変身した状態のままアンデッド化した仮面ライダーブレイド(剣崎)の姿とも、「ベルト(ジョーカーラウザー)にラウズカードを通せば、そのアンデッドへと変身出来る」というジョーカーの特性を表しているとも言えるだろう。
全体のフォルムは小説版に登場したブレイドジョーカーがモチーフとも取れる。

更に別の見方では、このデザインは『剣』本編の最終回のテーマである「怪人となったライダー」をアナザーライダーで皮肉っているという意見も存在する。

能力

固有能力は手にした大剣を使っての剣術。
見た目はブレイドの使用する武器・醒剣ブレイラウザーを模しているが、キングラウザー並みの大きさに大型化しており、この大剣を怪力によって片手で振り回す。
持ち手付近のオープントレイ部分は巨大な丸鋸を思わせる形状に変化しており、ラウズカードを収納するようなスペースは存在しない。
歪な刀身にはカマキリの鎌と湾曲したスペードが向かい合うように配置されたデザインがなされており、ブレイドとカリスの双方を意識したものと見られる。

腹部からブレイドのディアーサンダーを想起させる雷撃を放ったり、大剣の切れ味を強化する等、ブレイドに由来する能力を行使することが可能な模様で、
ラウズカードを用いることなくその力を発動出来るキングフォームを思わせる。

また見た目通りタフで、ジオウのタイムブレークを受けて倒れたと思いきや直ぐに起き上がる等、これまでのアナザーライダーのように変身解除に追い込まれる描写も見られない。

歴史改変の影響

アナザーブレイドウォッチは、スウォルツがブレイドの力を奪って生成したものと思われるが、
何故かアナザーブレイドがいるにもかかわらず、オリジナルである剣崎は記憶が一切改変されておらず、仮面ライダーブレイドへの変身も可能となっている。
だが、それ故に原典『剣』から15年経過した2019年時でもその身はジョーカーアンデッドのままである。

本来のジョーカーである相川始も改変の影響を受けておらず、仮面ライダーカリス(正確にはマンティスアンデッド)への変身も可能。
2019年時における始はハカランダから姿を消し、隠れ家である山小屋を拠点にカメラマンとして活動を続けている。
恐らくは橘朔也/仮面ライダーギャレン上城睦月/仮面ライダーレンゲルもライダーの力や記憶を保持しているものと思われる。

敵であるアンデッドは剣崎や始がラウズカードを所持しており、カードの能力を戦闘でも使用できることから、ラウズカードに封印されているが存在が消滅することだけは免れた模様。

歴史改変が起きていない理由について、公式サイトでは「新たなタイムパラドックスが発生」していることが示唆されているが、
これについて白倉Pが自身のTwitterで、
  • 「アナザーブレイドが誕生したのが2004年ではなく、2019年であるから」*3
  • 「天音のアナザーブレイドとしての行動原理が、原典『剣』における始との交流を前提としているから」
  • 「白ウォズの目的上、歴史改変を起こさずにアナザーブレイドを生み出す必要があったから」
と説明している。*4

上述の通り、剣崎と始という2人のジョーカーが存在しているが、「ブレイド編」後編の第30話で後述する驚くべき更なる改変が発生することになる……。


劇中での活躍

第29話「ブレイド・ジョーカー!?2019」

概要にある通り、始のことを想い続けていた天音の前に白ウォズが出現。彼にアナザーブレイドウォッチを埋め込まれたことで、無理矢理アナザーブレイドに変貌・暴走してしまう。
始を見つける為、カメラマンだった彼の関係者がいるフォトスタジオを次々と襲撃して回っていたが、そこへ駆けつけたソウゴ達と遭遇。
ジオウとの戦闘になるが、ジオウが海東大樹/仮面ライダーディエンドにジオウライドウォッチⅡを盗まれていたこともあってか、巧みな剣術とタフネスさでジオウを苦戦させる。

「剣には剣で対抗しよう」とジオウは鎧武アーマーに変身。やがてアナザーブレイドは鎧武アーマーの攻撃に圧倒されるが、そこへ天音の身を護る為に始が登場。
始はアナザーブレイドの正体が天音である事に気付いた様子で、仮面ライダーカリスに変身し、ジオウに襲い掛かる。
だが始がジョーカー(アンデッド)の力を使ったことで、そこへ引き寄せられるように剣崎が突如姿を現し、ブレイバックルを装着して仮面ライダーブレイドに変身。
決して会ってはならない2人=ブレイドとカリスが戦う「ジョーカー同士のバトルファイト」が勃発してしまうという最悪の状況に展開してしまう。

第30話「2019:トリニティはじめました!」

自身を庇おうとしたカリスがブレイドのライトニングソニックを受け、その際の余波で自身の変身も解除される(変身解除での剣崎の反応を見る限り、彼はここでアナザーブレイドの正体が天音であることを初めて知った模様)。
戦闘が中断され、始は天音の前から再び姿を消してしまう。

その後、山小屋に潜んでいた始と再会するが、そこへ白ウォズのノートの力で引き寄せられた剣崎が登場。
両者は変身して戦い始め、天音は2人に戦いを止めるように叫ぶが、白ウォズに体内のアナザーウォッチを再起動させられ、再びアナザーブレイドに変身して暴走してしまう。
暴走したアナザーブレイドはブレイドとカリスを同時に相手にし、「変身者が天音である」こともあってか、終始2人を圧倒。
ブレイドとカリスを変身解除に追い込み、更に何と剣崎と始からジョーカーアンデッドの力を奪い取ってしまう。*5
アナザーブレイドにジョーカーの力を吸収された剣崎と始は、何と傷から滲む血液がアンデッドの緑色ではなく赤色に変化していた。
力を失ったことと引き換えに、元の人間に戻ったのである。*6

一方アナザーブレイドは2人のジョーカーの力を吸収したことで、右胸に赤いハートの紋章、左胸に緑色のジョーカーの紋章が出現。
これにより擬似的にジョーカーと同等の存在と化し、統制者から「ただ1人のアンデッド=バトルファイトの勝利者」と見なされ、
上空に巨大なねじれこんにゃくモノリスが出現、しかもモノリスからは原典とは異なりダークローチではなく、無数のジョーカーらしき怪人が湧き出そうとしていた。

白ウォズが天音に目を付けた理由は、もはや自身の望む「オーマジオウの消えた未来」が成り立たなくなったことから自暴自棄となり、
天音をアナザーライダーにして利用することで剣崎と始からジョーカーの力を奪わせ、ジョーカー一人が勝ち残る状況を人工的に作り出すことで世界を滅亡させるという、
要は「自分の望む未来が訪れないのならば、自分以外の世界の全てを道連れにする」為だった。*7

ゲイツとウォズ、遅れてやって来たジオウも寄せ付けない程までに苦戦させるが、白ウォズからジオウトリニティライドウォッチを受け取っていたジオウが仮面ライダージオウトリニティに初変身。
ジオウトリニティの圧倒的な強さに押され始め、得物である大剣を折られてしまう。
最後はジオウトリニティの繰り出した「トリニティタイムブレークバーストエクスプロージョン」を受け爆散。アナザーブレイドウォッチが砕けて天音は無事に元の姿に戻り、モノリスも消滅して世界の滅亡は防がれた。*8
同時に「最後のアンデッド」となったアナザーブレイドの存在が消えたことで、古代から長らく続いたバトルファイトは完全に終結することとなった。

天音の体からは、アナザーウォッチと共にブレイドライドウォッチとカリスライドウォッチが排出されており、最終的に剣崎によってソウゴの手に託されることになった。

第43話「2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」

アナザージオウⅡ率いるアナザーライダー軍団の1体として現れ、飛流の屋敷までやって来たソウゴ達を迎え撃つ。
最後はウォズギンガファイナリーの超ギンガエクスプロージョンを喰らい、他のアナザーライダー共々まとめて倒された。


余談

  • EP29放送前の雑誌やニュースサイトでの前情報は海東大樹ことディエンドの登場告知だけされており、ブレイド編が告知されたのはEP28の次回予告が初。放送当時視聴者は度肝を抜かされた。

  • その結末がブレイド本編後期のOPテーマソング「ELEMENTS」の歌詞の一節「未来、悲しみが終わる場所」を彷彿とさせる展開だったこともあり、『剣』のファンを始めとして『ジオウ』の物語の神回の一つとして挙げる声も少なくない。しかし、一方で『剣』の最終回もまた神回として高く評価されていることから、「原作の余韻を台無しにされた」「剣崎の決意への否定」と難色を示す意見も少なからずあり、ただでさえ賛否両論な『ジオウ』の中でも特に好みが分かれる回でもある。もっとも、これに限らず「綺麗に終わった最終回から地続きの続編」というものはどうしても意見が割れるものなので、この辺りは仕方のないことであろう。

  • 栗原天音を演じる梶原ひかり氏は、『仮面ライダーフォーゼ』においても怪人であるアルター・ゾディアーツを演じた経歴がある。
    『フォーゼ』には橘を演じた天野浩成氏も速水公平/リブラ・ゾディアーツ役として出演しており、何の因果か第29話の放送日にニコニコ動画の東映公式チャンネルでは、速水校長の退場回である第46話が配信されている。
    なおこの日レンゲルは音沙汰なし。


  • 上述の通り、ブレイドやアンデッドの要素が強めのデザインだが、そのシルエットから『HERO SAGA』に登場した、フュージョン・エレファントを使用した仮面ライダーレンゲル ジャックフォームを想起した視聴者もいた模様。

  • 「バトルファイトの終結」についてはファンの間では見解が分かれている。
    最後の勝者とされたアナザーブレイドの撃破で勝者不在となった説*10や、ブレイドライドウォッチとカリスライドウォッチが引き続き2体のジョーカーとして認識され、剣崎と始を介さない形でバトルファイトが再開した扱いになった説等が挙げられている。

  • 「ねじれこんにゃく」こと、統制者の意思を伝える石版であるモノリスの捻れが『剣』より90º増えて180ºの捻れになっている。気になる人は見比べてみよう。

  • アナザーブレイドが初登場した2019年3月31日のニチアサは30分前の番組でも30分後の番組でも女性を元にした怪物・怪人が登場した結果、この日のニチアサは敵が全員女性が元になるという、かなり珍しいことになった。

  • 『ジオウ』最終話において、融合した平成ライダーの世界は元通り分離されているが、分離後の「ブレイドの世界」で剣崎と始がどうしているのかはわかっていない。
    「歴史がリセットされた影響で原典の歴史通りジョーカーに戻っている」という意見がある一方、「アナザーライダーによる改変を受けていなかったため、力を失ったまま」という見方もある。

追記・修正は、タイムジャッカーと契約してアナザーブレイドになってからお願いします。

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最終更新:2024年04月21日 18:51

*1 母の遥香の後を継いで経営者となっている模様。

*2 オリジナルと異なりアナザーブレイドの頭部が描かれている。

*3 ただ誕生年が本来のライダーの年代やアナザーライダー本人に刻まれる年代と違う例は少なくない為、これだけでは他のアナザーライダーへの説明がつかない。

*4 『剣』の設定を考えるとアナザーライダーが誕生することで人類史そのものに影響が現れ、「人類の始祖であるヒューマンアンデッドや、アンデッドを創造した統制者が消滅してしまい、結果的に人類そのものが誕生しないという壮大なタイムパラドックスの発生を回避した結果説」も考えられる。

*5 「アンデッドをラウズカードに封印」「オリジナルのライダーに成り代わる」という、『剣』の登場ライダーとアナザーライダーの2つの特性が合わさった結果とも予測されている。

*6 始については元々アンデッドなのでこの辺りの詳細は不明。

*7 だがソウゴの熱い説得を受けたことで考え方に僅かに変化があった模様で、彼にジオウトリニティライドウォッチを与えている。

*8 この倒し方は「最後の一人となったアンデッド」を「その場にいない一人の力を含めた4人の力」で倒した、という点で『劇場版』のラストを意識している様にも思える。奇しくも『劇場版』のラスボスにも天音の存在が関わっている。

*9 俳優業を引退した睦月役の北条隆博氏も過去に声だけとはいえ、レンゲルとして客演したことがある。

*10 いわば『劇場版』の状況。この場合アルビノジョーカーが出張ってくる不安も残るものの、順番が逆になったとはいえ「本物のライダーの力を奪って成り代わり、ジオウに倒され、ライダーの力がライドウォッチとしてソウゴに渡った」というプロセスを踏んでいるため、『剣』の物語は当事者たちの記憶を残して消えているとも取れる。この場合、アルビノジョーカーは存在自体が消えていることになる。