桐ヶ谷璃乃

登録日:2019/03/17 Sun 19:42:39
更新日:2024/04/26 Fri 19:27:11NEW!
所要時間:約 6 分で読めます




*1
「ええ、そうなの。せっかくだし、良かったら一緒に行きましょう」


桐ヶ谷璃乃(Rino Kirigaya)とは、ういんどみるOasis制作のエロゲー、はぴねす! 2 Sakura Celebrationに登場するヒロインの1人。

CV成瀬未亜
身長:149cm(上げ底靴効果で152cm)
3サイズ:83(C)/56/85
血液型:O
誕生日:8月3日(獅子座)


桜ヶ丘学園における同学年のクラスメイトの一人で、クラス委員長も務めている。
春先に進級して同じクラスになってからも、やはり引き続きクラス委員長となっている。

二年連続委員長ということも含め、性格は真面目且つしっかり者でクラスの皆からも頼られる存在。
基本前向き快活な性格で、思ったことは基本的にはっきりと口にする。
己の欲望に忠実で破天荒な六介をよく魔法で制裁してたりもするが、何だかんだで付き合いはいい方。

その立場柄、璃乃の方もまたクラスの皆と積極的に絡んでいく社交性の強い面もあるのだが、
それを踏まえても和綺個人に対して何かと話を振ってくる機会が多いらしく、
和綺からはしっかり者であるのと同時に、世話焼きというイメージを持たれていたり。
そんな和綺との繋がりから、彼が偶然にも知り合った花恋との交流も始まっていくことになり、
天然で純真すぎる=何かと危なっかしい面も見られる花恋のことを引っ張ってあげているなんてことも。

…というか、そういった事情もあって和綺と共にいるところを目撃されることも多いことから、
花恋以外からもお似合いの二人、という風に見られることもしばしば。
そんな噂を耳にする度に、すぐさま璃乃が顔を真っ赤にして否定しに行くのもまたお約束。

積極性の高そうな性格ながらも、本人的には割と本番で動揺しやすいタイプ、などとも語っており、
二年生に進級後は元からやってみたかったという理由と、精神修行の一環ということも込みで、
学園内喫茶Oasisにてウェイトレスのアルバイトを始めたりもしている。
因みにマスターである海音の策略により、サプライズ的に和綺や花恋にそのことがバレてしまったりもしたが、
経験が浅いながらもウェイトレスの仕事自体はしっかりこなせてる辺り、順応性も高い様子。

魔法の腕前についても、花恋が来る前は学園内でもトップクラスと称されるほど。
「音速のカヴァリエーレ」というブライトネームを持ち、花恋と同じでクラスBの保持者。
得意とする放出系の魔法を中心に、高度且つ複雑な魔法の数々を容易く使いこなす。
それ故に自分と張り合うことのできるライバル的な存在が今までいなかったらしく、
花恋が自分に匹敵する使い手であることを知った際には、張り合いが出来たと素直に喜んでいた。

愛杖の名称は「アンペア」
魔法衣装と同じ真紅で染められたイヤホンモチーフのマジックワンド。
積極的な璃乃とは真反対の非常にシャイな性格で、必要最低限のことしか喋ろうとしない。

上述したように、自分から和綺に絡んでいくことの多い彼女なのだが、
共通ルート終盤から個別ルート開始にかけては、和綺の過去について何か知ってるかのような素振りも見せるようになり…

以下、ネタバレ含む。





















実は和綺が共に弥篝珠洲子と共に魔法を学び、
「魔法でこの町を守るの」と純真な夢を語っていた、眩しい思い出の女の子、
それこそが幼少期の璃乃自身であった。

しかし和綺の方は、もう一人の思い出の女の子である花恋に関わる事件とそれによる記憶処理の影響もあって、
璃乃のことを嘗ての女の子と思い出すことが出来ずにおり、
反対に全て覚えていた璃乃は、そんな和綺のことも含めて真実を打ち明けることが出来ないままに、鬱屈した思いを抱えていたとのこと。
そのまま時間が流れ、今となっては伝えるべきなのか、伝えたとしてその後どう接すればいいのか?
といった具合に、和綺に対してかなり複雑な心境を抱えるようになってしまっていたそう。

璃乃ルートの序盤では和綺が覚えている思い出の女の子が誰なのかについて、
花恋の発案により「師であった珠洲子当人に」聞きに行けばいいという流れになるのだが、
自分と同じで全て覚えている珠洲子が自分の横で和綺に対し、知っているが敢えて教えない的な話を聞かされることになり、何とも微妙な感じに。

そんな感情の動きから花恋に、自分こそが和綺の思い出の女の子であることを見抜かれてしまったり、
上述した和綺に対する複雑な思いを花恋に打ち明けたり、
それを聞いた花恋が気を利かせて、和綺と璃乃が二人きりになるシチュエーションを作り上げたりと色々あった末に、
夕暮れの高台で和綺に対し、彼が呟いた嘗ての自身の夢…「魔法でこの町を守るの」という言葉を被せるという形で、
自分がその思い出の女の子その人であるということを告げる。

後日、今度は夕暮れ時の教室で改めて問い質してきた和綺に対し、花恋と同じように今の自分の気持ちを伝えたり、
数日後に行われるイベント、タッグを組んでの魔法バトルを行う魔法仕合のパートナーに和綺を指名したり、
そのために一緒に訓練に励んだり、自宅に招いて手料理を振る舞ったり等々、順調にアプローチを続けていった末に、
璃乃への気持ちを強めていった和綺に夜の公園に呼び出され、お互いにお互いを異性として好きだという気持ちを伝え合った末に、
単なる試合のパートナーなだけじゃない、本当の意味での恋人として結ばれることになる。

「そんな事言われたら……あたしの気持ちだって、とめられなくなる……」

「もう……、もう抑えられないよ。あたしだって、ずっとずっと大好きだったんだもん! 和綺ぃ……」

恋人になった後は、しっかり者な頼れる委員長としての一面はどこへやら、
今まで我慢していた分も含めて、和綺にべったり寄り添うふにゃふにゃで甘々なリアクションでプレイヤーを萌えさせてくれる
しかも、好きって気持ちがじゃぶじゃぶ溢れてくるだの、自分の心の蛇口を締めてくれだの、
学校ではいつもどおり振舞うはずが、周囲から煽られて蛇口漏れを起こしそうになったりと、駄々甘である。

後、魔法仕合でぶつかることになった真白との模擬戦において、唐突に判明した更なる秘密…
それは、彼女のワンドであるアンペアは、自我を持たない見せ掛けの杖だということ。

というのも、クラスB程の魔法使いならば、自我を持つ自作のマジックワンドは作れて当然らしいのだが、
魔法に関する事柄は弛まぬ努力で何でも実を結んできたが、マジックワンド制作だけはどうやっても上手くいかず、
その事実を隠すために、腹話術的な要領でアンペアを自我を持つ自分のワンドと見せかけていたとのこと。

そしてそれと同時に更に、自分が和綺に惹かれるきっかけとなった10年前の出来事…
謎の異空間に迷い込み、泣き出してしまった自分のことを励ましてくれた和綺に対して、
「自分のマジックワンドになってほしい」なんてことを語っていたことも判明し、
その流れで和綺への燃え上がる恋心のままに、何と本当に和綺を自分のマジックワンドにすることに成功する。
(因みに唐突な奇跡ではなく、人型ワンドの技術自体は作中世界において確立されていたものだそう)

璃乃の持つ魔法とのシンクロを果たし、お互いの恋心も更に強めていった二人は益々実力を高めていき、
魔法仕合当日においても最大の強敵であった真白を倒して見事優勝。
観衆前でのキスなどもこなし、学園内でも隠すことなく和綺への愛を素直に見せられるようになるのであった。

「そうだよね! あたしたちなら大丈夫よね!」

「うん! えへへっ……♪」





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最終更新:2024年04月26日 19:27
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*1 出典:はぴねす!2 Sakura Celebration ゲーム画面 ういんどみるOasis 有限会社アレス 2019年2月22日 ©Windmil / ARES Inc.