山田たえ

登録日:2018/12/26 (水) 03:51:33
更新日:2024/04/22 Mon 01:21:20
所要時間:約 3 分で読めます





ふるぁっしゅっしゅっ!




出典:ゾンビランドサガ、2話より、2018年10月4日~12月20日まで放送、
MAPPA、Ⓒゾンビランドサガ製作委員会


『山田たえ』とはアニメ『ゾンビランドサガ』の登場人物である。




プロフィール

生年月日:不明
没年月日:不明
享年:29歳
血液型:不明
身長:170cm
体重:50kg
スリーサイズ:B91/W59/H89(Fカップ)
趣味:旅行代理店めぐり
好きな食べ物:明太子、イカ
嫌いな食べ物:たこ、わさび
好きな色:紫


概要

佐賀を救うために謎のプロデューサー、巽幸太郎の手により甦らされたゾンビィ0号にして、
アイドルグループ「フランシュシュ」のメンバーの1人。
他のメンバーが覚醒した後も彼女のみ自我が戻っておらず、言葉も発せず本能の赴くままに行動する、
正にゾンビそのものといった風に振舞う。「ステレオタイプのゾンビ」というのが彼女の個性であるといえるだろう。

毎回のように何かしらの奇行を働いているが、知能がないわけではなく、さくら達の言葉をちゃんと理解したり、
リリィのイカゲソをつまみ食いした際には誤魔化したり、雪像を作る等器用な一面も。

協調性もないわけではなく、ステージでは歌う事はないもののダンスはしっかり行っており、
完璧に振り付けを覚えている訳ではないものの、全員での決めポーズには参加する等、輪を乱さない程度には上達している。さくら頑張った。
また、仲間の危機には率先して動くなど、ちゃんと仲間意識もある模様。
特にさくらには懐いており、さくらに危害を加え(ようとした)た相手(少女、巨大猪)に(物理的に)噛みついている。
子供同士に近い感覚ということなのか、リリィが積極的に世話を焼いている場面も多いが、たえの世話を焼くといえばロメロの活躍も見逃せない所で、たえがゾンビィばれしそうな場面では先回りして潰しにかかることも多い。

ドライブイン鳥のCM出演以降は、中の人によるやけにリアルなニワトリの鳴き声も持ちネタとなっている。

その素性は不明で、幸太郎も「伝説の山田たえ」としか紹介しておらず、
幸太郎自身は勿論の事、記憶喪失状態だったさくらや、享年が古すぎるゆうぎり以上に謎に包まれた存在である。
ゆうぎり共々に1期の時点では主役回が作られなかったのも、様々な考察なり、実は深い意味が無いのでは?といった疑惑を生んだ。
ゾンビィとしては、ゆうぎりと並び殆ど外傷が無いものの、これまたゆうぎりと同じく、いわゆる首チョンパ状態となっているのが死因と思われる。
ただし、一応は繋いだ後があるゆうぎりに対して、そうした処置もされていないようで、ゾンビィとなってからは外見がボロボロの他のメンバーを差し置いて首が取れまくるという有り様で、そのことで度々に混乱を巻き起こしては他のメンバーが対処に負われている。

謎めいてはいるが存在感は濃いことから、中心人物である幸太郎やさくらの関係者、時折犬っぽい仕草を見せることからゾンビ犬・ロメロと何か関係があるのか、
囚人服のようなパジャマを着ていることから元罪人なのか、はたまた古代人等未知の存在なのか、真相は闇の中であった。

……そして、第2期『リベンジ』にて、ちゃんと現代で死亡確認出来る境遇であることが判明。*1
また、現在のたえに自覚があるかは不明だが待望の主役回(?)となった第6話にて、お使いの途中に山田家代々乃墓に立ち寄って、ロメロと共にお供え物を貪っていた。*2


容姿

普段の振舞いとは裏腹に外見は黒髪ロングの美女、一応メンバーでは最年長、かつ最長身。
ゆうぎりに次ぐ巨乳の持ち主でもあり、ルックスだけなら10代の他メンバーとも遜色ない。
今以上に外見が変化していかないフランシュシュとあってか、プロフィール上では最年長である(そして実年齢が29歳な)ことは明かされていないのか、知名度が上がってからは奇異な行動にファンからも注目が集まると共にマスコット的存在として捉えられるようになっている模様。
『リベンジ』ではロメロの助けもあるとはいえ、外にお使いに行ける位になっており、御近所からも“0号(0号ちゃん、0ちゃん)”としておばちゃんから子供達にまで親しまれて遊んだり、コロッケやお菓子なんかを貰う関係を築いている。
お使いでよく行くことから、スーパーでバイトをしている天吹万梨阿とも顔馴染みとなり、顔を合わせてはお団子に噛みついている模様。

また、何気に身体能力が凄まじいのではないかという描写が度々とされていたが、第2期では驚異的なパワーヒットによるドラミングを会得し、飛び入りでヒップホップダンス大会に参加し、ドラ鳥CM撮影以来の宿命のライバルにして、実は佐賀で5年連続無敗の不動のダンス王者だったコッコくんに反則的な方法で勝利するという活躍を見せた。



人間関係


フランシュシュのメンバー。
さくらが蘇って初めて出会ったのがたえであった。
当初はよく噛みついてくるたえに辟易していたものの、本格的にアイドル活動を始めてからはダンスを教える等世話を焼いており、
その姿はさながら母娘のようで、この事が終盤に大きく影響してくることに……。
終盤、さくらに拒絶された時にはあからさまに落ち込んだ姿を見せたり、構ってくれない禁断症状が出た結果、中の人に馴染み深いSFアニメばりの暴走状態を見せた。

フランシュシュのメンバー。
サキはリーダーとして彼女の事もよく見ており、たえもサキの指示には従う事も多い。

フランシュシュのメンバー。
たえの動きをちゃんと計算してダンスを組み立てているあたり、仲間として受け入れている模様。

フランシュシュのメンバー。
さくら同様よくたえに噛まれており怯えていたが、次第に慣れてきた模様。

フランシュシュのメンバー。
年長同士であるが、絡みは少ない。

フランシュシュのメンバー。
最初はたえに怯えていたが、後にその犬っぽい仕草を気に入り、よくじゃれ合っている。
二人で行動していることも多く、揃ってさくらの保護対象である。

プロデューサー。
たえに0号という特殊な番号を与えているあたり、彼女の謎を知っていると思われるが……。

  • ロメロ
ゾンビ犬。
たえとはよく夜中遠吠えしている。





以下、ネタバレ注意












言葉にならなくても伝えられること



事故により生前の苦い記憶を思い出してしまったさくらは、幸太郎やメンバーの言葉も響かず引きこもっていた。
そんな彼女をたえはレッスン室まで連れ出す、いつもの奇行かと思っていたメンバーだったが……。
戸惑うさくらにたえは一吠え、それはまるで……


前を向いて!


そう言っているように聞こえた、それは、練習中にそっぽを向くたえにさくらが何度も言っていた言葉だった。

彼女は喋らなくとも、本能のまま行動していても、さくらを、フランシュシュのメンバーを心の底から愛していたのだ。
当然である、彼女達は世界でたった7人のゾンビ……同士なのだから。

そんなたえの行動、そしてゆうぎりの(珍しく正論から放たれた)ビンタや仲間たちの言葉で、少しずつ前を向くようになり……。


主役回となった第2期6話では、全くの偶然*3とはいえ競艇で2000万の大穴を当てて『リベンジ』開始以降に悩まされ続けていたEFSでの失敗による巨額の負債を返せることに。
……が、同回のラストにて以前よりフランシュシュに疑問を感じていた地元新聞記者に首ポロリが目撃されてしまい……。



余談

2話まで担当声優は伏せられており、第3話で三石琴乃の名が発表された時はファンは仰天したとか。
そのためそれ以降視聴者から伝説というのは「ムーンでライトな伝説」とささやかれるようになった。

2021年5月から月刊漫画誌「ウルトラジャンプ」で生前の姿を描いた外伝漫画『ザ・ファースト・ゾンビィ』の連載が開始。作画はキャラクターデザインを担当した深川氏。


たえ「あああああああああ…………」

さくら「たえちゃん! ちゃんと追記・修正って言うて!」

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最終更新:2024年04月22日 01:21
添付ファイル

*1 ただし、さくら達とは違いソースとなる新聞記事等は画面上では見えなくなっている。

*2 お盆シーズンなのか他のお墓も綺麗に掃除される&お供え物がされているのだが、普段のたえの行動に反して、他の墓のお供え物には手を出していないので、たえ自身に関わる墓であると区別がついている可能性が高い。

*3 食い物と勘違いしたボールペンのインクを吸い込んだ後でチェックシートに吹いてしまい、そのまま機械に入れて券を買った。