カエル顔の医者

登録日:2011/03/01 Tue 17:07:44
更新日:2024/03/19 Tue 18:05:07
所要時間:約 5 分で読めます




とある魔術の禁書目録の登場人物。
CV:仲野裕

恰幅のよい初老の男性で学園都市第七学区の病院に通勤する医者。

本名は不明だがカエルに似た平べったい顔をしている事からこう呼ばれている。

本人もカエルに似ているのを自覚しているのか胸元のIDカード等のところどころにカエルのシールが貼ってある。
口調は語尾が疑問形になるのが特徴でどこかひょうひょうとした喋り方をする。


異常と言っても過言ではない医療技術を持つ超凄腕の医者で、どんな負傷や病気でさえ決して患者を見捨てずあらゆる手段を用いてほぼ確実に治療してしまう。
患者第一をモットーにしており「患者に必要な物は何でも揃える」という事を基本スタンスとしている医者の鑑。


今のところ彼の手で治せなかった病気は上条当麻の記憶破壊と打ち止め(ラストオーダー)の昏倒のみで、
それ以外の全ての治療や手術を何の問題も無く完遂している。

その異常なまでの医療技術から「冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)」という異名で呼ばれている。

更に一時期は不老不死の研究もしていたとされ、なんと「寿命」という概念すら克服してしまったらしいが、何故かそれ以降その研究は中止しており、
その試作モデルはあの「窓の無いビル」の中に安置されているという噂がある。


治療や手術だけでなく医療用品等の開発も手がけており「風紀委員(ジャッジメント)」に支給される医療キットも彼の手で作られた物。

一方通行(アクセラレータ)の代理演算装置を作ったのも彼である。

また不老不死の研究をしていた時代に開発した異常な治癒力を持つ薬(本人は「負の遺産」と呼んでいる)もあり、
これの一部を使ってあのターミネーターこと麦野沈利は僅かな期間で復帰を遂げた。



作中では上条当麻や一方通行等を始めとした様々な人物が彼に命を救われており、「妹達(シスターズ)」のうちの五人も彼による治療を受けている。
とある科学の超電磁砲」にも登場しており、木山の事情を知って木山を保釈させている。

特に上条さんが物語の最後に彼の元へ送られるのはもはや定番となっており「病院」と書いて「ふりだし」とルビが振られた事もある。

上条さんが様々な場所で死力を尽くせるのはある意味彼のおかげでもあり、ある意味「生きる生存フラグ」とも呼べる存在。

実は無類の看護婦フェチという性癖を持ってたりする。









以下ネタバレ

















その昔イギリスの片田舎で瀕死の状態のアレイスター=クロウリーを保護。
彼を治療して英国から匿い日本に逃がしたという過去を持ち、更にその後「学園都市」を作る手伝いまでしていたという何気に超重要人物。アレイスター自体が自分をも超える魔術師とも言ってたほどの人、また異常な治療力は魔術によりやっていたことも判明している

アレイスターの生命維持装置も彼が作った物で恐らく前述の試作モデルが関わっていると思われる。
現在は彼の行動に憤りを感じており決別しているが、一方で「彼も自分の患者の一人」とも認識しており、『医者として』見捨てる気はないらしい。


追記・修正は病院送りになってからお願いします。

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最終更新:2024年03月19日 18:05