ポケとる

登録日:2018/10/19 (金) 20:41:20
更新日:2023/10/16 Mon 00:48:03
所要時間:約 28 分で読めます




ポケとる』(Pokémon Shuffle)とは、ジニアス・ソノリティから配信されているパズルゲーム。サービス開始は2015年2月。


概要

2005年にニンテンドーDSで発売された『ポケモントローゼ』の流れを汲む作品。
2014年にはニンテンドー3DS向けにDL専用タイトルとして「ポケモンバトルトローゼ」が発売されている。
ポケモンを題材にしているが、ゲーム自体にポケモンの知識は必要ない。
ニンテンドー3DS版以外にもスマホアプリとしても展開されており、内容が少しだけ異なる。
特に記述がない場合は、2018年2月にリリースされた最新バージョンに準ずる。

かつては1週間か2週間の区切りで開催されるイベントが配信されていたが、
現在は新規イベントが開催されることはなく24週間でイベントがループする仕様になっている。

また、3DS版は「ニンテンドーeショップ」のサービス終了もあり、2023年3月をもって一部機能のサービスを終了している。
現在、3DS版はソフトの新規ダウンロードやホウセキ(後述)購入も出来ないので注意。
スマホ版は引き続き全サービスを提供しているとのこと。


基本ルール

6マス×6マスの盤面にポケモンを描いたパネルが並んでいる。
手かずを1回消費して盤面の2つのパネルを入れ替え、タテまたはヨコに同じポケモンパネルが3つ以上並ぶと
マッチしたことになり、そのポケモンは消える。マスが空くと上からパネル落ちてきて、連鎖が起こることも。
1回の手かずでは、何かがマッチするような入れ替え方しかできない。
パズルをバトルに見立て、野生のポケモンに対してポケモンパネルをマッチすることでダメージを与える。
決められた手かず以内に、ダメージの合計が野生のポケモンのHP以上になれば、ステージクリアとなる。


応用ルール

  • サポートポケモン
ゲット済みのポケモンをステージ開始前にセットすることで、初期配置および落ちてくるパネルとして登場する。
普通は4種類だが、3種類のステージもあり。コンボは格段に起こりやすくなる。
わざとセットしないことも可能で、その場合はステージによるが、他のポケモン(ポッポなど)がパネルとして登場する。
また、セットするのは4種類だが第5ポケモンが登場するステージもある。
パーティーの人数が多いほうがバトルが不利になるじゃないかってのは禁句

メガストーンを入手済みで、かつ当該のポケモンをサポートポケモンの第1枠にセットしたときのみ使用可能。
当該のポケモンのパネルをマッチで消すとゲージが貯まり、そのポケモンがメガシンカする。
メガシンカしたポケモンをマッチするとメガシンカ効果を発揮し、パズルが大幅に有利になる。

  • オジャマ攻撃
野生のポケモンはパズルを不利にするオジャマ攻撃をしてくる。
トリガーとしては「手数を消費する(カウントダウン表示がある)」「一定数コンボ以上する」などがある。
以下のようなものがあり、攻撃としてパネルをこれらに変化させたり、初期配置として存在したりする。
 いわ:隣のマスでポケモンがマッチすると消滅する。おじゃまぷよみたいなもの。
 ブロック:見た目から「鉄」とも呼ばれる。手数を5回消費すると消滅する。
 バリア:その場に固定され、下のマスが空いても落ちなくなる。盤面上部にあると厄介。バリアに覆われたポケモンもマッチできる。
 くも:1マスが雲で覆われ、見えなくなる。時間制ステージではかなり厄介。
 コイン:一部のステージに登場。マッチするとクリア時にコインを入手できる。大きくマッチするほど入手する金額が大きくなる。
 敵の仲間:パネルを別のポケモンに変化させる。手持ちとしてそのポケモンを入れておけば、その攻撃を起点にマッチが起こることも。
※状況を問わず、セットしてないポケモンは『敵の仲間』扱いである。

  • スキル
手番のうち最初にマッチしたポケモンの持つスキルが発動する。
オジャマへの対抗手段となるスキル、ダメージを増やすスキル、状態異常を与えるスキルなど様々。

  • 時間制ステージ
手数制ではなく、時間内に好きなだけ入れ替えできるステージ。何もマッチしないような入れ替え方も可能になる。


用語

  • マッチ
同じポケモンが3つ以上タテかヨコに並ぶこと。3つ並ぶと3マッチ、4つでマッチ、5つで5マッチとなる。
オジャマ攻撃を起点として6マッチが成立することもある。

  • コンボ
1回の手かずで2列以上のマッチが成立すること。要するに連鎖。

  • ランク
ステージクリア時に設定されるランク。残り手数によって決まり、目安として初期の半分残っていればSランクとなる。

  • 野生のポケモン
そのステージの敵と設定されるポケモン。クリアするとゲットのチャンスがあり、サポートポケモンとして使えるようになる。

  • チェックイン
ネット回線が必要。1日1回ちょっとしたボーナスがもらえる。いわゆるログインボーナス。

  • ライフ、ストックライフ
このゲームはいわゆるスタミナ制である。1回パズルに挑戦すると1つ消費する。
30分で1つ回復する。5個まで蓄積可能だが、課金した月は金額に応じて6個や7個まで蓄積できる。
ライフ0のときは代わりにストックライフが消費される。ストックライフは課金やチェックインボーナスで補える。

  • コイン
ゲットを有利にするスーパーボールを使ったり、パズルを有利にするためのアイテムを購入するのに使う。
アイテムは以下のようなものがあり、そのステージのみ有効。これらを使わないとクリア不可能な難度のステージもある。
 ・経験値1.5倍:ステージ終了時の獲得経験値が1.5倍になる
 ・手かず+5、制限時間+10秒:名前のとおりの効果
 ・オジャマガード:敵のオジャマ攻撃を封じる。残り手数が初期の半分になると効果が切れる
 ・メガスタート:最初からメガシンカした状態でスタートする
 ・パワーアップ:イベントステージとUXステージのみ購入可能。ポケモンの攻撃力を2倍にする
 ・パズルポケモン-1:登場するパネルを1種類減らせる。コンボが起こりやすくなり、極めて強力。
メインステージ37のニャースがコインの稼ぎ場所。

  • ドロップ
これが設定されているステージは、その確率に従ってアイテムドロップし、クリア時に入手できる。
大抵はコインか、そのステージのポケモン専用のスキルパワーをドロップする。

  • ミッションカード
『特定のステージで○コンボ以上する』とか『ノーマルタイプのみでクリアする』といったミッションが書かれており、
それを達成すると報酬をもらえる。

  • トレーナーランク
ゲットしたポケモンの数に応じてランクが与えられ、報酬がもらえる。
いろちがいのすがたなど同名のポケモンは何種集めても1匹扱いである。

  • ホウセキ
これを使うと様々な特典を受けられる。チェックインボーナスや課金で入手できる。


ステージの種類

  • メインステージ
クリアすると先に勧めるようになるステージ。全部で700ステージ。

  • エキストラステージ
時間制のステージ。メインステージでSランクを取った数に応じて開放される。

  • イベントステージ
1週間か2週間限定のステージ。一度時期を逃したら、次に登場するまで待たなければならない。
基本的にこのゲームでの1週間の区切りは火曜日であり、1日の区切りは日本時間15時である。
+ 詳しい内容は収納
  • 日替わりポケモン
日替わりでポケモンが登場する。

  • 1日ワンチャン!
1日に1回しかチャレンジできないステージ。ゲット済みの場合は何かのグッズをドロップする。

  • スーパーチャレンジ、ハイパーチャレンジ、スペシャルチャレンジ
やることはメインと同じ。そのポケモンのスキルパワーをドロップする。(初登場時はドロップ率0が普通だったのだが)
1回のチャレンジでライフ2個を消費したり、ライフの代わりにコインを要求されるステージもある。

  • ハイスピードチャレンジ
時間制ステージ。やることは上記のものと一緒。

  • ウルトラチャレンジ
ウルトラビーストが登場する。
通常はロックされているが20000コインを支払うことでロックを解除して挑戦できるようになる。
ただし挑戦できる回数が10回まででそれまでにゲットしそこなうと次の機会まで待たなければいけない。

  • ポケモンサファリ
10匹程度のポケモンの中からランダムでポケモンが登場する。基本的に弱点のタイプが共通するようなラインナップになっている。
過去に一度、どのポケモンが登場するかの表示がないうえに、登場率1%のポケモンがいたため、
そいつが登場することに気づかない人がいたままイベントが終わってしまったことがあった。
登場ポケモンを全てゲットするためには膨大なライフ数を要求される。
未ゲットを1匹か2匹残した状態でライフ消費なしを購入して目当てのポケモンが出るまで粘ると効率がよい。

  • レベルアップバトル
クリアするとレベルが上がるステージ。1回の勝利につきレベル1上がるが、まれに怒ることで何レベルか飛ばせる。
100や200など節目のステージはアイテム購入必須の高難度の内容になっており、勝つと報酬が手に入る。

  • レベルマックスチャレンジ
レックウザミュウツーで行われたイベント。レベルアップバトルと同じ方式で行われ、
全てクリアするとレベル最大かつスキルレベル最大まで育てられるイベント。おそらく2度と開催しない。

  • ランキングステージ
オンライン接続が必要。一定の手数で稼いだスコア(ダメージの合計)を他のプレイヤーと競うステージ。
順位によってランクが決まり報酬をもらえる。
高得点を狙うにはコインを使ってアイテムを購入することが必須で、それが実質的な挑戦料となっている。
3DS版とスマホ版で微妙に仕様が異なるため、ランキングは別となっている。
かつては特定のポケモンを『オジャマ』として召喚するため、そのポケモンを手持ちに入れるのが必須となっており、
それに併せてそのポケモンを強化できるイベントが開催されるのが恒例だった。
時間制のランキングや使用できるタイプが限定されたランキング(実質ノーマル限定に仕向けられていたが)もあった。

  • スコアチャレンジ
スマホ版限定のイベント。ランキングステージとやることは同じだが、他人とスコアを競うのではなく、
スコアが一定の値を上回ったら報酬がもらえるというもの。

  • スキルパワーMステージ
イーブイが登場し、ドロップとしてスキルパワーMを入手できる。運次第では2個、3個ドロップすることも。
週に1度しかできないが、ホウセキ1個で1回再挑戦できる。

  • 経験値ゲットステージ
ビクティニが登場し、勝つと膨大な経験値がもらえるステージ。
週に1度きりだが、ホウセキ1個で1回再挑戦できる。
本家通りの役割と言えるステージだが、一時期、マギアナが登場したこともあった。

  • コインゲットステージ
メインステージ37のニャースとは仕様が異なる。通称金持ちニャース
ランキングと同様、一定の手数が終了するまでステージが続く。
初期配置だけでなく第5ポケモンとしてコインが落ちてくるうえに、
3コンボ以上するとオジャマ攻撃としてパネルをコインに変えてくる
週に1度きりだが、ホウセキ1個で3回再挑戦できる。
アローラのすがたのニャースが登場したこともあった。

  • 月はじめチャレンジ
毎月1日に登場。5つあるステージの中からランダムで選ばれ、そのステージの報酬がもらえる。
挑戦は1回までだが、ホウセキ1個使うと残りのステージのどれかを挑戦できる。
つまりホウセキ4個使えば必ず全ての報酬がもらえる。
同様の内容で15日に登場する『月中チャレンジ』もある。

この他、ジラーチクリスマス仕様のポケモンなど特定の日付にしか登場しないポケモンもいる。
映画の公開に合わせて、その映画のポケモンがイベントに登場したこともあった。


  • UXステージ
メインステージ700をクリアかつ、Sランク500以上で開放されるステージ。
メインステージの続きとして登場し、内容はメインと同じだが、HPが3倍になっている。

  • ポケロード
セットしたポケモンを1度も変えず、メインステージの中からランダムでステージが選ばれ、クリアすれば次に進める。
残り手数5の状態で始め、1ステージクリアする毎に手数が5だけ回復し、手数が尽きるか60ステージクリアするまでゲームが続く。
クリアすると報酬がもらえ、経験値稼ぎとしては最も効率の良い方法。ただし、しんどい。


状態異常

以下のような状態異常がある。これらへの耐性の有無は、タイプによってのみ決まる。
 まひ:オジャマ攻撃ができなくなる
 ねむり:オジャマ攻撃ができなくなるうえに、ダメージが1.2倍になる
 こおり:オジャマ攻撃ができなくなるうえに、こおりタイプから受けるダメージが1.2倍になる
 やけど・こわがり・どく:それぞれ、ほのおタイプゴーストどくタイプから受けるダメージが1.5倍になる


手持ちのポケモン

このゲームにしんかの概念はなく、純粋に別のポケモンの扱いである。
いろちがいのすがた、『メスのすがた』、『ウィンクしているポケモン』もおり、これらは別のポケモンである。

  • タイプ
相手との相性によって等倍・ばつぐん(2倍)・いまひとつ(半減)が決まる。本家と違ってタイプは1つのみ。
レックウザドラゴンタイプで、色違いレックウザがひこうタイプなど)
事前に相手のポケモンが決定していて、相性ばつぐんのサポートポケモンを選ぶことが基本のこのゲームにおいて、
どのタイプにもばつぐんをとれないノーマルタイプは、常に攻撃力半減しているも同然の弱者である。*1

  • レベル・経験値
ポケモンを使うと経験値が入り、経験値が入るとレベルが上がる。レベルが上がると攻撃力が上がる。
上限レベルは10だが、『マックスレベルアップ』でそれを開放することも可能。

  • 攻撃力
これを基にしてダメージの計算がなされる。ポケモンとそのレベルごとに、攻撃力は決まった値になる。
+ ダメージ計算式
ダメージ=攻撃力×タイプ相性×マッチ数による係数*2×状態異常の影響×スキルの影響×コンボ数による係数*3
これらがポケモンを選ぶ決め手になるとも言える。

  • スキル
上記に説明した通り。
これがポケモンの価値を決めると言っても過言ではなく、スキルがゴミならば伝説のポケモンだろうとゴミである。
詳しくは後述。

  • スキルゲージ・スキルレベル
スキルパワー(SP)を与えるとスキルゲージが貯まり、スキルレベル(SL)が上がる。SLは最大で5。
SLが上がるとスキルの発動確率が高くなったり、威力が高くなったりする。
前述のようなドロップで入手するSPと後述するようなグッズとしてのSPがあり、
どちらかをポケモンに与えることでゲージを貯める。
前者は同じステージを数百回こなす*4根気と、そのステージをアイテム無しでクリアできる戦力が必要になる。
後者は課金するか、週1度の入手チャンスを待ち続けることになる。
有用なスキルのポケモンをSL5にすることがこのゲームのやり込み要素


グッズ

手持ちのポケモンを強化するためのグッズ。主にイベントステージの報酬として入手できる。

  • メガスキルアップ
通称MSU。メガシンカするまでの必要マッチ数が下がる。何個まで投与できるかはポケモンごとに異なる。

  • マックスレベルアップ
通称MLU。レベルの上限を開放する。最低でも5個は投与可能だがアップデートによってインフレして、
レベル30まで上げられるポケモンもいる。

  • レベルアップ
レベルが1つ上がる。

  • けいけんちアップ(S,M,L)
ポケモンに経験値を与える。サイズが大きいほど大きい経験値を与える。

  • スキルパワー(S,M,L)
スキルパワーのゲージが貯まる。Mは課金で入手できる。

  • スキルチェンジ
通称SC。スキルを変更する。アップデートでこれに対応したことでゴミスキルから有用スキルに生まれ変わったポケモンも多数。


メガシンカ効果

メガシンカしたポケモンがマッチすると、メガシンカ効果を発揮する。
その手番のうちはメガシンカポケモンが落ちてこなくなる。(数十コンボ続くと、また落ちてくるようになるが)
メガシンカ効果を連続して使うのが難しいと同時に、落ちてくるポケモンが1種類減るのでコンボが起こりやすくなる。

以下に具体例を挙げるが、全部書くと切りがないのである程度絞ることにする。
+ 長いので収納

周りを消去系

マッチしたメガタブンネの1マス上下左右を消去する。ゲーム中で最初に入手するメガポケモンだけあってしょぼい。

マッチしたメガポケモンの2マス上下左右を消去する。

1列消去系

マッチしたメガルカリオを含む縦の列を消去する。

こちらは横の列を消去する。
どちらも平坦に消去するため、ここからコンボが誘発される確率は低い。

オジャマ消去系

これを使うと当該のオジャマは重要なダメージソースになるが、それが尽きるとコンボに関しては無力になる。

いわおよびブロックを消去する。

ブロックを消去する。対象が限られる分、1つ消去するあたりのダメージは上のものより大きい。

バリア化されているものを消去する。

1種類を消去系

そのメガポケモンと同じタイプのポケモンをどれか1種類、10個消去する。
コンボを誘発する能力は極めて高く、全メガ効果の中でもトップクラス。
どれを消すかはランダムなので、盤面に1個しかないポケモンを消してしまう、なんてことも。

レックウザと違うタイプのポケモンをどれか1種類、10個消去する。
上記のメガポケモンとはまた違った使い勝手のよさがある。

自分自身を消去

盤面のメガゲンガーを全て消去する。コンボ誘発の能力が高い。
特にパネルが3種類しかないステージで効果を発揮し、100コンボを超えることも珍しくない。

自己増殖系

メガヘラクロスがマッチすると、盤面にあるメガヘラクロスの左がメガヘラクロスに変化する。
メガヤドランとメガサメハダー上に自己増殖する。

自身と同じタイプのポケモン3匹を自分自身に変化させる。
メガ効果を発揮するときと、メガポケモン自身がマッチするときに光るエフェクトが入るので、
大コンボすると打ち上げ花火のような派手な演出が起こる。

固定消去系

盤面の中の決まった12マスを消去する。消去の対象でないマスのバリアに弱い。

これらの型をなぞるようなオジャマを出してくる敵もおり、そのステージでは大いに役に立つ。

指定消去系

メガポケモンがマッチすると2秒ほど時間が止まり、その間に盤面をタッチすることで以下のような効果を発揮する。
限られた時間で最善手を選ぶ判断の早さが求められる。

3点を指定し、それらを中心とした十字型の5マスを消去する。
オジャマの種類や位置を問わず対処でき、コンボを誘発する能力も高い、全てにおいて優秀なメガ効果。
アイテムをフル投入するような高難度ステージには、このどちらかをメガ枠に選ぶのが定番。

2点を指定し、それらを中心とした十字型の5マスを消去する。
能力的には上記のものの下位互換だが、メガシンカまでの必要マッチ数は小さく設定されている。(MSUを可能なだけ投与した場合の話だが)

1点を指定し、それを中心とした3×3の9マスを消去する。
コンボを誘発する能力は低いが、スピアー3個消せばメガシンカするという他にはない便利さがある。
とはいえ、色違いリザードンXは5個消せばメガシンカするので、その座を奪われてしまっているが。

ジグザグ消去系

縦に2本のジグザグの線が走り、そのマスを消去する。どのラインに線が走るかはランダム。

縦に2本の線が走り、そのマスを消去する。
2本の線はランダムで左右どちらかに振れるか、まっすぐ下に落ちる。運が悪いと2本の線が重なってしまうこともある。

メガライボルトの横バージョン。

メガデンリュウの横バージョン。

スキル

手番のうち最初にマッチしたポケモンのスキルが発動する。
それぞれに発動率があり、例外も多くあるが基本的に発動率は3マッチ<4マッチ<5マッチとなる。
発動率は公式に発表されたものではなく、有志により解析されたものである。
これも全て書くと切りがないので、絞って記述する。
+ 長いので収納

オジャマ消去系

  • ふりはらう、いわをけす、ブロックくずし、バリアけし、くもをけす
『ふりはらう』は『敵の仲間』を1個消す。他のスキルもそのオジャマを1個消す。
発動率は下がるが3個消す『○○+』や、更に発動率の低い『○○++』がある。
下がるといっても4マッチ以上なら確定で発動なのはどれも同じ。

メガパワー系

  • メガパワー
そのポケモンと同じタイプのポケモンをメガ枠として使っている場合、メガ枠ポケモンを3個消したのと同じだけゲージが貯まる。
6個分貯まる『メガパワー+』もある。
メガシンカするとお払い箱になるスキルなので、メガポケモン自身が持ってると効率がよい。

状態異常系

  • まひさせる、ねむらせる、こおらせる、やけどさせる、こわがらせる
名前の通りの状態異常を与える。3手動かすと状態異常が解ける。

  • こおらせる+、こわがらせる+
7ターン継続。強力なスキルだが、3マッチでの発動率0%という使いにくさもある。

  • どくにする
相手をどくにする。7ターン継続。

  • やけどさせる+
相手をやけどさせる。10ターン継続。

  • ゆさぶる
相手に与えるダメージが増えて、相手をまひさせる。継続は1ターン。しかし、発動率が低く、ダメージは1.2倍。
『ショックこうげき』『ライトニング』という発動率やダメージ倍率、継続ターン数が異なる上位互換がある。

オジャマカウント操作系

これらのスキルは状態異常と微妙に違い、どのポケモンも耐性を持たない。
また、状態異常にあるときは、これらのスキルは絶対に発動しない。

  • わすれさせる
『オジャマ発動まで○手』とカウントダウンされている相手に対して発動すると、その数を元に戻す
かつては相手を眠らせた上にこのスキルを使うことでオジャマ完封もできたが、状態異常の相手には発動しないという弱体化を受けてしまった。
オジャマのトリガーがカウントダウンではない相手には無意味となる。
ウツロイドの『ひょうい』も同様の効果を持つ。

  • いたずら
『わすれさせる』と似たようなスキルだが、こちらはカウント数を減らしてしまうケースもある。
率先してオジャマをさせたい状況なんてものが……実はあったりする。

  • うずしお、さむけ
相手を1ターンだけ『オジャマ停止状態』にする。画面上のエフェクトは『まひ』と同じだが、どの相手にも効く。
(『オジャマガード』を使ったのと同じ状態)

HP割合ダメージ系

  • パワードレイン、ハイパードレイン、おおぐい など
相手の現在の残りHPの10分の1に相当するダメージを与える。各スキルで違うのは発動率だけ。
『おおぐい』はアクジキング専用スキル。

単発ダメージ系

そのスキルを発動したマッチのみダメージを上げるスキル。
本来のダメージの○倍になる』という形で表記する。
その真価を発揮するためにはSL5にすることが条件となることが多い。

  • 4つのちから、5つのちから
初期から存在したスキル。それぞれ4マッチのとき、5マッチのときにダメージが増加する。
倍率はSL1のとき1.5倍、SL5でも3.6倍という、後に挙げるスキルと比べれば物足りない数字だが、発動率は100%。
4マッチは頻繁にチャンスがあるが、5マッチは滅多に起こらないので、5つのちからはあまり役に立たない。
これに限らず、4マッチ時の発動率が重要視される

  • 4つのちから+、
ダメージはSL1で3倍、SL5で4.5倍だが、発動率は80%。
登場した当時は最強スキルの一角だった。

  • たたきおとす
相手がひこうタイプむしタイプフェアリータイプのときダメージがアップ。
ダメージ倍率は、SL1の場合は1倍。SL5にした場合でも1.6倍
このスキルを持つのはエスパータイプキリンリキランクルスのみ。
相性ばつぐんのタイプなら常にダメージ2倍である。お前は何のために出てきたんだ。

  • アップダウン
ダメージが1/3~3倍のどれかになる、ランダム性の高いスキル。
しかしSL5になると5/6~7.5倍(期待値で4.16倍)になるという強力なスキルになる。
発動率は3マッチで50%、4マッチで70%、5マッチで100%。
かつては最強のスキルと言われていたが、後述の強スキルの台頭により、物足りないスキルになってしまった。

  • きゅうこうか
ダメージが5倍になる。
SLが上がると発動率が上がり、SL5ではアップダウンとほぼ同じ発動率になる。
ひこうタイプを持つポケモンに実装されているが、
メロエッタステップフォルムもこのスキルを持っている。スーパーイナズマキックだろうか?

  • さいごのちから
残り手数が3以下のときのみ発動可能。*5(時間制は残り10秒以下)
かつてはダメージ倍率2倍というしょぼいスキルだったが、アップデートによりSL1で5倍、SL5にすると15倍という強スキルに生まれ変わった。
4マッチ以上で発動率100%というのも信頼性を置ける。
手数の多いステージほど、相対的に弱くなる。

  • ラストワン
最後の1手のみ発動可能。(時間制は残り3秒以下)
SL5にすると36倍のダメージを与える。
3マッチで60%、4マッチで80%、5マッチで100%。
ラスト1手で5マッチを成立させるような立ち回りが求められる。

  • スーパーボルト
怒った表情のピカチュウ(通称ぷんピカ)専用スキル。
SL5でダメージ15倍という強力なダメージスキルだが、
発動率は3マッチで10%、4マッチで20%、5マッチで50%という不安定さ。ロマン技のようなものである。

  • ほんきをだす
カビゴン専用スキル。ポケとるにZワザはないが、このスキルの実装はサン・ムーンの発売後なので意識してるのは間違いない。
発動率はスーパーボルトと同じで、ダメージはSL5で36倍
レベル最高かつSL5のときのダメージは、同条件かつ相性ばつぐんのときのぷんピカを上回る。

  • きずなのちから
ダメージはSL5で12倍
発動率は3マッチで25%、4マッチで40%、5マッチで80%で、スーパーボルトよりはだいぶ頼れる。
サトシゲッコウガなど、サトシがゲットしたポケモンに実装された。

  • +アタック、Tアタック、Lアタック
マッチの形がこのようになるとき発動可能。形さえ成立すれば発動率100%。
ゲームをやってて『4つのパネルのうちどれか』がこのような形になることはよくあるが、
『自分が狙った特定の一つ』がその形になってくれることは滅多にない。

  • +アタック+
SL5でダメージ12倍。威力は素晴らしいが上記のような理由でロマン技に近い。
使っていると歯がゆい思いをすること必至。発動率100%でないため、そこで肩透かしをくらうことも。

  • はじきだす、いわはじき、ブロックはじき、バリアはじき
インフレの象徴その1。○○消しの上位互換。本来はオジャマ消去系だがここに記載する。
『はじきだす』は『敵の仲間』を2個消しつつ、ダメージが上がる。その倍率はSL5で8倍。他の○○はじきも同様。
4マッチ以上なら確定で発動というのが最大の強み。*6
わざとサポートポケモンを空欄にするとポッポなど他のポケモンが出てくるため、いつでもはじきだすを発動可能となる。
このスキルの登場以降、サポートポケモンを選ぶときはそのステージのオジャマに対応するはじき系があるかどうかが最優先されるようになり、
当該のオジャマはエサと見なされるようになった。同時に○○消し系は下位互換と化した。プレイ環境を一変させたスキル。

  • ビーストのちから
ウルトラビーストをSCすると使えるようになる。ダメージ倍率はSL1で7倍、SL5で9.8倍
発動率は3マッチで17%、4マッチで53%、5マッチで73%と、素数にこだわっている。(他のUB専用スキルも、SL5だと発動率が素数になる)
SL1でも十分強いため、他のスキルが充実してない人はこれに頼る道もある。

  • ふんさい
マッシブーン専用スキル。4マッチのときのみ発動可能で、ダメージ9倍
発動率はSL1で80%、SL5で89%。これもSL1で十分強い。

  • パワーハグ
キテルグマ専用スキル。本来はオジャマカウント操作系だがここに記載。
相手を1ターンだけ『オジャマ停止状態』にするとともに、10倍のダメージをたたき出す。(SL5の場合)
発動率は3マッチで30%、4マッチで50%、5マッチで80%。
このように『実際は他の系統だが、使う目的は単発ダメージ系』のスキルがいくつかある。

コンボダメージ系

コンボが続いているあいだ、当該のタイプのポケモンが与えるダメージをアップする。
その倍率は、かつては『そうこうげき』が1.2倍、『スカイコンボ』が2倍など優劣があったが、
現在では『こおりのまい』を除いて2倍となっている。なぜか『こおりのまい』だけ1.8倍。
各タイプごとにコンボスキルがあるが、発動率は各々優劣がある。

  • タイプレスコンボ
インフレの象徴その2シルヴァディが持つスキル。
コンボが続いている間全てのポケモンのダメージを2.5倍にする
発動率はマッチ数に関係なく、SL1で40%、SL5にすると75%。肝心なときに外れたりもするが、それでも強い。
シルヴァディの設定を活かした強スキル。ノーマルタイプであることを考慮しても使う価値がある

……と思いきやアップデートでときはなたれしフーパデオキシスAフォルム、守り神4匹、ジガルデ50%が
このスキルにSCできるようになった。どの相手にもばつぐんをとれないシルヴァディはむしろ下位互換に。

連続ダメージ系

  • れんげき
単発ダメージ系の、ダメージ倍率が変則的なスキル。
このスキルを発動すると、ダメージ倍率が「1.2倍」→「1.44倍」→「1.728倍」→「2倍」とアップする。その後は「2倍」が続く。
1度でも他のスキルを持つポケモンを『その手番の最初のマッチ』にすると、このダメージアップは最初に戻る。
この他に『れんげき+』『ノンストップ』『ノンストップ+』などがあるが、違うスキル扱いであり、ダメージアップを維持し合う関係にはない。

  • リレーラッシュ
インフレの象徴その3。倍率はSL5だと「4.5倍」→「6.75倍」→「9倍」となる。
このスキルの強みはマッチ数に関係なく発動率100%であることにある。
サポートポケモンをリレーラッシュ持ちで固めれば、常に9倍ダメージを維持し続けることになる。
このスキルを持つポケモンは全て、メインかイベントステージでスキルパワーをドロップするステージがある。

その他

面白い使いどころがあったりなかったりする、そんなスキルたち。

  • きまぐれ
発動したのと同じポケモンがどれか1匹消える。『きまぐれ+』は2匹消え、『きまぐれ++』は5匹消える。
これがきっかけでコンボが起こることもあれば、これのせいでコンボの計画が狂うことも。

  • やみうち
きまぐれのはじき版。はじきだすと違って状況を選ばないが、威力は4倍とちょっと物足りない。

  • おうえん
次の手番のスキル発動率を30%アップする。
『スーパーおうえん』は次のスキルを必ず発動する。『ほんきをだす』と組み合わせると……。

  • いわにする、ブロックにする
盤面のオジャマをいわやブロックにする。はじき系と組み合わせるにしても、わざわざやる価値があるかというと疑問。

  • へんしん
メタモンドーブルのスキル。
盤面に残った自分自身のうち3匹を、サポートポケモンとしてセットした他のポケモンのどれかに変身させる。

時間制ステージについて

時間制ステージではスキルの使い勝手が手数制と違ってくる。
5マッチでないと発動しにくいスキルでも、時間制なら自分で5マッチを作れる
きちんと準備すればラストワンを2回発動することも可能。
絶えず何かがマッチされていればコンボが続いている認識になるため、
実力次第では最初から最後までタイプレスコンボの恩恵を受けたままコンボを続けることもできる。
一方、常に何かを動かすプレイングのため、状態異常がすぐ切れてしまう。


ホウセキの用途

このゲームでは100円で1個のホウセキを購入できる。(まとめ買いすれば単価は安くなる)
下記のように様々な用途があるが、リアル時間を待ちさえすればホウセキはいらない
逆に言えば、時間を補うためにホウセキを使うことになる。
なお、いわゆるガチャ要素はない。

+ 長いので収納
  • ライフとコイン購入
効率が悪いのでおすすめしない。

  • コンティニュー
手数または時間が尽きたとき、ホウセキ1個使って手数5または時間10秒を回復する。
これにより、金を惜しまなければどんなステージもクリア可能ということになる。

  • イベントステージ
前述のイベントステージに使う。ニャースが最も効率がよいが、他で補いにくいのはイーブイ。

  • フルアイテム
ステージ開始前のアイテム購入画面で全てのアイテムを購入できる。
ステージによって何コイン分に相当するかが異なる

  • ライフ消費なし お試し版
15分間、ライフを使うステージに何度でもチャレンジできる。週1回、無料で使用できる
レベルアップバトルの弱いステージを連続クリアするとか、サファリで狙いのポケモンが出るまで粘るなどに有効。

  • ライフ消費なし 30分
30分間、何度でもライフを使える。ホウセキ1個消費。

  • ライフ消費なし 24時間
24時間、何度でもライフを使える。ホウセキ10個消費。最も効率のよいホウセキの使い方。
これを使いたいなら食事睡眠含め、リアルの都合を十分検討しよう

  • ライフ消費なし&ドロップアップ
スマホ版のみ使用可能。45分間無限ライフにしたうえに、ドロップ率を2倍にする。ホウセキ2個消費。

  • メインステージ開放
メインステージをクリアしてなくても、先のステージに進める。
先に有用なポケモンをゲットしておいて、他のステージ攻略を楽にするなどに役に立つ。



スマホ版について

3DS版との違いは以下のようになる。

  • すれちがい通信とフレンド機能。前者は3DS版のみ、後者はスマホ版のみの機能。
  • アイテムの値段が高い。
  • 勝利後の演出を飛ばせる。1回につき約20秒の節約になり、『ライフ消費なし』の使用中は大きく影響する。
  • ニャースのステージでいわを出すようになる。無課金でのコイン稼ぎが非常に難しくなる。



未登場のポケモン

本作は第七世代でも『サン・ムーン』時点の種が基準になっており、USUM以降のポケモンは登場しない。
また、内部データとして存在するが実際には登場しないポケモンもいる。
例えばアンノーンは「NICE!?」の6種しか登場しないが、データにはA~Z全て存在する。
実装したからって使う人はいないだろうが
今後のアップデートがない限り、それらのポケモンが日の目を見ることはないだろう。




  • スキル ついき・しゅうせい
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最終更新:2023年10月16日 00:48

*1 ノーマルタイプはかくとうタイプからしか弱点を突かれないが、それはこのゲームにおいては何の強みにもならない。

*2 3マッチで1、4マッチで1.5、5マッチで2、6マッチで3がここに代入される

*3 2~4コンボ目が1.1、5~9コンボ目が1.15など細かく決まっている

*4 SL5にするために必要なSP数はスキルによってまちまちで、70だったり200だったり。ドロップ率もステージによって期待値0.2~0.75など差が大きい

*5 正確には残り4手のとき、動かした瞬間に残り3手と表示されるようになり、そのときから発動可能。つまり発動のチャンスは4回ある。

*6 単発ダメージ系としてこの欄に紹介したもので、4マッチ確定発動なのは『4つのちから』と『さいごのちから』のみ。