鈴原トウジ

登録日:2018/09/02 Sun 14:21:44
更新日:2022/08/04 Thu 12:27:47
所要時間:約 4 分で読めます






碇の事ゴチャゴチャ抜かす奴がおってみい。

ワシがパチキかましたる!


鈴原トウジとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ及び『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場するキャラクターである。

+ 目次

プロフィール

生年月日:2001年12月26日
年齢:14歳
身長:165cm
血液型:B型
声優:関智一

人物

第3新東京市立第壱中学校2年生。
本作の主人公である碇シンジのクラスメイト。学校ではシンジや相田ケンスケと一緒にいる事が多く、惣流・アスカ・ラングレー洞木ヒカリからは3人合わせて「3バカトリオ」と呼ばれている。

短く刈った頭髪とやや浅黒い肌が特徴。
学校でいる時は黒い冬用ジャージを着用し腕まくりをしている事が多い。
制服を着る事もあるが、そのようなシーンは滅多にない。
見た目からして体育会系っぽいが、実は運動が苦手。

一人称は「ワシ」。関西弁を話す自称「硬派」の熱血漢
感情の赴くままに行動し態度も粗暴であるためクラスの女子からは眉をひそめられる事も多いが、根はとても真面目な少年である。
自分の非を素直に認められる潔さもあり、家族や友人を大切に考える情に厚いところもある。
他人の心に敏感なところもあり、綾波レイが自分の様子を見に来た時には、彼女が本当に心配していたのはシンジである事を見抜いていた。

家族構成は祖父・父親・妹の4人家族で、父親と祖父は特務機関NERV(ネルフ)の関係者である。
母親がいないため、多忙である父親や祖父に代わって彼が妹のサクラの面倒を見ている。

ヒカリからよく小言を言われているが、実は彼女から密かに好意を抱かれている。
トウジのほうもある事がきっかけで彼女の好意を察し、「残飯処理」と言って彼女の弁当を受け取る事を申し出ている。
だが“ある出来事”により、それが出来なくなってしまう事になる……

シンジが戦う姿を一般人の立場から直接目の当たりにしたのは彼とケンスケのみで、作中でも非常に希少なシンジの理解者の一人といえる。


劇中での活躍

TVアニメ版

シンジがサキエルと戦闘をした際に、その巻き添えでサクラが負傷。
入院するほどの重傷となったので、翌日転校してきたシンジがEVAのパイロットだと知ると、行き場のない怒りをぶつけるため彼を殴った。
だがその後のシャムシエルとの戦いにおいて、シンジが苦悩しながらEVAに乗っている事を知り、自分の認識が誤っていた事を認める。
そしてシンジに自分を殴らせてこれまでの無礼を詫び、彼と和解して友人となった。

それからしばらくは、平穏な学校生活を過ごす傍らで週に2回はサクラの見舞いに行くという日々を送る。
だがある日、EVA3号機に搭乗するフォースチルドレンに選定され、悩んだ末にサクラをネルフ附属の設備の良い病院に転院させる事を条件にEVAに乗る事を承諾する。
そして松代で行われる3号機の起動実験に参加するが、その際に3号機がバルディエルに寄生されてしまい、暴走を起こしてしまった。
バルディエルはダミーシステムを起動した初号機によって殲滅される。
辛うじて一命は取り留めたトウジだったが、エントリープラグが握り潰された事で左足を失う重傷を負ってしまう。
そしてこの事件はシンジの心に深い傷を残す事となり、シンジはゲンドウに対し再び嫌悪感を持つようになった。

病室で意識を取り戻した後、見舞いに来たヒカリと言葉を交わす。
その際に弁当が食べられなくなってしまった事を謝り、ヒカリに「妹に『自分は何でもない』と伝えてほしい」と頼んでいた。

漫画版

TVアニメ版とはほとんど性格は変わっていないが、フォースチルドレンに選定された時には実験2日前にシンジにその事を明かし、不安を吐露している。
そしてアニメ版と同様にダミーシステムを起動した初号機によってバルディエルは殲滅されるが、こちらではエントリープラグが握り潰された際にトウジも死亡してしまう。
そのためアニメ版以上の悲惨な展開となっており、ダミープラグによる暴走とはいえ親友の命を奪ってしまいその亡骸を目の当たりにしたシンジは、この非情な判断を下したゲンドウに強い憎しみを抱くようになる。
更にはケンスケもトウジの死を耳にしており、のちに留守電でシンジに絶交宣言していた。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

それほど変更はない。
アニメ版ではジャージを着ている事がほとんどだったが、本作では私服を着ているシーンもある。
本作でもシンジの初戦闘時にサクラが負傷しているが、アニメ版より軽い怪我だったので『破』の時点で退院している。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

前述の通りサクラが退院したことによりエヴァ3号機に乗る強い理由がなくなってしまったため、3号機にはアスカが乗る事となった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

ニアサードインパクトから14年が経過した世界が描かれた『Q』ではヴィレのメンバーとなったサクラが登場するが、トウジ自身は名前のみ登場している。


他作品での活躍

スーパーロボット大戦シリーズ

初参戦の『F』では3号機を渚カヲルに取られたばかりか、出番自体SS版における誕生日イベントだけという正真正銘の隠しキャラとなっていた。
α』ではスパロボ補正が適用されている事もあり、3号機が乗っ取られる展開になっても他作品の機体の能力によって左足を失う事なく生存する。
それと同時に3号機も無傷で助かるので、それ以降はパイロットとして3号機と共に自軍に参加し戦ってくれるようになる。
ちなみに、ヒイロ・ユイをEVAのパイロットと勘違いして喧嘩を売り、返り討ちにされた事がある。
だが、αシリーズの完結作である『第3次α』ではαで自軍入りさせなかったのが正史となっている。
MX』では無条件で生存し、自軍入りする。また、原作では接点が無かったカヲルとの戦闘前会話があり、結果的にシンジの友情を踏みにじったカヲルを非難していた。

新劇場版の設定が採用されるようになった『L』以降では出番は少なめ。勿論パイロットとして参加する事もない。
ただし、『第3次Z時獄篇』では、声優が同じ相良宗介が登場しているため、第5の使徒戦で一時的にエントリープラグに入った際にシンジとの掛け合いがあったり、
中断メッセージでは「ワシもエヴァに乗ってズババーンと決めたるわ!」「あ、今回はそれ、ないらしいよ」「せっかくこうして喋ってるのにか!」と、メタなやり取りをシンジとしている。
ちなみに、宗介の事はボランティア部に入部後は兄貴として慕っている。


余談

名前の由来は、村上龍の小説『愛と幻想のファシズム』の主人公・鈴原冬二から。
関西弁が特徴のキャラだが東京生まれ東京育ちの担当声優が「インチキ関西弁ですみません」と視聴者に謝っていた。



すまんなアニヲタ。

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最終更新:2022年08月04日 12:27