Ingress

登録日:2018/09/01 Sat 12:49:41
更新日:2023/09/22 Fri 01:26:08
所要時間:約 24 分で読めます




The world around you is not what it seems.

あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない


Ingress(イングレス)とは、ナイアンティック(Niantic, Inc.)より配信されている、スマートフォン向けの位置情報ゲームである。

OUTLINE
概要

位置情報を活用したゲームとしては、世界で初めて全世界規模で展開されたスマートフォン向けゲームである。

このゲームは大雑把にいうと陣取りゲーム
世界中に散らばっているポータルと呼ばれるものを確保し、そのポータルをリンク(接続)し、リンクの三角形を描くことで作られるコントロールフィールドの得点を競う。
しかし、この一連の流れは家に籠もりながらできるものではない。
ポータルは世界中に存在するが、その「世界」とは我々が暮らす現実世界そのものである。
ポータル自体も、現実に存在する建築物やモニュメントに割り当てられていて、ポータルを確保するためにはその場所に自分の足で赴かなければならない。

このような外出前提のゲームになった理由としては、開発元のナイアンティックのリーダーであるジョン・ハンケ氏が抱えていた不満にあった。
ナイアンティックがGoogleの社内ベンチャーだった頃、ハンケは、自身の子供が家の中でゲームに没頭する姿を見て、「外は晴れていて、世界は美しいのに、家に籠もってゲームばかりするのはおかしい!」と考え、子供たちを家の外に連れ出す方法として、ゲームを利用したのである。
この精神は、『Pokemon GO』など、ナイアンティックが他社IPとタッグを組んで世に出した作品で垣間見ることが出来る。

2018年11月から初めてのメジャーアップデート「Ingress Prime」が配信されている。ビジュアルが一新され、アニメーションも強化された。
しかし、Primeには様々な不具合が確認されているため、旧バージョンがプレイできる「Scanner [REDACTED]」が、Ingress Primeとは別に配信されていたのだが、2019年9月いっぱいで終了した。

STORY
ストーリー




SYSTEM
ゲームシステム

ゲームを初めてプレイするとき、プレイヤーは、エンライテンドレジスタンスのどちらの陣営(チーム)に入るかを選択する。両者の間には能力差はない。
なお、チュートリアル終了後にもう一度どちらの陣営にするか聞かれるが、ここで決定すると、後述の「Recursion(リカージョン)」を行うまで変更できない。

ゲームの画面に表示されるのは、Ingress用に加工されたGoogleマップであり、ポータルの位置はGoogleマップ上に記録されている。

基本的な流れ

まずはスマホの位置情報をONにしよう。
プレイヤーがポータルを確保するには、
  1. ポータルの半径40m以内に接近
  2. 画面に表示されているポータルをタップ
  3. Deploy(デプロイ)」アイコンをタップし、「レゾネーター」というアイテムを設置すれば確保完了
ただし、ポータルが敵陣営に確保されている場合は、先に「XMPバースター」や「ウルトラストライク」などの攻撃アイテムを使って、ポータルに設置されたレゾネーターを全て壊す必要がある。

レゾネーターなどのアイテムは、ポータルを「Hack(ハック)」することで入手できる。
また、Hackボタンを長押ししながら、ボタンの少し左上に指をスライドさせて離すことで「グリフハック」というミニゲームを遊ぶことができ、ミニゲームの成否に応じて、もらえるアイテムの種類や数が増えたりする。
なお、一度ハックしたポータルが再びハックできるようになるまで通常5分かかる。(イベントなどで短縮される場合がある)

ポータルには8本までレゾネーターを配置でき、レゾネーターが8本全て配置されたポータルは、他の味方のポータル*1と「Link(リンク)」することができる。リンクを行うには、リンク先のポータルの「ポータルキー」というアイテムが必要。ポータルキーはハックで入手できる。なお、リンク同士は交差ができないので注意。
ポータル同士をリンクして三角形(他の形ではダメ)を作ると、その部分が「コントロールフィールド(CF)」となり、その大きさと地域人口に応じた「マインドユニット(MU)」と呼ばれる得点が味方陣営に加算される。
リンクやフィールドを作っているポータルのレゾネーターを敵に破壊されると、そのリンクやフィールドは消えてしまう。もちろん、そのフィールドで得られたMUもなくなる。

Ingressでは、エンライテンドとレジスタンスが、それぞれのMUの全世界合計を競って「勝敗」を決めることが最終目標・・・
ということになっているのだが、ぶっちゃけると、勝敗が決まったからといって、別に何か起こったりするわけじゃない。


レゾネーターの設置、敵のレゾネーターへの攻撃、リンクの作成など、ゲーム内のあらゆる行動にはXM(上記ストーリー参照)の消費を伴う。
ここでのXMは、プレイヤーのHPのようなものであり、画面に表示された薄紫色のツブツブに近づくとそれを吸収して回復する。
自分が持っているXMの量は、画面左上にある紫色のXMバーで確認できる。

ACCESS LEVEL
レベル

プレイヤーにはレベルが存在し、全てのプレイヤーはレベル1から始まる。「AP」と呼ばれる経験値を積むことで、最大で16まで上がる。
なお、レベル9以降はAP以外にも「メダル」という実績が必要となる。

APは、レゾネーターやMODの設置・破壊、リンク・フィールドの作成などで手に入る。
メダルは、今までに置いたレゾネーターの数や、ポータルをハックした累計回数などで手に入り、それぞれのメダルごとに、銅・銀・金・プラチナ・オニキスの5つの階級が存在する。

メダルの種類

この欄では、上記までに説明していない用語が登場するが、それについては後述する。





ポータルや、レゾネーター・XMPバースターなどのアイテムにもレベルが存在する。
こちらはレベル8までだが、プレイヤーは自身のレベル以下のアイテムしか使用できない*3。つまり、プレイヤーがレベル8以上になれば、すべてのアイテムを使えるようになる。

RECURSION
リカージョン

Ingress Primeで実装された目玉機能で、レベル16に達したプレイヤーにレベル1からやり直す権利が与えられる。
レベル1に戻るからにはもちろん、リカージョン直後はレベル2以上のアイテムが(レベルを上げ直すまでは)使えなくなる。
ただし、ポータル申請の権利や、これまで獲得したメダルは失われない。なのでレベルを9以上に上げ直すのに新しくメダルを獲得する必要は無く、APのみでレベル上げできる。

リカージョンのもう一つの特徴として、実行時になんと陣営を選び直せる
今まで通りの陣営で続けるもよし、リカージョンを機に敵陣営に寝返るもよし。

なお、リカージョンは1人1回しかできないわけではなく、もう一度レベル16になればまた実行できる。

ITEMS
アイテム

基本的にどれもポータルのハックで入手可能。
一部のアイテムはレア度が存在し、レア度が高いほど効果がより強力になっていくが、出現率は低くなる。
また、アイテムに対して「ドロップ」と「リサイクル」を行える。

  • ドロップ
マップ上にアイテムを落とす機能。落とされたアイテムはプレイヤーが拾うことができるため、プレイヤー同士でアイテムを交換するときに使われる。
ただし、そのままでは1個ずつしかドロップできないので、必要なアイテムを後述の「カプセル」に詰め込み、そのカプセルをドロップして受け渡しをするのが一般的。

  • リサイクル
不要になったアイテムをXMに変換し、プレイヤーのXMを回復する機能。
ドロップとは異なり、アイテムごとに一気に複数個数選んで実行できる。

レゾネーター

  • レベル:あり
  • レア度:表記なし
ポータルを確保するのに必要。高レベルのレゾネーターを設置すれば、レベルの高いポータルを作れる。
ただし、1つのポータルに1人のプレイヤーが置ける数は、レゾネーターのレベル毎に異なる。
例えばレベル1は8個全て置けるが、レベル8は1人1個しか置けず、ポータルをレベル8レゾネーターで埋めるには8人のプレイヤーが必要になる。

レゾネーターにはXMが充填されており、HPの役割をする。これが0になると壊れる。レゾネーターのレベルが高いほど、初期充填量が多い。
レゾネーターのXMは、敵に攻撃されたり、時間が経過したりすると減少する。*4
減少したXMは、プレイヤーが「Recharge(リチャージ)」を行うことで、プレイヤーが持っているXMを消費して再充填ができる。
ただし、リチャージを行うには、XMが減ったレゾネーターがあるポータルに直接赴くか、下記の「ポータルキー」を持っていなければならない。

ポータルキー

  • レベル:なし
  • レア度:表記なし
ポータル同士のリンクや、レゾネーターの遠隔リチャージを行うのに必要。
ポータルキーを持っていれば、その出処のポータルに設置されたレゾネーターを、どこにいてもリチャージできる。
ポータル同士のリンクは、ポータルキーを消費することで行う。

普通にハックしても1個しか入手できないが、グリフハックに入ってすぐに「MORE」という意味のグリフを描くと、複数入手できるようになる。
(描き方は検索したほうがわかりやすい)

XMPバースター/ウルトラストライク

  • レベル:あり
  • レア度:表記なし
敵のレゾネーターや、下記のMODを壊すのに必要。レベルが高いほど、威力と攻撃範囲が大きくなる。
攻撃は、プレイヤーの現在位置から円形に放たれる。
また、攻撃にはクリティカルの判定がある。クリティカルが発動すると、レゾネーターへのダメージが2倍になり、MODが破壊される。
なお、クリティカル判定は個々のレゾネーター・MODごとに行われる。

特にウルトラストライクは、威力が非常に強く、クリティカル確率も非常に高いが、攻撃範囲が非常に狭い。主にMODを壊すために使われる。
MODを壊す際は、ポータル(が位置している場所)の真上に立ってウルトラストライクを発動するのが効果的である。
なお、XMPバースターと比べると、なぜかハックでの出現率が低い。

MOD

  • レベル:なし
味方が確保しているポータルに設置することで、ポータルの性能を強化・変化させられるアイテム。
ポータル1ヶ所に対して4個まで設置できるが、プレイヤー1人が設置できるのは2個まで。
敵のポータルに設置されているものは、XMPバースターやウルトラストライクを乱発すれば壊すことができる。
なお、MODより先にレゾネーターが壊れてポータルが中立化した場合でも、そのMODは全て消滅する。

なお、味方陣営のポータルに一度設置されたMODは、敵に壊してもらうか、レゾネーターの自然消滅でポータルが中立化するまで外れないので、設置ミスには気をつけたい。

ポータルシールド/イージスシールド

  • レア度:CommonRareVery Rare の3段階
レゾネーターの防御力を上げ、敵の攻撃で壊れにくくする。
レア度が高いほど防御力が上がる他、クリティカル攻撃を食らっても破壊を免れやすくなる。
さらに、イージスシールド(Very Rareのみ)という上位種が存在し、シールドの中では最強。

ヒートシンク

  • レア度:CommonRareVery Rare の3段階
ポータルの再ハック可能までの時間を縮める。
レア度が高いほど、時間短縮効果が強くなる。

なお、ポータルシールドとは違い、レア度が高くても壊れにくくなったりはしない。
以下のMODもすべて同様。

マルチハック

  • レア度:CommonRareVery Rare の3段階
ポータルがバーンアウト*5するまでのハック回数を増やす。
レア度が高いほど、ハック可能回数がさらに増える。

リンクアンプ

  • レア度:Rare(リンクアンプ)、Very Rare(SoftBank Ultra Link)
ポータルがリンクできる最長距離を2倍に伸ばす。
しかし、リンクできる距離は、ポータルのレベルを上げることで伸ばせるので、あまり役に立つものではない。

さらに、SoftBank Ultra Link(ソフトバンク ウルトラリンク) という上位種が存在する。その名の通りSoftBankとの企業提携アイテム。
こちらはポータルがリンクできる最長距離を5倍に伸ばし、更に1つのポータルから出すことのできるリンクの本数を16本まで増やす(通常は8本)。

フォースアンプ

  • レア度:Rareのみ
ポータルの反撃*6の威力を2倍にする。

ターレット

  • レア度:Rareのみ
ポータルを攻撃してきたプレイヤーに反撃する確率や、反撃時にクリティカル*7が出る確率を上げる。
しかし、クリティカルによるダメージの上昇量は、フォースアンプの反撃威力倍増に比べると小さい。
また、ポータルのレベルが高ければ反撃確率も高くなるので、実用性は低い。

ITO EN Transmuter
伊藤園トランスミューター

  • レア度:Very Rareのみ
名前の通り、飲料メーカーの伊藤園との企業提携アイテム。(+)と(-)の2種類が存在し、ハック時の出現アイテムをいじる効果がある。
(+)を設置すると、XMPバースターとウルトラストライクが出てこなくなり、
(-)を設置すると、レゾネーターとMODが出てこなくなる。
なお、(+)と(-)の両方を設置すると、お互いに効果を打ち消してしまい、出現アイテムが元通りになるので注意。

ジャービスウイルスADAリファクター

  • レベル:なし
  • レア度:Very Rareのみ
ポータルのレゾネーターやMODにダメージを与えることなく、ポータルの所属を変えてしまう、強力なアイテム。
ジャービスウイルスが、レジスタンスのポータルをエンライテンドのポータルに、
ADAリファクターが、エンライテンドのポータルをレジスタンスのポータルに変える。
なお、どちらもプレイヤーの陣営に関係なく出現する。

パワーキューブ/ハイパーキューブ

  • レベル:あり(通常のキューブ)、なし(ハイパーキューブ)
  • レア度:表記なし(通常のキューブ)、Very Rare(ハイパーキューブ)
プレイヤーのXMを瞬時に回復できる。レベルが高いほど回復量も大きくなる。
なお、リサイクルでも同じ量のXMを回復できる上、複数個まとめて消費できるので、リサイクルのほうが効率は良い。

さらに、上位種としてハイパーキューブが存在し、自分の最大XMの何倍もの容量を持つXMゲージを出現させ、それが切れるまでの間は自分のXMゲージが常に満タンとなる。
こちらはレベルが設定されていないので誰でも使用可能。


カプセル

  • レベル:なし
  • レア度:Rare
他のアイテムを100個まで収納できる。
とはいえ、ドロップによるアイテム交換ぐらいしか使い道がない。
フォースアンプなどと同様Rare扱いではあるものの、実際にはフォースアンプ以上に出現率が低い。


メディア

  • レベル:なし
  • レア度:Commonのみ
Ingressの新ストーリーの展開期間中などに出現するアイテム。
ほとんどの場合、YouTube動画や画像へのリンクが入っているが、ゲームプレイには役に立たない。さっさとリサイクルしちゃおう。

NOMINATION
ポータル申請

プレイヤーのレベルが10以上になると、自分が「ポータルとしてふさわしい」と思う構造物・建物を申請できるようになる。
ポータルの名前・写真(・任意で説明文も)をアプリ内で提出することで審査に出されるが、審査を行うのは 同じくレベル10以上の他のプレイヤー である。
審査するプレイヤーに「ポータルとしてふさわしい」と判断されれば、晴れてポータル登録となり、ゲーム内に誕生する。
なお、一人のプレイヤーが連続でポータル申請できるのは、2週間で14個までである。(2018年2月以前は7個)

このように、プレイヤーの手で申請・審査を行う方式になったのは2017年秋以降のことである。
以前はナイアンティックが審査していたのだが、全世界から送られる申請の数があまりに膨大になってしまったために捌き切れなくなり、実際に登録されるまで 数ヶ月~1年 かかるような事態になっていた。
結果、2015年9月に ポータル申請機能が停止されてしまった。
これを解決するために、プレイヤーが申請を審査するシステムが導入されたのである。

2019年10月には、他のナイアンティック製位置情報ゲーム(Pokemon GO、ハリー・ポッター:魔法同盟)も含めて、一元的に新スポット*8の申請を審査するサービス「Niantic Wayfarer(ウェイフェアラー)」がスタート。
Wayfarerで審査された新スポットが誕生すると、Ingressのみならず、他のナイアンティック製ゲームにも出現する。


PORTAL SCANNING
ポータルスキャン

2020年3月に登場。ポータルとなっている構造物・建物を、動画として撮影・アップロードする機能。
プレイヤーがレベル8になると解禁されるが、対応端末に制限があるので注意。
iOSならばiPhone 6s以降の製品、Androidならば 外部リンクを参照。
さらに、メニューの「Settings(設定)」から、「ポータルスキャンを有効にする」にチェックを入れ、撮影データの提供に同意する必要がある。

ナイアンティックは2020年2月に「ポータルの外見から3Dデータを作り出し、それを元にした拡張現実(AR)機能を構築する」という方針を表明しており、ポータルスキャンはその第一歩として誕生した。
ただ、このAR機能の目的や、具体的な用途までは発表されていない。

「・・・これゲームに必要か?」と思った人、ちょっと待ってほしい。筆者も実際そう思ったけど。
Scoutメダル・Scout Controllerメダルという形でゲーム性の確保は行われており、レベル上げに必要なメダルの足しにはできる。

参加したくない場合は、上記「ポータルスキャンを有効にする」のチェックを外す。


DRONENET
ドローンネット

2020年6月に登場。遠くのポータルへとドローンを飛ばし、そのポータルのハックを遠隔で行える機能。
ドローンは、すべてのプレイヤーがレベルに関係なく1人1台だけ使える。
メニューの「ドローンネット」から利用可能。

最初は、プレイヤーの現在地周辺のマップが表示される。
そのままでは遊べないので、右下の「移動」をタップして、画面に映る範囲のポータルを選んでドローンを飛ばそう。
ドローンはすぐにポータルに飛んでいき、到着するとそのポータルでのハック(またはグリフハック)が可能となる。

ドローンには以下のような制限がある。
  • 次のポータルへ移動するには1時間待つ必要がある。

  • ドローン経由でのハック・グリフハックでは、いかなる場合でもポータルキーが出現しない

  • 1回の移動で行えるハック(orグリフハック)は1回まで。*9
同じポータルでもう一度ハックしたい場合は、移動を繰り返すことでそのポータルに戻ってくる必要がある。

  • ドローン経由では、ポータルに関する操作はハック(グリフハック)以外できない。
リンクの作成、レゾネーターの設置やリチャージ、MODの設置、ミッションの開始などは不可能。

  • ドローンが滞在しているポータルの所属が変わると、ドローンはその瞬間に持ち主のプレイヤーの元へ強制送還される。
例1:エンライテンドのポータルがレジスタンスに攻撃されて中立化する
例2:レジスタンスのポータルにジャービスウイルスを使われる
例3:中立ポータルに誰かがレゾネーターを置く
なお、強制送還以外にも、左下の「リコール」ボタンで、いつでもプレイヤーの元へ呼び戻せる。

  • 1つのポータルに滞在できるドローンは最大8機。(2021年5月以降)

実装当初、どのポータルに誰のドローンが滞在しているのかはゲーム内で一切表示されなかったが、2021年5月からは「ドローンネットレイヤー」という機能で、ポータルに滞在しているドローンが可視化できるようになった。
また、自分のドローンが強制送還された場合に通知が届くようになった。(ただし、誰にやられたかは表示されない。)

この機能の楽しみ方としては、
  • どこまで遠くに行けるかチャレンジする
  • 自分が行ったことのない、または思い出の街のマップをドローンで俯瞰する
  • レベル8のポータルに滞在させて、補助的なアイテム補給装置として使う
など。


BILLINGS
課金要素

STORE
ゲーム内ストア

「CMU」(カオティックマターユニット)という有料アイテムを購入し、それを消費して限定アイテムを入手できる。
これら課金専用アイテムは、ドロップ・リサイクル共に不可能。

  • ポータルフラッカー
ポータルを選んで使用できる消費アイテム。10分経つか150回ハックされるかのどちらか早いほうまで、ハック時の入手アイテムの数を2倍にする。
敵味方どちらのポータルにも使える。

  • キーロッカー
1つあたり100本までのポータルキーを収納できる。
プレイヤーは本来アイテムを2000個までしか持てないが、キーロッカーの中に収納しているポータルキーは、2000個制限の影響を受けない。

  • ビーコン
ポータルの上空に、目印となる絵柄を4時間表示する。絵柄は複数用意されている。

  • アバター
地図上で現在位置を示すアイコンを変更できる。

  • Apex
使用後30分間、得られるAPが2倍になる。

  • キネティックカプセル
機能が多いため後述。

意外にも、ゲームを大きく有利にするようなアイテムはあまり多くない。(キネティックカプセルを除く)
その他、レベル6以下のレゾネーター、XMPバースター、パワーキューブや、レア度「Rare」以下のMODなどもCMUで購入可能。

キネティックカプセル

2020年10月登場。
アイテムと4000XMを消費して、より強力なアイテムや同種別効果のアイテムを合成できるカプセル。
ただし、合成を進めるには外を出歩いて(上述のTrekkerメダルと同じ条件)エネルギーを貯める必要がある。
歩く距離は1回につき8km。イベントなどでたまに距離が短縮される。

Common版とRare版の2種類が存在する。
Common版は、レベル4以上のプレイヤーであれば、ストアにて1つだけ無料で入手可能。何回でもアイテム合成を実行できる。
Rare版はストアにて購入するか、ハックから極低確率で入手可能。こちらは1個につき3回合成を行うと消滅する
合成できるアイテムの種類などに違いはない。

合成できるアイテムは以下の通り。

  • Very Rareポータルシールド×1
素材:Rareポータルシールド×3、レベル4以上のXMPバースター×3、レベル4以上のレゾネーター×3

  • Very Rareヒートシンク×1
素材:Rareヒートシンク×3、レベル4以上のレゾネーター×3

  • Very Rareマルチハック×1
素材:Rareマルチハック×3、レベル4以上のレゾネーター×3

  • SoftBank Ultra Link×1
素材:Rareリンクアンプ×3、レベル4以上のXMPバースター×3、レベル4以上のレゾネーター×3

  • ジャービスウイルス×1
素材:ADAリファクター×1、レベル4以上のXMPバースター×16

  • ADAリファクター×1
素材:ジャービスウイルス×1、レベル4以上のXMPバースター×16

  • ハイパーキューブ×5
素材:レベル4以上のパワーキューブ×10

  • ITO EN(+)×1
素材:ITO EN(-)×1、レベル1以上のレゾネーター×24

  • ITO EN(-)×1
素材:ITO EN(+)×1、レベル1以上のXMPバースター×24

  • その他レゾネーター、XMPバースター各種


ANIMATION
テレビアニメ

2018年10月~12月(一部2019年1月まで)に、フジテレビ、BSフジなどの放送局で、深夜アニメとして放送された。
当アニメのストーリーは、Ingressの設定が元となり、また、アニメと連動したゲームイベントも行われた。


追記・修正はリアル課金してからお願いします。

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最終更新:2023年09月22日 01:26

*1 こちらもレゾネーターが8本配置されている必要アリ

*2 筆者の経験談だが、自転車でも加算されているように感じた

*3 レベルに届かなくても、所持するだけなら可能

*4 設置から24時間経つごとに、最大XMの15%が自然消滅する。何もしなければちょうど7日で0になる。

*5 ポータルを連続でハックすると起こる現象で、約4時間にわたってそのポータルのハックができなくなる。通常、4回連続ハックで発生。

*6 ポータルが攻撃されると、一定確率で攻撃したプレイヤーのXMを削ってくる。

*7 ポータルの反撃にもクリティカル判定が存在する。

*8 Ingressならポータル、Pokemon GOならポケストップ、ハリポタなら宿屋

*9 MODのマルチハックの効力も発揮されない