小竜姫

登録日：2018/08/04 (土) 10:57:07
更新日：2023/01/29 Sun 21:09:44
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小竜姫とは、漫画『GS美神極楽大作戦!!』の登場人物である。

プロフィール

種族：竜神族
年齢：不明（竜神族の中では見た目程度に若い）
勤務地：妙神山

人物

仏法を守護する竜神族の女性。
全世界の108箇所に存在する神族の拠点の1つで、日本の某所にある妙神山の管理人をしている。
外見は20代程度の人間の女性。オレンジに近い赤髪で、頭に竜神族の証である2本の竜の角がある。
古風な出で立ちをしており、腰には神剣を携えている。200年ぶりに下界へ下りて来た時も当初はその格好だったが、現代の人間社会でその格好はとても目立つため、美神の助言でカジュアルな服を着るようになった。

神界屈指の実力者である強力な山の神・斉天大聖老師こと猿神の直弟子。
人間界にいる神族の中でも神格はかなり高く、神剣の達人である。
普段は妙神山の修業場でゴーストスイーパー（以下GS）等の霊能力者の能力を高めるための指導を行っている。
美神の師匠である唐巣も過去にここで修業を積んで霊力を高めており、後に美神、エミ、横島、雪之丞もここで修業を積んでパワーアップを果たしている。
長年妙神山で指導を行っているからか人間の素質を見抜く目が養われており、横島との初対面時にはすぐにその秘められた能力を見抜き、彼を一人前のGSにするために色々とフォローするようになった。
彼女と横島が出会わなければ、恐らく横島は連載終了時までずっと貧弱な坊やのまま美神の荷物持ちで終わっていた事だろう。

誰に対しても丁寧な口調で接する礼儀正しい性格。
神とは思えないほど腰も低いが、怒るとかなり怖い。天龍童子曰く彼女のお仕置きは過激とのこと。
またメドーサ等、自分と同格かそれ以上の霊格と能力を持つ者を相手にする場合は、怖気づく事無く凛とした態度で果敢に立ち向かう。
だが少々ドジでバカ正直なところがあり、今まで殆ど下界へ下りた事がなかったため極度の方向音痴でもある。
天龍童子の事件では久々に下界に下りた事もあり、珍しいものに目移りしているうちに東京から大阪まで（約数時間の間に）迷い込んでいた。

200年ぶりに下界へ下りて来たため江戸の町（東京）の変貌振りに素直に驚き、テレビ画面に色がついている事にすら感動を覚えていた*1。
また横文字も左からではなく右から読んでいる。妙神山の看板は全て左から書かれていたのだが…

美神達が妙神山に修業に来た際に、ふとしたトラブルで修業場を全壊させてしまう。
この不祥事が天界に知られたら立場が危うかったが、美神が工事費を出して修業場を再建してくれたおかげで事なきを得る。
その代わりに美神に最後のパワーを与える事となるが、この修業場を全壊させた事が弱みとなってしまい、妙神山最難関の修業への挑戦を反対した時にこの事を猿神にばらされそうになり、渋々挑戦を許可している。
それでも美神の事は信頼しており、天界から厄介事が舞い込む度に美神に助けを求めるようになる。

美神に同行していた横島が手加減していたとはいえ自分の刀を避けた事で、彼には優れたGSになれる素質がある事を見抜く。
その後、GS資格試験へ潜入調査をする事となった時に横島に受験を勧め、才能を開花させるために彼がいつも身につけているバンダナに神通力を授けた*2。そのおかげで横島は見事試験に合格している。
横島が自らの修業のために雪之丞と妙神山を訪れた際には、彼らの才能を見込んで妙神山最難関・ウルトラスペシャルデンジャラス＆ハードコースを紹介。以前美神が倒すのに手こずったカトラスを横島が簡単に倒した事で、きっかけを与えて以降脅威的な進歩を遂げている事を知り、潜在能力だけなら他のGSに負けていないと確信していた。
修業で横島が文珠を使えるようになってからは彼との交流は少なくなるが、彼女の見込みどおり横島は更なる成長を遂げ、最高位に近い魔族・アシュタロスをも倒す事となった。その前に横島の煩悩を高めるために脱がされそうになるが。

能力

神族の中でも神格がかなり高いため、その実力も抜きん出ている。但し、普段はその霊力を抑えている。
別の神である韋駄天の技・超加速も習得しており、超加速時には霊体に変化する。
非常に高い実力を持つが、妙神山からは基本離れられないため、遠方に行くほど力が出せなくなる。香港に行った時には3分しか動く事が出来なかった。ちなみに力を蓄えるために休む際は、頭の角だけを残して消えてしまう。
背中にある赤い鱗は「逆鱗」であり、これを他人に触れられると巨大な竜と化す。この姿になると我を忘れて暴走し、辺り一面を焼き尽くすまで元には戻らない。*3
前述の修業場の件もこれが原因であり、逆鱗に触れられて竜と化した後は、眉間に霊力を込めた矢を受けるまで修業場を破壊していた。

●主な技

超加速

一時的に時の流れを遅らせ、その間に高速で移動する術。初披露時は技名が明かされず、正体不明の技であったが、後の香港編にて明らかになった。
この状態の彼女の技を見切る事や追いつく事はほぼ不可能だが、横島の影法師は煩悩パワーで追いついていた。強力な分エネルギー消耗も激しく、また相手も超加速の使い手である場合は技を見切られてしまうというリスクもある。

追記・修正は逆鱗に触れないようにお願いします。

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