二代目ミスタークエスチョン(タイガーマスク)

登録日:2018/05/10 (木) 19:53:01
更新日:2021/04/02 Fri 07:41:33
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インド代表、ミスタークエスチョン!




『二代目ミスタークエスチョン』とは「タイガーマスクW」に登場するキャラクターである。

CV:西村知道

【概要】

タイガーマスクWの第9話、第10話に登場したレスラー。
全身を覆う白いぶかぶかな服装と黒色の肌が特徴で、タイガーマスクより頭一つ分ほど背が高い。


【主な活躍】

覆面ワールドトーナメントの一回戦。
タイガーマスクの対戦相手はワーグナーというアメコミヒーローっぽい外見のレスラー(正体はケビン)のはずだった。
だが、リングのコーナーポストの上に現れたのは謎の白い怪人だった。

試合の様子を中継で見ていたタクマと(試合に出るのが遅れた)ワーグナーは「何だと!?」「どうなっている!?」と共に驚愕する。
その頃試合場では突如として現れた謎のレスラーにタイガーは困惑。
GWMの演出なのではないかと訊ねるが、彼のことはミスXも知らなかった。何者なのかと詰め寄るミスXに対し、
謎のレスラーは「勉強不足」と一蹴し、名前を告げる。

「インド代表! ミスタークエスチョン!」

彼はその昔、全アジアプロレス王座決定戦で初代のタイガーマスクが闘ったレスラーと同じ名前をしていた。
だが、当時の正体であるグレート・ズマは当時で90歳の超高齢。
間違いなく中身は別人であるはずだが、その正体は如何に……。
ミスXをそっちのけでタイガーに対し「私が対戦相手として相応しい」
「私と戦え。闘えばわかる」と試合を申し込むクエスチョンであるが、それを黙って見ておけない相手が一名いた。


ワーグナー「俺の試合の、邪魔をするなアァッ!!」

自分の遅刻が悪いとはいえ、いきなり部外者に試合の対戦権利を奪われそうになったワーグナーは当然激怒し、
ドロップキックで強襲し、ロープ際までクエスチョンを追い詰めるが……、

クエスチョン「気は済んだか?」
ワーグナー「何ッ!?」 
クエスチョン「気は済んだのかと聞いたのだ!」 

ニヤリと笑ったかと思うといきなりクエスチョンはエルボー、ニー、垂直落下式のプレーンバスターであっさりワーグナーをKO。
涎を垂らして完全失神したワーグナーの状況を見たミスXは急遽カードをタイガーマスクVSミスタークエスチョンに変更。
その方が観客にも受けると思ったのかは不明。
タイガーマスクはともかくとして名前さえ知らなかったクエスチョンのパーソナルはノーデータとして扱われた。

そして始まった第1回戦。
空手チョップを躱され力比べはやや押したもののすぐさま巴投げで反撃されるタイガー。
ならばとキャメルクラッチを仕掛けるが、その時、リング内で異変が起きた。
何とクエスチョンは背骨が無いかの如く体を反らすことによって技から脱出。
続いて放たれたコブラツイストも体を捻じ曲げるという仰天の発想で無効化してしまう。
ふくわらマスクの解説によると「クエスチョンはインド出身でヨガを極めている為、関節技は通用しない」とのこと。

その後も、足四の字固めを極められた際には腕の関節を外してロープブレイク、
タイガーを場外へ吹き飛ばしストンピングで追い打ちをかけるなど、一気に優勢になるクエスチョン。
それを見たミスXは彼ならタイガーを倒せると確信し、ご褒美をあげると宣言。しかし、彼女の言葉に対し彼の回答は。


ミスX、勘違いしないでもらおう。
私は地位や金の為に闘っているのではない。ましてやモノポリーの薄汚い金など、たとえ死んでも受け取るつもりはない。
私がリングの上に立つ限り、お前達の好きにはさせん!


見事な啖呵を切り、試合に戻るクエスチョン。
その後も優勢に試合を進めていたが、突如として大量の汗を流し、試合の決着を急ぐようになる。
そして二度目のパワーボムを仕掛けた際にスタミナ切れから生まれた隙を突かれ、ロコモーションスープレックスの立て続けに食らい敗北した。


【正体】

その素顔は白髪に白髭の高齢レスラーだった。
初代のクエスチョン、グレート・ズマの弟子。
7歳の頃に初代タイガーと師匠の試合を見た証人として現在のタイガーの実力を確かめに参戦したのだ。
そしてタイガーを「実力的には初代と同等の強さを持っているが、必殺技が無いことが唯一の弱点」と指摘し
「初代のタイガーも我が師にウルトラタイガードロップを破られたが、それに負けることなく新しい必殺技を生み出した」
と語り「同じタイガーの名を継ぐ君にもきっとできる」と励まし会場を後にした。


【スペック】

タイガーをも上回る俊敏性を有し、老体でありながらパワーボムや垂直落下式プレーンバスターを極めるなど、パワー面も侮れない。
だが、彼を語る上で最大の特徴は、

尋常ではない軟体

である。
初代のクエスチョンが逆エビ固めでギブアップしたのを反面教師にしたのか、
キャメルクラッチやコブラツイストを軟体を駆使してあっさりと脱出しており、ある意味では師匠を超えたと言える。
しかし、高齢だけあってスタミナ面に難があり、長期戦は苦手な模様。
本編でもそこを突かれ敗北している。


追記・修正は軟体を極めてからお願いします。

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最終更新:2021年04月02日 07:41