松前緒花

登録日:2011/09/20 Tue 18:45:10
更新日:2023/03/29 Wed 19:38:26
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「わたし、輝きたいんです!」



松前(まつまえ) 緒花(おはな)は『花咲くいろは』の登場人物。


本編の主人公。誕生日は11月30日。16歳。
小さな身体と大きな声、天然パーマといつも身に付けている花の髪飾りが特徴的な東京在住の女子高校生。鼻が弱いため、よく鼻血を出す。
父親を早くに亡くし、母・松前皐月に女手一つで育てられた。

明朗快活で天真爛漫だが、壊滅的に空気を読めない。
奔放な皐月を見て育ったせいか、間違ったことを間違ったままにしておくことができない真っ直ぐな人格を有している。
皐月曰く「駄目な母親を反面教師にした」とのこと。

性格故にあまり悲壮感を感じさせないもののなかなかの不幸体質を持つ苦労人で、
家事をしない母に代わって子供の頃から家事全般をこなしてきた結果、主婦顔負けの家事スキルを身に付けている。

長らく住んでいた東京を「愛着も持てないのに飽きてしまった街」と語り、東京という街と自分自身の人生に対して不満を抱いており、
人生にドラマチックな展開を求めていたある日、母親が恋人の借金を理由に夜逃げすることになる。
突然の不幸にもめげずドラマチックな転機が訪れたことに目を輝かせたのも束の間、母から「夜逃げに子供は連れていけない」と告げられ、
代わりに行ったこともない母の実家の住所を渡されて、会ったこともない祖母の下でしばらく世話になることを言い付けられ、
石川県の湯乃鷺にある温泉旅館「喜翆荘」を訪ねたところから彼女の波瀾万丈な物語が幕を開けた。

喜翆荘のロケーションを見て心を躍らせるが、そこで出会った鶴来民子には顔を合わせて早々嫌われ、
初めて対面した祖母・四十万スイには「嫁に出した娘の子供なんて他人も同然。ここにいる限りはしっかり働いてもらう」と冷たく言い渡されて、
仲居として働くことに。

当初は「働きに来た訳じゃない」と不満を漏らしていたが、厳しく当たる祖母に反発する形でやる気をみなぎらせ、
状況的にはそうするしかなかったものの、自分の意思で働くことを決意する。

働き始めの頃は勤労経験がない子供特有の甘さが見受けられ、やる気が空回りすることも多く、民子や押水菜子をはじめとする人間関係もうまくゆかず散々だったが、
持ち前のバイタリティとポジティブな性格、高い行動力を駆使して次第に周囲の人間から認められていき、民子、菜子と友人関係を築いていく。

初対面の際の対立から祖母には良い感情を持っておらず、仕事中はおばあちゃんとも呼ばせてもらえなかったせいで祖母であることすら忘れる始末だったが、
「喜翆荘の最も長い一日」を経て祖母の厳しさの裏に見える優しさと仕事に対する真摯さを理解し、職務に対する責任感を学び、
喜翆荘を、また旅館の仕事を愛していくようになる。

種村孝一という仲の良い男友達がおり、彼を「孝ちゃん」と呼んで慕っていたが、
彼が自分に向けている好意には全く気付いておらず、引っ越す前に告白されたことでようやく彼の想いを知った。
しかし想いを告げられて彼にどう接すれば良いか解らなくなり、喜翆荘で働き始めた後も自分から連絡を取れずにいた。
結局孝一の方から連絡したことで、なし崩し的に以前のような友人関係を続けていくことになった。
もはや不幸ちゃん。

宮岸徹のふくや移籍騒動では本心では離れたくないと思っているはずの民子が本音を殺して徹を送り出そうとしていることを知り、
徹を連れ戻すためにふくやに殴り込みをかける。
移籍話は誤解であったものの、この件を切っ掛けに徹から好意を持たれ、民子との関係がややこしくなる原因になってしまった。

仲居の仕事を始めてからは精神面で目覚ましい成長を遂げていったが、恋愛事に関しては空気が読めないせいか非常に鈍感で、
民子が徹に惚れていることをすぐに気付けなかったり徹が自分に向ける恋心を全く察していなかったり孝一の気持ちもうまく理解できていなかったりと、
仕事面と比べるとあまり成長していない模様。

露出が高いチャイナドレスをノリノリで着たり、口の悪い民子に突っかかっていったり、自分を拘束した男と普通に会話したりととにかく物怖じしない性格だが、
青鷺だけはどうしても苦手らしく、頻繁に追い回されている。女将にもたまにびびっている。

機械に弱く、ミシンすら満足に使えない。「文明の利器は苦手」らしい。携帯は普通に使えるが、携帯だけは別のようだ。
コーラと紅茶を混ぜて飲むという変な味覚の持ち主。こうするのは強い炭酸が苦手だから。

ぼんぼりが好きで「ぼんぼる」という言葉を造ったが、これが後に彼女の代名詞となった。
これは「ぼんぼり」と「がんばる」をかけ合わせており、「目標に向かって精一杯がんばる」という意味。
事あるごとに口にしていたところ、和倉結名も使うようになった。
ちなみに身長は147cm。偶然か必然か、これは担当声優の伊藤かな恵と同じである。

ヒロインズの中では彼女だけ美人とか可愛いという評価を受けていない気もするが、可愛くないわけではなく、彼女も間違いなく美少女である。
そして、このアニメには少ないロリ要素である。
彼女の小さな体を抱き締めたいロリコ……もとい、紳士の数は他の三人にも劣らないであろう。


余談ではあるが、彼女が風邪で倒れた回が収録されたDVDが発売された時期は、奇しくも伊藤かな恵が高熱で倒れていた時期と、
偶然にしては出来すぎている一致が起きている。



はい、喜翆荘です! ただいまめいでんは手が離せないようなので、留守番電話を再生中です!
皆さん、アニヲタwikiを見ておられますか? うん、うん……うわ~、ありがとうございます!
これからもwiki籠り一同、もっと充実させていきますので、皆さんも追記・修正よろしくお願いします!
松前緒花でした!

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最終更新:2023年03月29日 19:38