魔皇后イルミナ(神羅万象)

登録日:2018/02/09 (金) 18:19:13
更新日:2022/04/11 Mon 23:18:03
所要時間:約 6 分で読めます





欲望を快楽で満たし、贅の限りを尽くして遊興にふける…

それが妾の望みじゃ





魔皇后イルミナとは、神羅万象チョコシリーズに登場するキャラクター。

◆データ

No:流星 018
Power:10
種族:輝輪族<女>
武器:傾世元禳
秘技:華陽幻舞
能力:人心掌握
住居:輝輪王都・落陽宮

◆解説

神羅万象第13章「流星の皇子」においてメインの敵役を務めた女性キャラクター。

輝輪族の王の魔皇帝メギドの後妻である妃。
帝国臣民を家畜と蔑み、民の血税で贅沢の限りを尽くす。

容姿は狐風の美女で、豊満なおっぱいと肌の露出度の高い服装と巨大な尻尾が目立つ神羅クオリティ。
そんなグラマラスなモデル体型に反して凄まじい大食いでもあるようだ。
第1弾ではホロ仕様のアナザーVer.も存在し、こちらは髪色や目の色が変化している他、表情も艶っぽさが増している。

メギドは後妻にイルミナを迎えてから別人のような冷酷無情の暴君へと変貌した模様。
メギド自身はイルミナを毒婦認定しながらも、その毒婦っぷりに惹かれているという始末。
ただし、イルミナがラヴィーナと揉めた際の対応などから、毒婦だとは認識されているだけあって絶対的に贔屓されている訳ではない。

六魔将の一人である呪霊魔将ゲンマに平時は身の回りの世話を担当させている。
ゲンマに関してはイルミナから密命を出して暗躍させてもいる。

メギドの前妻との娘である影牢姫カナンの力を警戒し、彼女を黒穴牢獄の座敷牢に監禁した。
また、メギドとの間に子は無いが、養子として暗黒皇子シグマがいる。

メギドの筆頭幹部だった氷華羅刹天ラヴィーナには警戒されており、関係は最悪。
彼女との煽り合いでキレた際には禍々しい妖気を放っており、その沸点の低さと妖気にラヴィーナも驚いていた。

第4弾で登場した天霊妖魔元帥ユノに対しては「何を考えているのか分からない不気味な女」と警戒している。
ユノ自身はむしろイルミナの性格を同性として気に入っていたが、避けられている事にも気が付いていたので近づかなかった。

各部族の連合軍と輝輪軍の戦いで豹変し、メギドを撃破した直後のギンガの隙を付いて龍玉印を奪う。
その際に閃華鳳龍姫カナンに邪悪なる妖狐の姿をさらされてキレるが、メギドの残っていた魔力を吸収して立ち去る。

満身創痍のギンガはそれを追うことが出来ず……。



さすが妾の愛しいシグマじゃ…
その力、妾のために役立てて欲しかったぞ…


◇妖艶妲己イルミナ

No:流星 076
Power:15
種族:妖魔族<女>
武器:傾世元禳
奥義:妖星艶舞・玖陽閃
能力:人心掌握
義息:龍征皇子シグマ

カナンの照妖鑑を浴びて狐としての姿を晒したイルミナの妖魔形態。

第1弾での姿から大きく変貌し、グラマラスな美女からグラマラスな白狐となった。
イラストの左手の掌にはギンガから奪った龍玉印を浮かばせている。
この姿は魔力を臨界点まで高めて初めて変身可能な形態のようで、魔力の消耗か肉体のダメージで変身解除されてしまう。

彼女の真の正体は仙界侵略の為に妖魔王アルザードによって妖魔星からゲンマと共に送り込まれたスパイ。

アルザードには忠誠心を見せていたが、一方でその存在への恐怖を覚えていた。
アルザードとのやり取りの際にはシグマを一瞬気に掛けるが、所詮は他人だと振り切って自身の手で直接引導を渡そうと決意する。
なお、上司のアルザードの真の姿はイルミナ自身もこれまで見たことがないらしい。

作中ではイルミナの拠点を突き止めた息子の龍征皇子シグマに襲われ、間に入った呪霊妖炎将ゲンマも撃破される。
それでもゲンマとの戦闘で力を消耗していたシグマを相手に妖気を全開放して優位に立つ。
しかし、暗黒龍星皇子シグマに覚醒した彼の手にする暗黒惑星剣による渾身の一撃「暗黒龍星斬」を浴びて敗北した。

シグマと対面した際にはその力を感心して褒める一方で、自身のために役立てて欲しかったと呟いている。



強くなったのう、シグマ…さすが、妾が才能を見出した愛しい息子じゃ。
さあ、何をしておる。さっさとその剣で止めを刺してメギドの無念を晴らすがよい…。


◇妖狐イルミナ

No:流星 085
Power:1
種族:妖魔族<女>
武器:傾世元禳
奥義:華陽幻舞
能力:人心掌握
秘宝:龍玉印

暗黒龍星斬の一撃を食らって妖力を放出したイルミナの姿。

妖力の大半を放出した事で妖魔形態を保てなくなり、第1弾のアナザーVerに近い姿に戻っている。
鎧の各部分が破損してボロボロとなっているが元々肌の露出が強いキャラなだけあって、この姿が神羅史上でもトップレベルにエロい。
胸部分の鎧が破損しているとか、本当に3歳児から対象の子供向け菓子のデザインなのか……。

ボロボロの姿の通りにスペックは敗北直後とだけあってかなり弱体化。
基本ステータスが第1弾時に戻っただけでなく、パワーがたった1と神羅史上でも最低クラスのパワースペックに落ち込んだ。

実はシグマへは愛情も芽生えていたようで、敗れながらもどこか晴れやかな表情で止めを待った。
しかし、同様にイルミナへの愛情もあったシグマも非情になれず、シグマも暗黒龍星斬を使ったながらも急所を外していた。
当初は急所を外していた事を否定していたシグマだが、後にそれを認めて生きて罪を償うようイルミナに諭す。

そんな最中に妖魔王アルザードが出現し、イルミナに気を取られていたシグマに対して必殺奥義で不意打ちを仕掛ける。
アルザードにいち早く気付いたイルミナはシグマを突き飛ばして自分を犠牲に一撃を浴びて瀕死に。
己に残っていた力をシグマとタウに分け与えたのだった。

その後のシグマとアルザードの長きに渡る最終決戦はシグマの勝利に終わり、それを最後まで見届けたイルミナ。
満足しながらも身体は力尽きており、身体中に亀裂が入って崩れ去ろうとしていた。
その姿を見て泣いているシグマを見たイルミナは満足しながら涙を流して沈黙するが……。




そんなことしたらシグマとタウが悲しむもん


◇転生幼姫イルミナ

No:流星 110
Power:1
種族:人間<女>
武器:傾世元禳
好物:きつねうどん
信頼:シグマ、タウ
苦手:カナン、ラヴィーナ

崩れ去るイルミナを見たシグマは、奪還した龍玉印に彼女の助命を嘆願。

だが、龍玉印の力でも魂無き存在の消滅を止める事は出来なかった。
そこで1人分の魂を龍玉印へと捧げる事でイルミナに魂を吹き込んで新しい生命体に転生させるという手法に出る。
シグマとタウは己の魂を半分ずつ捧げる事でイルミナの転生を願う。

こうして赤ん坊が産み落とされ、イルミナはかつての力や記憶もない無力な人間の子供として生まれ変わった。
その姿はかつてのグラマラスな美女ではなく、幼い少女へと変貌している。
とは言っても、服装や容姿にはかつての面影はあるので、いずれ成長したら元の美女になるのは容易に想像がつく。

シグマ及びタウと人里離れた山奥の生活で新たなイルミナは愛と優しさを学び、新たな人生を歩んで行く…。

しかし、周りからは「魔女の生まれ変わり」と蔑まれて投石されるなどの苛めを受ける。
やはり戦争で被災者になった人々からは行き場のない恨みを受けるらしい。
その事で自身が何故転生したのかと思い悩む一面も見せている。

そして苛めを受けていると聞いて駆けつけたラヴィーナの元で特訓に励み、一日で戦術の攻撃仙法初級編をクリアするなど、非凡な才能を発揮している。
ラヴィーナによると攻撃仙法初級編は普通の仙人でも取得に一週間費やすらしく、仙力も魔力もないイルミナの異常な才能を匂わせる。
ただし、学んだ戦法で仕返しを薦めるラヴィーナに対してそれは否定している。

師匠であるラヴィーナ自身には苦手意識があるようで、初めて彼女を見た際には「青いおっぱい魔神」と評していた。
ちなみに転生以前に敵対していたカナンにもなかなか懐かない。

◆余談

公式サイトの「4コマ漫画! しんらばんしょー」の第8話は彼女がメイン。

自身の贅沢として「茶葉は1回で捨てる」「さけ~るチーズを裂かずに食べる」「ガムに味がまだあるの吐き出す」といった姿を見せていた。
それに対してギンガはみみっちい贅沢と呆れかえっていた。





その力、追記・修正のために役立てて欲しかったぞ…

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最終更新:2022年04月11日 23:18