峰さやか

登録日：2018/01/14 (日) 09:58:44
更新日：2024/04/01 Mon 16:55:43
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YAIBA エロ担当(消去法) セーラー服ツッコミ役ヒロインポニーテール三石琴乃中学生乙姫保護者刃の嫁剣道峰さやか料理下手暴力ヒロイン浦島太郎龍の巫女

刃～～ッ！！

峰さやかとは、漫画『YAIBA』の登場人物である。

人物

都内の中学校に通っている少女で本作のヒロイン。
鉄刃と同い年で良きパートナーでもある。同じ中学に通う鬼丸猛は「鬼丸君」と呼んでいた事から恐らく同級生。
まだ幼さの残る顔立ちで、長い黒髪を後ろで結っている。
一方でわりと美形でありブシテレビのシオジアナから褒められている他、水着姿で小次郎や金棒博士を悩殺したこともある。
父・母・祖母の4人暮らしで、父の雷蔵はアジア大会で優勝を果たすほどの剣道の達人。

実家には剣道場があり、そこには多くの門下生がいる。自身も剣道を嗜んでいるので、その辺の女子と比べると身体能力は結構高い。
だが周りにいるのが超人ばかりなので、その身体能力が発揮される事はあまりない。
この手の作品のお約束としてよく攫われるし、かぐや編ではその肉体の形質そのものを敵の作戦の最大の要にされてしまう。
敵が落とした水魔の剣を使えるほどの精神力は持っているが、水鉄砲ぐらいの力しか引き出せなかった。
料理を作るのは苦手で、夕食を料理本を見ながら作ろうとして危うく火事になりかけた（そしてその後、鬼丸の手下の仕業で本当に火事になってしまった）。
住んでいる家は道場も兼ねた広い庭のある大きなお屋敷だが、作中ではよく破壊されている。

基本的に世話好きでしっかり者。時々わがままも言うが、刃の事は誰よりも信頼している。
刃一行の数少ないツッコミ役で、不甲斐ない男共を叱りつけたり、時には敵に対してもツッコミを入れる。
また捕まえた敵が刃に理不尽に殴られたりしている時には「かわいそうでしょ！」と言って止めるなど優しい一面もある。
一方でコウモリおと「NoNoバットマ～～ン!」…や怪盗キッドにあっさりメロメロになるなど、意外と面食いな所も？
ちなみに入浴シーンも頻繁にあるが、そのシーンになるとほぼ毎回何らかのトラブルに見舞われる。

刃と出会って間もないが、彼と旅を続けるうちに彼に好意を抱くようになる。だが素直になれないのでなかなかその想いを伝えられない。

なお、演者の三石氏は後に『名探偵コナン』で水無怜奈役を演じる。

活躍

ジャングル～学園編

成田空港でアジア大会から帰ってくる雷蔵を待っていた際、空港で大暴れする鉄親子と出会う。
そこでいきなり刃に体をあちこち触られたため、持ってた傘で彼を思い切り叩いた。
その後は鉄親子が峰家に居候する事となり、彼らとの奇妙な同居生活が始まった。
数日後には自分の通っている中学に刃が転入する事となる。

風神剣、雷神剣登場～国会議事堂決戦編

刃が「雷神剣」を求めて天狗岳へ旅立とうとした時、「天狗岳の場所を知ってる」とつい言ってしまったため、
寝ているうちにぐるぐる巻きにされて無理やり刃たちの旅に同行する事となる。
なお、これから後は~~作画の簡略化~~刃が「いつもそれ着てるじゃん」と言い出したことにより、冒険のたびに制服を着たまま出かけている。
刃が雷神剣を手にした後は、刃が雷神剣を使いこなせるほどの精神力を身につけるまで雷神の玉を没収する。
その後は宮本武蔵が玉を預かる事となり、最終決戦直前には刃の手へと戻るが、鬼丸城に突入する時に刃に玉を預かってくれと頼まれていた。
そして鬼丸戦では佐々木小次郎の奇策（？）で玉が刃の手に渡り、激しいぶつかり合いの末に勝負は引き分けに終わった。
鬼丸を退けた後は峰家で祝賀パーティーが開かれ、テレビのインタビューでは「とーっても怖かったけど一生懸命頑張りました！」とブリっ子になっていた。

玉収集～富士山決戦編

祝賀パーティーの翌日、鬼丸が再び動き出したため、刃達と共に龍神の玉を探す新たな旅に出る。
奈良では石川五右衛門に連れ去られ囚われの身となってしまうが、すぐに刃が奈良の大仏を操りながら大阪まで駆けつけ、
大仏の玉の力で大阪鬼丸城を撃破したので何とか助かった。
龍神の試練では仲間が次々と消えていき、とうとう刃と2人きりとなるが、自分が犠牲になって刃を進ませる道を選び、
「刃、ごめんね…いっしょにいけなくて…」と涙を流しながら奈落の底へと落ちていった。
その後は仲間と共に無事に助かり、刃は念願の龍神の玉を手にする。
そして鬼丸と決着をつけるために飛んでいった刃の応援をするのだが……

月の女王かぐや編

月から襲来したかぐやにさらわれエキスを吸い尽くされそうになるが、すんでのところで刃に救出され事なきを得る。
しかしかぐやがエキスを少しだけ吸った途端、一瞬だけ恐ろしい怪物へと変貌した事で、乙姫（と浦島太郎）の血を引く龍の巫女である事が発覚。
かぐや一味に狙われる事となるが、ゲッコー戦で魔王剣の力により傷ついていく刃達を見るのに耐えかね、自ら進んで投降しかぐやの元へ赴いた。
そして3日後、刃が助けに来るも間に合わず、かぐやにエキスを吸い尽くされて老婆の姿となってしまった。
自分の変わり果てた姿を刃に見られ「みないで…」と涙するが、その直後に「好きだぜ…」と言われ、刃がかぐやの元へ飛んでいった後も、彼の勝利を願っていた。
かぐやが封印された後は、吸われたエキスが天から雨のように降り注いできた事で、無事元の姿に戻る。
そして刃にさっきの台詞の真偽を聞くが、刃に適当な事を言われてはぐらかされたので、「バカ刃～！！」と思い切り彼の頬をひっぱたいた。

地底人出現編

突如地上を支配するために地底人が現れたため、新たな戦いに赴く刃達に同行する事に。
途中で怪しいキノコを食べて敵になってしまうが、刃がキノコ戦士を倒したおかげで正気に戻った。
ゴールドと戦おうとする刃を最初は止めようとするが、彼が「もう地底人にエメラルドのような悲しい戦士を作らせたくない」という思いで戦っている事を知ると、彼を黙って見送り仲間たちと地底に留まって戦いの行く末を見届けた。

ヤマタノオロチ最終決戦編

地底人の事件から半年ほど経過し、特に大きな事件も起きなかったので久々に刃を中学校に連れて行く事に。
だが学校に来て早々刃が鬼丸の新たな刺客に襲われてしまい、これがきっかけで新たな騒動に巻き込まれる事となる。
鬼丸の手でヤマタノオロチが復活した後は、オロチの元へ行くために自らの体にかぐやを封じ込める事を志願。
だがその方法はかぐやに意識を乗っ取られる危険性もあったので、当然刃に猛反対される。
だがその時に自分も刃と一緒に戦いたいという強い意志を見せた事で、その意志を刃に認められ、体にかぐやを憑依させる。
憑依させた後は、彼女の意志と戦いながら刃と共にオロチに立ち向かう。
かぐやの力を宿したものの体は普通の人間であったため、途中で負傷してオロチに喰われてしまうが、
これはかぐやの作戦であり、内部でオロチの心臓を止める事で刃と鬼丸の戦いを助けた。
刃が鬼丸に勝ち、オロチの角が斬られると、気を失っている間にかぐやが体から抜け出す。
だがかぐやが中にいた時に、彼女に対し「しっかりしなさいよかぐや！！それでも月の女王なの！？」と物怖じしない態度を取っていた事でかぐやの心境が変化。
これを受けてかぐやは「あのような娘のいる地球人とは戦う気がせぬ」と地球を侵略する事をやめ、自分の母星を地球以上の星にする事を誓い月へと帰っていった。

織田信長御前試合編

剣道日本一を決めた刃の前に、謎の少女・諸羽が現れた事で彼女を許婚だと思い込み、つい混乱してしまう。
その後それは勘違いだった事と、諸羽が刃の妹である事が判明するが、諸羽が刃の父・剣十郎を「人殺し」と罵った事で腹を立て「そんなの作り話だわ！！」と声を荒げる。
諸羽が刃に織田信長御前試合への出場を頼んでもきっぱりと断わるが、刃が剣十郎に会って確かめるために出場したいと言い出したため、会場のあるヨロイ島へついていく事となった。
この試合は大金がかかったルール無用の殺し合いであったため、刃が勝ち進んでいくうちに「ここにいたら刃がダメになる」と思うようになる。
それでも刃の「本当のサムライ、本当の強さを知りたい」という意志が固かったので、以降は戻ろうなどと言う事はなくなった。
最終戦では、刃と鬼丸が戦っている本能寺が炎に包まれても「刃は負けないわ！！絶対…」と刃の勝利を信じて見守っていた。
だが、鬼丸に追いつめられた刃の様子がおかしい事に気づき、いてもたってもいられなくなり思わず「刃ぁー！！！」と力の限り叫ぶ。
その声が耳に届いた事で刃は目を覚まし、渾身の一撃を鬼丸に叩き込んで見事勝利を収めた。
大会が終わった後で、武蔵に「刃がギラギラしておる抜き身の刀なら、さやか殿はそれを包み込むサヤじゃ…暴走せぬようにしっかりと守っておる…」と例えられ、剣十郎にも刃との仲を認められる。
だが肝心の刃から「オメーみてーなチョンマゲブスに構っている暇はねーんだよ！！」とからかわれたため、いつものように彼を殴って他愛無い喧嘩を始めるのだった。

エピローグ

御前試合から3年後、高校2年生になり顔つきも大人っぽくなった。
あれからすぐに刃が武蔵達と旅立ち、大きな事件に巻き込まれる事なく平穏な生活を送っていた。
だが内心では刃のいないこの日常が退屈であるようで、ふとした事で3年前の事を思い出してしまい涙を浮かべる事もあった。
そんな時、3年間音信普通だった刃が授業中に突然現れる。
刃との再会を懐かしむ間もなく、刃に「武蔵達がとんでもない化け物に捕まっているから一緒に来るか？」と誘われるが、いきなりの誘いだったにもかかわらず「うん」と笑顔で答える。
そして刃の新たな剣・クサナギの剣に乗って、次の冒険の舞台である火星へと向かったのだった。