田最環(ジョジョリオン)

登録日:2018/01/08 Mon 02:08:48
更新日:2023/12/08 Fri 11:35:50
所要時間:約 4 分で読めます





田最(だも) (たまき) S市出身…です…


【概要】

ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物。読者からの愛称は「ダモカン」。
東方家の長女、のボーイフレンド。23さいです。小さい声でボソボソした話し方が特徴。
職業は、駅の裏手にある「ダモカンクリーニング店」の経営。
髪は薄く、太めな体型でおよそ20代前半の若者には見えないが、若くして一国一城の主ともなると気苦労も多いのだろう。

鳩と知り合ったきっかけは、鳩の着けていたネックレスの糸が切れて部品が散らばった時、丁度クリーニングを届けに来ていた田最が作り直し、しかも部品でダイスキという文字を入れていた事。
ちなみにすでにセックスは2回、一緒のお風呂は5回も済ませている。何で言うんだよォ~

7部に登場した大統領もそうだが、女の子は都合のいい「言葉」よりも、はっきりした「行動」のほうがグッとくるのかもしれない。みんなもやってみよう。






【正体】


わたしにウソはつくなよ


その正体は、八木山夜露大年寺山愛唱エイ・フェックス兄弟らと共に「ロカカカ」の果実を密売するチームのボスで、岩人間

本性はスタンド能力で動けなくなった相手への拷問を楽しむ冷酷な人物。
そのやり方はスタンド「ビタミンC」によって柔らかくした肉体にお札や魚を差し込む、二人組のうち先に自白した一人だけを助けてやると脅す、相手の家族をにするなど狡猾かつ残虐。

また、奪われた「ロカカカ」の果実を探すため日本全国のけが人や病人を全て調べるなど、恐ろしい執念深さを持つ。

以前、「ロカカカ」を盗んだ吉良吉影と空条仗世文を殺害した張本人でもあり、定助が誕生するきっかけを作った人物。

東方家にやって来た目的は、行方不明になったチームの仲間の行方とその犯人、そして空条仗世文を探し出す事。
鳩に近づいたのも、東方家に入り込む手段としてにすぎない。
上記の身分もおそらく偽装であり、空条仗世文の戸籍も既に奪っている。

「ビタミンC」の能力で、東方家の人々を行動不能にすると、憲助が夜露らの行方を知っているとみて、拷問にかける。

そして、とうとう「定助」こそが「ロカカカ」の等価交換で吉良と仗世文が融合した存在であると知る。

目的は達成されたとして、憲助や鳩までもを皆殺しにしようとし、隣の部屋にいた定助との戦闘に突入する。

戦闘においても、「ビタミンC」の能力で優位に立っていたが、定助のしゃぼん玉で外に脱出した鳩のウォーキング・ハートの攻撃で形勢逆転。
射程外から一方的に攻撃されて重症を負い、それでも憲助を使って攻撃しようとするが、しゃぼん玉で位置を悟られて脳天を貫かれ、致命傷を負う。

なんとかその場は逃げだしたが、定助に追い付かれ「ロカカカ」の情報を条件に悪あがきをするも、問答無用で頭を砕かれて死亡した。


【スタンド能力】

ビタミンC

道化師のような姿をしたスタンド。
胴体部分はマントに隠れているが、3部に登場したデスサーティーンのようにマントの下は空洞で、あるのは無数の腕というデザイン。

能力は本体である田最のつけた「指紋」を媒介に 「結界」のようなものを作り、中にいる生物の肉体を究極まで軟らかくする事。
この結界の中にいる生物の肉体は、「固さ」や「厚み」、「弾力性」などを失い、できたてのチーズのように紙幣で簡単に切断されるようになり、最終的にはビニールの膜のようにトロトロになってしまう。
この能力はスタンドにも及ぶため、最終的には完全に行動を封じられる。
軟化しても痛覚は変わらないため、切断されたり身体の中で熱帯魚でも泳がされようものなら凄まじい苦痛を味わうことになる。

また、ジョジョリオンのスタンドには珍しくスタンドを用いた格闘も披露しており、過去回想シーンではキラークイーンのラッシュを捌ききる驚異的な格闘能力を披露している。*1
それでいて術中に嵌めた相手に対してはこの高い近接戦闘力を向けることはせず、作中では定助のソフト&ウェットの拳による攻撃を田最本人が硬貨を使って防御しており、柔らかすぎてチューブ状に型取りされたソフト&ウェットの拳が硬貨の穴からひり出すという悍ましい光景を定助と読者に見せつけた。

指紋をつけるという下準備が必要なものの、非常に強力なスタンド能力で事前に情報でもなければ防ぐ事は極めて難しく、もしも田最に接近や侵入を許し、目の前に現れた時にはすでに敗北していると言って過言ではない。

弱点は、結界(射程距離)の外には全く能力が及ばない事で、もし脱出されると肉体はすぐに元に戻ってしまう。
また、結界の外からの攻撃には一切抵抗できず、なすすべなく攻撃されてしまう。
この弱点を取られ、「ウォーキング・ハート」の射程距離外からの突きで重症を負ってしまった。

また能力の発動には一旦「指紋」を辺りに付けなければならないため、非発現時は一方的に攻撃される可能性が高い。奇襲するには非常に強い能力だが、逆に奇襲されるにはかなり弱そうだ。

第5部には、同じ「やわらかくする」能力である「スパイス・ガール」が登場しているが、スパイス・ガールは「弾性」「しなやかさ」といった「元に戻る(破壊されない)力」である「柔らかい」であるのに対し、こちらは物が「変形しやすくなる」「破壊されやすくなる」という意味の「軟らかい」であり、能力としては真逆である。

スタンド名の由来は、ドイツのバンド「Can」の楽曲『Vitamin C』より。
このバンドについては、14巻のコメントで言及している。
なお、このバンドのボーカルはダモ鈴木という方であったため「田最」はここからきている模様。
加えて、「環」も音読みで「カン」である。



これからどちらかひとりだけ追記するぞ
そしてひとりは修正してやる

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最終更新:2023年12月08日 11:35

*1 8部のキラークイーンの格闘能力が4部のキラークイーンと同等かは不明だが、少なくとも近距離パワー型であることはほぼ間違いない。