オール・フォー・ワン(僕のヒーローアカデミア)

登録日:2017/12/01 Fri 18:32:57
更新日:2024/04/26 Fri 23:01:16
所要時間:約 8 分で読めます




! 警告 !


この項目は僕のヒーローアカデミアの物語に関わるネタバレが含まれています。
ネタバレを見たくない単行本及びアニメ未視聴者は今すぐ戻ってください。















あの子はそう成り得る 歪みを持った男だよ






オール・フォー・ワンとは僕のヒーローアカデミアに登場するキャラクターの一人。
物語の根源の一つ、“ワン・フォー・オール”の起源に関わる人物にして、作中の敵組織『(ヴィラン)連合』を影から操る存在である。
CV:大塚明夫


【概要】

敵連合のリーダー死柄木弔から『先生』と呼ばれるほど敬意を持たれており、本人も死柄木を生徒としてアドバイスを送ったりしているなど、敵連合を影から操る存在として君臨している人物。

オールマイトが語ったところによれば、物語が始まる何世紀も前の『超常黎明期』から裏社会の王として暗躍しているとの事。
個人の寿命ならばとうに尽きている年齢のはずだが、代替わりなどではなく、何らかの“個性”で人間としての*1寿命も克服して「本人」が生き延びているらしい。
裏社会の人間であれば海外のヴィランにも忠誠を誓う者も居り、世界各国の犯罪シンジケートとも太いパイプを築いている。AFOが声をかければ世界中の犯罪者が暴れ出すと言っても過言でない影響力を持ち、国際警察のICPOからも密かに警戒されていた。
現代の一般人にとっては荒唐無稽なまでに強大な存在であるが故に、御伽噺や都市伝説だと思われていた。


【オリジン】

現代では“個性”として受け入れられている能力も、黎明期は“異能”と呼ばれ、覚醒した者は、良くて遺伝子病患者、悪ければ異形の怪物扱いを受けて差別され、“個性”を悪用して犯罪に手を染める者も増加していた。

そんな中、他人の"個性"を自在に奪い取って自分の物とし、更には他人に"個性"を与えるというその"個性"を用いて彼は暗躍した。

力の無い者には"個性"の力を与え、自らの"個性"に悩む者はその"個性"を奪う事で普通に戻してやり、その一方で有用な"個性"は奪って自分のものとし…
実験も兼ねて他人の身体と人生を弄ぶ傍ら、そうやって"個性"に悩む人々を救済して意図的に恩を売り続け、敵対者は複数の個性を同時に使いこなすその圧倒的な力で消し去り、人々を恐怖と畏怖の念で支配下に置いていた。
第1話から30年以上前の時代には、本拠地とした日本中に彼の小間使い同然の協力者で溢れ、敵対者は身動きすらまともに取れない情勢となっていた。

【善は悪より生まれ出ずる】

しかし、正義の心を持っていた彼の弟に自分が持っていた「力を蓄える」という個性を与えたことが彼の時代を終焉に導くきっかけとなった。

実は件の弟には、本人すら知らなかった『個性を他人に与える』個性が元々宿っていた。
そこにAFOが与えた上記の個性が付け加えられたことでその二つの個性が混じり合い、『力を蓄える』『力(個性)を認めた誰かに譲り渡す』という複合性質個性『ワン・フォー・オール』へと変異したのである。

初代である弟は『ワン・フォー・オール』の真価を発揮させることは出来なかった*2が、歴代の後継者が次の後継者へと『OFA』を譲渡し、強化していった結果、劇中の5年前の戦いで、八代目の継承者であるオールマイトと『OFA』の前に、ついにAFOは敗北を喫することとなった。

この激戦により、AFOは蓄えていたほとんど全ての個性を喪失するのみならず、肉体そのものにも大ダメージを受け、回想のワンシーンを見るに頭部と腕を砕かれて倒されたらしく、現在では毛髪が存在せず目の部分が皮膚で覆われた小さなくぼみになっている。

オールマイトは止めを刺したと考えていたが辛うじて生存しており、協力者である『ドクター』の手によって復活。死柄木を自らの後継者にするべく暗躍を続けている。
普段は弔に助言するに留めているが、弔の成長にとって必要だと判断すれば自らが重い腰を上げることも辞さない。
ラグドールの個性『サーチ』のように、目が見えないと利用できない個性も「便利だから」と奪い取り、その他「弔向きの個性」を選んで収集しており、後々彼に個性を与えて引き継がせる意向であることが窺える。

オールマイトはいずれ出久が対峙しなければならない存在として彼に語っているのだが、その日はそう遠くはないだろう…。

【人間関係】

不倶戴天の宿敵。
『OFA』八代目の継承者。
5年前の戦いで敗北し、自身の肉体・個性・勢力に大規模な損害を与えた、AFOにとってまさしく因縁の存在。
その恨みは深く、彼はオールマイトが苦しむことを至上の喜びとしており、その為に様々な手を講じている。
一方でオールマイトにとっても、師であり七代目『OFA』継承者であった「志村菜奈」を殺害し、腹に大穴を開ける重傷を負わされた因縁の存在である。

自らの後継者として時に指導し、時に死柄木自身が彼自身に足りない物を気づくようにするなどの方法で育てている。
どうやら彼自身の幼少期の頃から顔見知りらしいのだが…?

彼が九代目『OFA』の継承者である事を見抜いていたが、彼自らは特に何もしていない。
自分の後継者たる弔に退けさせる意向で、警戒を促している。

  • 与一
オール・フォー・ワンの弟にして彼にとっての唯一の肉親であり、身体は弱いが正義の心を持った青年だった。
全てを思うがままにしていたオール・フォー・ワンが唯一思い通りに出来ないことへの不満と肉親としての情から、歪んだ愛情・執着・支配欲をもって接していた。
荒廃した当時の社会を洗脳同然の手口で支配していく兄とその動向、そして兄がそうして仮初であれ平穏を齎していく現実に抗う力が無い自分の無力さに心を痛めていた弟は、常に兄から歪んだ愛情を向けられるも、「無力ながらもせめてもの抵抗に」と一切の食事を拒み、餓死による自害を試みるほど兄を拒絶していた。
そんな彼に、オール・フォー・ワンが「自分と共に人生を歩める頑強さを」と強制的に「力を蓄える」個性を植え付けたことが、やがては兄を倒すヒーローの誕生に繋がったのであった。
苗字は明かされていないが、上述の弔の事から推測すると恐らく「死柄木」だと思われる。


  • ドクター/殻木球大
オール・フォー・ワン専属の医者兼個性研究者。脳無の共同開発者でもある。
本編から約70年前に個性に関するある論文を提唱したものの個性発現による社会の混乱が収まり始めた時期だったため論文を握り潰され、学会を追放されている。
オール・フォー・ワンが自身の問題を解消するため手を差し伸べられたことで、彼を現人神のように崇拝している*3



追記・修正お願いします。






















…だがその時は早くも訪れてしまった。



林間合宿後、爆豪を敵連合から奪還する為、出久は飯田達と共に八百万が脳無に取り付けていた発信機のある場所へ向かうも、そこに爆豪の姿はなく、駆けつけた他のヒーロー達がそこを差し押さえたのだった。
安堵した緑谷たちはそこを去ろうとするのだが…









せっかく弔が自身で考え 自身で導き始めたんだ

出来れば邪魔はよして欲しかったな



…そう、オール・フォー・ワンが長い沈黙から復活したのだった。

復活したAFOは、圧倒的な力でヒーロー達を一蹴し、周りを何もない更地に変えてしまった。



振り向くことすら!一瞬の出来事---何が起きたのか
一瞬 一秒にも満たない!
それでもその男の気迫は



僕らに死を錯覚させた



(弔…死柄木の事だ!)
なんだよ…ウソだろオールマイト…
まさかじゃああれが…




…長き沈黙を経て、古の悪は再び表舞台に君臨したのだった。


個性:『オール・フォー・ワン』

前述の通り、他者から個性を「奪い」、自分の物にして使える。またそれを他者に「与える」ことも任意にできる個性。

奪って自分の中に収めた個性を任意に管理でき、さらに複数の個性を組み合わせて同時に発現させることもできる。
どういう鍛錬と本人の才能によってか、数々の個性を適切な力加減で操作し、複数の個性をバランスよく組み合わせて発動させる事も簡単そうにやってのける。
どのような動作で個性を奪い・与えるのかは今現在不明であるが、初代OFAの記憶では「対象の頭に手を触れる」という動作が見える。
もっとも、遺伝子と深く結びついている個性を移動させるのは相応のリスクを伴っており、オールマイト曰く「他者へ付与する場合は負荷に耐えきれず物言わぬ人形の様になってしまう事もあった」という*4

ひとつの身体の中で数多くの個性が混ざり合い増大していくこの性質は、いずれ個人で「個性特異点」*5に達してしまう恐れがあった。
これはAFO当人にとって差し迫った問題だったらしく、彼は特異点理論を唱えた殻木博士に協力を求めた。
後々判明した、AFOが残した「今後への備え」はこれも見越しての事だったと思われる。

作中で見せた個性

  • 『鋲突』
指先を、赤い血管のような模様が刻まれた黒く鋭利な触手に変化させる能力。
伸縮自在なため武器として使用でき、離れた相手への攻撃手段の他にも保有個性発動の媒体としても機能する。
また触手を標的に突き刺して個性を解析したりできる。
オールマイトに敗れる以前は、これを周辺に使って一帯の地形を変形させて操ることも可能だった。

  • 『転送』
臭気を伴う黒い液体をゲートとして、対象の人物を転送する。
自分のもとに転送する場合には特に条件はないが、送り出す場合は自分と馴染み深い人物のもとにしか転送できない。
転送距離はひどく短いとは言うものの、5km圏内は可能のようである。
AFO曰く「まだ出来立ての個性」のため効果が低いらしいが、黒霧の『ワープゲート』の劣化コピーだからである。

  • 『空気圧縮及び放出』(仮)
『空気を押し出す』+『筋骨発条(バネ)化』+『瞬発力×4』+『膂力(りょりょく)増強×3』 の組み合わせで発動。
簡単に説明すると人間空気砲
AFOのお気に入りの組み合わせの様である。
バネ化した筋肉と骨の瞬発力と筋力を増強する事でバネの性能を超強化。
その力に乗せて空気を押し出す。
その威力は絶大で、直線状のビルを何棟も倒壊させながら、オールマイトを数百m先へ吹き飛ばすほど。
脳無倉庫を襲撃したヒーロー達も、この攻撃で一掃されたものと思われる。

  • 『個性強制発動』
その名の通り対象の個性を強制的に発動させる。
今のところ意識を失った人間に対してのみ使用している。
作中では黒霧とマグネに使用した。

  • 『筋骨発条(バネ)化』+『瞬発力×4』+『膂力増強×3』+『増殖』+『肥大化』+『(びょう)』+『エアウォーク』+『槍骨(そうこつ)
満身創痍のオールマイトを確実に殺すために、その時考え得る自らの所有する最高・最適の個性の組み合わせとして発現させた超強力パンチ
ただただ殴ることだけに重点を置いているため、発現した右腕は本人の半身を超えるほどに肥大化し、何本もの腕であろう筋肉が見て取れる。
バネ化と槍骨によって、螺旋を描いた槍の様な骨がいくつも露わになっており、対象に当たるであろう拳表面部分には、重点的に金属の鋲が生成された。
もはやG第2形態である
もっとも、この攻撃の真の狙いは、相手が全力で迎撃した所を『衝撃反転』でカウンターして跳ね返す事にあったのだが。

  • 『ダメージ反射』(仮)
『転送』+『衝撃反転』の組み合わせで発動。
転送にその対象となった人間が受けた衝撃を相手に反転する個性を合わせたもの。

  • 『赤外線』
周囲の赤外線を微かに感じ取る個性。
盲目のAFOが周囲の状況を確認する為に使用している。
布ずれの音や空気の振動で相手の動きを、赤外線で相手の感情や空間把握の補助を行い、周囲の状況を確認していた。
……つまり、目が見えていない状態で、オールマイトをあそこまで追い込んだのである。
オールマイトの移動速度はどれだけ遅く見積もっても時速600km以上なので、この情報だけでオールマイトと渡り合う彼自身が、突出した反射神経や卓越した体術を持ち合わせていたことが窺える。

  • 『摂生』
運動能力と引き換えに常人の二倍の生命力を得られる個性。
AFOが長らく生きていたのもこの個性によるものである。
元々はドクターが生来持っていた個性だったが、現在ドクターが保持しているのはこれを複製したものである。



上記の『転送』の個性で一度は死柄木達と爆豪を警察とヒーローの包囲網から奪い返すも、自分を追いやって来たオールマイトとの戦い、そして出久達の奇策によって爆豪を奪われた彼は死柄木たちを強引に逃し、一度は遠距離攻撃で彼をトゥルーフォームに変えてしまうほど肉体的に追い詰め、更に死柄木の秘密…オールマイトの師匠・志村菜奈の孫であることを明かすことで精神的に追い詰めるが、オールマイト自身を応援する人々の声で「まだ死ぬわけにはいかない」という意思の元復活したオールマイトは残りの力を右腕に集中させ、決着を付けようとする。
オール・フォー・ワンも何故か近接の超強力パンチコンボでこれを迎え撃つも、最後はオールマイトのフェイント攻撃を顔面に喰らい撃沈。
巨悪は二度目の敗北を喫した。


もっとも、逮捕出来たまでは良いものの、そこから先の処遇については暗礁に乗り上げた。
まず、裁判にかけようにも一世紀を超えて累積させた罪状を詳らかにするのは難事どころではなかった。
また、個性を強奪された犠牲者達に個性を返却してやりたくとも、オール・フォー・ワンの合意が居る状況なのでそれも進む気配が無い。
そして何より、先述の通り世界的に多大な影響力を持つヴィランである点が最も厄介である。
死刑以外にありえないことは自明であるものの、本当に処遇を確定させてしまうと、依然潜伏しているであろうオール・フォー・ワンのシンパや、これまで彼を恐れて沈静化していたまだ見ぬ強豪ヴィランまでもが活動を活性化させる恐れがあった。

こうした事情のため、完全に現在はステインと同じく、死刑すら生温い罪人たちが送られる特殊刑務所「タルタロス」に全身を拘束された上で収容されていて、個性を使えば撃つと24時間厳戒体制で脅されている。
ありていに言ってしまえば、どうにもならないから寿命を迎えるまで塩漬けにする方針が採られた。

突き付けられている銃だけならばまだしも、赤外線を遮断する防壁に囲まれ、水深500mの海底に収監、更にはタルタロスの常の厳戒体制。
流石のオール・フォー・ワンも既に生命維持装置抜きでは延命出来ない身でこの警戒網を突破するのは不可能とみられ、素直に収監されている。




…ただし、敵連合の当初の目的であるオールマイトの抹殺は、彼の中の残り火を消すという形で事実上達成され、さらに戦いの余波で広範囲の市街地が破壊され、ベストジーニストが重症を負わされ長期休業に追い込まれるなど、この戦いで発生した被害も甚大であるため、この一件は「神野の悪夢」と呼ばれ恐れられる事になる。

AFOは自らの敗北を認めつつも、オールマイト自身が『生き延びた』事を嘲り笑い、そして弟子である死柄木に後を託して監獄に収監されるのだった。
…正義と悪の戦いは終わっておらず、次の世代へと引き継がれ、続く事になる。



負けたよ オールマイト 実に醜い足掻きだった
しかし君は間違えた 戦いの果て弟子に寄りそう道を望んだ
君は離れ時を見誤った 死に時を失った

先生というのは 弟子を一人立ちさせる為にいる
頼りにしてきた師が手の届かぬ場所へ去り彼は憎悪を募らせる 彼は真に先頭を歩んでいく
仲間もいる 仲間を増やす術も学んでいる
大丈夫だ 死柄木弔
経験も 憎悪も 悔恨も 全てを糧としろ


次は 君だ




【『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』にて】

本編から少し前の時代を描いた外伝にも登場。
但し作中のキャラ紹介では「UNKNOWN」とのみ記されている。
回想編では無傷だったころの彼の姿が描かれ、ヒーロー「オクロック」と対戦した後の実験体を巨大化する腕であっさり拘束し立ち去り、その一件から目を付けたのかオールマイトとの戦いでボロボロになった後偶然自身の実験場を見つけたオクロックから個性を奪い、自我が希薄な事から拾われた実験体「No.6」にオクロックの個性を提供し、彼の「オクロックへの憧れ」を悪意的な方に誘導。
『ヴィジランテ』本編では本人自体は中々影を見せないもののNo.6や洗脳改造したオクロックの娘の裏で暗躍していたと思われ、終盤でNo.6が実行した「オペレーション・アノニマス」とそれによる「鳴波田ロック・ダウン」の中、14巻にてついに登場。
No.6が脳内会話していた「オクロックの幻影」の中から忽然と姿を現し、彼に退却や証言者の始末を勧めるも拒否されたため、そっちへの指示は一応続けつつ最終決戦の様子を観察・考察。
No.6の(文字通り命を燃やしての)与えた個性の引き出し方にちょっと感嘆し、一方で彼にボロボロになりながらも食いつく一般人のヴィジランテ灰廻航一の、その個性以上のポテンシャルに困惑。
なおその時「蒐集家のお前さんには分からんよ」と、なぜかその頃近い場所でNo.6との戦いによる重傷から気絶していた元オクロックのような幻聴を聞いていた。
そして最後が「いつも通り」のヒーロー軍団の援軍からのオールマイトで決着がついたことに不快感を持ちつつ、最後の力で一時的に身体を再構築したNo.6に「航一を殺せ」と指示するも、No.6は最期に「航一に消えない傷(物理)を残す」ことを選び死亡。
幸か不幸か実行犯のNo.6が遺体すら残滓しか残さず消滅した事から、「鳴波田ロック・ダウン」の裏にAFOがいた事は発覚することなく、動機どころか実行犯の身元自体も不明なまま事件は幕を閉じた。
エピローグでは航一のような何の背景もない一般人でも「英雄」に覚醒しうる可能性に複雑な感想を持ちつつ、オペレーション・アノニマスで実験した「数の力」に見切りをつけ、「英雄」をも潰せる「強大な個の力」脳無の開発に切り替えていた。




【悪の再誕】

オールマイトとの最後の戦い後はタルタロスで大人しくしていたが、プロヒーローと超常解放戦線での戦いの最中、ドクターによる肉体強化から目醒めた死柄木弔の意識に割り込み、彼の肉体を支配した。
長きに渡る戦いでオール・フォー・ワン本人の肉体は傷付き、限界を迎えていた。実は現在使用している『オール・フォー・ワン』は複製されたものであり、オリジナルは死柄木に移植させていた。
つまり死柄木を導き、育てていたのは自分の新たな肉体にする為だったのだ
ヒーロー達の追撃を振り切った後は同じく包囲網を突破した7体のニア・ハイエンドと共にタルタロスを襲撃。
もう1人のオール・フォー・ワンに成りつつあった死柄木と本体の連携により、収監されていた本体の解放と凶悪犯罪者の集団脱獄を起こす。


これから始まる空位時代により完璧な魔王が生まれる・・・・・・
これは僕が最高の魔王になるまでの物語だ








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最終更新:2024年04月26日 23:01

*1 ただし、ヒロアカ世界において「人間」という枠組みはすでにぶっ壊れている。それが社会の混乱の源でもある。

*2 ただ1人が努力してもどうにもならない力の差があるのだから当然ではある。

*3 今の名前もAFOの本名である「死柄木」を意識したものに改名している。

*4 本編ではWWPCのラグドールが臨床例。「個性」をはぎ取られた直後の彼女は意識朦朧で生き人形のような状態だったが、幸い後日に回復した。

*5 「個性」は代を重ねてより強力に、より複雑になっていく(その兆候はすでに本編でも表現がある)。これが進めばいつか「個性」が生物の身体というハードウェアに収まらなくなって破滅するのではないかという、一種の人類終末論。