草薙翔一

登録日:2017/11/11 Sat 01:04:19
更新日:2024/04/21 Sun 09:19:26
所要時間:約 5 分で読めます







そんなものに出会ったら、遊作もデュエルを楽しめるようになるかもな…。



遊戯王VRAINS』の登場人物。

CV:木村昴



■概要



「Den City」にてホットドッグの屋台「Café Nagi」を経営する青年(年齢は現在不明)。
基本的に遊作の食事フェイズの料理は彼が作っている様子。

濃い紫の癖毛をしており、顎鬚を生やしている。
普段はパーカーの上に茶色のコートを着用しているが、開店時は犬のマスコット(ホット「ドッグ」からだろうか?)がプリントされたエプロンをつけている。


その正体は凄腕のハッカー。
ロスト事件(詳細は藤木遊作の項目を参照)によって弟が誘拐されて現在も廃人状態となっていることから、
ハノイの騎士には強い敵意を見せており、主人公である藤木遊作と共に彼等を追っている。

Aiことイグニスを除くと、彼がPlaymakerである事を知る唯一の存在だった。
しかし28話で謎の人物がハノイの騎士のメンバー・バイラの自宅に遊作・草薙の2人が来た所の映像を彼女の部屋にあった隠しカメラで見ており、
公言こそされていないが彼にPlaymakerの正体(+草薙のこと)を知られてしまった可能性が極めて高い。

基本的に誰にも心を開こうとしない遊作も彼にだけは信頼を寄せており、ハッキングの腕も高く買われている。
一方草薙は彼を復讐に巻き込むことに負い目を感じており、
ロスト事件のトラウマから立ち直って彼が「デュエルを楽しめるようになる」事が出来るようになってほしいと願ったりしている。



基本的に温厚な性格で、誰に対してもフランクな接し方をするが、
ロスト事件に関する事で財前晃が知らず知らずの内に地雷を踏むようなセリフを言った際には、LINK VRAINS外で激怒したり、
事件に関する情報をかけたデュエルで遊作が負けそうになった際には「万事休すか…」とキーボードをたたきながら悔しそうにするなどの激情を露わにすることもある。


なお、デュエルをしている描写は無い為、デュエリストかどうかは不明。
まぁ弟がデュエルのせいで廃人になった為、デュエルをしていないのも不思議はないだろうが。
その一方で遊作への思いなど、デュエルを肯定しているともとれる言動もある為、もしかするとデュエリスト・草薙翔一の姿を見ることが出来る日もいつか来るかもしれない。



■ハッカーとして



屋台の車の中に、ハッキング用のコンピューター、及びLINK VRAINSへの移動用の小型ブースが据え付けられており、かなりハイテクになっている。
今のところ隠すタイミングがいいようだが、ホットドッグを買いに来た客に見られたりしないんだろうか……。

基本的に2人+Aiの活動拠点はこの車の中で、彼の遊作のサポートに徹している。
……が、遊作がハノイ関連の仕事をする為に店を勝手に閉めたり、準備してくれたデュエル離脱用のプログラムを無視してデュエルを続けたりと、彼に振り回されることもある。


上述した通り凄腕のハッカーで、


  • Aiを捕獲する為の罠を遊作と共に作る。
  • 病院やコンビニ等にクラッキングを行い、監視カメラの映像を見る。
  • (SOLテクノロジーの上層部を除いて)正体の知られていないブルーエンジェルの正体をあっさり突き止める。
  • LINK VRAINS内にできた檻からPlaymakerを脱出させるためのプログラムを作る(当のPlaymakerはこれをスルーしてしまったが)。
  • データストーム内のデータの粗から侵入用ゲートを作ってゴーストガールに侵入させる。
  • SOLテクノロジーのメインコンピュータ内を進むPlaymakerにデバイス面での支援をする。
  • デュエル中にPlaymakerがデータバンクへのルートから外れた際に、即座に修正ルートを指示する。


などなど、そのサポートはとても手厚い。
なお、Aiからの「(病院の情報のハッキングに対して)それプライバシーの侵害。犯罪だよ?」と言う真っ当なツッコミに対して、
ハッキングは全て犯罪だ。」と堂々と切り返している。

正確にはハッキングは高度なエンジニアリングの行為自体を指し(ハッカー≒パソコンのスーパーエキスパート的な感じ)、
その中で「クラッキング」と呼ばれる行為が所謂不正アクセス禁止法に抵触する為、厳密に言うとこれは正しくないが気にしてはいけない。


他にもPlaymakerがStorm Accessで手に入れ、デュエル後にAiが実体化したカードを現実世界で遊作に手渡したり、
夜中の時間にPlaymakerの活動記録のログを消去する作業をネットを巡回しながらこなしたりといった形のサポートもこなしている。

……が、その結果本業(?)であるホットドッグ屋の方が若干疎かになりがちな模様で、
車の近くを通りかかった島からは「このホットドッグ屋、いつも閉まってんな。」と言われてしまっている。
彼等の活動の収入源になっているはずなので、あまり無碍にも出来ない筈だが果たして大丈夫なのだろうか?



■「次回予告」―それは時の流れを超越した、15秒間の未来予知



ハッカーとしても優秀な彼だが、彼を語る上で欠かせない要素がこれ

本作の次回予告は

「①草薙のナレーション → ②遊作の一言 → ③草薙によるタイトル発表 → ④INTO THE VRAINS!」

と言う形式をとっているのだが、注目すべきは①の部分でのナレーション。
遊戯王の次回予告のナレーションと言えば真崎杏子の「城之内死す」などに代表される、あんまりすぎるネタバレがあまりにも有名だが、
彼のそれはまた違うベクトルでネタにされる。

というのも彼のナレーションがやたらと抒情的なものが多いのである。



例を挙げると、


第6話「アイドル!!ブルーエンジェル」
たった2人の兄妹。
兄の優しさは虚しく空回る。妹は仮初めの姿を装い、
LINK VRAINSの幻想に悲しみを押し込め
兄の温もりを追い求め続ける…。

財前葵…彼女がブルーエンジェルの正体!


第9話「追い求めてきた敵」
吹き出すマグマ、火炎旋風がLINK VRAINSを紅蓮に染め上げる。
ここはまさに地獄。平穏だった世界は一瞬で崩れ去った…!
だが、死闘を繰り広げる2人にこそ、今この場所は相応しい…。

このデュエルに勝った時、お前たちの正体を全て暴く!


第17話「完全無欠のAIデュエリスト」
人が行う事に完璧などない。万全でも、万能でもない。
不完全だからこそ、人は無限の可能性を秘めている。
AIのデュエルは「完璧」を求め最適化されたもの。
一方、Playmakerのデュエルは「偶然」にして「必然」!
勝負の行方や如何に?

戦況の計算だけがデュエルじゃない!


※紫の文章はいずれも上記の予告の流れで②の部分にあたる遊作の台詞。




……とまぁ、他にも色々な予告ナレーションがあるのだが、
その草薙のナレーションの多くが「なんかのポエムの朗読か?」と思わせる様なクサい抒情的な文体の為、
一部の視聴者からはVRAINSの次回予告のことをポエムフェイズ、ナレーションを草薙ポエムと呼ばれ、ネタにされている。


また、VRAINSの最初のED「Believe In Magic」にて何かの画面を見ているような彼のシーンがあるのだが、
直後に次回予告が流れることから「草薙さんが今週のポエムを書いているor今週のポエムの確認をしている」と言われることもある。

彼の次回予告はこれからも続く……。


■余談も書け遊作


  • 遊戯王シリーズで主人公側がピンチに陥ると、「頑張れアニキ!」「立ち上がれ遊戯!」「お願い、負けないで城之内!来るぞ遊馬!などと外野が応援するのが常である。
    しかし遊作が電脳空間でピンチに陥った場合の草薙の反応は、一貫して「何とかしろ遊作」「何やってんだ遊作」という応援とは程遠い代物であり、これもよくネタにされる。
    ただし、これまでのシリーズと異なりデュエルしている遊作と草薙が直接声が聞こえる場所に居ないこと、playmakerを応援するのは島をはじめとする一般人が担当していることなどは考慮すべきだろう。


追記・修正はPlaymakerのログを消去して、そこにポエムのログを置き直してからお願いします。

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最終更新:2024年04月21日 09:19