スコルピオン(リングにかけろ)

登録日:2017/10/21 (土) 20:00:15
更新日:2024/01/01 Mon 09:45:54
所要時間:約 4 分で読めます





われらドイツの傘下にくだることにヤアかナインか!?


スコルピオンとは、漫画リングにかけろ』に登場する人物である。
フィニッシュ・ブローは【スコルピオン・クラッシュ】。
CV.緑川光


中学生でありながら高いカリスマ性と圧倒的支持率を兼ね備えたドイツの英雄。世界大会にて日本Jr.とは準決勝で対決。
法則を無視した彼らの奇抜なセンスに為す術もなくナチスの亡霊である3人(通称包帯3連戦)、側近であるヘルガが敗れ、
残りは大将であるこの人ただひとりだったが、なお歓声が沸き起こっており、スコルピオンという存在がいかにすごいかよく分かるものとなっている。

そんな彼と拳を交えたのは我らがヒーロー、天才(努力型)剣崎順。英雄vs天才というかっこよすぎる試合展開に当時の読者はさぞドキドキしたことだろう。
ちなみにこの2人、眉毛の太さが全然違うので比べてみると結構面白い。
まあそんなプチ情報はおいといて。いよいよ戦いのゴングが鳴り、剣崎が先制攻撃を仕掛ける。しかしそこで待っていたのはスコルピオンの強烈な左ストレート。
何の変哲もない、だが重いストレートをお見舞いし剣崎に「オレより数倍以上の天才かも知れねぇ。」と言わしめた。



さて、ここまでは順調だったスコルピオンだったが...



突如として彼の転落劇は始まった。

剣崎にはデータが皆無の、知られざるニュー・スーパー・ブローが隠されていたのだ。
「男なら てめえ自身が英雄になることを考えろってなあっ!!」
という男気溢れるセリフとともに放たれた一撃は風圧だけで窓ガラスをぶち破り、会場内は勿論、会場外の人々まで震撼させた。
剣崎さんマジカッケーッ!!ヒューヒューッ!!

これには思わずスコルピオンも腰を抜かして尻餅をついてしまっていた。ビビりまくりである。ついでに冷や汗まで出ちゃってる。
この時「やはりたいした男だなきみは...わたしは生まれてはじめて自分以外の男に恐怖をおぼえたよ」と剣崎を自分と対等な男として認めている。ついでに自分がビビっていることもちゃっかり認めた。

だがここで試合は大きく動く。「このままではいずれどちらか死ぬ 勝負は早目につけねばなるまい」という
中学生同士のボクシングにふさわしくない会話が行き交う中スコルピオンが「今度はきみが一瞬の恐怖にうちたおれる番だ!!」とついに



「スコルピオン・クラッシュ!!」



見事に彼のブローは剣崎に直撃。衝撃で宙に舞い上がった剣崎の体はもはや体勢も崩せない状態。このままだと床に頭を叩きつけ、
彼を待っているのはのみ。
と、思われていたが
「ドシャアッ」と体を打ちつけて落ちてきた剣崎。
「バ...バカな...」スコルピオンはたじろぐ。

「どうやら神が俺の味方をしてくれてるみてえだぜ」「おめえのおかげでやっと調子がでてきそうだぜ」
というアポロンが助けてなかったら死んでいたというのに随分強気な発言を繰り返す剣崎には流石に腹が立ったのか
「神の加護など 二度ありはしないぞ!!」と激しい剣幕でもう一度S・Cを決めようとするが...

「今こそもえあがれ!!オレのニュー・スーパー・ブロー!!」



「ギャラクティカ・マグナム!!」



ここで剣崎のニュー・スーパー・ブローが炸裂。超新星爆発が如く激しいブローがスコルピオンの体を射貫いた。
当たり前だが無事でいられるはずも無く勢いで窓をぶち割って場外に吹っ飛ばされた。そして外で試合展開を見ていた日本人の群衆の中にドサッ。
この人だかりがなければおそらく死んでいた。まーでも車田だからな..なくても生きてるか...ともかくこれが俗に言う不幸中の幸いというヤツだろう。

特徴として、ぱっと見で分かるほどこの漫画のドイツ人たちはかなりナチスに影響されてるっぽく結構スレスレな描写が多い。
2世代目の活躍を描いた「リングにかけろ2」では流石にマズイと判断されたかそういう描写は少なくなった。
余談だが、スコルピオンの着ている衣服はどうも作りがしっかりしていないのか、2度ほど服に関してのハプニングに見舞われたことがある。ちゃんとしたもん着させてあげて下さい車田さん。
(サスペンダーの右肩のベルトがちぎれる、相手の攻撃でボクシングウェアがズタボロなど)

そしてこの人、公式で女体化したことがある。(扉絵でのみ)まあとある映画ポスターのオマージュなのだが。
リングにかけろのみならず、昔の漫画はなんの前触れもなく度々このようなカオスなことが起きていた。すっごーい!!
そして右腕とも呼べる少年ヘルガとはよく言葉を交わし合っており「そうしよう...おまえと...そしてわたしで」「生まれ変わってきたときはヘルガ...またおまえと一緒だぞ」という台詞回しがあだになったのか麗しい友情が垣間見える台詞回しで当時大人のお姉様方に大人気だったらしい。













『われわれの野望実現のためだ 残念ながらここで追記・修正させてもらう!』


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最終更新:2024年01月01日 09:45