シャーロット・プリン

登録日:2017/10/07 Sat 02:27:00
更新日:2024/02/17 Sat 19:35:57
所要時間:約 5 分で読めます






私達は自由な結婚なんて諦めてる

諦めるか逃げるしかない

私の大好きだった姉さんも自由な恋愛を求めて海へ飛び出したわ 求婚の旅へ!!!



漫画『ONE PIECE』の登場人物。

◆目次


【プロフィール】

本名:シャーロット・プリン
年齢:16歳
身長:166cm
肩書:カフェ『カラメル』のオーナー
異名:不明
所属:ビッグ・マム海賊団
所属船:クイーン。ママ・シャンテ号
役職:万国(トットランド)「チョコレート大臣代行」/ショコラタウン
懸賞金額:不明
悪魔の実:メモメモの実(超人系(パラミシア))
誕生日:6月25日(シャーロット+毎月25日はプリンの日)
星座:蟹座
血液型:XF型(現実だとAB型)
出身地:偉大なる航路・新世界・万国
初登場:単行本82巻・第824話・「気まぐれ」
好きな食べ物・生チョコレート・プリン
CV:沢城みゆき桑島法子(アニメ856話~863話のみ。沢城の産休に伴う代役)



【概要】

四皇“ビッグ・マム”ことシャーロット・リンリンの娘。
シャーロット家35女で、サンジの結婚予定の相手。
怪物的な要素が目立つビッグ・マムの子供の中では例外に絶世の美少女である。当然サンジは一発KO、ブルックも高く評価した。
万国でカフェ「カラメル」という店を開いている。
フランぺが(勝手に)開催しているベスト・妹ーティスト賞では2位を獲得している


【人物】

性格は穏やかで優しく、女子力も高い。かなりの恥ずかしがり屋でもある。
一方で盲目的に相手を信用しているわけではなく、きちんと相手の欠点を見ていることがある。
職業柄、お菓子作りは得意で、その点でもサンジと馬が合うようで、サンジにお菓子作りを教えてもらっていた。
いくつかマイナス点は上げ(眉毛ぐるぐる、目がハートなど)、政略結婚であることに抵抗はあるものの、サンジ個人は「素敵な人」と高く評価していた。
一方のサンジ側も結婚のお断りをする際に「結婚したい」と前置きしていた(おそらくリップサービス抜きの本心と思われる)。

サンジ奪還の手助けのために麦わらの一味にホールケーキアイランド南西の海岸までの航路を教え、再会を約束するのであった。
しかしその時サンジは、すでに逃げられない状況にあり本人も、抵抗すれば大恩人の命が無い事を察して、仲間を見逃す条件で結婚するという決意を目にする。
自分の母がサンジを精神的に追い詰めていたことに、プリンは泣き出してしまい、先走って「私との結婚は……!!! 地獄にはさせませんよ!!!」と発言してしまう。

即座に自分の言った事を謝罪するが、サンジからは救いだと抱き寄せられてプロポーズされ彼女も合意。
幸せな相思相愛のカップル誕生となった……かと思いきや







※ネタバレ注意







アハハハ 面白い

アハハハ!! 夢見てんじゃないわよ!!! あのチンピラと私が結婚!? するわけないでしょう!?


しかし、人のいい美少女の素顔は一族以外の者を欺く仮面に過ぎない。
第850話にてプリンは上記の心優しい性格とは打って変わって、サンジの姉であるヴィンスモーク・レイジュを捕らえた上で冷徹な面を見せる事になる。
プリンは、これまでのサンジやルフィ達への振る舞いはただの「演技」。
本心は結婚どころか男にも興味を持たないと語り、本来の性格は母親に負けず劣らずの男勝りで冷酷且つ残忍なもの。
更にプリンは、ビッグ・マム海賊団の本当の目的が、サンジを自身の演技力でつけこみ、式当日にヴィンスモーク家共々皆殺しにする事や、
ビッグ・マムは最初からヴィンスモーク家ではなくジェルマ66彼らのクローン兵と科学力を手に入れる事だけが狙いであった事を笑いながら明かすのだった。

また魚人島編の終盤651話にて登場した三つ目の少女本人でもある(この時はリンリンの容姿や、スライムに顔がない、プリンも普通に第三の目を出しているなどいくつか違いがある)。
希少種である三つ目族の血を引いており、額の第3の目が真の「開眼」をするとロード・ポーネグリフを読解することができるようになるらしいが信憑性は定かではない。


【能力】


人はみんな 頭の中に記憶のフィルムを持ってる

怖かった事 悲しい思い出 忘れたい過去あるでしょ?


超人系悪魔の実「メモメモの実」を食べた能力者。
食べた別の人間の記憶をフィルムのように抜き出し自由に操る力を得ており、これにより「記憶の改ざん」が行える。

ただし本人の戦闘力は無きに等しいのか、暗殺が失敗した後は兄のダイフクに役立たず扱いされている。
本人も戦闘が不得手なのは自覚しておりサンジ暗殺の際は、特注の拳銃を用意していた。


◆技名
  • 編集(エディット)
メモメモの基本能力。
相手の頭に触れることで対象の記憶をフィルムの形で抜き出してカット&ペーストで改ざんする。
これまでにも自身の本性を知った者の記憶を度々改竄しており、自身の化けの皮が剥がれないよう工作している。

  • 記憶の糸(メモリーズフィル)
掌から細い糸を伸ばし、糸に触れた対象にメモメモの実の記憶操作を行う。
これにより対象がある程度離れていようと、複数の対象が居ても問題にならない。

  • フラッシュバック
周囲のターゲット全ての記憶を一瞬だけ活性化してかく乱する。



【経歴】

◆過去

実は、彼女がこのような性格になってしまったのは過去に起因する。
幼少期に三つ目であることが原因で周囲の人々や、挙句の果てに母親であるビッグ・マムにまで「気味が悪い」と言われるほど虐められ続けており、
結果幼少時代から、自分をいじめる子供達相手に刃傷沙汰を起こす程に心が歪んでしまった。

反面、ローラに対し「自由な結婚を求めて家を出た大好きな姉」と憧れを抱いていることを漏らしたことから彼女の生き方には憧れを抱いてる節が見受けられる。*1

◆万国編

結婚式当日に本来サンジに自分の三つ目を見せて一瞬たじろいだ瞬間に銃殺するつもりが、
今まで悪く言われ続けてきた三つ目に対し、彼に嫌悪感を一切抱かれることなく純粋に「美しい」と褒められた結果、本人も意図せずして涙し、その場に崩れ落ちてしまう。
この精神的動揺が(無自覚ではあるが)結果的にサンジ暗殺を防ぐことになった場面を見ると、仮面を外し本性を晒した状態で褒められることに対しては非常に耐性が無い模様。

また、上記の暗殺計画を明かした場面など、本気でそれを実行するつもりであるならば若干迂闊な行動が散見され、
さらに逃亡するにベッジに接触してサンジ達のために救援を求めるなど、今一つ真意の見えない行動が目立った。

シフォンを説得して連れ戻し、ケーキ作成のため急行しているが、その際の態度の変わり方を見ると、額の目が開いているかいないかで性格が変わる模様。
「人のいい美少女」は閉じているとき、本性は開いている時に出るらしい。
実の所サンジに額の目を素で褒められた事で本当に惚れており、今はサンジの前だと「本性」を閉じられない状態になってしまっている。
しかし好意は本物であるため、好意を漏らしながらも冷酷で高圧的な態度を取る姿はまさにテンプレ的なツンデレ
夫婦扱いされると恥ずかしさのあまりぶっ倒れるレベルでゾッコンとなっている。*2
サンジを視界から外さないと普通の喋り方が出来ず、その様にシフォンからは呆れられ、その様子にあのルフィですら「感情の裏返しがすごい」と若干引き気味。
本人もサンジに対して嫌味な態度をとることには自己嫌悪を感じている。

ホールケーキ城倒壊後は発狂したビッグマムを止めるためにシフォン・サンジらを伴い製菓工場に急行。
食い煩いを止めるために必要な代わりのウェディングケーキを製作すべく作業を開始する。
自身の能力を使って応援のシェフ達から茶会での騒動に関する記憶を消し去り「結婚式は無事終わった」と改竄してサンジとシフォンを怪しまれずに作業場に入れることに成功。
改竄された記憶を信じて祝福の言葉を掛けるシェフに動揺しつつもブリュレに嘘の情報を流しつつ訝しがるオーブンを丸め込み足止めするなど活躍する。

完成したケーキを運び出す段になってオーブンがシフォンを捕らえようと迫ってくるアクシデントに見舞われるが、ファイアタンク海賊団の面々が乱入してケーキを持ち去ったことで事なきを得、ベッジと共に行くシフォンを見送る。

その後はルフィを救出しに向かったサンジに随伴しカカオ島へ。
約束の時間が目前に迫る中物陰から鏡のある広場の様子を窺うサンジに、
これが今生の別れになるかもしれないと覚悟したプリンは「最後に一つお願いがある」と告げサンジが加えていた煙草を取り上げそのまま一方的に口づけをかわす。
そしてその直後、メモメモの実の能力でキスした瞬間の記憶だけをサンジから抜き取り、サンジが呆けてる間に足早に立ち去るという悲しい形で別れを告げた。



その後、短期集中表紙連載『ジェルマ66のあゝ無感情海遊記』に登場。サンジが兄弟から暴力を振るわされていたことを対する怒りの感情がこみ上げ、捕虜となったニジとヨンジに対し自らの拳で「プリンパンチ」を食らわせている。
しかし、彼らは本来鋼鉄のような皮膚を持っているはずであり、そんな彼らに対し明らかに手ごたえのある鉄拳を食らわせて平然としている辺り、戦闘力が皆無ではないのかもしれない。あるいは「愛ある拳は、防ぐ術なし!」ということなのだろうか。
その後ショコラタウンに現れた黒ひげ海賊団クザンとヴァン・オーガーに連れ去られてしまった。

◆エッグヘッド編

トラファルガー・ロー率いるハートの海賊団を勝者(ウィナー)島にて待ち伏せして襲った“黒ひげ”たちの乗ってきた船に囚われている形で再登場。
マムの生存を信じており、ローがマムを倒した本人であることを告げられても動じていなかった。

追記・修正は第三の目が真の開眼をしてからお願いします。

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最終更新:2024年02月17日 19:35

*1 又、前述の”ベスト・妹ーティスト賞”のように(少なくとも)兄弟たちからの愛情はあったことがうかがえる

*2 これでサンジの女好きを知ったあとはどうなるのか...。