サー・ナイトアイ(僕のヒーローアカデミア)

登録日:2017/09/15 Fri 00:17:00
更新日:2024/03/12 Tue 19:28:56
所要時間:約 9 分で読めます





象徴無き今人々は "微かな光"じゃなく"眩い光"を求めている
たとえ彼の意に反しようとも

現代(いま)誰がその力にふさわしいか プロの現場で痛感してもらう






サー・ナイトアイとは『僕のヒーローアカデミア』の登場人物。
CV:三木眞一郎

以下サーと呼称するが、別に彼は爵位持ちというわけではないし畏敬からそう呼ばれているわけでもない。個性から考えるとたぶん元ネタはあのポケモンだと思われる。

概要

プロヒーローの1人であり、かつてはサイドキックとしてあの『平和の象徴』オールマイトとコンビを組み、ブレインとして彼を支え続けた程の男。
ただし6年前にある理由からコンビを解消しサー・ナイトアイ事務所を立ち上げ独立。解散理由もあってオールマイトは今もサーを敬遠しているようだ。
現在はサイドキックにバブルガール、センチピーダーを雇用し、雄英高校からインターン生として3年生の通形ミリオを受け付け活動中。




◆人物

威圧的な見た目通り自分にも他人にも厳しい真面目で優秀なヒーロー。だが意外にもユーモアを重視しており、彼の事務所では「報告は元気に一息で!」がルール。
そして何よりも…サーは重度のオールマイトファンである!そのオタクぶりはタイプの違いはあれど緑谷出久に匹敵もしくは上回るレベルであり、事務所には所狭しとオールマイトグッズが並んでいる。そもそもオールマイトがサーをサイドキックとして雇った理由もサーの熱意に根負けした結果であり、それまでサイドキックを雇う気はなかったという。
そして、サーは個性「ワン・フォー・オール」の詳細と出久がその後継者であることを知っている数少ない人物の1人であり、同時に出久を後継者として認めていない男である。


サーはヒーローとしての事件処理能力はもちろん、人材の育成能力にも秀でている。2年時には扱いが難しい個性を持て余す落ちこぼれ生徒だったミリオが3年になる頃には"プロを含めてNO1に最も近い男"と評されるほどの実力者に成長していることからもそれは明らかである。
ミリオの活躍からわかる通り、サーの教えは個性の制御だけでなく、個性に依存しない素の体術や戦闘勘の熟練に重きが置かれている。
メタな視点で言うならグラントリノとの訓練でフルカウルを習得し、ある程度安定した攻 ・防・機動力を手に入れた出久が、それを活かす体術を身に着けるための新たな師匠キャラになる。
と、思われるのだが…

本名は「佐々木 未来(ささき みらい)」。某ミルキィ声優とは関係ない


個性:予知


サー・ナイトアイ “個性”「予知」!

対象人物の一部に触れ目線を合わせることで一時間の間 その人物のとりうる行動を先に“見る”ことができる!

(条件は社外秘)

未来の光景を見る所謂予知能力の個性。その類を見ない絶対性から因果律操作の属性すら兼ねる。
対象人物の一部に触れながら目線を合わせることで、1時間の間その人物のとりうる行動を見ることができる。
サーが言っていることが本当なら予知で見た光景は絶対であり、少なくとも今まで変えられたことはないらしい。ただし遠い未来の光景の場合、起こる時間に誤差が生じる可能性がある。
…そう、この個性の制限である1時間がかかっているのは対象人物ではなくサー本人であり、つまり「対象人物の1時間後までの未来を見ることができる個性」ではなく「"サーが"1時間の間、対象人物の未来を自由に見ることができる個性」なのである。なにそのチート

予知の内容は対象人物のすぐ近くの視点から対象の周辺環境と個人の行動が見える。サーの予知は未来の1シーンではなく1コマ1コマの連続したフィルムとして見るので、例えば 「血だまりの上である人物が倒れている光景を見たのでその人は死亡すると判断したが、実は血だまりは本人の血液ではなく他の要因で気絶していた光景を観測者がそう勘違いしていただけだった」といった偽証トリックは通用しない。
サーが見た未来の光景は本人曰く絶対なので、この個性は有利な状況を盤石にする用途で扱うことが望ましい。むしろ、有利な状況でなければ悪い展開を確定事項として固定してしまいかねないので、サーは徹底した慎重さをもって運用している。

欠点として、1度予知を発動したら24時間のインターバルを置かなければならない。
つまり1日1時間(繰り返すがこの1時間は予知の効果が切れるまでの制限時間であり、その間は対象の1秒後でも1時間後でも1年後の未来でも見放題である)、かつ1人の未来しか見ることはできない。ただし作中の描写を見るに未来の光景を見る作業は早送りが可能。ある人物の30分後の未来を見たい場合でもリアルタイムで30分を費やす必要はない。その辺は融通が利いている。

…ただこの予知をややこしくしているのはある場面で、サーが発言した「これは私の失態。見ていれば防げた」の一言(単行本でも台詞が修正されなかったのでミスではないらしい)。
いやいや変えられるのか変えられないのかいったいどっちなんだよ、と読者から突っ込みが入った。
これをサーの発言が全て真とした上で考えるなら、彼が「2人がオーバーホールに遭遇する未来」だけをピンポイントで見ていた場合に限り、見てしまった出来事は変えられなくてもその前に取る行動を変えその先の展開を軌道修正できた可能性がある。…でもパトロール出発から遭遇まで全部見ていた場合は変えたくても変えられない未来に固定されてしまうのでやっぱり無理かもしれない。

なお、過去の出来事からサーは予知を使用することに消極的な姿勢を取っている。
予知をした後にどうやってもその状況にならないように行動した場合どうなるか不明だが、サーが言うには仮に予知した未来を変えようとしても長くて数分後には元の流れに戻ってしまうらしい。
つまりファイナル・デスティネーションよろしく信じられない偶然が重なってその状況に陥ることになるのだろうか?


+ ※ネタバレ注意
「未来の光景は絶対であり、一度見てしまった場合変えられない」というのはサーの思い込みであった。
実際には予知した未来は変更できる場合がある。

そもそも、ナイトアイは後に「『変えられない』『変わることはない』という考えが常に頭の片隅にあった」と述懐しており、無意識的に消極的行動をとっていた。

言ってしまえば、過去の体験で心が折れて以降、自分の個性を恐れて内心諦めてしまっていたのだから、予知した未来が尽く変えられないのも当然の結果だろう。


戦闘能力

オールマイトの言ではサーは身体能力はそれほど高くないらしい。
だが、それは別格的に強すぎた彼の視点だからに過ぎないと思われる。
サーはフルカウルを習得し大幅に機動力が上がっている出久を「遅い」と吐き捨てつつ一方的にいなすくらいは余裕でできる。
個性とは関係なくサーの肉体は細身ながらバッキバキに鍛え上げられているのだ。
ちなみに、絶対的に正しいとは限らない上に漠然とした指標ではあるものの、
公式ガイドブック「Ultimate Animation Guide」によれば、(個性込の)パワーについては、
同じく火力系の個性ではないミリオがCなのに、対してサーはB。
明らかに膨れ上がったザ・ガチムチであるミリオと同等以上と思しき筋肉を秘めた、針金のような筋肉超人である。

この筋肉を用いた専用サポートアイテム『超質量押印(重さ5㎏の印鑑)』の投擲は高威力・高速・長射程という優れた性質を持ち、肉弾戦特化の巨体ヴィランを何mも吹っ飛ばし壁に巨大なクレーターを形成するほど。当然だがこれは何の個性も用いないただひたすら鍛えただけの人間の技である。筋肉ってすごい!
難点としてはその重量故に携帯には適さない事だろうか…サーは複数ストックしているのが確認できるけど。







◆活躍

サーとオールマイトが離別した理由、それは当の本人が見るなっつってたにもかかわらずオールマイトが戦死する未来をサーが予知してしまったことが原因である。
ある事件で多大な損傷を負い、活動時間に制限が付きながらもボロボロの身体を隠し『平和の象徴』としてヒーロー活動を続けていたオールマイト。
サーはこの時、このまま戦い続けてオールマイトが非業の死を遂げる未来を視たため、「今引退すれば未来が変わるかも知れない」と彼に引退を勧めるも、次の『平和の象徴』が現れるまでの空白期間を決して作りたくなかったオールマイトは断固として拒否する。
自殺行為同然の意向を変えず笑顔の無いオールマイトの姿はサーにとって正視に耐えないものであり、「これ以上続けるつもりなら自分はあなたのサポートから降りる」とまで叫ぶサーだが…結局、意見の相違は埋められず2人の道は分かれることとなった。


君と出会い力の譲渡を決めた事 ナイトアイにも報告したんだ
けれどそこでも対立し 彼との溝は益々深まる結果となった


……


無個性の中学生だと!? 何を考えている!? 平和の象徴が務まるわけない!

人を救けられる人間になりたがっている

志だけでは務まらない!!! ふさわしい人間なら他にいくらでもいるだろう!!!

確かに……いくらでもいるんだろうね… だが無個性の中学生だって…ふさわしい人間だ




そしてサーが『平和の象徴』の真の後継者として選び育てたヒーローこそ、後に雄英のトップまで駆け上がる少年、通形ミリオだったのだ。
でもサーが聞きたかったのは「後継が無個性の中学生であってもいい理由」じゃなくて「後継に無個性の中学生を選んだ理由」だったんじゃないかな…











見れば見る程 貴様でなければならない理由が見当たらない


サーの事務所へのインターンを希望する出久に対し、本当に後継者にふさわしいのは誰なのかをわからせるため、彼の申し入れを受諾した。
ちなみに当初はインターンを認めるためのテストとして「3分以内に自身から印鑑を奪うこと。自分からは手を出さないしどんな攻撃を仕掛けてもいい、室内がどうなっても構わない」を課していたが前述の通り予知を使うことで一方的にデクをいなし不合格と判定している。そんなことのために1日1回しか使えない貴重な予知を使わなくても…
ちなみに、サーの格闘術や身体能力からして、予知を使わなくてもサーはOFAフルカウル8%制御の出久をいなせていた可能性が高い(あくまで予知はダメ押し)。

なお実は出久が事務所を訪れた時点でインターンの許可を出すことは決めていた(前述の通り誰がOFAを継ぐべきかをわからせるため)が、サーの予想外だったのは試験結果のこと。出久が「オールマイトのヒーロー活動10周年記念の非売品タペストリー踏むとこでした」と口にしたことで、出久は室内を滅茶苦茶に跳ね回っていたようでオールマイトグッズを壊さないように注意していたことに気づいたサーは出久に多少の評価点を与えた。彼らは揃って重度のオールマイトオタクである。

「出久が後継者として相応しいかは卒業後の出久を予知すれば良いんじゃね?」
という疑問も浮かぶだろうが、後述の会議の時に告げる理由からサー当人はそれを避けている。
遠い未来を見ずに確認する為に出久に長い時間を割いて付き合おうとしている辺りに、彼の頑固さと面倒見の良さが見て取れる。







出久を迎えてからもかねてから進めていた死穢八斎會への捜査を継続していたサーだが、パトロールに向かわせていた出久とミリオが偶然にも八斎會の若頭であるオーバーホールに遭遇し、同時期に関西のファットガム事務所からとある物品が持ち込まれたことで八斎會に関する一つの考察をまとめ、関連ヒーローたちを招集し会議を開催する運びとなった。

  • 関西のヤクザが使用していた『個性を一時的に使用できなくする薬入りの銃弾』
  • そのヤクザに違法薬物を卸していた組織と八斎會にかつて何かしらの取引があったこと
  • 薬の中身は人間の血肉
  • 銃弾を身体に打ち込まれた天喰は体内の個性因子が傷ついていた(そのため個性が使えなくなっていた)

サーはそれらの情報と現在自分たちが持つ情報を組み合わせ、ある推理を導いた。
  • オーバーホールの個性は『分解と修復』
  • オーバーホールには娘がいる(未確認)
  • 娘の個性はオーバーホールの個性が特殊な形で引き継がれ『個性を破壊する個性』として発現している(未確認)
  • 出久とミリオが遭遇した少女(エリ)はオーバーホールの娘である(オーバーホールの発言)
  • 銃弾の中身はエリの血肉である(未確認)
  • エリは今も八斎會の本部に囚われている(未確認)

つまりオーバーホールは自分の娘の身体を銃弾にして商品として捌いているという確たる結論である。
オーバーホールの元から少女を奪還する。その目的のためにヒーローたちは動き出したのだった…

+ ※ネタバレ注意
会議で述べられたサーの推理はあくまでそういう可能性もあるという危惧であり、少なくともその時点では情報の裏付けが取れていない。*1
実際
  • オーバーホールには娘がいる
  • 娘の個性はオーバーホールの個性が特殊な形で引き継がれ『個性を破壊する個性』として発現している
  • 出久とミリオが遭遇した少女(エリ)はオーバーホールの娘である

この3つは事実と異なっており、オーバーホールに娘はおらず、エリは八斎會組長の孫(正確には組長の娘が捨てた子供)*2であり、エリの個性は血縁のないオーバーホールと関連したものではない。それどころか両親の個性とも全く無関係の「巻き戻し」という個性が突然変異的に発現している。





なおこの会議の際、サーの個性を情報を聞いたイレイザーヘッドは「未来が見えるなら俺たちの行く末を見ればいいのでは?」と発言しているが、サーはこれに対して「もし予知して死の場面が見えたら耐えられないから無理(要約)」と返した。
参加していたプロヒーローの1人、ロックロックはなおも予知を使うよう求めるが…


この“個性”は行動の成功率を最大まで引き上げた後に 勝利のダメ押しとして使うものです 不確定要素の多い間は闇雲に見るべきじゃない

はあ!? 死だって情報だろう!? そうならねェための策を講じられるぜ!?

占いとは違う 回避できる保証はない!

ナイトアイ! よくわかんねえな いいぜ 俺を見てみろ いくらでも回避してやるよ


ダメだ



そう言ったきり、サーは顔を伏せてしまうのだった。もう人死には見たくない。無二の相棒の死という光景は彼にとって大きな心的外傷となっているのだ…




この会議の後サーは外出する八斎會の構成員の1人を尾行し女児玩具売り場に辿りつく。
そこで構成員が女児アニメに全く詳しくない口ぶりで店員に現行シリーズの玩具を尋ねている場面を見たサーは、「この男はボスから監禁している子供へのご機嫌取りを命じられた世話係で、子供のことはよくわからんが女児アニメの玩具でも買い与えておけばいいだろうと考えここを訪れたのではないか」と推測し構成員に接触、その未来を予知した。
なおその推理はドンピシャで大正解だったのでサーは八斎會本部地下にあるエリの部屋までのルートを手に入れる事に成功したのだった。そのついでにサーはその女児向け玩具を買っている。回想によるとそういうのが好きらしい。
これでエリが今も八斎會本部に囚われていることの確証も得られた。


会議から数日後、令状を取得し警察との協力で八斎會の家宅捜査に向かうも、迎撃により散り散りになりながらエリの元へと走る一行。
だが、サーはオーバーホールとの戦闘で左腕が千切れ腹に大穴が開く致命傷を負ってしまう。そして…


ナイトアイは縋るように 治崎の行く末を"見る"


サーは傷を負いながらも条件を満たし予知を発動するが、希望を祈って見た未来は自分と出久が殺され、オーバーホールはエリを連れて逃げおおせるという絶望の光景だった。
つまりこの瞬間、残酷にもヒーローチームの敗北と2人の死という結果が確定してしまったのである。
皮肉にもサーの予知は依然彼が言っていた「行動の成功率を最大まで引き上げた後のダメ押し」になったのだ…

さらに地上で戦っていたリューキュウたちが鉄砲玉の1人・活瓶と共に瓦礫を崩しながら自分たちのいる地下空間に着地、サーは落ちてきた瓦礫の下敷きになってしまう。*3


それでも諦めない出久だったが、OFAフルカウルの20%制御すら治崎にはまるで通じない。
予知が現実になるのも時間の問題と思われたが、出久はOFAとエリの個性を逆手にとって「エリを背負い、許容限界以上の出力による自壊で巻き戻しを相殺する」という奇策でOFAフルカウル100%を発動、その圧倒的なパワーとスピードで治崎を退けることに成功した。その瞬間、確かに彼はサーの見た未来を変えたのである。
サーはこの出来事を絶望の未来を変えたいというみんなの思いのエネルギーが緑谷に収束し放たれたと後に考察している。


だが戦闘終了後もエリの個性の暴走は止まらず、危うく出久が消滅しかけるが、それも相澤の助力によって解決し作戦は民間人の犠牲者は出さず成功と言える結果に落ち着いた。






しかし、ヒーロー側が払った代償は大きく、サーが負った怪我はリカバリーガールですら最早手の施しようが無かった。
最早風前の灯火となったナイトアイの下に駆け寄る出久やオールマイトに対して、彼は穏やかに応対する。

元々、彼が出久を否定して自分が認めるオールマイトの後継者育成に躍起になったのも、オールマイトが人生に捨て鉢になっているように感じたからだった。
しかし、オールマイトは生き延びて自分の人生を生き抜くと決意を改めてくれた上に、「未来は不確かであり、変えることが出来る」と自分の認識を改めさせた出久という少年についてはもうナイトアイなりに認めており、憧れの対象に対する未練は既に無かった。

そんな彼の唯一の心残りは、ミリオのこと。
当初はただOFAの器として引き入れただけのミリオだったが、共に過ごした時間を通して、自分を慕い信じて期待に応えてきたミリオは、いつしか彼の誇りになっており、半ば自分の目的の為に彼を利用する形で弟子にしていたことを悔いていた。
さらに先の戦いで個性すら失ってしまったミリオを遺して逝ってしまうことは、ナイトアイにとってどれだけ気がかりかは想像に難くない。

最期の瞬間、彼はミリオに触れ、『誇れる弟子が誰より立派なヒーローになった未来』を視る。
それが個性の限界を超えた日に2度目の予知だったのか、ただの幻だったのかはもはやわからない。

だが、たとえ自分が不吉な未来を視ようともミリオなら変えられる。そう信じて、勇気を振り絞って自分の個性を使おうとするまでに変わったサーには、ミリオの明るい未来が視えたのだろう。



元気とユーモアのない社会に 明るい未来はやって来ない


そしてサーの遺言を胸に、ミリオは新たな戦いへと踏み出していくのだった。






◆人間関係

かつての相棒。オールマイトからは敬遠され、サーも価値観の相違から歩み寄れていないが重度のオールマイトオタクであることは今も昔も変わっていない。
誰よりもオールマイトへの強い憧憬の念を抱き続けてはいるが、常識人でもある分、オールマイトのヒーロー原理主義的な自己犠牲の姿勢は「狂気染みている」と考えている。

サーが見出した後継者候補。
まだ自分の個性の使い方を理解しておらず成績不振だった彼の潜在能力と、周囲に勇気を与えるヒーローとしての資質に目をつけ、インターンで招いて鍛え上げることにした。
ミリオ自身は鍛え上げた体と技と、何よりも人を想い、人を助けるために戦う心を持つ強く優しい男として成長を遂げた。
出久にあって彼にない「何か」、それこそが出久を平和の象徴の後継たらしめるものである。

サーが「インターンを通してオールマイトの後継者には相応しくないと理解させる」という事務所に迎え入れた、オールマイト自身が指名した後継者。
この目的故に心理的距離はとって接しているが、本質的にはミリオの言う通り「サーが気に入りそうなタイプ」の少年であり、サー自身「使える人材ではある」と認識している。
オールマイト同様の理解し切れない危うさを含めよく観察しており、出会う経緯が違えば向き合い方もまた違ったかも知れない。









追記・修正は、この項目の未来を視てからお願いします。

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最終更新:2024年03月12日 19:28

*1 「実際にそうであるかはわかりません」「仮に~として」「だとしたら」「確たる証拠はありませんしかし~」「もしも~」といった仮定を多用していることからもわかる

*2 オーバーホールの補佐である玄野はエリを組長の娘だと思っていたようだ

*3 事前連絡無しの行動だったため、地下空間で瓦礫に巻き込まれた犠牲者がサー1人だけで済んだのはむしろ幸運ともいえるが。