秋月型駆逐艦(艦これ)

登録日:2017/09/11 Mon 23:46:57
更新日:2023/11/11 Sat 13:23:43
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ここでは、艦これにおける駆逐艦の秋月型駆逐艦について解説する。
本項目作成日現在艦これに実装されているのは1番艦秋月、2番艦照月、4番艦初月である。
また、2017年秋に3番艦涼月が、2022年冬に8番艦冬月が実装された。

概要


太平洋戦争に参加した駆逐艦。

秋月型駆逐艦と言っても、建造時期によって微妙に型が変更されており、それらはさらに秋月型ではなく冬月型・満月型などと細かく区別されることがある。
ただ、本項目作成時点では本流の秋月型駆逐艦のみが実装されているし、将来実装されたとしてどう分類されるか微妙なので、とりあえず秋月型とひとくくりにして扱う。
今の所冬月は「秋月型8番艦」と扱われており、上の4姉妹とは特に区別されていない。

「防空駆逐艦」を名乗る通り、航空機が大暴れした太平洋戦争において、防空力を重視した兵装で設計されている。
多くの駆逐艦は、防空装備としてはせいぜい機銃などが装備してある程度。「自艦を守る」為ならば機銃でもいいが、空母や戦艦などの対空護衛としては、機銃では不十分だったのである。

航空戦力の進化に伴い、防空艦が必要であることは、日本の軍部も認識していた。
しかし、アメリカとの国力差を考えると防空巡洋艦などを新造することは現実的ではなかった。
天龍型や球磨型などといった既存の軽巡を改装する案も出されたものの、「水雷戦隊の強化」「軽巡枠で作った最上・利根型の重巡化」「それに伴う新型軽巡の不足」「既存艦の改修で得られる効果への疑問視」という理由から水雷戦隊に回されてしまい、沙汰止みとなってしまった。
その結果は、大井っち&ハイパー北上様が戦場では全くと言っていいほど活躍できなかったことで察してほしい。

それでもやはり防空艦が必要、ということで戦時中に竣工したのが秋月型であり、大型電探や高角砲を載せて、空母の護衛として高い防空能力を発揮した。
また、戦時中に損傷した摩耶・五十鈴などの艦が修理ついでに防空仕様に改装されている。
秋月型は駆逐艦としてはかなりでかく軽巡洋艦並であり、夕張に似ていたと言われている。

なお、アメリカで175隻建造された*1日刊駆逐艦ことフレッチャー級の防空能力は秋月型並みかそれ以上。
本当に国力差って大事ですね(血涙)


1番艦の秋月の竣工は1942年6月11日。ミッドウェー海戦で日本が悲惨に敗戦してからわずか3日後であった。
その後、終戦までに12隻が竣工。
日本の海軍がもう燃料すらなく出撃すらまともにできない時代に竣工した艦も多かったこと、戦艦や空母などと違って本土空襲で標的になりにくかった*2こともあってか、秋月型は何やかや生き残った艦が多く、竣工12隻中6隻が大破着底もせず戦争を生き延びた。*3

3番艦・涼月のように奇跡的に残ったものの動けない艦もいたが、動ける者は雪風らと同様に*4復員輸送任務などに携わった。
そして、仕事を終えた彼女たちは、雪風同様台湾に渡った艦、響や占守同様ロシアに渡った艦、解体され防波堤となって日本の礎となった艦としてそれぞれの道を歩んでいったのだった。


戦後はあきづき型護衛艦が2代にわたって「あきづき」をネームシップとして就役している。
2代目は現役で、すぐ下の妹は「てるづき」、その後に「すずつき」「ふゆづき」と続いている。
もちろん防空力は秋月型以上。高角砲から対空電探(対空レーダー)から全部違うからね。


個別実装艦の史実に関しては、個別の艦の紹介にて。




ゲーム中での性能


いずれもイベント海域の攻略報酬として実装され、秋月・照月・初月ともいずれも後のイベントでドロップが報告されている(AC版では秋月のみ恒常ドロップとして実装。)。
しかし、イベントドロップ率はいずれも低く、入手困難であることには変わりない。

とはいえ、ただの図鑑埋めコレクションではなく、性能・持参装備ともにとっても使える艦である。

秋月型の性能には、他の駆逐艦と比べてかなりの癖があることに注意が必要である。
通常の駆逐艦の強さと言えば、高めの回避性能に砲雷撃。特に夜戦においてはカットインを出す運の強さと言ったあたりが重要である。
遠征要員としての活躍も見逃せない。
最近は大発動艇による遠征要員や輸送護衛艦隊、陸上型ボス攻撃要員と言った駆逐艦も登場している。

しかし、秋月型は火力はコモン駆逐艦の改二並である一方雷装はかなり低く、涼月・冬月以外は運の数値も平凡であるため、夜戦カットイン要員に向いているとは言えない。
夜戦連撃でも雷装が低いため特に強力ということはない。
燃費も駆逐艦としてはかなり悪く島風並みでそこらの駆逐艦改二を上回っている。
大発動艇も積めないため遠征要員向きでもない。

こんな具合のため、通常の駆逐艦と同じように使っていては、かえってお荷物になってしまいかねない。

秋月型の本当の活躍は、史実の通りその防空力である。
敵の空母はかなりの脅威になる。陸上型ボスによる艦載機攻撃も非常に痛く、戦艦ですらワンパン大破という事態が頻繁に起こってしまう。
空襲マスも脅威度は低めだが、それはあくまでも他のマスとの比較の話。時にはクリティカルを受けて撤退に追い込まれてしまうケースもある。
個別の艦に対空兵装を載せるのは一つの対策だが、クリティカルを防ぎきれる訳ではない。また、イベント海域なら、ボス撃破のためにも対空重視の兵装にスロットを割きたくはない。

そんなときに役立つのが秋月型+対空カットインなのである。対空カットイン自体秋月実装と同時に実装されており、まさに秋月型が担うにふさわしい役目と言える。
秋月型自体、対空の数値が恐ろしく高く、後にIowaが実装されるまで対空1位に君臨していた。
摩耶様改二ですら防空力では秋月型に及ばない。
尤も、耐久性に関しては摩耶様の圧勝であるため、彼女の立ち位置を完全に奪うには至っていない。
また、駆逐枠にFletcher級、軽巡枠にはAtlantaという秋月型以上の防空の専門家が登場しているため、こちらの選択とも悩むところである。

秋月型の対空カットインによって敵機を多数撃ち落とすことができ、これによって敵艦載機の攻撃力を落とし、道中事故を大幅に抑えることができる。
運の要素はどうしてもあるが、敵機を多数落として全機撃墜になれば敵空母を一切攻撃すらできないただの的にしてしまうことも可能である。
あの空母おばさんですら、棒立ちになるケースもあるのだ。
というか空母がいて駆逐艦を投入できるのがわかっている場合、「他で制空と水上戦を補って秋月型投入」が割と有力な選択肢となる。もちろんこの場合でも夜戦戦闘力を重視する(=特型駆逐艦などを入れる)という考え方もある。

対空カットイン自体は、装備によって他の艦にも可能である。
しかし秋月型は発動率が高い上に対空カットインの装備条件でも優遇されている。
例えば、普通の駆逐艦の場合高射装置+対空電探が必要だが,秋月型の場合高射装置装備は不要で電探は水上電探でもよい。
なので、対空カットインに有利な装備を他の駆逐艦や巡洋艦、ながもんなどに回すといった芸当も可能である。
仮に秋月型に有利な装備を回せば,対空カットインの効果も他と比べて絶大だ。
もちろん通常海域でも、敵空母による事故は多いが、対空カットインによってその率を減らせる秋月型の活躍は大いに期待できる。
入手困難であることはどうしようもないが、運よく複数着任したならばイベントでのお札対策で複数育成する価値は十分にあると言える。
ただし、他に対空カットイン艦がいると秋月型の対空カットインは最後に発動するとされている。
つまり、威力の低めな対空カットインどまりになるリスクがあるので、秋月型以外の駆逐艦も出す場合には役割分担を考える必要が有った。
…が、2023/5/26アップデートにて、秋月型実装から9年にして遂に対空カットインの発動順序の調整が入った事で秋月型の方が優先発動されるようになったので、使い勝手が増している。

他方、演習などでも秋月型の対空砲火は猛威を振るい、せっかく熟練度MAXにした艦載機が全機撃墜され、ボーキ大量消費&熟練度が禿げ上がってしまう例も。*5
なお、クォータリー任務において空母2駆逐艦2必須の演習任務が実装された事により、彼女らは意図せず猛威を振るう事になってしまった
防空能力で攻撃隊が枯れるリスクを補う為、手数を不足させる為に猛威を振るうのは勿論、低いはずの夜戦火力も、この演習任務においては意外に厳しいポイントとなってしまう。
夜戦火力は確かに低いが、それはあくまで他の駆逐艦と比べての話。此方の艦娘に手痛い一撃を与えるには十分すぎるのだ。
平成31年4月のメンテで、演習で熟練度が後退することがないように仕様が変更され、多くの提督はほっとしたのだが、それまでの長い間、秋月型がいるなら空母を連れて行かないか演習自体をスルーするという対策を取らざるを得ないケースも多かった。
また熟練度の後退については改善されたがボーキサイトがかっとぶのは未だ変わらないので要警戒であるのは同じである。

また、秋月型が着任時・改装時に持ってくる10cm高角砲+高射装置。
これは長らく最強の駆逐主砲として君臨していた。高射装置付きなので前記した対空カットインの条件を満たす上、素の対空値も高く空母による事故の可能性もかなり減らせる。
秋月型が持ってくる以外では、高射装置の改修によって手に入れるよりなく、貴重なネジをかなり食ってしまうので、運よく秋月型が複数手に入ったら牧場してでも複数手に入れる価値はある。

10cm高角砲+高射装置×2+対空電探は秋月型に防空を任せるならば鉄板の対空防御装備と言えるだろう。

電探枠は、13号対空電探改を改修して装備させるのが普通。最近後期型も実装された。これらは涼月のみ装備ボーナスが貰える。
後期型は水上電探特性も持っているため、イベントで多い水上電探数によるルート固定と兼用できるメリットがある。
他にはアメリカ電探のGFCS MK37だと同様の特性があり、火力が上がるが、現状改修できず、射程が中になるなどの特性もあって一方的に上位互換とまでも言えないため、適宜使い分けよう。
尤も、21年春にFuMO25レーダー*6や32号水上電探、SKレーダーなど戦艦向けの大型電探も装備可能になっており、これらは基本的に対空電探でも水上電探特性を持っているため、
後述のアップデートまではこれらの方が使いやすかった。
特に21号対空電探改二は秋月型全員が高い装備ボーナスを貰えるので余裕があれば装備させたいところ。なお、21号対空電探も一応秋月型に装備ボーナスがあるが、何故か21号対空電探改には一切装備ボーナスがない
一方で2023/6/14アップデートにて13号対空電探系統の装備を補強増設に積めるようになったため、補強増設に13号対空電探系を積んで10cm高角砲+高射装置×2+対空電探の体勢を整えつつ、
余った本体の1スロットに探照灯・照明弾、発煙装置などの補助装備を積むという運用が可能になり、Fletcher級にはない強みを得る事になった。

10㎝高角砲+高射装置は改修が可能なので、魚雷カットインを狙う必要の乏しい掘りや通常周回で空母の出現する海域に出撃するなら、秋月型でなくとも駆逐艦に真っ先に積みたい装備である。
ネジの消費も決して小さくはないが、イベントで必要な連合艦隊ならどのみち駆逐艦は必須。
ある程度改修が進むと改修に10cm連装高角砲が必要になるが、これは開発にそこまで資材が必要な兵装ではないし、多くの駆逐艦が改になった時に持ってくる第二期になって一気に持参艦が減ったけど。何より主砲としては共喰いが一切ないのも大きい。されてたまるか
2017年12月現在では12.7cm連装砲D型改二の実装により、夕雲型・陽炎型・島風に関してはこちらの方が火力にシナジーがかかるため「最強の駆逐主砲」とは言えなくなったが、
あちらは非常に改修が重く、当然のことながら高射装置もなく対空値も低い上に、そもそもシナジーを受けられない面々にとっては装備時の火力が全く変わらないことからまだまだ本装備の天下は終わりそうではない。
また、後に本装備にも秋月型と雪風改二に対して装備ボーナスが実装されており、特に改修済みの本装備は雪風改二に対しては高い火力シナジーがかかる。
他の装備と併せて開発しながら準備し、最高の駆逐主砲を準備しよう。


雪風・時雨・初霜・Jervisといった幸運組による魚雷カットイン狙いか。
夕立・綾波といった高火力組による大火力狙いか。
夕雲型で主魚電カットインを狙うか。
朝潮型などの大発母艦組による陸上ボス攻略か。
秋月型やFletcher級、乙改組といった対空高めの艦による対空防御か。
タシュケントの4スロットを使うか。
丁改組で先制対潜と他の装備を両立させるか。
期間限定海域の特効艦もある。

こうした特性ある駆逐艦をいかに使うかが各提督の采配力の見せどころである。

なお、アーケード版では多くの駆逐艦を差し置いて秋月は最初から実装されていたのだが、
対空カットインがない・対空値の効果もよくわからない・スペックが高くても雷装は低い・何より足が遅いと、完全にシステムが敵に回っている。
曰く、アーケードの秋月はレアなだけとも。秋月は泣いてもいい。
と今まで言われてきたのだが、第3回イベントの索敵機、発艦始め!の開催と同時に対空カットインが実装。
これにより航空攻撃されても対空値が高い秋月の場合、対空カットインさえ発動すれば被害を超大幅に下げることができるようになり、ようやく防空駆逐艦としての面目躍如を果たした。



キャラクター概要


絵師はいずれもしずまよしのり、声優は秋月が小澤亜李、照月が小松未可子、涼月が藤田咲、初月が中島愛、冬月が上坂すみれ
実艦の方は軽巡洋艦並みのサイズがあったためか、コモン駆逐艦と比べれば基本的に大人びていてスタイルもよい。

島風の連装砲ちゃん、天津風の連装砲くんと並び、秋月型がいつも連れているのが長10㎝砲ちゃん。
おさわりをしても秋月は長10㎝砲ちゃんの仕業と勘違いしたり、照月の場合はおさわりすると本人を差し置いて長10㎝砲ちゃんが怒り出すこともある。
アーケードだとジタバタ動いてかわいい。

姉妹揃って浴衣姿でローソンのキャンペーンに抜擢されるなど、公式的にも優遇されている部類だろう。

なお、詳細は明らかにされていないが、『月夜海』は秋月型をイメージした曲ではないかとも言われている。*7



秋月

秋月、艦隊をお守りします!!

1番艦。
浴衣姿がローソンのキャンペーンに抜擢されたのは前記したとおりだが、実はその姿でゲーム本編に登場したのは秋月だけだったりする。
姉妹の中では本業の対空能力が最も高いが、火力方面にやや劣る。

実は翔鶴実装時から翔鶴のセリフで秋月に触れられていたのだが、万を持して2014秋イベントにて秋月型としては初登場。
当時は甲乙丙の難易度設定がなく更に夏イベントが阿鼻叫喚だったこともあってかイベントの難易度自体が全体的にぬるめであり、そのE2攻略報酬。
E2は索敵要求のきつめな水雷マップではあったが、ほかと比べれば入手にはさほど苦労しなかったと思われる。
ただし、この後に着任した提督は翌年の秋イベントまでお預けを食らい、しかもその掘りにはかつてない苦難を強いられたのだった…

吹雪やZara速吸あたりと同様、基本的に真面目でハキハキした娘だが特筆すべき特徴は「貧乏性」。
日本軍が物資に苦しんでいた時代に活躍したのが原因と思われる。*8
熱々の麦飯、沢庵、そして牛缶に、お味噌汁で本人的には『豪華』らしい。*9
一応、クリスマスに七面鳥を焼いていたので、世間一般的な『豪華』が分かっていないわけではない模様。
公式4コマでは史実とはかけ離れた贅沢な食事に慣れていく自分に怯えていた。

『いつか静かな海で』では敵艦載機の標的となりピンチに陥った翔鶴を対空砲火で救出している。

+ 紳士的な余談
デザインを担当したしずまよしのり氏のツイートによると、腹部のコルセットが艦首、白いスカートが波を表現しているため、赤い艦底が下着にあたる というとんでもない事実が明かされている。また、そのお尻の部分にはスクリューの柄が描かれているのが中破時に確認できる。
あまりにぶっ飛んだ発想と良い子なのにこんなエロいパンツを…!?というギャップ萌えが当時話題になった。現在は中破以上の差分以外でもアーケード版やフィギュアでも確認できる。


史実では、マリアナ沖海戦で翔鶴の護衛を務め、その最期に当たって矢矧らとともに乗員を救助した。
その後、エンガノ岬沖海戦で瑞鶴に付き添い、日本最後の機動部隊と共に戦っていたが、その際に謎の爆沈を遂げている。
沈没まではある程度時間があり生存者もけっこういたが原因は今なおはっきりしていない。敵潜水艦の魚雷命中説、爆撃機による攻撃説、瑞鳳を魚雷から庇った説などがある。
発端がどれかはともかく、それが致命傷になった原因は「搭載していた魚雷の誘爆」とする説が有力なためか、中破すると大慌てで魚雷の放棄を指示している。

戦後は、あきづき型護衛艦が海から日本の空を守っている。

照月

第六十一駆逐隊照月、抜錨します!!

2番艦。絵師公認のスケベボディであり、「2番艦はスケベボディ」という迷言を生み出した艦娘でもある。*10
姉妹の中では中間的な性能。生存性がちょびっとだけ低いが火力はやや高め。

照月は2015年夏E7(最終海域)の攻略報酬である。
荒れ狂う羅針盤や決戦の切り札雷巡締め出しの仕様、午前0時にリセットされるギミック
そしてギミックの効果は現在のような装甲破砕ではなく、クリティカルダメージの増大であったこと。
丙作戦ですら上記の要素はどうしようもなく、ストレスマッハな仕様である。
実装イベントでの入手難易度と言う面で言えば照月が全艦娘の中でも最難関の一人に挙げられるだろう。
そのためか、イベントでのドロップ落ちは比較的早かった。その割にドロップするマスが道中だったり難関海域だったりするため、取り逃した提督達はドロップ情報が出る度に阿鼻叫喚の掘りをしている。

こちらは秋月以上に元気っ子で秋月にかなり懐いている。口癖は「アリ!」中の人的には秋月なのだが
貧乏性も相変わらずであり、公式4コマで艦娘部屋巡りをしようとした際には、「みんな自分同様の粗末で何もない部屋」と思っていたために何が面白いのか不思議がっていた。
ハキハキしつつも基本的には理知的な姉と比べるとノリに任せて考える気配がある。
秋月・冬月と違って自分の季節がないことを考えているあたり、アホの子に片足突っ込んでないかという説も…

+ ちなみに
何とは言わないが、色は赤色バックプリントは無しで底にあたる部分にキングストン弁(注水弁)が付いているというイラストレーターの言だが、流石にフィギュア等ではそこまでオープンなものではなくなっている

史実では、輸送艦を用いた輸送がなかなかうまくいかず、代わりの鼠輸送作戦もなかなかうまくいかないことに業を煮やし、最新鋭駆逐艦として鼠輸送に照月を投入したのであるが…
結果として、照月は潜水艦あるいは魚雷艇*11に狙われてしまい、あっけなく沈没。
僅か104日の艦生は、艦これ実装艦では大鳳と並ぶ短さ。*12
不幸中の幸い、沈没までの時間がそれなりにあったため僚艦の嵐や長波などによる乗員の救出が間に合い死者は出ていないのだが。
とはいえいい思い出ではないらしく、艦娘の方も色々ノリノリなのに鼠輸送の話題だと反応が突然微妙になる。
ちなみに史実では照月が竣工後に会ったことのある姉妹は秋月とほんの少しだけで、すぐ下の涼月とすら会わず*13に沈没したのだった。

アメリカには照月がネームシップだと思われていたのか、「TERAZUKI CLASS」と記述がある。*14

戦後は「てるづき」が2代にわたって「あきづき」のすぐ下の妹として建造されており、2代目のてるづきは現役。「きりしま」「たかなみ」とともに、映画「シン・ゴジラ」にも登場している*15
また、初代「てるづき」は1961年、自衛艦隊の再編に伴って編成された護衛艦隊において、旗艦を務める栄誉にあずかっている。


涼月

私は…涼月は必ず、帰ります…皆さんのもとに。

3番艦。
その名の通り涼しげなまなざしと銀髪の持ち主。初月の黒インナーとも異なる白インナー装備である。
初月同様、強烈な史実を持っているため秋月型の中では艦これ以前から知名度も比較的高く、戦艦少女への実装の方が艦これ実装より早い。*16

2017年夏イベント終了後の観艦式イベントで実装・声帯の妖精さん、姿まで発表され、秋イベントE4(最終海域)の攻略報酬となった。
秋イベントもかなり面倒臭いイベントではあったが、夏が地獄だったこともあってか阿鼻叫喚の度合いはそこまででもなかった(ような気がする)。
ちなみに秋イベントはメインがレイテ沖海戦のスリガオ海峡海戦モチーフのイベント。
史実じゃ涼月は全く関わってないが、イベントのモチーフと関係ない艦娘の実装は別に珍しくないので、考えるだけ野暮だろう。

性能的には改の段階で姉妹の中で耐久最大(と言うか改の時点で改二まで含めて駆逐艦最大)、回避も最大、対空が秋月と並びトップ。反面火力や雷装が秋月以上に低い。攻撃力に代えて生存寄りの仕様になっている。
また、運が27、改で37と高め。史実で生存した日本艦の中でも高い部類であるが、これは後述の生存エピソードが由来だろう。
とはいえ、秋月型なのでカットイン狙いをするかは微妙。同じくらいの運の駆逐艦でも、霞改二や綾波改二の方が火力は高い。
元々高めの回避率が底上げされていると思えばよいだろう。
神風型と並び、全般に改装レベルの高い秋月型だが、涼月は何と55で駆逐艦改装レベル最高記録を更新した。同じ駆逐艦でも夕立なら改二になれるレベルっぽい。

本人はちょっと儚げではあるが凛としており、また菜園でカボチャなどの野菜を育てているという一面がある。
作る料理もカボチャの煮っ転がしとかふかし芋、カボチャやゴボウのお味噌汁に芋の炒め物など質素なものばかりである。
健康志向な萩風あたりと食生活は合いそうだが、涼月は健康志向と言うより元々質素なのだと思われる。
妹たちを「お初さん」「お冬さん」と呼ぶ変わった呼び方も特徴。お冬さんは妹と言っており、実装前から冬月であると特定されていた。*17
姉の秋月は普通に「秋月姉さん」と呼ぶが。
ちなみに涼月、22時の時報で「あ、お冬さん!こんばんは」と挨拶し、使い回しを利かせる必要がる季節イベントボイスならまだしも、
事もあろうに周年記念ボイスでも毎年新録されてたのにほぼ毎回冬月に声をかけているのだがその状態で約4年もお冬さんは実装されておらず、
「いない艦の名前を呼ぶ病」の中でもかなり重篤な状態になっていたが、2022年3月にようやく冬月が実装されたことによって長い闘病生活に終止符を打った。冬月入手できればね。

なお、鎮守府「秋刀魚」祭り四人衆の一角で、『月夜海』での扱いの大きさ*18から四人衆のメイン格と思われるが、
鎮守府「秋刀魚」祭り四人衆の存在が明かされた時点で唯一未実装だった

史実で竣工後は輸送作戦などで堅実に働いていたが、44年1月16日、ウェーク島への2回目の輸送作戦中に沖ノ島西方で米潜水艦スタージョンの雷撃2本が命中し、よりによって弾火薬庫に引火して大爆発。
共に護衛にあたっていた初月乗員が「涼月が爆沈した」と誤認するほどの爆発によって艦尾及び艦首の大部分を破断し、艦の中央部だけが辛うじて海面に浮いているという沈没寸前の大破状態に陥ってしまう。
前部砲塔は辛うじて無事だったが爆風と衝撃がモロに吹き抜けて砲身が跳ね上がったままになり砲撃不可能、艦橋も原型を留めないほどに吹き飛ばされてしまいそこに詰めていた当時の第六十一駆逐隊司令、艦長、水雷長、砲術長、航海長を含めた幹部クラスがほぼ戦死。
士官クラスが壊滅し、本来であれば緊急時の指揮権継承順位が低いはずの機関特務中尉が臨時に指揮を執らざるを得ないという非常事態まで発生し、直ちに輸送作戦は中止。
生き残った乗員が「まるでダルマ」「なにもない」と零す状況の涼月の船体中央部を初月が曳航しながら対潜制圧を行い、手旗信号で励まし続けながら宿毛湾までなんとか避難。
最終的に乗員206名、乗り合わせていた陸軍兵89名が戦死。一番低い部分では船体から海面まで僅か60cmしかなく、浸水区画が多すぎて安定性も皆無と少しでも荒天に襲われれば転覆沈没は免れないという大惨事で、駆けつけた漁船などに曳航され入港した涼月を見た技術士官の福井中尉や工兵は「なんで沈まなかったのか不思議」と口を揃え、絶句したという。

その後修復して10月16日に輸送任務についた……が、夜間の輸送任務中に米潜水艦ベスゴ*19から発射された雷撃の発見が悪天候により遅れ、再び艦首に炸裂してもぎ取られてしまいお風呂へ強制送還することに。
ただ、これらのおかげでマリアナ沖にもレイテ沖にも投入されなかったので、ここまでなら塞翁が馬なのだが…。

もっとも有名な帰還劇は、大和・矢矧らの最後の作戦となった天一号作戦への出撃。
月刊正規空母ことエセックス級のネームシップ、エセックスの艦載機2機により被弾した涼月は150kg爆弾が艦内で炸裂し電源途絶など後述の大破状態に追い込まれてしまう。
大和沈没後、臨時艦隊旗艦となった冬月が雪風艦長の作戦続行及び沖縄突入の上申を却下して作戦中止を決断した頃、舵とテレグラフも故障した涼月が明後日の方角へフラフラと進むのを初霜が目撃し、誘導しようとしたのを最後に目撃証言が途絶える。
艦隊司令を引き継いだ初霜から冬月に対し「涼月の護衛を行いつつ至急佐世保へ回航せよ」という最悪の事態を想定した命令が下っていた。
冬月も発見される危険を冒して必死に無線通信を打電したが、無線が破壊されて届かなかった。

一方の涼月は先の被弾で通信不能となりながらも、大和沈没時には戦闘不能と判断して単独帰還を決定し回航しようとしていたが、艦内は地獄絵図と化していた。
  • 海図焼失。作った地図は乗員の記憶頼り。
  • 通信不能。護衛してくれる僚艦もなし。後になって涼月を発見して護衛を引き受けてくれたのは、特設掃海艇(有体に言うと元漁船)。
  • 第一第二主砲塔が誘爆大破・弾薬庫浸水。敵が来たら応戦不能。
  • 方位計破損。天文で進路を把握することに。島が見えたら近隣出身の水兵を連れてきてどこの島か把握。
  • 被弾による艦首沈下。前進したり速度を出せば沈没という状況であり、3つある機関室の内2つも破壊された影響で、前部弾薬庫の弾薬を乗員総掛かりで投棄し重量物を艦後部へ移すなどの処置を施した上で後進9ノット(時速約16km/h)という超低速での航行が限界で回避も不可能
  • 亀裂の入ったタンクから重油が漏れ出し火災発生。消した端から漏れ続ける重油にまた引火を繰り返しなかなか鎮火出来ず、夜を徹した格闘戦の末になんとか消し止めたが…
  • 火災のせいで敵から丸見え。回避も出来ないので狙われたらお陀仏
  • この大火災に水中探信儀を備えている水測室が巻き込まれており、潜水艦が接近しても探知不可能
  • 乗員263名のうち57名戦死、34名負傷

だが、多くの乗員が文字通り命と引き換えに何とか満身創痍の涼月の浮力を維持。ある者は水測室でハンドルに手をかけた状態で事切れ、ある応急員は唯一残された機関室を火災と浸水から守り切る事と引き換えに、角材を隔壁に押し当てた状態で黒焦げとなって発見された。
更に、後に内部から固く封鎖され1名は自害2名は酸欠で亡くなった状態で発見された一室が見つかり、厳重に水密が保たれるよう補強されたこの部屋が無ければ浮力を維持出来ず艦首から沈没していた可能性が高かった。
敵潜水艦に目をつけられるもあまりの遅さから魚雷が外れてくれて事なきを得た。
帰りの遅く通信のない涼月は沈んでしまった……と本土の多くが思っていた中、満身創痍になりながらも偵察中の水上偵察機に発見され、駆け付けた特設掃海艇に付き添われて佐世保に帰ってきた涼月。
その姿を見た初霜、冬月、雪風は汽笛を吹き鳴らし乗員は上甲板で大歓声を上げ、佐世保工廠もサイレンを鳴らし帰還を祝ったが、ドックに入ろうと前進した瞬間に浸水が悪化。
最早沈没まで一刻の猶予もなく、全速力で飛び出したタグボート3隻に大急ぎで大和の入るはずだったドックまで曳航されたが、入渠して排水するのを待ちきれずドックの中で擱座(要は海底に船底がついてしまう)するという危機一髪にもほどがある帰還劇となった。
これらの帰還劇が涼月の耐久に寄せた性能の所以ではないかとされている。

なんとか浮いていられる状態までは修理され、敵機を撃ち落としたりもしたが出撃など到底無理。仮に直ったところで燃料もなし。
この時乗員もすることがほとんどなく、畑仕事などをしていたのが艦娘涼月のカボチャ栽培のネタ元であろう。
そのまま終戦を迎え、ボロボロなので復員輸送にも使われなかった。

ただし、船体は妹・冬月や同じく駆逐艦の柳と共に福岡県北九州市若松区若松港の防波堤として使われ、今でも軍艦防波堤として親しまれている。
涼月は他の姉妹と異なり灰色のジャケットを羽織っているが、今や防波堤に埋まっていることを示しているのではないかとも言われている。
艦これ実装艦で現在に至るまで沈没・解体されていない艦は日本艦では涼月・冬月と2021年5月に実装された宗谷のみである。*20

また、戦後のあきづき型護衛艦の3番艦にも、「すずつき」の名は受け継がれている。

初月

僕が行く!!大丈夫、心配するな。

4番艦。駆逐艦としては時雨やZ1・皐月・松風と並ぶ僕っ娘。また、ほかの姉妹と違ってぴっちり黒インナー。

初月は2016年冬イベントE2の攻略報酬。楽なマップでは決してないものの、イベント自体が全体的にコンパクトで札なしであった。
いわゆる礼号組*21ルート固定を使うこともでき、また札なしイベントだったため戦艦や正規空母中心の重量編成による総力戦を挑むこともできた。
イベント入手における難易度としては秋月以上涼月未満と言ったところ。照月?比べちゃいけないよ…

僕っ娘で性格も男性的だが、時雨・Z1のような儚げな感じや皐月のような背伸び気味な気配は感じさせず、繊細さと勇ましさを併せ持った艦である。
食事の貧乏性も姉と同じ。提督をお前と呼んだり、瑞鶴や五十鈴を呼び捨てるが、繊細さがあるためか馴れ馴れしいという感じでもない。
若干天然なのか、夏に水着姿の艦娘たちを見て「装甲に問題がある」とバッサリ。

姉妹の中では回避と装甲が高く生存性が最も高いが、対空値は三姉妹で一番低い。
また、史実の沈み方(後述)の壮絶っぷりから、駆逐艦としては運は低く扱われている。
とはいえ、魚雷カットインを初月で狙う可能性は低いので、駆逐艦としては珍しくあまり運は気にならないが。
提督も初月にはどこか他の艦以上に気を使っている気配があり、初月が食事を作ろうかと言っているのに昼は間宮に連れて行ったりしまいには提督自身が作り始める。
最近そういう艦娘も多いけど。

史実において初月の活躍として有名なのは、日本の空母機動部隊最後の戦いとなったレイテ海戦・エンガノ岬沖海戦での大奮戦であり、「レイテ沖海戦で最も奮戦した艦」とすら言われた。
エンガノ岬沖において、日本最後の空母機動部隊であった瑞鶴・千歳・千代田・瑞鳳の4隻は全て沈没、伊勢・日向は殺到する敵艦載機に追われ、随伴していた駆逐艦や巡洋艦も圧倒的優勢の敵に追われながら生存者救助をしなければならなかった。
この時の初月は妹・若月と五十鈴の3隻だけで、漂流していた千代田にとどめを刺したアメリカの重巡3・軽巡1・駆逐艦12と遭遇してしまう。
しかも出撃前のごたごたでろくに給油できていない五十鈴は既に深刻な燃料不足であり逃げ切ることも困難。

絶体絶命の状況の中、初月が単独反転。
煙幕を張り、2時間にわたってたった1隻で16隻を相手に大立ち回りを演じていた。
アメリカは煙幕の向こう&夜間でよく見えない相手に対し「戦艦か、少なくとも阿賀野型軽巡がいる!!」とビビり、多数の砲弾を浴びせた。 阿賀野型は最新鋭なんだぞ!!
アメリカ艦隊は初月ただ1隻のために大量の弾薬と2時間の時間を浪費、その隙に五十鈴や若月、その他の部隊も脱出に成功した。

その分ズタボロと言っていい状態で沈んだようであり、戦闘に参加した初月の乗員は全員戦死。*22
味方にすら、初月は「損傷して落伍した」と思われていた中、初月の孤軍奮闘が明らかになったのは、戦後アメリカ側からの記録によるものであった・・・

こんだけ働いていれば、瑞鶴や五十鈴を呼び捨てにしても誰からも文句は言われないことだろう…。
ゲーム内でも「ここは任せろ」というなど、エンガノ岬の大奮戦を意識したと思われる台詞が随所にみられる。

しかし戦後あきづき型護衛艦4番艦に採用されたのは妹の「冬月」に由来して「ふゆづき」。なんでや。*23

冬月

涼、随分と待たせたな。
まったくだ

8番艦。約4年間もいないのに涼月が話しかけていたなんなら、周年ボイスでは連れてきていた「お冬さん」の正体。
容姿が判明するまで、艦これWikiでは冬月コウゾウ比古清十郎*24のイラストが張り付けられていたとかなんとか。*25

2022年冬イベントのE-5(最終海域)突破報酬として実装。
見た目は涼月の双子の妹と思うくらいの驚きの白さ。

武人口調である一方、現在も同じ場所で眠っている「(すず)」こと涼月がいつも一緒なようで、差し入れをしょっちゅう持ってきたり、書類仕事を涼月が手伝っている。
冬月がこの手の仕事が苦手とか涼月に頼り切りという様子はないが、時報での涼呼び回数はなんと12回。
また節分ボイスは未実装だが、どうやら矢矧に豆を投げたらしく涼月が冬月に「逃げて!」と言っている。意外とノリはいいのだろうか?
なお、実装からほどない9周年記念ボイスにて「私が北九州の港で眠っている間に艦隊は9周年を迎えたのか」と発言し、10周年記念ボイスでは「私が目覚めてから一年以上」と
地味に艦娘の設定に迫る発言を何故か周年記念ボイスでしている。*26じゃあこれまでの周年記念ボイスで涼月が話しかけてたお冬さんは一体何者だったんだろう

それゆえか、性能面も涼月とほとんど同じである。
また坊の岬でケンカしたり(後述)、終戦時同じ隊に属していた雪風に言及するシーンもある。
仲が悪いと言うことはなく相手の立場を思いやったりカレーを持ってきてくれたはいいが食べ方が汚い雪風をたしなめたりしている。

史実では戦争も後半になってから就役、潜水艦から魚雷の直撃を食らってしまったが、結果として涼月同様、レイテ沖や多号作戦への投入を免れていた。
しかしそんな冬月に絶望的な天一号作戦への随伴が決まる。
冬月は損害を受けつつも適確な操艦と爆弾が炸裂しないなどの運にも恵まれ健在で、大和矢矧沈没後の旗艦を引き継ぎ、座乗していた司令は撤退を決断。
このとき事前の方針に従い強行突入を主張する雪風艦長と派手にもめている*27

ともあれ、この決断が功を奏し、冬月は既に致命打を受けていた霞を雷撃処分しつつも乗員の多数を救出して帰還に成功したのだった。*28
終戦後すぐ、機雷に触れてしまって外洋航行が不可能になり、復員輸送には当たらず北上同様工作艦として活動した後、涼月と同じ所で軍艦防波堤として眠っている。


戦後の自衛隊ではあきづき型護衛艦「ふゆづき」が就役している。ちなみに「すずつき」とは竣工が1日違いでほぼ双子。
なお、冬月の読みは「ふゆつき」であり、濁点はない。

創作での扱い


最初に実装された秋月が2014年秋着任であり、その後の実装も散発的。
アニメなどでも特に登場していなかったのと、相当なレア艦なこともあってか、存在感は確かにあるのだが二次ではあまり目立ったキャラ付けがされている訳ではない感がある。


公式4コマでは、71話で秋月が、106話で照月が、129話で初月が、203話で涼月が着任。
冬月着任時点では公式4コマは連載終了してしまった…
性格は上記の通り基本的に本編準拠だが揃って強調されるのがやっぱり貧乏性。
特に缶詰に対しての愛があり、缶詰が膨らんでいる*29とorzしてしまう。3人(この時点で涼月は未着任)揃って。
初月着任前には部屋に牛缶を飾って眺めているだけで元気が沸いてきていた。

涼月は意外と貧乏性は強調されていないが、質素な性格には変わりなし。
全体に黒っぽい初月と白っぽい涼月は対っぽくもあるため、深雪P&初雪Pから「囲碁」なるユニットを提案されていた。
初月はそうでもないが、涼月は意外と乗り気だったりする。

アニメ第二期「いつかあの海で」では第1話で初月がモブに近い形で登場し、第4話以降はOPおよびEDで姿を見せていた涼月と冬月が二水戦のメンバーとして登場。
冬月はゲーム実装からアニメ登場まで1年足らずというスピード参戦となった。
案の定というかなんというか、2人でイチャコラしている。あと涼月はこの世界でも南瓜を作っていた。
この2人は史実的に絶対に沈まないので安心して見れるという視聴者もいるとか
最終話では2人揃って満身創痍となった中、互いに手を繋ごうとして爆発に巻き込まれるという結末を迎えたが……史実に沿うとこの後2人とも脱出している事になる。
EDでの現代世界ではやはりというか軍艦防波堤を訪れていた。

貧乏性のため、「秋月型にたらふく食べさせ隊」なるタグがPixivなどに登場し、秋月型に豊かな食生活をさせる提督も増えている。


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最終更新:2023年11月11日 13:23

*1 同級艦船の数としては世界記録。日本の太平洋戦争に参加した駆逐艦の総数より多い。

*2 戦没しなかった戦艦は榛名・伊勢・日向は全て本土空襲で大破着底、本土にいた重巡の利根・青葉も大破着底、長門は中破し次の艦長が決まる前に終戦した。空母も天城大破着底・龍鳳大破、戦後に活躍した鳳翔・葛城すら空襲で損害を被り、空襲の損害を受けなかったのは隼鷹くらいである。

*3 艦これ実装済駆逐艦級としては、睦月型12隻・朝潮型10隻・白露型10隻・初春型6隻・夕雲型19隻・島風型1隻は全滅、陽炎型19隻の残りは雪風1隻、特型(吹雪型)は24隻中潮・響2隻。神風型は17隻中神風・春風の2隻のみが浮揚状態で生き残った。もっとも春風・潮は浮いているだけで軍艦として機能していなかった。

*4 項目作成時においては、艦これ実装艦では雪風・響・鳳翔・葛城・酒匂・鹿島・神風・国後・占守・択捉がその任に当たっている。また、アメリカ側ではSaratogaも復員輸送をしていた。

*5 勇気ある提督が演習で被害実験してみたところ、ボーキ4桁分を撃ち落とされた例もあったとか…

*6 FuMO25レーダーは史実でも駆逐艦に装備可能な代物ではあった。

*7 歌詞の中で未実装含めて秋月型全員の名前の前半部分が使われている

*8 竣工時点での日本の食糧事情はそうまで逼迫はしていなかったとされており、実際に逼迫し始めたのは1944年以降、マリアナやレイテなど秋月型が奔走するようになった後である。なお、戦地での食料逼迫について言えば、何も秋月型に限った話ではない。

*9 ただしイタリア人(本ゲームで言えばイタリア艦娘)にとっては相当しっかり食べているという感覚になるメニューであり、公式4コマでもネタにされている。

*10 他にしずま氏が描いた2番艦と言えば、武蔵・陸奥・Saratogaと言ったあたりである。ワオ・・・

*11 夜間だったため誰が撃ったのか確認すら出来ておらず、また米軍の記録でも見当たらない様子である。

*12 ちなみに1位は高波。

*13 ただし、照月と涼月は建造中は一緒に作られていた。

*14 漢字文化のないアメリカでは漢字の読みに慣れなかったと思われる。照→照らす→「てらすつき」→「てらづき」となったと予想される。

*15 海に逃亡したゴジラを捜索するシーン

*16 ただし、戦艦少女ではさんずいではなくにすいで『凉月』となっている。厳密にはさんずいが正しいが、日本でもにすいを使って記載された文書もある。軍艦防波堤の現地解説の看板ですら両方あったりする。

*17 太平洋戦争に参加した艦で「ふゆ」と名のつく艦は冬月しかいない。

*18 ゲーム中の『月夜海』試聴版に涼月単独版が用意されたり、『月夜海』のジャケットイラストが涼月だったり、『月夜海』のCDも合唱Verと涼月単独Verが収録された涼月盤とそれに加えて他3人の単独Verが収録された四人衆盤の2タイプの発売が決定したり。

*19 後に同じく潜水艦ブラックフィンと組んで時雨を撃沈している。

*20 海外艦では、ロサンゼルスで博物館となっているIowaとニューヨーク・ハドソン川で海上航空宇宙博物館として浮揚しているIntrepid、マサチューセッツ州フォールリバー市で博物館となっているMassachusettsがいる。例え戦勝国で生き残った艦艇でも、こうした艦艇の維持には金が掛かるため、Warspiteのように惜しまれながらも解体される艦の方が圧倒的に多い。

*21 大淀・足柄・朝霜・清霜・霞の5隻+巡洋艦1隻。レア艦が多いがE1でしょっちゅう出現した。

*22 取り残された内火艇に初月と初月が救出した瑞鶴の乗員が乗っており、彼らだけが20日近く漂流した末に何とか流れ着き、初月乗員として数少ない生存者となったが、彼らはこの孤軍奮闘には立ち会っていない。

*23 そもそも現在の護衛艦の命名において「旧日本海軍の軍艦の名前」がつくことは多くても「旧日本海軍における艦種・艦型・ネームシップ」はあまり気にされていないという慣例もある。例を挙げると「みょうこう」「ちょうかい」がこんごう型イージス艦(旧海軍ではそれぞれ妙高型重巡・高雄型重巡)、旧海軍と自衛隊でネームシップが入れ替わっている伊勢型戦艦(日向が二番艦)/ひゅうが型ヘリコプター搭載護衛艦(いせが二番艦)など。

*24 愛刀の名前が桔梗仙冬月。

*25 なお冬月コウゾウの名の由来自体も駆逐艦冬月である。新世紀エヴァンゲリオンの登場人物の名前は監督の趣味から軍艦から取られているものが多いのだ。

*26 巻波と涼波も周年記念ボイスで「私が艦隊に来て●年目」という発言をしているがここまで具体的ではない。

*27 判断としては無謀極まるものではあるが、このときはもはや日本国内1億総玉砕という方針であり、特に雪風は損害も受けていないのに逃げ帰るような真似はできない立場であったこと、方針変更後はしっかり磯風の乗員などを救助していることを弁護として記しておく。

*28 なお冬月の艦長は少し前まで霞の艦長を務めていた。

*29 中身が腐敗してガスが発生している証拠。つまり食べられない。