ジャスティス・リーグ:ダークサイド・ウォー

登録日:2017/07/27 Thu 18:25:11
更新日:2023/01/16 Mon 19:30:07
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『Justice League: Darkseid War』は2015年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。

+ 作品情報
『Divergence』
発売 2015年5月
脚本 ジェフ・ジョーンズ
作画 ジェイソン・ファボック

『Justice League Vol.2』#40~#50
発売 2015年4月から
脚本 ジェフ・ジョーンズ
作画 ジェイソン・ファボック(#40~#44、#47~#50)、ケビン・マグワイヤー(#40)、フィル・ヒメネス(#40)、
   ダン・ジャーゲンス(#40)、ジェリー・オルドウェイ(#40)、スコット・コリンズ(#40)、ジム・リー(#40)、
   フランシス・マナプル(#45~#46)、

『Justice League: Darkseid War Special』
発売 2016年4月
脚本 ジェフ・ジョーンズ
作画 アイヴァン・リース、ジョー・プラド、オスカー・ヒメネス、ポール・ペレティア
『Justice League Vol.2』#48と#49の間に当たる。

『Justice League: Darkseid War』ワンショット
神となった『ジャスティス・リーグ』メンバーの活躍を描いたワンショット。全6作。

日本では2016年から2017年にかけて小学館集英社プロダクションから全2巻で邦訳本が発売されている。

ジェフ・ジョーンズによる『ジャスティス・リーグ』・サーガ最終章。
ダークサイドとアンチモニターのDC二大悪役の激突に始まり神となった『ジャスティス・リーグ』や
『クライム・シンジゲート』との共闘など怒涛の展開が描かれる。最終章だけあってこれまでの作品で張られてきた伏線を回収しているが、
『DC Rebirth』が始まることになったからか一部の伏線は回収しきれずに終わっている。
また当時DCコミックスは『DC You』と呼ぶ新路線を展開しており『リーグ』のメンバーの外見や立場に大きな変化が起きていたが、
本作ではそういった展開を無視する形で描かれている。
それでも息をつかせぬ勢いで物語が展開していき、そういった不満を感じさせない内容になっている。
本作で神となった『ジャスティス・リーグ』メンバーの活躍を描いたワンショットが6作発売された。






『Divergence』、『Justice League Vol.2』#40~#44



【物語】

ミリーナ・ブラックという人物ばかりを狙う殺人事件を追う『ジャスティス・リーグ』。現場の痕跡からアポコリプスが関わっていると見抜くも、
突如アマゾン族を名乗る女戦士グレイルが現れ『リーグ』に襲い掛かる。混乱の中グレイルはパワーリングを通じて破壊神アンチモニターを呼び寄せる。
突然の事態に呆然と立ち尽くす『リーグ』は全知の観察者メトロンに救われるも、
グレイルたちの目的は暗黒神ダークサイドとの戦争にありその時は刻一刻と近づいていた。


【登場人物】

≪ジャスティス・リーグ≫

世界を守るヒーローチーム。ミリーナ・ブラックという人物ばかりを狙う殺人事件を追っているとアマゾン族を名乗る女戦士グレイルの襲撃を受ける。
ワンダーウーマン以外のメンバーが圧倒され、さらにアンチモニターが出現し呆然と立ち尽くしてしまう。
メトロンの手で魔法の砦『ロック・オブ・エタニティ』に連れていかれグレイルやアンチモニターの情報を手に入れる。
アンチモニターの謎を追うバットマンとグリーンランタンと別れ地球に戻るとアンチモニターとダークサイドの戦争が始まっていた。

  • スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)、レックス・ルーサー
メトロポリスを守る鋼鉄の男とそのライバル。ルーサーと共に彼の暗殺犯の捜査を行っていたが、ルーサーの妹レナの手で惑星アポコリプスに飛ばされてしまう。
スーパーマンは黄色太陽光線が浴びれずパワーを発揮できずルーサーにフォローされていたが、
追い詰められルーサーに太陽光の代わりとして惑星アポコリプスの太陽『ソーラーピット』に投げ落とされてしまう。

ゴッサムを守る闇の騎士。ミリーナ・ブラックが殺された現場でフラッシュと共に検証に当たりアポコリプスが関わっていると見抜く。
グレイルとの戦いでは普通の人間ながら脅威になると判断され真っ先に狙われる。
『ロック・オブ・エタニティ』に移動すると主を失った『モビウス・チェア』に乗り全知の力を得る。
その力を使ってグレイルやアンチモニターの情報を手に入れ、アンチモニターの正体を知るためにグリーンランタンと共にマルチバースに向かう。

超人的力を持つアマゾン族の王女。アマゾン族を名乗るグレイルと互角な戦いを繰り広げる。
『ロック・オブ・エタニティ』に移動するとメトロンを『真実の投げ縄』で『モビウス・チェア』から引きずり下ろす。
バットマンがアンチモニターの秘密を探りに向かうとリーダーとして『リーグ』を率いていく。

  • グリーンランタン(ハル・ジョーダン)
宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の一員で地球担当。『ジャスティス・リーグ:魔性の旅路』以来『リーグ』を離れていたが、
ジェシカの特訓のために戻って来た。『コァ』にいた頃メトロンと出会っており彼について『リーグ』に教える。
バットマンが『モビウス・チェア』に座るとその危険性を指摘してマルチバースに向かう彼に同行する。

超スピードを操る鑑識官。ミリーナ・ブラックが殺された現場でバットマンと共に検証に当たりアポコリプスが関わっていると見抜く。
彼の体を通してグレイルが出現したためしばらく気を失ってしまう。

  • アクアマン(アーサー・カリー)
海底王国アトランティスの王。予告編でパラデーモンに海に引きずり込まれ溺れさせられていたが本編には登場しなかった。

  • サイボーグ(ビクター・ストーン)
特殊な技術で半身が機械化された青年。体に『マザーボックス』が使われているためアポコリプスのものの存在を感じ取る。
生身に見える体を手に入れておりシャザムから驚かれる。

  • シャザム(ビリー・バットソン)
「SHAZAM」と唱えることで六柱の神々の力を持つ地上最強の人間に変身する少年。初めて見た死体に動揺する。

  • パワーリング(ジェシカ・クルーズ)
強い恐怖心故にグリーンランタンと似たパワーを持つパワーリングに選ばれた女性。
グレイルにリングにアクセスされアンチモニターを呼び出す媒介にされてしまう。


≪ヒーロー≫

  • ミスター・ミラクル(スコット・フリー)
奇抜な格好に身を包んだ脱出の天才。ニュージェネシスの指導者ハイファーザーの息子だったがアポコリプスとの停戦協定のために、
ダークサイドの息子オライオンと交換されアポコリプスに投獄されていた。
何度か脱走を繰り返すうちに脱出の才能を身に着けアポコリプスの革命軍や恋人ビッグ・バルダとの出会い地球への脱出を通じてヒーローとなった。
ダークサイドの企みを暴くためアポコリプスに侵入しダークサイドの攻撃を受けるが何とか逃げ出す。
その後地球でアポコリプスの暗殺者に襲われ脱出し、ミリーナ・ブラックと出会い協力を求められるが拒否し『ジャスティス・リーグ』と合流する。
彼らにアンチモニターやダークサイドの危険性を語り同行する。


≪アンチモニター≫

  • アンチモニター
かつて『クライシス』で『DCユニバース』崩壊を目論みその後何度もヒーローとぶつかって来た破壊神。
ある目的をもってダークサイドを倒そうとしており同じ目的を持つグレイルと協力している。
力を蓄えるため『クライム・シンジゲート』の出身世界である『Earth-3』を滅ぼしている。
パワーリングを通じて地球に出現しダークサイドとの決戦を待つ。

  • グレイル
アマゾン族の暗殺者ミリーナとアポコリプスの王ダークサイドの娘。ダークサイドに似た赤い目と灰色の肌を持つ。
母と共に打倒ダークサイドを目的にしており、アンチモニターに協力を取り付け彼にダークサイドを倒させようとしている。
フラッシュを通じて『ジャスティス・リーグ』の前に姿を現し次々と『リーグ』のメンバーを倒していく。
そしてパワーリングを媒介にアンチモニターを呼び出しさらにダークサイドを召喚し戦争を始める。

  • ミリーナ・ブラック
アマゾン族の暗殺者でグリフィンを飼っている。ダイアナが生まれた日と同じ日にダークサイドとの娘グレイルを生みセミッシラから逃亡した。
打倒ダークサイドを目的として長年戦い続けておりアポコリプスの暗殺者に命を狙われている。
グレイルと協力しアンチモニターにダークサイドを倒させようとする。ミスター・ミラクルを仲間に引き込もうとするが失敗する。

  • シャドウデーモン
アンチモニターの尖兵。人間の形をした影のような存在。


≪アポコリプス≫

  • ダークサイド
惑星アポコリプスの王。地球の再侵攻を企む一方、自分の命を狙うミリーナ・ブラックや実の娘グレイルを捜している。
地球に現れたアンチモニターとの戦いの準備を整えグレイルに召喚され戦争に臨む。

  • カント、ラシーナ
一流の暗殺者と女性だけの特別部隊『フィーメール・フューリーズ』の一員。ミリーナ・ブラックの暗殺を狙い同名の人物を殺して回っている。
アポコリプスからの逃亡者であるミスター・ミラクルも襲うも取り逃している。

  • ステッペンウルフ、デサード
ダークサイドの側近。アポコリプスにスーパーマンが現れたことを伝えアンチモニターとの戦争の準備をする。

  • カリバック
惑星アポコリプスの王ダークサイドの息子で凶暴な戦士。アンチモニターとの戦争に駆り出される。


≪その他≫

  • メトロン
全知の力を与える『モビウス・チェア』に乗り世界を観測し続けてきたニューゴッズ。
観測する世界が滅ぶのを防ぐためニュージェネシスとアポコリプスの戦争に介入するなどしている。
再び活動を開始したアンチモニターが世界に与える影響を考え彼に接触するが追い返される。
地球に現れたアンチモニターから『ジャスティス・リーグ』を『ロック・オブ・エタニティ』に逃がすが、
ワンダーウーマンに『モビウス・チェア』を引きずり降ろされバットマンに奪われてしまう。

  • スティーブ・トレバー
政府機関『ARGUS』の大佐でワンダーウーマンの友人。ミリーナ・ブラックの殺害現場を封鎖し『ジャスティス・リーグ』に協力する。

  • キャプテン・コールド(レナード・スナート)
凍結銃を駆使するフラッシュのライバル。現在はレックス・コープの警備主任。ルーサー暗殺犯の尋問に同行する。

  • レナ・ルーサー
レックス・ルーサーの下半身不随の妹で彼のラボで手伝っている。『ジャスティス・リーグ』のピンチを聞いたルーサーとスーパーマンの訪問を受け、
ルーサーを銃撃しルーサー暗殺の首謀者が自分だと語り2人をアポコリプスに飛ばしてしまう。

  • ペネロペ、メナリッペ
ミリーナの出産を手伝ったアマゾン族。メナリッペは未来を見る能力を持ちグレイル誕生と同時にアンチモニターとダークサイドの戦争を予見する。
その未来を聞いたペネロペはグレイルを殺そうとするがミリーナに阻止され2人とも殺された。

  • ウィルソン・モーガン
アマゾ・ウイルスに感染するも生存し放電能力を得た男性。
ただのクリーニング店の店主だが能力を活かそうと誘拐された友人の娘を救出しようとして殺されてしまう。
死の瞬間、メトロンを目撃する。



『Justice League Vol.2』#45~#50、『Justice League: Darkseid War Special』



【物語】

破壊神アンチモニターと暗黒神ダークサイドの戦いは破壊神の勝利に終わった。
神の死によって『リーグ』のメンバーが新たな神になる中、アンチモニターの脅威が終わっていないと判断したワンダーウーマンは
一度アンチモニターと戦ったことがある『クライム・シンジゲート』の協力を得ることに決める。
神となったメンバーたちとも合流し『クライム・シンジゲート』と協力を取り決めた『ジャスティス・リーグ』はゴッサムを舞台に最後の決戦に挑む。


【登場人物】

≪ジャスティス・リーグ≫

世界を守るヒーローチーム。ダークサイドの死の影響で一部のメンバーが新たな神に変化してしまう。
アンチモニターは姿を消したもののその脅威は去っていないと判断し、
一度アンチモニターと戦った経験のある『クライム・シンジゲート』の力を借りることにする。
『シンジゲート』と接触した影響でサイボーグとパワーリングを変化させられてしまうが、協力を取り付けゴッサムでの最終決戦に向かう。

メトロポリスを守る鋼鉄の男。惑星アポコリプスの太陽『ソーラーピット』に投げ落とされた結果パワーアップを果たしたが、
外見が黒く性格は悪くなり『力の神』となった。メトロポリスで暴れまわった*1後、ワンダーウーマンとトレバーを襲撃。
ワンダーウーマンの『真実の投げ縄』によって本来の性格を取り戻すことに成功するが、バットマンに副作用で死が迫っていると言われてしまう。
ゴッサムでの最終決戦ではそのパワーをいかんなく発揮しアポコリプスのエネルギーを放出するが倒すには至らなかった。

ゴッサムを守る闇の騎士。全知の力を与える『モビウス・チェア』に座ったことで『知識の神』となった。
ゴッサムで次々に犯罪者を捕らえさらには両親を殺した犯人ジョー・チルを追い詰めジョーカーの正体を探るなどした*2後、『リーグ』に合流する。
ゴッサムでの最終決戦では『モビウス・チェア』の悪影響が出始め何度か引きずりおろされるも、『チェア』から知識を引き出しサポートする。

超人的力を持つアマゾン族の王女。『リーグ』のリーダー格として『クライム・シンジゲート』と協力することを決める。
トレバーと再び心を通わせているとスーパーマンの襲撃を受ける。『真実の投げ縄』でスーパーマンの心を取り戻すと、
『リーグ』や『シンジゲート』と合流し共にアンチモニターに挑むことを誓い合う。
ゴッサムでの最終決戦でも率先して攻撃を仕掛けていく。

  • グリーンランタン(ハル・ジョーダン)
宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の一員で地球担当。『コァ』の本拠地惑星オアのピンチを知り一旦帰還し、
オアを救うため『マザーボックス』や『パワーバッテリー』と融合し『光の神』となるがあえてその力を放棄し地球に戻って来た*3
ゴッサムでの最終決戦では神の力の代わりに他の『コァ』のメンバーを呼び協力して挑む。

超スピードを操る鑑識官。ダークサイドが呼び寄せた死神ブラックレーサーとアンチモニターの手で融合させられ『死の神』となった。
『死の神』の使命から逃れようと走りだすもそれでは他の人間に迷惑をかけるだけと知り使命を受け入れた*4
ブラックレーサーの意思とバリーの意思が混在しており自由に動くことも話すことも出来ずにいる。
ゴッサムでの最終決戦でも身動きが取れず死を見守り続ける。

  • レックス・ルーサー
大企業レックス・コープの社長でスーパーマンのライバル。『力の神』となったスーパーマンにアポコリプスに取りに残されてしまうが、
棄民のリーダー、アードラにアポコリプスで予言されていたスーパーマンと勘違いされ救われた。
ダークサイドの死でアポコリプスに戻って来た『オメガ・エフェクト』を浴び『アポコリプスの神』となった。
ゴッサムでの最終決戦ではパラデーモンを率いて現れメビウスと互角の戦いを繰り広げるが徐々に押されていく。

  • シャザム(ビリー・バットソン)
「SHAZAM」と唱えることで六柱の神々の力を持つ地上最強の人間に変身する少年。
ダークサイドの死で力を貸してくれていた六柱の神々が消えてしまい、ビリーに力を与えたウィザードによって新たな神々の力が与えられた。
新たな神々はS'ivaaの怪力、H'ronmeerの火炎、Anapelの慈悲心、Zonuzの生命力、Ateの豪胆、Mamaraganの雷光。
与えられた直後は使いこなかった上Zonuzことダークサイドの父ユガ・カーンが暴走してしまったが、
神々と交流しユガ・カーンを倒したことで使いこなせるようになった*5
ゴッサムでの最終決戦では新たな能力に戸惑いながら市民の救出などに当たる。


≪クライム・シンジゲート≫

『Earth-3』からやって来た悪の『ジャスティスリーグ』。『フォーエバー・イービル』でルーサーに敗北し刑務所に入れられていたが、
『Earth-3』でアンチモニターと一度戦った経験があったため『ジャスティスリーグ』に協力を求められ復讐のために応じる。

  • ウルトラマン(クラーク・ケント/カル=イル)
『Earth-3』のスーパーマン。すっかり弱弱しくなっていたが『クリプトナイト』を与えられパワーと本来の傲慢な性格を取り戻した。
ゴッサムでの最終決戦では誰の手も借りず1人で挑むもあっさり返り討ちにあい最後は助けを求めながら命を落とした。

  • オウルマン(トーマス・ウェイン・ジュニア)
『Earth-3』のバットマン。アンチモニターの対策を練っており『ジャスティス・リーグ』の協力が無ければ敵わないと理解し協力に応じる。
ゴッサムでの最終決戦では切り札となりうるスーパーウーマンの赤子の誕生を見守る。

  • スーパーウーマン(ロイス・レーン)
『Earth-3』のワンダーウーマンでありロイス・レーン。子供を宿しており臨月に近い状態。
ゴッサムでの最終決戦では積極的に戦うも陣痛を起こしたため他の『シンジゲート』メンバーに見守られながら子供を産む。

  • パワーリング(ジェシカ・クルーズ/ボルスーム)
ジェシカ・クルーズの体を乗っ取った最初の指輪の所有者。前々から乗っ取りを計画しており『クライム・シンジゲート』の集合に合わせ完全に支配した。
ゴッサムでの最終決戦ではグリーンランタンに食って掛かり、スーパーウーマンの子供が生まれそうになると彼女の守りを優先する。

  • グリッド
サイボーグをサポートしていた人工知能が進化したコンピュータウイルス型生命体。
サイボーグがパワーリングからジェシカを取り戻そうとして指輪にアクセスした際に再びビクターの体を乗っ取った。
前回は生身の体を排除して痛い目にあったからか今回は生身の体ごと乗っ取っている。
ゴッサムでの最終決戦では切り札となりうるスーパーウーマンの赤子の誕生を見守る。


≪ヒーロー≫

  • ミスター・ミラクル(スコット・フリー)
奇抜な格好に身を包んだ脱出の天才。取り残されていたアポコリプスの残党との戦い中で妻ビッグ・バルダと再会する。
『クライム・シンジゲート』との協力を決めると彼らの脱走に協力する。
ゴッサムでの最終決戦にも参加するが考え方の違いからバルダと仲たがいしてしまう。

  • ビッグ・バルダ
元アポコリプスの『フィーメール・フューリーズ』でミスター・ミラクルの妻。取り残されていたアポコリプスの残党との戦い中、
突如現れ夫や『ジャスティス・リーグ』のピンチを救う。『クライム・シンジゲート』の脱走を手助けする夫に同行する。
ゴッサムでの最終決戦にも参加するが『アポコリプスの神』となったルーサーを見てアポコリプスが手薄になっていると知り、
ミスター・ミラクルにアポコリプスに戻り反乱を実行すべきというが仲たがいし1人で行ってしまう。

  • グリーンランタン・コァ
宇宙の治安維持組織。ハルに拠点の惑星オアを救われた借りを返すためにモビウスとの戦いの援軍として現れた。
ジョン・スチュワートをはじめとする大量のメンバーが参加したが次々にやられてしまう。


≪ヴィラン≫

  • モビウス
『反生命方程式』から解放され本来の姿を取り戻したアンチモニター。怪物やロボットを思わせる外見から人間風の外見となった。
それに伴い感情も取り戻しており感情を楽しむために地球を破壊し尽そうとする。
ゴッサムでシャドウデーモンを率いヒーローたちと激闘を繰り広げ圧倒する。

  • グレイル
アマゾン族の暗殺者ミリーナとアポコリプスの王ダークサイドの娘。アンチモニターから切り離された『反生命方程式』を得て『反生命の女神』となった。
ゴッサムからセミッシラの大地に最初に触れた男トレバーを誘拐し、彼に『反生命方程式』を与え怪物に変えゴッサムに現れる。

  • ミリーナ・ブラック
アマゾン族の暗殺者でグリフィンを飼っている。ダークサイドを倒したことでアンチモニターも消えると考えていたが、
予想に反する動きと娘グレイルの計り知れない思惑を感じ不安に思いながら彼女を見守る。

  • シャドウデーモン
アンチモニターの尖兵。人間の形をした影のような存在。


≪アポコリプス≫

  • アードラ
アポコリプスの見捨てられた人間たちのリーダー。スーパーマンに見捨てられたルーサーを発見し、彼を予言に記されたスーパーマンと誤解し助ける。
その後、彼にダークサイドから切り離された『オメガ・エフェクト』を浴びせ真の英雄かを試し、生き残ったのを見て英雄と認めた。

  • カリバック、ラシーナ、カント、ステッペンウルフ
アポコリプスの残党。ダークサイド亡き後も彼の遺志を継いで『ジャスティス・リーグ』に襲い掛かるが、ビッグ・バルダの横やりで撤退する。

  • パラデーモン
アポコリプスの尖兵。ルーサーに率いられ戦場に現れた。


≪その他≫

  • スティーブ・トレバー
政府機関『ARGUS』の大佐でワンダーウーマンの友人。次々と状況が変わる中ワンダーウーマンに付き添い続け絆を取り戻し始める。
ゴッサムでの最終決戦では市民の避難に尽力するが、グレイルにさらわれ『反生命方程式』を与えられてしまう。

  • ジェシカ・クルーズ
パワーリングに体を乗っ取られた女性。精神世界の中で目覚め謎の声に導かれる。
ハロルド・ジョーダンをはじめとする前任者たちに追われるが声の主ビクターのもとにたどり着き体を取り戻すチャンスを得る。

  • ビクター・ストーン
グリッドに体を乗っ取られる直前パワーリングの中に残しておいたサイボーグのデータ。生身の頃と同じ外見をしている。
精神世界でジェシカに語り掛け自分のもとにたどり着いたジェシカに体を取り戻すチャンスを与える。

  • メトロン
全知の力を与える『モビウス・チェア』に乗り世界を観測し続けてきたニューゴッズ。『ロック・オブ・エタニティ』をさまよい続ける。

  • フランチェスカ
ビリーの友人の鏡の精。『ロック・オブ・エタニティ』をさまようメトロンに話しかける。













3人のジョーカー


















月に残された血まみれのモビウス・チェア



様々な謎を残し物語はリバースに向かう



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最終更新:2023年01月16日 19:30

*1 『Justice League: Darkseid War: Superman』での出来事

*2 『Justice League: Darkseid War: Batman』での出来事

*3 『Justice League: Darkseid War: Green Lantern』での出来事

*4 『Justice League: Darkseid War: The Flash』での出来事

*5 『Justice League: Darkseid War: Shazam!』での出来事