マトイ(FE)

登録日:2017/07/06 (木) 23:43:14
更新日:2022/12/15 Thu 23:31:59
所要時間:約 5 分で読めます





もっと頑張るわね、憧れの父さんに追いつけるように。





出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


概要

『マトイ』とは『ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国』の登場人物。
秘境で育てられた完璧人間のツバキの子供。
初期クラスは天馬武者

CV:岡田栄美、三木美(ヒーローズ)


誕生日は7月6日。軍の中で一番惚れっぽい。
人気投票女性部門26位、英雄総選挙総合部門91位。

完璧主義者・ツバキの娘であり、その才能は父親を上回る完璧美人。
武術・学問・兵法の全てがそれぞれの分野に秀でた天才達に匹敵するほどの天才であり、それはまるで覚醒のティアモのよう。
というか、才覚のみならず、性格や言動もティアモに瓜二つで担当声優まで同じ岡田氏なので、ティアモのようというかティアモそのものである。
違う所と言ったら母親依存の髪色くらいだが、これはティアモの実の娘であるルーナことセレナが母親の場合、髪色含めティアモとそっくりになる(ヒノカが母親でも近い色合いにはなる)。
設定上においてもティアモと似ているらしく、ルーナが母親の場合はマトイ加入時に特別なイベントが発生し、ルーナが顔も声も才能も祖母に似ていると発言する。
時系列から言えばティアモに似ているのではなく、ティアモの方がマトイに似ているという事になるが、ルーナが母親の場合、無駄に複雑な話になってくる。

また、幼い頃から完璧たらんとする父親に憧れ、目標としているため、才覚を鼻にかけることなく努力を続けている努力型の天才。
自己研鑽を怠らない背景には、マトイ本人が「父親と違って自分は凡人」と思い込んでいるのも関係しているが、
実際にはツバキよりも優れた才能をもって生まれてきた上、それを幼い頃から努力で磨き続けてきたために、実は既に父親を超えているのだが自覚はない。

人に指示を伝えたり統率する事も人並み以上で、配置図通りに置かせることで一目見ただけで在庫確認できるようにするなど頭の回転も凄い。
武術面に関しても槍の腕前は誰にも真似出来ない領域に突入している他、弓の腕前も練習する事で弓の天才のキサラギと互角になるほどである。
弓の模擬戦で準優勝したため、弓の腕前は軍の中で2番目になる。

同じく天馬武者のシグレには天馬の扱い方で負けている。
常人以上に上手く技術の差はあまりないが、シグレとその愛馬のように信頼関係を築けていないため、そこで僅かな差が生まれてしまっている。

母親がアクアの場合はアクアの歌をこっそり練習し、完璧に歌えるようになる他、カゲロウの娘の場合、絵画の才能にも目覚める。

などなど、あまりにマトイは凄すぎる為、軍の中でも羨望を受ける存在になってはいるが、逆に身近な母親は凄すぎる娘に劣等感を抱いて落ち込んでいる。
特にルーナが母親の場合、亡き母親への憧憬からかマトイにティアモの面影を重ねてしまっているため、より強い劣等感を抱いている。

マトイのこれらの能力は全て戦場で使うために幼い頃から練習してきた成果のため、もし世界が平和になったら役に立たなくなると思っている。
平和になったら動物の世話をする仕事がしたいようだ。

女の子らしく身だしなみや髪の毛なんかにも拘っており、特に髪の栄養剤はマトイの手作り。


そんなマトイだが、自分のスタイルの悪さ……特に貧乳がコンプレックス。
そのためシャラのスタイルの良さに憧れており、教えを乞うたのだがいいように遊ばれてしまった。

他には恋愛も苦手。恋愛必勝法を読んで勉強している。
軍の中で一番惚れっぽく秘境にいた時は妻子持ちの世話係の人を好きになり、秘境を出てからは婚約者にぞっこんの人に一目ぼれした。
必ず恋人がいる人を好きになってしまうらしく、その度に恋を諦め次の人に惚れて来た悲しい体質を持つ。
そのため支援で告白する際には事前に恋人がいないか確認する作業が入る。

『覚醒との邂逅』ではクロムと遭遇し、ティアモに間違えられていた。
そしてやっぱりマトイはクロムに惹かれていた。

なお名前をローマ字にすると『MATOI』となり、『TIAMO』のアナグラムとなっている。
だが、海外版でティアモの名前が「Cordelia」に変更*1されたため、
これを無理やりアナグラムした結果、海外版では「Caeldori」なる読み方すら不明な珍名さんになってしまっている。



性能

初期クラスは父親同様に天馬武者。
成長率は母親に影響を受けるが一番はHPの55%、次は幸運の45%、技と速さも40%で伸びる。
力と守備も35%で伸びるが、魔力は15、魔防は20%でしか伸びない。
固有スキルは戦闘時、敵の力・魔力の高い方が自分より高い時、敵に与えるダメージ+4になる『天才肌』

前述のように力はそこそこ伸びやすいが魔力は伸びないためスキル自体は発動しやすい。
しかしスキルが発動するという事は敵はステータスが高いという事でもあるため、サポートは必須となる。



子世代及びカムイと結婚できる。
なお、母親との支援会話は基本的には使い回しだが、ルーナが母親の場合、専用の会話内容となる。特に覚醒プレイヤーは一度は見てみるべき。


カムイには先生として教えを受けている間に彼に惚れてしまい、マトイから告白。面食らった彼の態度を勘違いして諦めようとするが、無事受け容れられた。
ゾフィーとは女子トークで盛り上がりゾフィーお手製の石鹸を貰い、ゾフィーには自分で調合した髪の栄養剤をプレゼントした。
ディーアの人付き合いを治すことを口実に、恋愛必勝法を試してみた。
シノノメとは見回りをしながら戦後の事を話し合った。


台詞

  • 好きよ……もし遠い未来で私と出会って、また懲りずに叶わない恋をしていたら、その時はまた……こうしてあたしを、迎えに来てね。
  • 母さん聞いて。あたし、のど自慢大会に申し込んできたの。
  • …………はわわわわわ……。
  • 誰とは言わないけど……隊にいるわよね……抜けたところのある人たち……ああいう人たち、いいと思うわ。
  • ううん! 嫌なんかじゃないわ! でもね、たまに……疲れちゃうことがあるの。
    父さんは生来の完全無欠人間で、母さんは類い稀な努力型の天才。あたしは何をしても追いつけない。
    がんばってがんばって……それで何かできても当たり前だと思われる。そういうのに……疲れてるのよ……。
  • ……だったら、あたしの前では完璧でいなくていいわ。あたしは、父さんが完璧でも……例えそうじゃなくても……全部……大好きだもの。
  • …………くっ……この屈辱、忘れないわ……いつか、いつの日か絶対に……シャラにあの呪符を付けてやるんだから!
  • いや、追いかけてくるかなと思って……ほら、男性は追われるよりも追う方が燃えるって書いてあったから……。
  • 告白の仕方とか……あたしに聞いて……その通りにやるのはずるいもん!
    ディーアが自分で考えて、もう一度、告白してくれたら……あたしもちゃんと応えるっていうか……その方が嬉しいっていうか……。
  • 槍の腕、兵法の知恵、天馬の扱い。あたしはどれも、中途半端で。努力を重ねていくしかないんです。
  • ひゃっ!? エクラさんっ!
    えっ、こ、こ、こ、この本? ちょちょ、ちょっと興味があって……! あたしには必要ないことなんだけどっ!
    だって、ほ、ほ、ほ、ほら! あたしって恋愛経験が豊富だから! いやいやいや、そんな、恋の悩みなんて……!
    はうーっ……ごめんなさい。隠し事をするつもりはなかったの。でも、あたしが好きになる人って…………。
    あのね、聞きたいことがあるんだけど……い、いま特定の恋人はいるのかしら? えっ、いえ、友人がね、気にしていただけ!



座学の兵法は可能な限り消化したはず。

あたしに必要なのは実地の訓練。願ってもない機会がやって来たわ……!


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

父から遅れる事数年……7部開始の2022年12月に参戦。イラストはたん旦氏。
父やティアモと同じく青属性の槍・飛行ユニット。
本作で前々から似ていると言われていたティアモと遭遇。お互いに驚いていた。
またやっぱりエクラに好意を抱いたようだ(ということはエクラには別に好きな人が……?)

武器スキルは『天才肌の薄薙刀』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、
かつ敵の絶対追撃を無効、自分の追撃不可を無効。
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、守備が、戦闘開始時の自分の速さの◯%減少
◯の値は、戦闘開始時の、最大HP、攻撃、速さ、守備、魔防のうち、自分の値が「敵の値+5以下」の種類の数×5+10。

Aスキルに敵のHPが100%で戦闘開始時、または敵が【不利な状態異常】を受けている時、戦闘中、自分の攻撃、速さ+7、
敵のHPが100%で戦闘開始時、かつ敵が【不利な状態異常】を受けている時、戦闘中、さらに自分の攻撃、速さ+2『攻撃速さの機先4』
Cスキルには周囲3マスの敵は、戦闘中、攻撃、速さ-4『攻撃速さの大牽制』

完璧…の二文字は嘘偽りもなし。
緩い条件下でステータス強化に見切り追撃と隙も見せない。後半の能力は自分のステータスが敵よりも下回ればそれに応じた速さのパーセンテージから攻撃と守備を下げる今までと違う真逆パターン。
そのステータスは天馬武者(ペガサスナイト)で典型的に思われたが攻撃56と速さ44と中々エグい。そして守備と魔防はファリナ以来となる30台。
攻撃と速さは敵が強化しない限り、難しいので他のステータスだけ意識する方が適切。

凄腕ペガサスナイト「またライバル!?

弱点共通の飛行特攻はもちろんだが武器がやや限定的となるのが難所。
上振れや基本能力値の高い歩行か重装相手には有利を取れるが騎馬は不安定なステータスが多いため、少し発動しにくいが前向きに考えると倒しやすい。

ちなみに、ヒーローズではCVが岡田栄美氏から三木美氏に変更されている。
これについては、公式から岡田氏が声優業を引退しているためであると明かされている。
過去にリリース前に変更する事例はあったが、リリース中に声優変更を行うのは初のケース*2

追記・修正は恋愛必勝法を読んだ方がお願いします。

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最終更新:2022年12月15日 23:31

*1 英語で言うとアイラブユーさんなわけで、こちらも実際珍名の一種である

*2 ソワレ役の大原桃子はサービス前に引退しているがボイスは事前に行われていた。