ワルキューレ(千年戦争アイギス)

登録日:2017/06/02 (金) 00:38:00
更新日:2023/06/21 Wed 21:44:38
所要時間:約 23 分で読めます













\クリッサだ!/

(。i _ i。)キュッ











ワルキューレとは、千年戦争アイギスにおけるクラス(職業)のひとつである。

ワルキューレ→(CC)ユニコーンナイト→(覚醒)ブリュンヒルデ→(第二覚醒)レギンレイヴorゲイレルル

◆クラスの特徴
サービス開始当初から存在する、北欧神話に登場する半神ヴァルキュリアの名を冠したクラス。
アニオタ的にはこれとかあれでおなじみ。同じDMMゲームつながりでこっちとかも。
アイギスでは馬に乗った女騎兵であり、クラス名の通り女性しかいない。そのためレアリティもシルバー以上しかいない。

初期状態でも安めのコストを持ちながら攻撃力・防御力に優れており、序盤で手にするユニット群の中では高めの魔法耐性を持つ1ブロックのクラス。
敵を倒すと敵のランクに応じたコストを回復する能力があり、(マップは選ぶが)ソルジャーと並んでコスト回復の要となる。
更に撤退時のコスト還元力が他ユニットに比べて高く、覚醒ユニットだと自身のコスト分100%を回復できる。

各ユニットのスキルはユニットごとに大きく異なり、基本的には防御力強化・回復・見切りなどの場に居座り続けるタイプと
攻撃力強化・捨て身などの攻撃力強化系、攻撃速度が早くなるなど敵を倒すことに特化するタイプの二種類に大別される。
イベユニやスキル覚醒後はその両方を備えることが多く、(一部を除き)取り回しが格段に良くなる。

その性能の高さから中ボス級ユニットにぶつけたり、1ブロック且つ高い魔法耐性を活かして敵の魔法兵に差し込み安全に処理をするといった様々な役割を持たせられる。
最後まで育ったワルキューレは1ブロックユニットとしてはまさしく万能であり、超大型ボスでない限りはなんでもござれな性能を誇る。

とはいえ、初期の頃はこのテのゲームではおなじみ『万能系職業は性能が微妙』という法則に見事にハマってしまっていた。
攻撃力防御力は本職たちには敵わず、
コスト回復能力も敵に依存するためソルジャーより安定性が低く、その性能を活かしきれるマップも少ない。避雷針ものちに追加された職業にお株を奪われ、
さらに最初期は今よりコストが5も高かった。コストに比して各ステータスが貧弱という評価で、後述するガチャ黒ワルキューレの彼女も「外れ」扱いされていたのである。*1
現在では度重なる調整でコストが低下、以前よりも扱いやすくなり更にはスキル覚醒、第二覚醒も追加。格段に強化された彼女たちの冬の時代は終わったのだ。
その第二覚醒もデメリットにより地味に物議を醸したのだが

第二覚醒はレギンレイヴとゲイレルル。ブリュンヒルデもそうだが、いずれも北欧神話のワルキューレの個人名が元になっている。
レギンレイヴは魔法耐性を含めたすべてのステータスが上昇と純粋な強化。対ボス性能が上昇する。
ゲイレルルはHPがわずかに上昇するのみだがブロック数が2になりブロックした敵すべてを攻撃できる。コスト稼ぎのできるサムライとなり、雑魚ラッシュ性能と同時にコスト稼ぎ性能が上昇。
しかしど出撃コストがレギンレイヴは2増加、ゲイレルルは3増加するデメリットが付与される。ただしゲイレルルについては配置ユニットが0の場合のみコストが3減少してデメリットが打ち消される。
第二覚醒前より若干配置しづらくなるため、第二覚醒するかどうか十分吟味しよう。通常の覚醒でもコストの低さからできることは多い。
なお撤退時のコスト回復はコスト減少分が影響しないためゲイレルルを初手出し即撤退でコストが3回復するなんて小技がある。

……とまあここまで性能面の解説をしてきたが、このクラスにはもう一つ別の面で特徴がある。それについては後述。


◆ユニット一覧
●シルバー

  • 槍騎兵エレイン
絶対領域と太ももがまぶしいツンデレワルキューレ。ゴールドのキャリーさんとは親友でライバル。

銀ワルキューレ三人の中では若干防御よりのステータスで好感度ボーナスもHP。
スキルも「防御力強化Ⅰ」でとにかく耐久重視。スキルも発動すれば若干重い敵も受けられる。
半面攻撃力は高くないためスキルを使ってやっと耐えられるような敵が相手では若干不利に。遠距離火力を追加してさっさと処理してあげよう。

CCLv55アビリティは「ゴブリンキラー」。ゴブリンに対しては攻撃力500を超え、ゴブリンラッシュ時の性能とコスト回復効率が上昇する。
キラー持ちだからってゴブリン戦車に突っ込ませるのはやめようね!



  • 見習い騎兵ミーシャ
モフモフな獣耳(おそらく付け耳)と右膝の絆創膏が特徴的な少女。

アイギスの「見習い」の法則に則り、とても高い性能を誇る銀レアのエース。
CC前50ですら好感度込みで攻撃力370以上、CCLv55だと498というシルバーの中でも圧倒的な攻撃力を誇る。
具体的には、同じシルバーではバンデット2人とエンジェルのニエルに次いで四位。

スキルも「回復Ⅰ」と単体だと押し負けるようなタイプの敵でもある程度耐えることができる。
エンジェルとほぼ同等の攻撃速度、シルバー四位の攻撃力、耐久もそこそこ高く魔法耐性も持つため魔法敵への差し込みも可能。
シルバーのコストの下げやすさもあり、下限まで育てれば開幕コスト0のマップでも何とかしてくれるというまさに切り込み隊長。

CCLv55アビリティは「物理攻撃回避」。脆いミーシャにとってはありがたいアビリティであるが、
結局のところ発動は運なので無理して大ボスに当てるのはやめようね!


現在は立ち絵が変更されているが、昔は等身に比べて膝の位置が低すぎるという非常にインパクトある立ち絵だった。
そのためほとんどの王子からは膝という愛称で呼ばれていた……むしろ呼ばれすぎて膝=ミーシャで定着してしまっていた
立ち絵が変わった現在でも一部王子たちの間では膝呼びは健在。新規王子たちはなぜ彼女が膝と呼ばれるのか、その理由を知らない……。



  • 密林の槍騎兵チグリ
ゲーム開始からしばらく経って実装された三人目の銀ワルキューレ。肩書の通りジャングルで暮らしており、ジャングル関連のマップでは結構会話に出てくる。
モフモフした毛が付いたビキニのような露出度の高い服装に頭には羽飾り、お腹や右足には白い文様がペイントされている。
うん、ワルキューレっていうかアマゾネスだコレ。

ステータスはシルバー二人の中間といったバランス型で、
確定入手時期が遅いのと器用貧乏感が二人以上なため割と空気になりがち。

しかしスキルは「見切り」。遠距離攻撃を引き付けるようになり、最後まで育てれば遠距離攻撃に対して80%の回避を30秒持続できる。
近接攻撃には無力だが遠隔攻撃に対してはかなり場持ちが良くなり、序盤から強力な飛び道具を使う敵が出て来ても味方をかばいつつ運ゲーに持ち込めることも。
銀以下縛りをやっている王子に取ってはボス級すら相手にできる避雷針としても使われる。

CCLv55アビリティは「即死攻撃」。確率は低いが、敵を即死させることがある。
信頼できるほどの発動率ではないので、即死したらラッキー程度に思っておこう。


密林に住んでいるためか、乗っているのは馬じゃなくて
CCすると申し訳程度に角のついた虎に乗る。確かにユニコーンは直訳すれば「単一の」「角」だが……



●ゴールド
  • 槍騎兵キャリー
ゲーム開始後のチュートリアルでの召喚で必ず手に入る、アホ毛と長い緑の髪が特徴のワルキューレ……だったのだが、
その座は現在アーチャーのバシラに譲った。とはいえ現在でもゴールドラッシュのコンプ報酬等、入手機会は多い。
また、2017年夏に一人追加されるまでは唯一の金ワルキューレであった。

育ち切ればHP、攻撃、防御どれをとっても高水準な「万能ワルキューレ」を体現するユニット。
ただし好感度ボーナスはHP極振りのため覚醒前では攻撃力がミーシャに劣る
コスト稼ぎ能力とかみ合っていない好感度ボーナス、銀より弱いのに銀より重いコスト、
高い防御系ステータスも最後まで育てなければ活かしきれないというありさまで、稼働当初から「初心者が育てるのは罠」とか言われていた。
火力はスキルの「攻撃力強化Ⅱ(CC後Ⅲ)」で補えるものの、時間制限付きなのがネックであった。
さらに銀ワルと違いCCでスキルが変化するため、CC前にスキル育成してしまわないよう注意。

覚醒アビリティは「パワーアタック」。上記の鬱憤を晴らすべく猛特訓したのか、攻撃力が35%上昇するという恐ろしい攻撃倍率を引っ提げて帰ってきた。
数値としてみれば「攻撃力強化ⅢSLv1」を常に発動しているのとほぼ同じである。銀より弱いとはなんだったのか。
ただし代償としてか攻撃速度がバンデット(山賊)並みに遅くなる。キャリーさん改めキャリー山。ラッシュ処理性能は覚醒前より若干劣るため注意。

スキル覚醒は「鉛槍トレーニング」⇒「剛腕の槍騎兵」。
初回使用時は「鉛槍トレーニング」。30秒間重い槍に持ち替え攻撃力が半分に低下する。この間に強敵にぶつけないよう注意しよう。
2回目以降からは「剛腕の槍騎兵」に変化し、90秒間攻撃力2.2倍・防御力1.6倍に強化、敵撃破時のコスト回復量が二倍、自身のHPを徐々に回復する。解説で枠がギリギリ。
一旦トレーニング時間を挟むため早めに出して準備しておく必要があるが、「剛腕の槍騎兵」の倍率と付与効果はかなり強力。よほどの敵でない限り受けることができる。
ちなみに「敵撃破時のコスト回復二倍」と「HP回復」は以降のワルキューレの覚醒スキルにもほぼ必ずついてくる。
以降前者の効果については単純に「コスト回復二倍」とだけ記述する。

第二覚醒はレギンレイヴ。弱い弱いと言われたのがまるで嘘のようにステータスがものすごく伸びる。
「パワーアタック」も続投されるため攻撃力はさらに伸び、カンストで954という金エンジェルのエルンすらも凌駕する攻撃力に。
更に魔法耐性も上昇し、ボスタイマンに差し込みにとまさしく万能ユニットと化す。これでもう弱いなんて言わせない!
「パワーアタック」の攻撃速度低下は無視出来ないし、配置ユニット0でない限りコスト+3されるのもネックであるが、基本的に第二覚醒までしてしまって良いだろう。


キャリーさんは運営からも好かれているのか、ちょくちょくゴールドラッシュ等で出てくる。
……のだが、なぜか毎回毎回乗っている馬が大暴走し猛スピードで突っ込んでくるという出落ち感あふれる登場をする。
初期のころは本当に暴走するだけだったが、最近ではTHANK YOUと読める軌道で走ってきたり、ハートマークの軌道を描いたりと制御している模様。
本当にすごいのはキャリーさんじゃなくて馬なんじゃなかろうか。


  • 夏陽の騎馬乙女エレイン
銀から昇格した水着バージョンのエレイン。やっぱりツンデレだが気持ち素直になったような気がしなくもない。しかし水着で馬に乗って大丈夫なんだろうか…
長らくキャリーさん一人だった金ワルの追加キャラだが、サンタアリサと同じく期間限定のガチャユニとして追加された。

アビリティ『騎兵服 【夏仕様】』により防御力が低下する代わりに物理攻撃を50%で回避し、覚醒後は『渚のわがまま騎兵』になり攻撃力上昇効果も付く。
銀エレインは防御寄りのユニットだったが、こちらはうって変わって攻撃寄りのステータス。ブリュンヒルデの段階ではパワーアタック込みのキャリーさんを超える攻撃力(もちろん攻撃速度は据え置き)。一方で耐久面は控えめだが、回避のおかげで場持ちは悪くない。

スキルは自身の攻撃力を強化し、更に味方全体の最大HPを1.2倍する『サマーバケーション』。スキル覚醒すると『ロングサマーバケーション』になり、お馴染みの撃破時コスト2倍に加え、その名の通りスキル時間が伸び攻撃力の倍率も少し上がる。
自身以外の最大HPの強化という非常に珍しいスキルで、ワルキューレでありながら味方の援護が可能。また特殊な使い方としてはアンデッドなどのHPを回復できないタイプのユニットのHPを強引に回復させるなんてことも。
ただしスキルの初動再動は悪く、一刻も早くコストを稼ぎたい最序盤にスキルを使えないのは痛い弱点。

第二覚醒はゲイレルルで、高い攻撃力もあり雑魚の処理は得意。総じて攻撃強化、回避、援護と色々こなせる万能型になっている。


  • 騎兵科新入生ミーシャ

  • 帝国槍騎士メーア

  • 純真の槍騎兵ピューロ

  • ちびキャリー

  • ちびクリッサ

  • ちびエレイン


●プラチナ
  • 白百合騎士テティス
出会って早々「王女じゃないんですね」というインパクト抜群な発言をしてくるガチ百合ワルキューレ
現在のお相手(?)はアーチャーのバシラ。寝室1では王子ガン無視でバシラと百合百合し、寝室2ではバシラを餌にされて王子にハメられる、と相当お気に入りの様子。
イベントでバシラが登場すると名前を叫びながら駆け込んでくるのはもはやお約束で、その意味でキャリーにも負けていない暴走キャラでもある。

ステータスは防御が高めであり、HPと攻撃力は低いが好感度で両方上がるため多少補える。
攻撃力についてはスキルが「攻撃力強化Ⅲ(CC後Ⅳ)」であり、倍率が高いうえに持続時間もLv1の時点で相当長いためそこまで気にならないだろう。

覚醒アビリティは「状態異常無効」。マップ特性の毒や炎上、敵がもたらしてくる麻痺を無効にできる。
特に麻痺無効はなかなかありがたいもので、1ブロックを活かしてドラゴンゾンビやドラコリッチなどの麻痺持ち大型敵をたった一人で抱えることができる。
とはいえ半端な育成状況では大型敵を抱えるのは少し厳しいので、さっさと強化して麻痺無効を実用できる水準まで引き上げよう。

スキル覚醒は「白百合の目覚め」。もう目覚めてますがな
「攻撃力強化Ⅳ」に比べスキル時間は短くなるがコスト回復性能が二倍になり、更にHPが徐々に回復する。再使用時間も短縮されるため相対的なスキル発動時間は伸びる。
雑魚相手ならヒーラーを付けずとも問題なく、さらに二倍のコストを稼げるようになる。ボス相手でもHP回復でヒーラーの負担を減らすことができる。効果時間中に倒せればオマケ程度だがコストも稼げる。
ただしこのスキルは再使用時間を消費すると勝手に発動する。スキル点火操作が必要ないが、逆に言えばスキル発動タイミングを手動で操作することができない点には注意。

第二覚醒はゲイレルル。二体ブロック・同時攻撃となるため雑魚ラッシュ性能が大幅に上昇。
麻痺持ちのレッサーヴァンパイアや鞭デーモンの群れもサクサク処理することができるようになる。
ただしブロック数が増えるということで負担が大きくなるため、大ボスを受けている最中に余計な敵を受けることにつながりかねない。
他の1ブロック麻痺無効ユニットがいない場合、第二覚醒を見送るのも有り。ゲイレルルのステータス上昇はHPのみなのだ。



  • 黒槍騎士ダリア
テティスとはいろんな意味で正反対のプラチナワルキューレ。色もそうだが、この人は百合ではない。

素のステータスも逆でありダリアは攻撃特化でHPも高め、防御力が若干低いとこれまたテティスの反対。
また魔法耐性が初期から15あるため、他のワルキューレに比べてちょっとだけ魔法に強い。

スキルも正反対かと思いきや、なんと「捨て身Ⅱ(CC後Ⅲ)」。反対どころか防御を捨てて攻撃に特化してしまった。
「捨て身」を持つ者が多い山賊たちはHP特化が多いためデメリットは有って無いようなものだが、防御力が高めのダリアにとってはかなり致命的ではある。
ただし「攻撃力強化」以上の高倍率は魅力的。受けられる相手をしっかり見極めてぶつければ面白いように相手のHPを削ってくれる。山賊と違い攻撃速度が速いのもグッド。
元の「捨て身」持ち山賊と同様、魔法系敵ユニットにぶつけるのがいいだろう。他のワルキューレよりも高い魔法耐性が更に生存率を高めてくれる。

覚醒アビリティは「ワルキューレの攻撃力アップ」。名前の通りであり、出撃メンバーにいるだけでワルキューレの攻撃力が7%アップする。
自身以外にも効果があるため複数編成に入れればその恩恵を享受できる。

スキル覚醒は「黒槍重突進」。
攻撃倍率はそのままにキャリー、テティスと同じくコスト回復二倍、HPが徐々に回復する効果が付く。秒間HP回復量は上記二人よりも多い。
また「捨て身」では防御力が0になっていたのがこちらでは0.5倍、つまり半分だけ残り、更に魔法耐性を二倍にしてしまう。
物理攻撃にも若干強くなるうえ、魔法耐性が30という他のユニットが持たないような高い数値になる。
初使用・再使用時間は伸びてしまうが内容はそれまでの完全上位互換のため、できるのならスキル覚醒してしまうのをオススメする。
欠点を上げるとすればスキル時間たったの15秒という短さだろうか。まあ「捨て身」の時点でスキル時間はかなり短いのだが。

第二覚醒はレギンレイヴ。魔法耐性を含めた全てのステータスが上昇する。
これにより攻撃性能が更にアップ、耐久もしっかり上昇するため受けられる敵が増える。……が、重要なのはそこだけではない。
問題は前半部分。そう、「魔法耐性を含めた」ステータス上昇なのである。これにより覚醒スキル時の魔法耐性がなんと50という頭おかしい数値になる。2017年秋現在、自身の能力のみでここまでの魔法耐性を持つのはデモンサモナーのトークンくらいである。
なのでレギンダリアの魔法受け性能は異常なまでにアップ。Lvカンストなら単純計算でスキル中約6500もの魔法ダメージを受けられるというとんでもない魔法耐久を得る。
さすがにそこまでの受け性能が必要な敵は多くないが、信頼できる数値なのは確かだ。魔法が飛び交うマップの避雷針兼殲滅役にするのが適格だろう。


さて、そんなダリアさんだが寝室・一般会話で未亡人であることが発覚する。
彼女が持つ「捨て身」というスキルは、もう失うものは何もないという彼女の心の闇の現れなのだろうか……。
と思いきや寝室では普通に王子とコトに至る。しかもア〇ル。1~3まで全部ア〇ル(2は一応違うが)。どういうことなの……



  • 戦乙女エミリア
戦乙女の契約で登場したワルキューレ初のイベントユニット。現在はデイリー復刻で仲間になる。

他のプラチナユニットに比べて素のステータスはかなり低い。イベントユニットであることを考慮しても低すぎであるが、それはスキルが原因。
彼女のスキルは「聖なる覚醒」。同じくイベント産ヘビーアーマーのマリーベルと同一スキルである。
このスキルの発動中、彼女の攻防は二倍になる。そのため素の状態では中々貧弱。
スキルレベルにかかわらず倍率は一律二倍だが、レベルを上げることで最低10秒から最高40秒までスキル時間が延びる、
1レベルごとの上昇値が大きいため、スキルレベルは最大にしておこう。

覚醒アビリティはこちらもマリーベルと同じく「奇跡の盾」。20%の確率でダメージ無効にする。元は15%だったが効果が引き上げられた。
20%とは言え意外と馬鹿に出来ない数値であり、素の状態では落ちやすいエミリアのフォローをしてくれる縁の下の力持ち的なアビリティ。第二覚醒とも相性がいい。

スキル覚醒はマリーベルと違い「真聖なる覚醒」。*2
スキル時間、効果はそのままにワルの覚醒スキルおなじみコスト回復二倍とHPが徐々に回復する効果が付く。
若干スキルまでの時間が延びるが、ほぼ純粋強化のため何も考えずスキル覚醒しても良い。
逆に「それだけしか変わらない」ともいえるため、お金や素材が足りないのなら後回しにしても構わないだろう。

第二覚醒はゲイレルル。脆いエミリアには若干不安な強化先だが、被弾が増えるということは「奇跡の盾」の発動率も増えるということ。
また「聖なる覚醒」で一気に火力を引き上げることでラッシュを捌き切りコストを大量に稼ぐといったことができる。半面テティスと同じく余計な敵を拾ってしまいかねない。
彼女だけの話ではないが、2ブロになるだけで役割が完全に変わるため、第二覚醒は慎重に。


彼女の好感度セリフを聞くとわかるが、清々しいまでの脳筋。
初登場したイベントも王子の力を測るように挑んでくるもので、「私の目にかなうような強者ならばあなたに仕えよう」と堂々宣言してくる。
さらに後述する別イベントで、報酬だった黒ワルキューレと揃って脳筋っぷりを披露している。



  • 虎姫メイリン
試練型イベント、「邪仙郷の罠」の報酬のプラチナワルキューレ。名前も同じだし中華系だが妖怪ではない
王子たちの敵であった妖虎のリーダー妖虎仙の娘(拾い子)。「莫邪の宝剣」イベントのスクハの敵対者の娘という関係だが、本人たちの絡みは今のところない。
肩書の通り虎に乗っている。まさかの虎に乗るワルキューレ二人目。しかもこっちはCCしてユニコーンナイトになっても虎に角は生えない(覚醒すると角付きに)。

テティスと同じく防御型のワルキューレであり、イベント報酬なので全体的にガチャ白二人よりは低め。さすがにエミリアよりは上である。
スキルは「虎力招来」であり、他のワルキューレたちとは違い持続力特化のスキル。半面、倍率はHPと攻撃に初期1.2倍、最大1.3倍と低め。
長時間絶え間なく雑魚が押し寄せてくるマップには有効だろう。
とはいえ初使用・再使用時間はとんでもなく長いため、気軽に打てないことには注意しよう。

覚醒アビリティは「必殺の一撃」。20%の確率で攻撃力が1.9倍の攻撃を行うように。
低いスキル倍率を補うためのアビリティだろう。スキル時間が長めで攻撃速度が速いこともあり、スキル中も結構発動してくれる。

スキル覚醒は「妖虎砲」。HP・攻撃倍率が消滅し持続時間も30秒と激減するが、砲の名の通り射程200の防御無視遠距離攻撃を行う。更にコスト回復二倍もついてくる。
遠距離化で接敵前から敵を焼き払うことが可能であり、ワルキューレの中で唯一遠距離攻撃によるコスト稼ぎができるように。
脆いワルキューレにとっては相当の利点である。初使用・再使用時間がスキル覚醒前の半分以下になることもポイント。
ただしスキル覚醒前とは大幅に性能が変化してしまうため、覚醒するかどうかは自軍の中での役割をしっかり確認してから決めよう。
加えて他のワルキューレのスキル覚醒とは違いスキル中HP回復が存在しない。接敵させてしまった場合はヒーラーに回復をお願いすることになるため、回復の分散には気を付けよう。

第二覚醒はレギンレイヴ。ステータスが大幅に上昇する。
スキルの攻撃倍率が低めor皆無な彼女にとってステータスアップは純粋にありがたいもので、敵の殲滅力が格段に向上する。


  • 渚の槍騎兵キャリー

  • 完全無欠の夏休みメーア

  • 天槍騎士団スルーズ

●ブラック
  • 一角獣騎士クリッサ
クリッサだ!という勇ましい言動と(。i _ i。)←こんな感じのキュッとした顔が特徴的なブラックワルキューレ。記事冒頭のアレは彼女のもの。
当時の王子たちに受けたのか、今でもこの「クリッサだ!」というセリフと顔文字はよく使われる。彼女の絵師さえも自分で使っている

防御寄りのバランス型ユニット。バランスと言ってもそのすべてのステータスが高水準でまとまっており、防御力は並みのヘビーアーマーを越え、魔法耐性もCC前の時点で20。
攻撃力も好感度ボーナスのおかげでプラチナ四人よりも高く、更に調整によって覚醒前から「貫通攻撃」を入手。20%の確率で防御力・魔法耐性無視の攻撃が繰り出せる。攻防どちらにおいても活躍の場がある万能ユニット。

……だが、スキルがなんと「回復Ⅲ(CC後Ⅳ)」。万全の体制を整えてボスにぶつける等の使い方では一切合切日の目を見ない微妙なスキルである。
黒の特権で配置後一秒で使えるものの、配置後一秒時点で回復を必要とするのであればその時点で既にどうしようもないということであるわけで……。
なのでダリアやテティス等、攻撃力強化スキルを持つ2人に瞬間火力で比べられ、外れ黒筆頭といった不遇な評価を受けていたのだ。
その評価も、度重なる調整や覚醒、スキル覚醒、第二覚醒で覆されることとなる。

覚醒アビリティは「炎の戦槍」。「貫通攻撃」に比べ発動率が10%上昇する。計30%。
ステータスも覚醒前から伸びていき、覚醒カンストすると攻撃力が700を超え、王子の配置スキルを乗せると900にまで上昇。
そんじょそこらの硬めの敵なんかは装甲の上から切り伏せ、「炎の戦槍」が発動すれば900越えのダメージをそのまま叩き込むことができる。
あとスキル中はドットが炎を纏った槍撃に変化しかっこいい。おそらくこのアビリティを反映したものだろう。

スキル覚醒は「勝利のルーン」。30秒間攻撃力と防御力が1.8倍となり、コスト回復量が二倍、HPが徐々に回復するようになる。
初期は倍率1.5倍、コスト回復二倍のみだったが、調整により倍率が強化されHP回復も追加。再使用までの時間も短縮。
それだけでは飽き足らず、さらなる調整により「スキルを使用するごとに倍率が強化される」効果が付与。
一回目は前述の1.8倍、二回目は2.4倍、三回目以降は3倍にまで強化。黒の面目躍如である。
短縮されたとはいえ再使用時間はそこそこ長く、一回目・二回目のスキル中でも30秒の効果時間があるため、通常のマップでは最大まで育てきれないことも多い。
とはいえ黒のステータス、1.8倍の時点でたいていの敵はどうにかできるだろう。万能ユニットは伊達じゃないのだ。

第二覚醒は黒の特権によりレギンレイヴとゲイレルルどちらにも選択可能。
ステータス倍率をさらに伸ばしボスとのタイマン用に育てるか、ブロック数を増やしコスト回復や大群処理の要とするか、自軍が必要とする方を選ぼう。


なお第一声が勇ましい彼女ではあるが、好感度を上げていくと実は乙女のような性格をしていることがわかる。
ユニコーンに乗っていることもあり処女性を大切にしているようだが、最終的には王子に体を許し、交わることとなる。
なんと覚醒後の彼女の左手薬指には指輪が。彼女の第一声からこのようなことになるとはだれが予想しただろうか。



  • 英霊の守り手レシア
収集型イベント「暗黒騎士団と英霊の守り手」の報酬ユニット。
まっすぐ伸ばせば膝裏くらいまで行くんじゃないかという長すぎるポニーテールが特徴の女性。英霊の守り手という肩書通り、勇敢な性格をしている。

イベント産のためクリッサに比べるとステータスは若干低め。しかし魔法耐性が最初から25。レギンダリアと同じ魔法耐性を素の状態で兼ね備えているのだ。
好感度ボーナスがHP・防御と耐久寄りで更にイベント産でのおかげでコスト下げが容易であったこともあり、差し込みとして使うには十分すぎる性能である。また後述の覚醒アビリティで自身のHPを強化できることもプラスに働く。

そして覚醒前からアビリティ「生還の祈り」を持っており、レシアを配置中は自身を含むワルキューレが死亡しても撤退扱いにしてくれるアビリティ。
レシアを配置しておけばワルキューレのHPが0になるまで酷使しても星を落とすことは無い。加えて「撤退扱い」のため撤退時のコスト還元も自動でしてくれる、ワルキューレの性能を限界まで引き出してくれるアビリティだ。
しかし唯一の欠点として火力は黒の中でも低めであり、なんとガチャ産プラチナ二人にも若干負けている。やはり好感度ボーナスは偉大である。

そんな彼女の攻撃力の低さを補うのがスキル「閃槍連撃」。スキルレベルにかかわらず攻撃力が1.2倍、速度が約二倍に上昇。
攻撃速度の増加はダンサーなどのバフなどとも好相性。攻撃回数が増えれば増えるほど総合ダメージも増えていくのだ。
更にその足りない攻撃力をバフでフォローし、雑魚を一確で落とせるようになれば、ラッシュに放り込むだけで次々とコストを回復してくれる。
ただしどれだけフォローしても素のステータスが低い上に攻撃力倍率が無いため、クリッサのように装甲の上からたたっ切ることは苦手である。どうしてもぶつけたいのならエンチャンターに頼ろう。

覚醒アビリティは「英霊の守り手」。出撃メンバーにいるだけでワルキューレ・ペガサスライダー・ドラゴンライダー系のHPが15%上昇する。
また、レシア配置中に「死亡時撤退扱い」の対象がワルキューレのみならず上記のクラスにも適用されるようになる。ボウライダーェ……

ペガサスライダーとドラゴンライダーのどちらも最前線で戦うことが多く、体力強化も事故の防止も非常にありがたい。
またどちらも撤退時の還元コストが高いため、撤退でのコスト回収がかなり楽になる。特にドラゴンライダーはただでさえコストが重いため、中盤で撤退し損ねて星を落としてもなお戦う場合はコスト回収できないとかなり泣ける。そういった意味でも便利アビリティなのだ。

覚醒スキルは「神速極光閃」。スキル発動時間が短縮されるが攻撃力1.2倍と速度二倍とはそのままに、ワルスキル覚醒セット「コスト回復二倍」「HP回復」が付与。
スキル時間短縮は馬鹿に出来ない数値だったが、調整によって持続時間が1.5倍に伸びたため全く気にならなくなった。
さらになぜかCTは据え置きと強烈な強化を受けているため、レギンレイヴでもゲイレルルでも大活躍が期待できるだろう。
攻撃性能自体は覚醒前と全く変わらないが、効果時間の長さ、回転率の良さを考えてもこちらを取った方が良くなった。

第二覚醒はやはりレギンレイヴとゲイレルルを選択可能。
レギンレイヴではステータスだけでなく魔法耐性も上昇、さすがにスキル中レギンダリアにはかなわないが、約5000の魔法ダメージにも耐えられる。
ゲイレルルは2ブロック2体同時攻撃であり、スキルの攻撃速度上昇とすこぶる相性が良い。
クリッサと同じく自軍が必要とする性能で選ぼう。


さて、彼女の見た目は美しいお姉さまといった感じなのであるが、こんな成りしてエミリアと同レベルの脳筋。上で勇ましいといったが、多分脳筋の方が正しい。
「暗黒騎士団と英霊の守り手」のエクストラマップでは彼女とエミリアらを含めた騎兵たちの試練と称して戦うのであるがクリアすると
負けを認めるかのような発言をした直後に何の前触れもなくいきなり「悔しい!」と叫びだす
エミリアもそれに賛同し、王子軍にボロボロにされた状態で二人で特訓しにどこかへ行ってしまったのである。
好感度セリフも「女らしい誘い方、か。むぅ……皆目見当がつかない」と言ったり、一般版交流1だと王子が壁ドンされる。誰得だよ。

  • 放浪の聖騎兵フリア


  • 余談
……さて。これまでワルキューレ10人の概要を見てもらったが、最初に言った通りこのクラスたちはもう一つ別の面での特徴がある。
それは、ワルキューレたちは性能面以外で話題になることが多い(ネタ的な意味で)のである。

初期実装組はツンデレ、、(覚醒前は)シルバーより弱いゴールド(そしてそれをチュートリアルで配るという罠)&大暴走、ガチ百合、未亡人&ア○ル、「クリッサだ!(。i _ i。)キュ」等々。凄い字面の中で一番まともなのがツンデレって
その後追加されたワルキューレも、既存キャラの衣装違いを除いても脳筋×2虎に乗るワルキューレ×2と、やはりネタには事欠かない。

どうしてこんなことになったのかはわからないが……一つわかることと言えば。
それはワルキューレたちが王子たちからも運営からも愛されているということだろう……いろんな意味で



追記・修正はツンデレ脳筋脳筋膝大暴走ガチ百合未亡人トラトラクリッサだ!(。i _ i。)キュ全員持っている人がお願いします。




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最終更新:2023年06月21日 21:44

*1 最初期は覚醒もなかったため余計に本職たちに比べて貧弱だった

*2 あちらは「『新』聖なる覚醒」。紛らわしい