グレイフォックス襲撃群(BLACK LAGOON)

登録日:2011/11/28 (月) 03:20:15
更新日:2024/03/01 Fri 10:29:27
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「最高の兵隊たちで―」


「最高の戦いを見せてやろう!」




『グレイフォックス襲撃群(コマンドグループ)』は『BLACK LAGOON』に登場する紳士改めてアメリカ軍の特殊部隊だ。









【概要】
軍序列では「第52施設任務大隊」であり、アメリカ特殊作戦軍 (US.SOCOM) に所属する第9の部隊。
上記の名称は所謂、特殊部隊であることを隠すための秘匿名称だと思われる。

因みにSOCOM所属となるとデルタDEVGRUと同列ってことになるね。

1994年に試験創設され、NSA(アメリカ国家安全保障局)の指揮下で政治的な作戦に従事する部隊で、米軍統合参謀本部の幕僚からは「グレイフォックス襲撃群」の渾名で呼ばれている。



【部隊員】
作中では、グレイフォックスは米軍の各特殊部隊出身者で構成されている描写がある。



  • シェーン・J・キャクストン少佐
グレイフォックスの隊長の陸軍軍人。
年齢は50代半ば。
ベトナム戦争の頃は少尉として従軍しており、現地で戦乱に乗じて暴走したラーキンからベトナム人の少女を助けている。

ベトナム戦争があったのは60年代〜70年代初期、そしてブララグ作中では90年代末期のはずなので、年齢を考えると昇進がすごく遅い。
きっと色々あったのだろう。
ちなみにデルタフォース経験者。
けどキャクストン少佐は階級なんて気にしない。
自らの信念を貫く本物の男。

…と言いたいところだが、実際のところ、バk―若様ことガルシア少年の指示に従い、「部下達に指示も出さずにロベルタの迎撃を部下にさせず、みすみす見殺し」にしている。加えて、その後部下にロベルタへの攻撃を停止する命令を出し、本来の任務である麻薬王確保も放棄した。挙句の果てにロベルタを撃とうとした部下を自ら射殺している。
贖罪の念で自決する等ならともかく、私情に駆られて「自身の贖罪の為だけに、自身が傷つかず妻子ある部下達を生贄として差し出し、その上で重要任務を消極的に放棄した」ため、「ロアナプラの悪党共を軽く超え、今作最低レベルの屑野郎」と言われることも多々ある。。
任務遂行と部下の命を最優先せねばならない軍隊の指揮官としては落伍者とすら呼ぶに値しない。
OVA版では流石に酷すぎると判断されたのか、部下にはロベルタに反撃するよう指示し、ガルシアにもはっきりとそれを伝えるなど、原作よりはマシになっている。

チャーターした魚雷艇の持ち主であるラグーン商会代表のダッチと言葉を交わすが、同じベトナム戦争従軍経験者としてその端々から違和感を感じ、ラグーン商会に対し「彼は嘘を吐いている」と警告した。



  • レイモンド・マクドゥガル大尉
グレイフォックス副隊長を務めるキャクストンの右腕的存在。
恐らくこちらもデルタ経験者。

その付き合いはベトナム時代からで、少女の輸姦に加わりそうになっていたところをキャクストンの行動により回避、彼に加勢して少女を救った。

それがきっかけでキャクストンに憧れを抱いており、彼を本物の男と呼び尊敬している。
が、最後は死んだ仲間のために袂を分かって、命令無視してロベルタに対して敵討ちをしようとしたため、キャクストンに射殺された。

妻子持ち。

OVA版では余りにもアレだと判断されたのかは定かではないが、彼がキャクストンに制止されて銃殺される件は変更され、彼も生存した。



  • ホーナー曹長
キャクストン率いるアルファ分隊の隊員。
意識を失っているガルシアを救助した人。

フランケンシュタインみたいな顔だが、とても優しい性格で家では良きパパであるギャップ萌えなナイスガイ。

ロベルタの銃撃からガルシアを庇って被弾、負傷するが最後まで生き延びた隊員の一人。
パパが死なずに良かった。


  • サンチェス上級軍曹
アルファ分隊の一人。
分隊では狙撃を担当している。
浅黒い肌のラテン系で、ガルシアにもスペイン語で話しかけた。

終盤、ロベルタに仲間が次々と殺害されていく中でボウマン伍長と狙撃支援についたが、ボウマンも死亡。
サンチェス自身も逆上し、無謀にも拳銃一丁で挑み戦死したが彼の銃弾はロベルタにも傷を負わせた。


  • バロウズ二等軍曹
アルファ分隊ry
メガネとブーニーハットを被った俺らっぽい隊員。
登場自体は早く、8巻の最初の方で出てきた。

以降、ちょくちょく登場し台詞も多め。
ガルシアを救助する時もロベルタとドンパチしている。

最終的に生死不明。
似たようなモブキャラが出てきたが名前が違った。
なのでバロウズは生きていると信じたい。


  • ヤングブラッド上級曹長
アルry
8巻でバロウズと一緒に市内偵察に出ていたゴッツいお方。

名前と外見のインパクトが凄まじく、どんな活躍をしてくれるか期待したが、偵察以降の出番なし。

ヤングブラッドェ…


  • ボウマン伍長
サンチェスと一緒に狙撃支援に就いた人。
見た目がバロウズそっくり。
あっさりロベルタに殺された。


  • ライト、L・G
名前だけのモブ
L・Gは甘党らしい


  • デカード中尉
エコー分隊の分隊長。
決してピカード浣腸ォォォではない。

ロベルタに喉を銃剣で刺され死亡。
エコー分隊は全滅した。


  • マドック、ギャラティ
エコー分隊の隊員
名前だけのモブ。
秒殺。




【作中の活躍】
「El baile de la muerte」にてベネズエラ政治集会の場で、現地右派組織の仕業に見せかけてガルシアの父ディエゴを爆殺。

ガルシアとロベルタに深い禍根を残すことになる。

その後、次の任務である「黄金の三角地帯」にてシュエ・ヤン将軍の身柄確保のためロアナプラに潜入した。

しかし、ディエゴ爆殺犯の正体を突き止め追ってきたロベルタの急襲に会う。

市街戦になるも、バラライカや張の策略によりロアナプラを脱出。
従来の任務に復帰するはずだった―

が、ロベルタがこれを先回り。

漆黒のジャングルにて、壮絶な戦闘を展開。
結果、大勢のグレイフォックス隊員が戦死した。

最終的には指揮官キャクストンの決断によりロベルタとの戦闘を終了、シュエ・ヤン捕縛の任務も放棄して撤収した。








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最終更新:2024年03月01日 10:29