ジョーカーズ(デュエル・マスターズ)

登録日:2017/04/04 Tue 22:07:34
更新日:2024/02/12 Mon 09:27:08
所要時間:約 6 分で読めます






今ここに、新たなる伝説が幕を開ける!!


ジョーカーズはデュエル・マスターズの文明/種族のひとつである。
なお文明の扱いはあくまで背景ストーリーのみの話であり、ゲーム中では基本的には無色種族として扱われる。

概要

背景ストーリーが新章デュエル・マスターズに移行したタイミングで登場した、6つ目の文明。
…といってもゲーム中では無色種族として扱われ、ジョーカーズという「文明」は指定することはない。
(ただし、ジョーカーズは全て右上にジョーカーズアイコンを持つ。)
代わりに、種族ジョーカーズがマナに何枚あるかを問うカードが多く存在しており、実質的に文明として扱うようになっている。
この都合、少数とは言えジョーカーズ呪文も登場している。

背景ストーリーにおいては『マスター様』と呼ばれる存在に産み出され、《デッキー》なる謎の存在が確認されている。

デュエル・マスターズ本編では、三代目主人公である「切札ジョー」が相棒のデッキーに自分の描いたイラストを突っ込むことで産み出されるカード群である。
つまり、ジョーカーズはジョーのオリカといっても過言ではない。
ジョーはデュエル・マスターズVSRF出演時点でオリカでデュエマをしていたが(そしてオリカなのにキラに白単サザンを使われて負けていたが)、
デュエル・マスターズ(2017)ではこれがジョーカーズに置き換わることが予告されている(漫画では既に置き換わっている)。
ジョーだけで能力を考案するとただのチートカードなのだが、それをデッキーによって抑えているというのが大きい。
召喚されていない時はジョーカーズ誕生と同時に突如デュエル・マスターズ世界に現れた「ジョーカーズ星」に住んでいる。
地味にプチ天地創造もやらかしているのだが、漫画版2巻で星に降り立ったジョーはその小ささに驚き、しかし「今の自分の器ならこんなもんかな…(意訳)」と納得もしてしまっていた。

見た目は目覚まし時計だったりラーメンだったりラッパだったりととかく珍妙であり、名前も珍妙不可思議なのだが、
安く組めて普通に強いことから意外にもむしろ高年齢層のほうからの人気が高い。

ジョーカーズ登場時点の流行は《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》と《破界秘伝ナッシング・ゼロ》を投入した【無色t青ジョーカーズ】。
《ヤッタレマン》と《The ラー漢》がいるために2t目で擬似3ドローできるのが強み。
ただしやってることが《アストラル・リーフ》と同じであるため、後に両方とも殿堂入りとなった。

名前の由来は「ジョーカー(切札)」と「Joe's Cards(ジョーのカード群)」の掛詞と思われる。

なおVSRF時にジョーの使用するデッキが5色のジャンクデッキだったため*1、ジョーカーズの能力も五文明のいいとこ取りしたようなものになっている。
もちろんそのままでいいわけがなく、デッキーの調整によって五文明の本来のパワーに比べて少し低めの査定をつけられている。
なおジョーの好物であるラーメンのカードはあるが、親父の好物のカレーパンはない*2

ジョーのゆかいななかまたち

ジョリー・ザ・ジョニー MAS 無色[ジョーカーズ] (7)
クリーチャー:ジョーカーズ 10000
スピードアタッカー
マスター・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。このクリーチャーがバトルゾーンに出たターン、各ブレイクの前に、相手のクリーチャーを1体破壊する。)
バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが5枚以上あれば、このクリーチャーはブロックされず、攻撃の後、相手のシールドもクリーチャーもなければ、自分はゲームに勝つ。
最高レアリティのマスターカード第一号。
ただし能力は非常に堅実であり、「相手のクリーチャーを最低二体破壊し、二打点を持ち、割りきって相手のクリーチャーがいなければ勝てる」。
ジョリー・ザ・ジョニー Joeの小型版だが多少使いやすくなっている(その分ジョーカーズ染めと打点底上げは必須だが。)
付録になっていた《ジョニー・ザ・ビギニング》の完全上位互換だが、そもそもあっちが体験版だから仕方がない。
《破界秘伝ナッシング・ゼロ》で打点を底上げして、エクストラウィンで勝利しよう。
なお《10月》に続く二体目のキリのいいP10000。

元ネタはジョーが見ている西部劇(作中作)の登場人物。


超特Q(チョートッキュー) ダンガンオー SR 無色[ジョーカーズ] (6)
クリーチャー:ジョーカーズ 7000
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃でき、バトルゾーンにある自分の他のジョーカーズ1枚につきシールドをさらに1つブレイクする。
《ジョリー・ザ・ジョニー》とは毛色のことなるフィニッシャー。500系新幹線電車がモチーフ。
ジョリー・ザ・ジョニーと異なり場に他の仲間がいなければならないが、《ヤッタレマン》で軽減したり《パーリ騎士》でマナブーストすることで早く呼び出しつつ、さくっと数打点かさ増しできる。
付録&デッキ付属という手に入れやすさもポイントであり、普通にデッキ買えば環境取れると話題のカード。
ただしブロックには注意。

アニメでは序盤ジョニーの方が切り札として推されていたため、長らく出番がなかった。


超ド級 テンクウオー SR 無色[ジョーカーズ] (6)
NEOクリーチャー:ジョーカーズ 6000
NEO進化:自分のジョーカーズ・クリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札からジョーカーズを2枚、捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップする。
ジョーの新たな切り札。ダンガンオー共々、スーパー戦隊シリーズのロボにいそうなネーミングである。
攻撃時に手札を2枚捨てる事で、アンタップ出来る。NEOクリーチャーであるため、場の状況に応じて非進化・進化クリーチャーとして使い分けられる。
手札が大量にあれば擬似無限攻撃が行える。《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》や《ヘルコプ太》で大量に手札を確保した上で一気にダイレクトアタックへと繋げたい。

ちなみに、デザイン的に進化前の姿であると思われる《ヘルコプ太》は能力的にシナジーし、マナコスト的にも繋げやすいので相性は抜群である。
なお、アンタップするタイミングの都合上S・トリガーで発動されたスパーク系呪文等による強制タップは防げない。


バッテン親父 UC 無色[ジョーカーズ] (4)
クリーチャー:ジョーカーズ 3000
クリーチャーが自分を攻撃する時、このクリーチャーをタップしてその攻撃を中止してもよい。
逆ガードマンとでもいうべき擬似ブロッカー。自分への攻撃だけ防げる。
無色単では貴重な防御札である。
展開の都合か、真っ先に除去される事が多く能力を発動する機会は非常に少ない。


ヤッタレマン C 無色[ジョーカーズ] (2)
クリーチャー:ジョーカーズ 2000
自分のジョーカーズを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
ジョーカーズ版一撃奪取ともいえるが恒久的かつP2000はでかい。その代わり「文明」ジョーカーズを意識したためか、
《戦慄のプレリュード》や《ゼロ・ルピア》といった無色サポートと異なり下限が1にされる点は注意。
同じ弾の「一番隊」サイクルと同じ効果であるがジョーが作ったためか《一番隊 ヤッタレマン》とはならない。

なおアニメ版《ヤッタレマン Joe》はあまりにチートすぎたために流石に出ないだろうと思われる。
なんであんなの入っててキラに勝てないんだ…?

地味に《The ラー漢》と同じく最軽量ジョーカーズ。ニヤリー・ゲットを2t目に撃てるよ!

洋品店『しまむら』にてデュエマとのコラボTシャツを購入すると、アルトアート版が貰える。


洗脳センノー R 無色[ジョーカーズ] (3)
クリーチャー:ジョーカーズ 4000
相手は、自身のターン中、召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出せない。

親父&おじさん&師匠メタ。革命チェンジや侵略に大幅にぶっ刺さる。
相手ターン中しか踏み倒しを防げないが、三マナ無色で自ターンも対応してたらただのぶっ壊れである。
特にジョーカーズ登場時点ではTier1に【モルネクバスター】というデッキがあるためセンノーは欠かせない。

能力が強すぎるためか、アニメ版では登場の翌年まで出番がなかったうえに結局デュエルでは使われなかった。


ジョット・ガン・ジョラゴン MAS 無色[ジョーカーズ] (7)
クリーチャー:マスター・ドラゴン/ジョーカーズ 11000
このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻し、その数だけ、召喚コストを1少なくしてもよい。
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。

アニメデュエル・マスターズ!の切札ジョーの新たな切札にして、憧れのドラゴンを遂に具現化。
バトルゾーンからジョーカーズを任意の数手札に戻すことで召喚コストを自前で軽減できる(この時、ヤッタレマンを戻したとしてもヤッタレマンの能力+自身の軽減能力で減らせる。ただし、ヤッタレマンの制約によりコストが0以下になることはないので注意)、スピードアタッカーW・ブレイカーと奇襲性が高い。
アタックトリガーで1ドローして1枚手札を捨てる一見地味な能力だが、専用能力として手札からジョーカーズを捨てた時、そのジョーカーズのcip能力を一つ使える『ジョラゴン・ビッグ1』を誘発させることができる。まさにジョーカーズを弾丸のように臨機応変に使える能力であり、《ジョラゴン》以外のカードで自分が手札を捨てた時や、相手によって手札が捨てられた時も『ジョラゴン・ビッグ1』が発動する。おまけに捨てたジョーカーズ1枚につき1つ能力が使えて、ターン中の枚数自体には制約が無いので、場合によってはとんでもない数のジョーカーズのcipが炸裂することも。

ガヨウ神 SR 無色[ジョーカーズ] (5)
クリーチャー:ジョーカーズ/スペシャルズ 4000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、カードを2枚引く。その後、ジョーカーズを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。

ジョーカーズの新たなドローソース。条件付きとは言え、最大3枚ドローすることが可能。それに加えて手札からジョーカーズを1枚捨てるので、上記の《ジョラゴン》とは相性が抜群である。1BOX買えば絶対に1枚出てくる《ジョラゴン》とは異なり《ガヨウ神》はSRで必然的に封入率が低くく、DMRP-05どころか、子供達が応募デザイン元であるスペシャルズの中でもぶっちぎりの高価カードである。
同じくコスト5のドロー&ディスカードを持った《龍装者 スペレート》と比べると、いかにムートピアが冷遇されているかジョーカーズが優秀かがお分かりになるだろう。




画像出典:アニメ『デュエル・マスターズ』第42話「決闘決着!正義と友ジョーの狭間で…」
TM and(C)2017, Wizards of the Coast,Shogakukan,Mitsui/Kids,ShoPro,TV TOKYO
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最終更新:2024年02月12日 09:27
添付ファイル

*1 後にリースカラーになるが

*2 これはジョーが毎食とおやつの大量のカレーパンに飽き飽きしているため。それでも母親であるるるのことを気遣ってちゃんと食している。