ガンダムブレイカー3

登録日:2017/3/31 (曜日) 21:30:00
更新日:2024/03/04 Mon 22:38:51
所要時間:約 10 分で読めます





ガンダムブレイカー3とは、PlayStation4PlayStation Vitaで発売されたアクションゲーム。
前作、ガンダムブレイカー2の正当進化にして前2作の集大成とも言える作品となった。


あらすじ


(公式サイトより抜粋)

宇宙エレベーターが完成して1年。
とあるゲームセンターで遊んでいる君は、ミサという女の子と知り合う。

「我が彩渡商店街ガンプラチームに、キミをスカウトしたいんだよ!」

ミサの地元は寂れた商店街。
彼女はその彩渡(あやと)商店街を復興すべく、
ガンプラバトルチームによる宣伝活動をしている。

ミサと君は、地元の大会から全国大会までの道のりを
共に目指すことになるが…。



-前作からの変更点-

追加機体

新規プレイアブルガンプラとして20機近く(有料DLCで更に+20機)が追加された。
これだけだと1→2の大幅増に比べると少ないように感じるが…

ビルダーズパーツ

ガンプラに本来設定されていないフリーのパーツを付与することが可能になった。基本的に作中で使われていたサブ装備などが対象で、V字アンテナやブレードアンテナのような見た目(と基本性能)のみ変化するものから、追加武装まで多種多様なものが存在する。トランザムなどの特定のEXアクションが使用可能になるものも(パーツ制限開放で無用となるが)。
本作におけるガンプラパーツと異なり、一度入手すればなくなることはなくいくらでも使える。
各ガンプラパーツごとに設置できる箇所が決まっており、パーツによっては1か所にしかつけられなかったり逆にやたらつける箇所があったりと様々。なお、同じ場所にもつけられる。
しかし、それ以外ではサイズを変更したり細かいXYZ軸の移動・回転調整ができたりと自由度が高い。パーツに接触しようが埋まろうがエラーにはならないので、凄まじい外見にすることも可能。
また、サブパーツだからと言って決してメイン武器に劣る訳ではなく、装着した個所のレベルに応じて威力が上昇する他、機体系の全パーツに性能向上のアビリティを付与できるため、突き詰めればメインよりも強力になる。
パーツによっては「何でそこにそんなパーツが付く?!」と思わざるを得ないケースも。何なら股間にメガ粒子砲でもつけるといい。
ただし、合計7個までしかセットできないので大抵の場合は足りなくなるのがネック。せめて外見用のパーツは性能向上無しでいいから別枠がよかった。
武器系パーツは同じ種類のものはすべて同じオプション兵装として扱われ、その兵装使用時に同一パーツ全てで攻撃が行われる。21個のファンネルが周囲を飛び回り、機体の周りに整列する様は畏怖を感じかねない。
というか、誰だ。DLCだからってドラゴンガンダムの前腕パーツを火炎放射器として別途用意した挙句、顔や胴体に装着可能にしようとか言い出した奴は。コックピットを尻に装着可能にした奴も相当だが。

バウンティハンターモード

自分のガンプラを賞金首として登録し、他のプレイヤー達と間接的に対戦させることが可能となった。
GP稼ぎにおいても効率が良いし、色々な機体を見られるので定期的に足を運んで損はない。

SDガンダム

騎士ガンダムやコマンドガンダムといったSDガンダムを御伴(NPC)として随伴させることが可能となった。これにより、攻撃内容も変化する。
プレイヤー機のような自由なカスタマイズは出来ないが、塗装の変更は可能。
また、SDガンダムを使い続けるとそれらの技をプレイヤー機が使えるようになる。

パーツ関係の変更点

  • パーツ毎のLV設定がなくなり、全てのパーツが同じ性能になった。なので、完全趣味の外見を構築できる(武器は挙動やらに特色がある)。
  • 各機体やその部位に合った特性が「固有アビリティ」として存在するが、合成によって別のパーツに移すことが可能。PS装甲とヤタノカガミとナノスキンを装備したザクIIなど、常軌を逸した構成もできる。
  • 他にも汎用アビリティというものもあり、同種の効果を重ねることでどんどん累積していく。上限値は固有アビリティよりもかなり高く設定されているため、時間とGPがかかるがこちらを育てた方が強力になる。
  • 同じパーツを複数個持てるようになった(が、逆に荷物整理が非常に面倒になってしまった…)。合わせて、パーツが増えてくるとパーツカテゴリの切り替えに時間がかかる場合も。
  • 武器のモーション(サーベルが通常か刺突剣か等)が入手時にランダムで決定されるようになった。
  • CADを使用した合成がなくなり、二つのパーツを組み合わせて別のパーツへと変換する派生合成が可能になった。
  • 武器に通常の攻撃力の他、炎属性や氷属性の追加ダメージが付与するようになった。合わせて、それによって炎上などのバッドステータスも確率で付与される(なお、DLCでこれらを自由に付与できるエレメントスフィアが入手可能。DLCを持っていなくとも持っているプレイヤーとのマルチで入手可)。
  • EXアクション、バーストアクションを使いこむと、パーツ制限が解除されるようになった。ガンタンクでシャイニングフィンガーを決めたりザクIIでツインサテライトキャノンを撃ったりも可能。ただし、ガイドレーザーなどの演出は省かれる。
  • とうとう人型じゃない機体のパーツが登場した。風雲再起の首から上と下がそれぞれ頭部・脚として使用可能で、半獣人ロボもしくは妙に長い首の中間から腕やら羽やらが生えた珍妙な馬らしき何かを作成可能。*1

ペイントの変更点

  • PS4/Vita本体のスクリーンショットに対応した。
  • 汚しやメッキ、ダメージ塗装が可能になった。背景が映らんばかりに輝かせることもできる。
  • 覚醒時のポーズを変更できるようになった。

マップギミックの変更点

  • 水中ステージ、ジャマーといった2で不評だったギミックは廃止された。宇宙空間はステージごと不採用に。
  • 普通のガンプラだけでなく、(作中の他のファイターが作成した)オリジナル機体が乱入してくるようになった。
  • 1度クリアしたステージは僚機を設計図から選択することが可能になった。ただし、EXアクションなどは一部しか使ってくれない。

DLC

DLC第1弾でシリーズ初のオリジナル機体である「ブレイク・ディアス」と「百式J(イェーガー)」が、
更に第2弾以降は多数の追加機体やビルダーズパーツが入手可能となる(第2~5弾は1000円、第6弾は1500円。
以前はまとめて5000円で購入可能なシーズンパスがあったが現在は購入不可。また、後に発売されたDL版は全DLC同梱のDC版もあり)
価格に関して高いと思うか適切だと思うかは個々人の判断によるが、やり込むつもりなら買ってもいいだろう。
入手可能な既存MSとしては、バルバトス第6形態やキマリス、イージスなどがある。

ネタ枠として、ボールが登場。機体としてはキャノン砲(頭部)とボール(胴体)が特定の機体撃破で入手できるほか、合成によってボール(頭部)とボール(脚部)が入手できる。
言っている意味が分からないと思うが言葉の通りなのである。つまり、頭部の代わりにキャノン砲(もちろんカメラなど無い)やボールそのものを装着できる。脚部も同様。
そして、それらは胴体としてのボールと競合しないので、ボール3段重ねという珍兵器も創造可能。元々がMSの2/3のサイズなので、縦横ともに無駄にでかい。

ストーリー

今作では2の仮想戦記から1(やビルドファイターズ的な)ガンプラバトルストーリーに戻った。
ストーリーの評価は歴代でも屈指の高さ。特に「アップルパイ」のくだりは最早伝説である。

ショップ店員

今作ではミサが担当……というより、演出的には一緒に買い物している感じ。へぇ、デートかよ。
画面から退かす事もできるが、何度も退かす呼び戻すを繰り返すと機嫌を損ねて出てこなくなる(一度ショップから出ればリセットされる)。
また、ストーリーを進めると一時的にいなくなる。


用語

ガンプラバトル

自分で作ったガンプラを戦わせるお馴染みのゲーム。
本作では、ガンプラバトルシミュレーターで読み込んだ機体をコンピューター上で戦わせる、ビギニングGと同じ方式を採用。
多数のレギュレーションが存在し、基本となるのはNPC部隊や乱入してくるライバルを蹴散らしながらステージ最奥を目指す「遭遇戦」。
自軍のコアを襲撃から守った後に敵のコアの破壊に向かう「コアアサルト」、フィールド内に点在するモノリスを破壊する「モノリスデモリッション」、敵プレイヤーとの戦闘がメインのバトルロイヤルといったパターンがある。
1チームで使用できる機体数には制限があり、HG、MGは4機、PGは2機、大型MAは1機が上限。

彩渡商店街

ミサの模型店も店を構える商店街。「サイト」ではなく「あやと」が正式名称。
駅前に出来たタイムズユニバース百貨店に客を取られ、すっかり寂れてしまっている。
現在は肉屋、玩具店、居酒屋の3軒のみ。

タイムズユニバース社

外資系の巨大企業。
百貨店経営から宇宙開発まで、多種多様な事業を手掛ける。

ハイムロボティクス

ロボット開発企業。地元ではそれなりの知名度を持つ。
名前の元ネタは恐らくアナハイム・エレクトロニクス社

佐成メカニクス

ハイムロボティクスのライバル企業。
こちらは恐らくサナリィが元ネタ。

OATS

正式名称は「沖縄宇宙飛行士訓練学校」。*2
読んで時の如く宇宙飛行士を育成する学校だが、卒業しても実際に宇宙飛行士になれるのは一握りの模様。

小料理屋みやこ

綾渡商店街の居酒屋。その名の通りミヤコが経営している。
商店街唯一の繁盛店のようで、綾渡商店街ガンプラチームの打ち上げ会場としてよく利用される。
ちなみに、上記の肉屋が潰れないのはここのおかげ。

PG

パーフェクトグレード。現実にも存在する、1/60サイズの高額、高品質なガンプラ。
上述の機体数制限をかけられていることからも分かる通り、ガンプラバトルにおいてはHG、MG機体とは比べ物にならないほど強力な存在である。
何倍ものサイズがある上にひるまないのだから、こんなのが無制限に投入されたら間違いなく死ぬ。
また、作中においてはア・バオア・クーやアルビオンまでPG化されており、サイズ(と恐らく値段も)が規格外すぎるので注文すると問屋から確認の連絡が入る*3

ガンダム

お台場にあったアレ。
ハイムロボティクスの元で管理されていたのだが、カドマツらガノタ社員共の手によって宇宙空間で作業ができる有人機に改装されている。気密もばっちり。
流石にビームサーベルはないが、代わりに作業用としてチェーンソータイプの剣が装備されている。
宇宙空間を漂流する羽目になりかけた主人公らを助けるためにロケットで射出されたのだが、DLCにてそのまま宇宙空間に置いたままだったことが判明した。
DLCでは、30年後には自家用が発売される程度に一般化された(価格は不明)。ザクもある。ただし、免許が必要である。

登場人物

主人公

プレイヤーの分身。設定上は男性。
ゲームセンターで遊んでいたところをミサにスカウトされ、チームに勧誘されるところから物語が始まる。
立ち絵もセリフも無い無口タイプの主人公なため、人となりは推測し辛いが、ガンプラバトルに関しては初心者ないし未経験者らしい描写がある。そして世間の話題に疎い。
……が、そこは主人公。ごく一部のエースのみが使える覚醒を使いこなすなど才覚は豊かで、その上そこから更にめきめきと成長していくガンプラバトルの天才なのであった(少なくとも同一世界であるモバイル版の主人公と比較すれば才能と経験は圧倒的にこちらが上)。

『バトローグ』ではナギツジ・タクマ(CV:野津山幸宏)として登場。
本編後という事もあり、名実共に「最強」の名を欲しいままにする某チャンプ並の公式チート極めて優秀なファイターとして描かれている。
モバイル版のイベントではカドマツが知り合いから渡されたプログラムによるデータの再現体が登場。モバイルの主人公含めた主要キャラ5名とミサ(ゲーム本編よりも腕が鈍った状態でアザレアも使ってない)を合わせた6名と対峙し、全員を同時に相手にしながら撃破している。更にこの再現体は覚醒も使えない仕様で、それ抜きでも素の強さも本物よりも劣化している。
つまり本物は再現体すら軽く凌駕する実力を備えている事になる。

『バトローグ』の物語冒頭時点ではガンプラバトルのために渡米しているが……。
使用ガンプラはダブルオークアンタにコマンドガンダムの要素をプラスしたオリジナル機体「ガンダムダブルオーコマンドクアンタ」。
ファンの間では「SDガンダム要素を組み込んでいるのはロボ太をイメージしているためでは?」と推測されている。

なお上記の通りゲームではプレイヤーの分身故に容姿の設定がなかったため、アニメで「銀髪」「褐色肌」「ファー付きジャケット」という割と尖ったビジュアルのイケメンとして描かれた際にはネット上で「俺ってこんな感じのイケメンだったのか……」と呟くプレイヤー達が散見された。
「タクマ」という名前や容姿にはあんまりな内容からサイレント打ち切りになった漫画版の影響を指摘する声もあるが、公式には特に言及されていない。

サツキノ・ミサ(CV:井口裕香

本作のヒロイン。彩渡商店街にある模型店の一人娘。
ゲーム本編中では単に「ミサ」表記であり、名字は「ガンダムブレイカーモバイル」にて公開された。
彩渡商店街復興のためにガンプラチームを結成し、主人公を勧誘する。
凄まじい絶壁ぶりであり、それを指摘されるとマジギレする。
主人公に対しては好意を持っているようで、頻繁に弄られるが、進展は特にない。
僚機のバーストアクションやEXアクションを使う際には「トランザム!」「月光蝶である!」などそれぞれに対応した台詞を喋ってくれる。
また今回のショップ店員役としても現れ、退けたり呼んだりを繰り返すと台詞が変化していく…。

使用ガンプラはアカツキをベースにした「アザレア」シリーズ。
ストーリーが進むにつれて徐々に改良され、名前も「アザレア〇〇」といった形で変わっていく。色からして最初からロストしているアカツキ要素が、カスタムの度に消えていくのは内緒
『バトローグ』ではゴッドガンダムをベースに「ゴッドガンダムの兄弟機」という想定でカスタムした新機体「ブレイジングガンダム」を使用。
原型に比べ高機動戦闘に比重を置いており、軽量化や足技を重視したカスタムが施されている。

カドマツ(CV:杉田智和

ハイムロボティクスに勤める研究者。
ガンプラバトルのサポートエンジニアもやっており、地方大会で敗れたのを契機に主人公やミサ達のチームに参加する。
SDガンダム世代のようで、着メロが「大決戦!」だったりする。

ロボ太(CV:松本保典

カドマツが創ったトイボット(玩具用ロボット)。ある意味本作の真の主人公。
諸事情からトイボット本体にはスピーカーが内蔵されてないため現実世界で喋ることはないが、ガンプラバトル中だけはシミュレーターのスピーカーに接続して喋ることができる。*4
自らプログラムを更新し、学習、成長するように作られている。また、ガンプラサイズではなく子供程度の身長があり、ガンプラも作れる。
見た目も声もどう見ても騎士ガンダムそのものであり、カドマツが製作した騎士ガンダム物語の再現ステージではノリノリで騎士ガンダムを演じた。
ストーリー上の使用ガンプラは騎士ガンダム、フルアーマー騎士ガンダム、バーサル騎士ガンダム、騎士スペリオルドラゴン。
システム的にはSDガンダム全般を彼が担当しており、武者頑駄無や騎士ユニコーン、果ては殺駆頭なども選択可能。松本ボイスで必殺技も叫んでくれる。
DLCによると、よくミサに店番やら宿題やらを手伝わされている様子。また、その安直ともいえる名前はとても気に入っていることが分かる。
とはいえどうにもこのような頭の良さはイレギュラーらしく、実際にカドマツも「分類的にはおもちゃに該当する為、人格を持つことによりその持ち主が感情移入しすぎて不利益を被る、例えば『友達』となったおもちゃを救おうとして子供が事故にあう可能性も生まれる(意訳)」という事で彼の記憶をリセットしようとする。
しかしこのロボ太、人(?)格的にはかなり大人であり「この人格のせいで被害が出るのなら消去してもらっても構わない」と言い張るほど*5
心身共にまさしく騎士ガンダム!…というわけではなく、ちょっぴり茶目っ気もあったりする。

ウィル(CV:鈴木達央)

外資系企業「タイムズユニバース」の若き経営者。
以前はガンプラファイターだったが、ある事情から一線を退いており、主人公達の戦いを見て再び姿を現す。
斜に構えた態度をしているが、根は厨二病。
ストーリーが進むに連れ、実力を上げたミサ達を認める、特に主人公とはライバル関係にあるシーンも見られる。
DLCではドロシーに「嗜虐心をそそられるというか、時々殴りたくなる」などと言われた(ミサも納得の様子)。
使用ガンプラは百式J(イェーガー)、アストレイ系をベースとしたガンダムセレネス。
非常に嫌味な言動を続けるのにいざ戦うとなるとこいつにトドメが刺せなかった事が本作の数少ない欠点として上げられていたが、DLCを導入することで遂に彼を倒すことが可能となった(一応ゲーム本編クリア時に出現するトロフィーから、決勝戦は主人公が勝利している事が分かる)。尤もかなりの実力者なのは間違いないが。

ドロシー(CV:末柄里恵)

ウィルのメイド。業務時間は守るタイプであり、物腰は丁寧ながら非常にマイペース。
一応ウィルに従ってはいるが、たまに彼の精神を抉るような発言をする。
本編最終決戦では彼女の出した「ある物」が事態を打開する切っ掛けに。

ミスターガンプラ(CV:小西克幸

世界初のプロガンプラファイター。8年前に突如引退し、現在は解説などを行なっている。マイクを持つときは小指を立てたりする。
口癖は「君もファイターなら分かるはずだ」
アフロはカツラであり、これを譲れる相手を探している様子。ウィルには丁重に断られた。
前作の仕方ねぇんだおじさんとは関係ない。
使用ガンプラはブレイク・ディアスと名称不明の赤いガンプラ(ケンプファーがベースと思われる)。

モチヅキ(CV:阿澄佳奈

佐成メカニクスのエンジニア。
見た目はどう見ても幼女だが実際はミサらの倍は生きている。ただ、少なくとも肌などは若々しい様子。
カドマツのことが好きなようだが、進展する気配ゼロ。

ウルチ(CV:小清水亜美

佐成メカニクスのエンジニアでモチヅキの部下。
ボーイッシュな容姿と気の抜けたような話し方だが、バトルになると真剣になる。

イラト婆さん(CV:鈴木れい子)

ミサ(と主人公)の行きつけのゲーセン「AMUSEMENT IRATO GAME PARK」の店主。店名はゲーム開始直後のイベントCGなどでちょろっと出てくる。
金の亡者であり、純真な子供達から金をむしり取ることしか考えていない。
DLCミッションでスクランブルガンダムが消失した際は稼げなくなるショックで失神した。元々無料でインストールされたものだったのだが…。
モバイルでは「ガンプラバトルの聖地」として有名な模様。
とはいえ下記のインフォちゃんがウィルスで暴走し多大な被害を出しても廃棄処分になどせずに使い続けたり、商店街のみんなにゲーセンを打ち上げ会場の場として貸し出したりと完全に人間としての情が無いわけではない。

インフォちゃん(CV:悠木碧

イラト婆さんのゲーセンで働いているワークボット(業務用ロボット)。
コンピューターウイルスの影響で暴走した際はゲーセンの壁に穴を開けた。インフォちゃん自体は無傷。
貧乳に対して異様に厳しい。コンピューターウィルスの影響かと思ったらそうでもなかった。

「アップルパイにはリンゴが入ってるけど、ペチャパイには何が入ってるのかなー?」
ミサ「何も入ってねえんだよォォォ!!!」

なおDLCでもマスターであるイラトに割りと酷いこと言ってたりする。

ツキミ (CV:石川界人)

OATSの訓練生。ミソラと共にジャパンカップに参加し、ツアーでは主人公とも組む。
使用ガンプラは近接戦闘特化のエンファンスドデファンス。

ミソラ(CV:大西沙織)

OATSの訓練生。ツキミとは幼馴染。
使用ガンプラは遠距離重視のガンティライユ。

ロクト(CV:新垣樽助)

ロケット製造会社「鹿児島ロケット」の現役宇宙飛行士。ORTS出身
ガンプラファイターとしての腕もよく、一人でツキミ&ミソラの連携攻撃を防ぎ切り、アメリカでの大会では決勝戦でミサと激闘の末に優勝するほどである。

ユウイチ(CV:川田紳司)

ミサの父で、模型店の店長。
娘の色恋沙汰には寛容な様子。キスを賭ける羽目になった際も平常運転で、マチオに突っ込まれた。
初代ガンダムブレイカーの舞台となったガンダムグレートフロントに参加していた古参ファイターでもあり、覚醒も使える。ただし、当時は子供だったので最終ステージまではいけなかった。
DLCにて僚機として参戦、使用ガンプラはガンダムゼピュロス。

マチオ(CV:金光宣明)

商店街の肉屋。ミヤコの店に肉を卸しているおかげで店がなんとかもっている。
ユウイチ同様、かつてガンダムグレートフロントに参加した一人。親に内緒で行ったので帰ったら父に殴られたらしい。
DLCにて僚機として参戦、使用ガンプラは猛烈號。

ミヤコ(CV:椎名へきる)

小料理屋みやこの店主。
ユウイチ同様(ry。やっぱり親には内緒だったらしい。
DLCにて僚機として参戦、使用ガンプラはジェスタ・コマンドカスタム。

カマセ(CV:高梨謙吾)

ミサの元チームメイト。プロのファイターを目指している。タウンカップ決勝にてPG機体で出撃するが…。
扱いは名前からお察しください。

ナジール(CV:小野坂昌也)

DLCの新規キャラクター。イラトばあさんのゲーセンにスクランブルガンダムを無断でインストールする等、暗躍を続ける。
正体は某産油国の王族であり、その真意は宇宙エレベーターの登場で石油産業が衰退するのを止めるためであった。*6
彼の行動は正直暴走も良いところであるが、本音の所では自分の国民の為だけを思って動いている他、「無関係な人たちを巻き込みたくない」と再三忠告している等、まさしく王の器に相応しい男であった。
使用ガンプラはTR-6。当時はまだキット化されていなかったためサプライズ参戦である。
中の人はガンダム的にはロウでお馴染みヤングさん。バンナム関連だとアニマス1部ゲーでも石油王を演じているが、偶然なのだろうか……。


余談

  • 発売当初は異様に敵が堅く、投げ出してしまったプレイヤーも少なくないが、現在は修正され難易度はかなり低下している。廉価版とDLCも揃っていることだし、これを機に再開してはどうだろうか。現在であればDLC全部入りのDC版がおすすめ。

  • 一方、発売当初はジュアッグの腕パーツが異様な攻撃力を誇り、ジュアッグ腕がなければやっていけないレベルであった。こちらも敵の硬さ共々アプデで修正された。

  • 過去最高クラスのアセンブリ自由度から、参戦していない機体や他作品のメカ、キャラを再現してアップロードするプレイヤーも多い。おかげでバウンティハンターの機体一覧は結構カオス。

  • 2018年6月にはギャルゲーと化したシステムを刷新した新作『New ガンダムブレイカー』が発売された。
    ……が、リアルタイムカスタムやギャルゲ要素といった数々の目玉要素が悉く不評を食らい、(ガンダム的な意味でもスラング的な意味でも)黒歴史化。
    KOTYノミネートなども重なった事で相対的に本作が再評価され、中古価格が高騰するなどの珍事が発生している。
    • ちなみに、ガンブレ恒例のPVでの「前作の不満点」リストには「敵が固い」「ジュアッグ腕」「ミサ」「アップルパイ」などの文字が…。
    • なお2020年時点での最新作の今度はガチャゲーと化した『ガンダムブレイカー モバイル』も旧作ファンからは賛否両論あり、その辺りも再評価に拍車を掛けている。
      2023年6月5日をもってのサービス終了が発表されてしまい、据え置きハードでの新作を望むファンも少なくない。
  • そしてついにガンダムブレイカー4が発表された…だけではなく 『New』の公式HPが削除 *7 されて『4』のHPへのリダイレクトが貼られた。
    「公式もNewをなかったことにしたかった」などとと言われることもあるが『4』の特典ジオラマパックにNEWのものが含まれているため、シリーズとしてはきちんと数えられているようだ。

  • 2021年10月より配信開始されるショートアニメ『ガンダムブレイカーバトローグ』にてミサとカドマツが登場。モバイルの面々と共演する。
 また、「ガンダムブレイカーモバイル」でもChapter 16以降に登場し、重要な役割を担う。
 ※「ガンダムブレイカー3」と「ガンダムブレイカーモバイル」は同一世界の同じ時間軸でDLCの一件が終わった後の設定の模様。*8


「アップルパイにはアップルが入ってるが、アニヲタWikiには何が入ってるか知ってるか?」
「おいこらカドマツぅ」
「は、追記・修正でしょうか?」
「それは後から入れるんだよぉ!」

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最終更新:2024年03月04日 22:38

*1 必須パーツの都合上、残念ながら風雲再起そのものを作ることはできない。

*2 Okinawa Astronaut Training Schoolの略と思われる。

*3 ガンダムブレイカーモバイルではこれを5隻間違って発注、確認してしまったがためにモバイル主人公たちのバイト先が倒産寸前までに追いやられたくらいの金額の模様

*4 カドマツ的には想定外だった模様。

*5 なおそう言われたカドマツは「そんな事言われたら逆に消す気がなくなるだろう」と図らずとも自分が述べた仮説通りとなってしまった

*6 本編でもニュースで触れられているように軌道上太陽光発電実験が計画されており、実際に行われてしまうと無尽蔵に莫大なエネルギーが入手可能なため石油産業に依存しているナジールの母国にとっては死活問題であった。

*7 正確には全てのリンクが削除されただけで、アドレスを直接入力すれば見ることは可能。

*8 主人公がアメリカでの試合で長期不在の他、「もう一人のメンバーも去ってしまった」ことからチーム解散を検討しているとミサが話している、カドマツの「ガンプラシミュレーターを使ってシステム内のウィルスを駆逐する」方法を主人公側も知っていて、使用している等DLC後を意識した話が出ている