World of Tanksに登場する戦車

登録日:2017/03/27 Mon 22:17:05
更新日:2022/08/19 Fri 13:00:07
所要時間:約 28 分で読めます





本項目はWorld of Tanksに登場する各国の代表的戦車の一覧である。



『アメリカ』

車両カラーはカーキ色。
圧倒的な国力を誇る大正義アメリカ合衆国に相応しく、戦車ラインナップは質・量共にソ連に勝るとも劣らない充実ぶり。

性能面では全体的に走・攻・守のいずれもが高いバランスでまとまった優等生が多く、他国戦車に比べて明確な欠点が少ない傾向にある。
そのそつないオールラウンダーぶり、また圧倒的戦車ラインナップの充実度から、ソ連と並び初心者にも強くお勧めされるツリーの一つになっている。

専用強化アイテムはケース入りコーラ。Burrrrrnp!銘柄の指定はされてないが、ケースお呼びロゴの色的には完膚なきまでにC社のコーラである。




『イギリス』
こちらを参照のこと。




『フランス』

第二次大戦ではろくに出番がなかったスケベ野郎(偏見)のツリー。カラーリングは青銅色。

史実では早々にドイツに降伏したため、他国の戦車が百花繚乱の開発競争を続けていた1941~45年の時期に開発がぴったり止まっているのだが、試作戦車・計画だけの戦車などが普通に出てくるWotではそのあたりはあまり問題にならない。
低Tier帯では戦前に開発された戦車が、中Tier帯では降伏前に計画されていた戦車が、高Tier帯では戦後戦車が登場する感じ。

性能水準としては全体的に高めにまとまっているのだが、イギリスにも勝るとも劣らぬ個性派が多い上に、「同じルート内でも開発するごとに使い勝手がまったく変わる」というケースが異常に多いのが困りもの。
この辺りは実戦で練り上げられた戦車ではなく、計画段階の戦車がそのまま登場するが故か。

また低~中tier帯では乗員が非常に少ないのも泣き所で、乗員の育成がやりにくい上に、乗員負傷時の戦力低下が半端ない。
車長(兼砲手・兼通信手・兼装填手)+操縦手という過労死必至の社畜戦車などは、どちらか一人がやられると戦力ダウンどころの話ではない。

強化アイテムはフランスだからエロ本かと思いきや(偏見)そんなこともなく、フランス名物の濃いコーヒー。名前には反映されてないが、小さなクロワッサンもついている。





『中国』

基本的には中国共産党側(国旗も共産党マーク)なのだが、一部に国民党戦車も存在する。国共合作か?カラーリングは人民服色(薄い緑)。

「え?第二次大戦時の中国って戦車開発できるようなレベルじゃないだろ?」と疑問に思うかもしれないが、その通りである。
中国ツリーはそのほとんど、特に中~tier帯のほぼすべてが輸入戦車・鹵獲戦車で構成されている。流石と言わざるを得ない。チハたんもWotで初登場したのは実はこちらのツリー。

ゲーム的に言えば他国のツリーに登場する戦車をそのまま流用しているものが多いが、性能、特に足回りと砲などに改修(微調整)を受けているケースが多い。
全体的に火力・速度性能がオリジナルより増強されている反面、運動性・砲精度などが目だって低下している傾向がある。
俯角も顕著に悪化しており、「強くはなったが、不器用になった」という感じのものが多い。このあたりはソ連戦車の特徴をより極端にした感じか。
また装甲は基本据え置きだが、エンジンが中国らしく炎上しやすくなっていることが多い。というかエンジン以外にもモジュールの耐久力が全体的に低く、砲弾が貫通するとだいたいなにがしか壊れる。
これは高tierの自国製戦車になってもおおむね共通する、中国戦車全体の特徴になっている。

ちなみに中国は法律によって他国と同一のサーバーにつなげないため、中国国内専用の運営会社がサービス提供を行っており、中国国内でしか使えない課金戦車が結構あるようだが、当然マッチングに登場することはない。

強化アイテムは世界三大美食である中華料理の国なのに、なぜか「改良型戦闘糧食」という無味乾燥なもの(でもアイコンはお肉がゴロゴロしてる感じでけっこうおいしそう。叉焼?排骨?)。
しかし当時の人民解放軍に、パッケージングされた戦闘糧食なんてあったのか?



『チェコスロバキア』

専用カラーは薄い茶色。ドイツのアイドルへったんの母国でもある。
ドイツに併合され、その保護国として第二次大戦を戦ったチェコスロバキアだが、ソ連戦車が普通に入ってくる中国ツリーと異なり、ドイツの戦車はあまり入ってこない。

ラインは完全に一本線で、軽戦車から始まり途中で中戦車に移行し、そのままtier10までいくことになる。
戦車の特徴としては、何と言ってもオートローダーの本場であること。
この為瞬間火力が極めて高く、高い機動性と相まって「蝶のように舞い、蜂のように指せ!」と言わんばかりの素敵な戦いが可能な戦車が多い。
反面、装甲が日本車ばりにペラペラな上に、弾薬庫が車体の前にあるために誘爆しやすい戦車が多く、数値以上に防御面は脆い。

ラインが1本しかないこともあって、全体的に似たような傾向の性能を持つ戦車が多く、乗り代わりにも(プレイヤー・乗員双方が)スムーズに対応できるというのも利点。

強化アイテムはブフテルン。ブフテルンってなんぞ?こんなお菓子らしいです。 →外部リンク



『スウェーデン』

2016年12月に追加された。専用カラーは目に優しい若葉色。
スウェーデンは第二次大戦では中立を貫いて戦わなかったため知名度は低いが、実はソ連やドイツに劣らない高性能戦車を作り出していた戦車大国でもある。

そのため、新顔にも拘わらず軽戦車→中戦車→重戦車と変化していくルートと、駆逐戦車ルートの2本が用意されており、これは先輩であるチェコスロバキアの2倍、日本とほぼ同じボリュームである。

そのツリーの最大の魅力は、何と言っても最強クラスのハルダウン適正にある。ハルダウンとは上り坂の頂上(稜線)から車体の前半分だけを出して射撃する戦法で、全面投影面積を限りなく小さくすることができる、Wotにおける射撃戦において大いに有利なスタイルである。
これは全ツリー中ぶっちぎりで最強を誇る俯角によるところが大きいが、さらには機動性や隠ぺい性も良好なため、とにかく地形を利用した戦闘に関しては他国戦車の追随を許さないものがある。
一方で装甲やHPなどの耐久面は最低水準なので、むしろ地形を利用しなければ生き残れないという言い方もできる。芋砂特化という言い方もできる。

強化アイテムはコーヒー&シナモンパン。シナモンパンは多分スウェーデン語でいうところのカネールブッレ、つまり日本で言うところのシナモンロールだと思われる。実はスウェーデン発祥のお菓子だったらしい。

『ポーランド』

tier4までは軽戦車のみの共通、tier5から中戦車→重戦車に進むツリーと、そのまま中戦車を開発するツリーに分岐する。
一部の戦車(というか現状tier10中戦車のCS-63のみ)には「ターボモード」と呼ばれる高速移動モードが実装された。

専用カラーはパンとスマレッツ。


『イタリア』
現状ツリーは1本、そして中戦車止まりで重戦車は存在しない。
tier7中戦車のP.44 Panteraから、独特のオートリローダー砲になるので、その癖に慣れるのに苦労する。
専用カラーはサンドイエロー。

強化アイテムはミートソース・スパゲティ。やはりパスタか…


追記:修正求む。
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最終更新:2022年08月19日 13:00

*1 視界はT4軽戦車2位、無線範囲はT4軽戦車1位タイ。

*2 2020/10/22WOTINFO調べ。

*3 全サーバー通算値、アジア鯖限定だと最下位。

*4 2020/10/22WOTINFO調べ。

*5 意味通りに取れば自動装填装置だが、Wotにおいてはより狭義の、一度に複数の弾丸を装填して連射できるマガジン式砲のことを指す

*6 つまり「重戦車や史実第2世代主力戦車より活躍する」という事、全戦車合計でも4位に居る。