偵察戦力緊急展開!「光」作戦(艦隊これくしょん)

登録日:2017/02/18 (土) 09:48:39
更新日:2023/09/19 Tue 22:09:01
所要時間:約 18 分で読めます







艦隊これくしょん -艦これ-の2017年冬、2月に開催の期間限定イベント。
期間は2/11から開始、2/28に終了した。後述の通り、後半海域解放の際のオンメンテがずれ込んだものの、ゲーム自体は止まらなかったためか特に延長はなかった。

いつも混乱が起こるメンテナンスは、11日のものは比較的すんなりいったものの、
後半海域解放の12日のオンメンテが、夕方完了予定からずれこんで夜中に延期された。

前回の中規模(大嘘)の後、事前予告では今回は小規模。
実際、海域数は3つまで。

なお、開催期間中は2月なので、艦娘側は恒例のバレンタインボイス・グラフィックである。


元ネタは、史実でのウルシー泊地への攻撃計画。
そのための準備に、トラック島への伊号潜水艦による、艦上偵察機彩雲の輸送が行われた。
公式ツイッターでも、イベント前から乙・甲作戦では複数の彩雲を準備するように通達されていた。

なお史実ではその後の泊地攻撃は、1945年の終戦を迎えたために、準備だけで実際には行われなかった。
また、これ以前に第二次「丹」作戦が行われ、本イベントE1のABである鹿屋基地から陸上攻撃機「銀河」が二式大艇の先導でウルシー泊地へ特攻・空母ランドルフに損傷を与えている。
イベント直前のランカー報酬が「銀河」だったのは恐らくこれが由来。
勿論、今回のイベントでは鹿屋から3000㎞近く離れたウルシーへ片道切符で特攻するのではなく、トラックの航空基地からの発進なのでご安心を。
後に16000㎞以上の距離の大遠征を行い、最終海域で2000㎞以上を突貫することになったイベントが出てくるけどな!

なお、この彩雲輸送作戦に付随するものとして、イベント前のランカー報酬として瑞雲(六三一空)が配布されており、機体がオレンジの塗装を施されているのは史実で晴嵐の練習機として使われたから。
これが配備された部隊である第一潜水隊は元々パナマ運河を爆撃する予定だったが、既に本土周辺を正規空母10隻以上が闊歩している上に
「パナマ運河のある西海岸まで行く為の燃料も無ければ、遥か後方の要所であるパナマ運河を今更爆撃しても戦略的利点もない」と判断され廃案となった。
この作戦の代替となったのが今回のイベントのモチーフである「光作戦」と、終戦に伴い中止となった米軍前線基地のウルシー環礁奇襲爆撃を目的とした「嵐作戦」であり、
このランカー報酬を見た提督達の間では「もしや運河を爆撃しにいくのか?」という憶測も飛び交っていたが、結果的に否定された。
運河棲姫との対決はいつになるやら……

なお、今回のイベントには基地空襲がない。この為防空に意味はなく、行動半径が短く防空・邀撃が任務となる局戦の出番はほとんどない。
(行動半径4の飛燕に関しては、直掩機に付けて離島棲鬼へ向け陸攻を飛ばせるので、全くの無意味ではない)
実装時には『詫び空襲』(詳細は開設!基地航空隊を参照)呼ばわりされて不評で、演出が長い上になけなしの資材を奪い取っていく空襲の撤廃は好意的に受け止められた。
近海に敵機動部隊が跋扈しているシチュエーション的にはどう考えても不自然だったが、当然のごとく次回であっさり復活した
その代償として第三航空隊は今回のイベントでは運用できない。


他、イベント恒例の戦艦棲姫がいないインフルエンザにでもかかったか?
代わりにそれ並に厄介なモノが解放されているが…。

劇場版公開からしばらく経った後だったので「ひょっとして劇場版のアイツがラスボスになるんじゃないか」という声もあったが、
前回に引き続き特に劇場版とのコラボはなかった。

何気にコラボイベントである迎撃!霧の艦隊以外では初めて「日本が舞台」と明言されたイベントである。
正確にはMI作戦のE6や前回イベントの前段作戦も日本が舞台だったのだが、あくまで「本土」としか言われておらず、
どこぞの扶桑皇国大国の植民地「エリア11」のような『日本と似て非なる存在』『かつて日本と呼ばれていた地』という線は抜けていなかった。
ただし、礼号作戦のE-3が「日本」とは言われていなかったが「北海道東方沖」が舞台であり、輸送マップも北海道から出発していたため、正規イベントで「日本の地名」が舞台になったことはある。
海外艦娘に「日本式の改修」「Japanese Weapon」といった台詞が見られる等、暗喩こそされていたが、艦これ世界でも地名・国家としての日本は健在だという事が示されたという事になる。

運営の発表によれば、イベントの出撃突破率は最終海域でも85%に及んでおり、難易度が低いとまでは言えないが、完走する分には厳しすぎるイベント、という感はなかった。
E1は甲、E2は乙、E3は丙でクリアした提督が多かったそうであり、難易度の調整も成功していたようである。

主な新システム


補強増設装備拡大




速力高速化シナジー





出撃制限

  • 作戦部隊:E-1・E-3
  • 海上護衛部隊:E-2

札は2枚。
乙・甲の攻略でも、E-2を予備戦力で攻略すれば、E-1・E-3は全力で挑める。



新規実装艦娘


松風、伊14が海域突破報酬。
藤波、伊13はドロップ限定。

上記を見てもらうとわかるが、AL/MI作戦以来2年半ぶりに新規実装艦に海外艦がいない。



BGM

  • 舞鶴の港:海域マップ
  • 「光」作戦:E-1~E-2道中
  • トラック目指して:E-2ボス、E-3道中
  • 遥かなるウルシー泊地:E-3ボス



海域解説


今回はなんと、全ての海域で輸送ゲージが存在する。さらに戦力ゲージはE-3だけ。
ただ、E-2以外ではTP計算が従来とはかなり異なっている。
今回イベントの鍵を握るのはイベントバナーにもなっている、でち公ず もとい潜水艦艦隊。
(主にオリョクルで)鍛え上げられた潜水艦がついにメインとして牙を剥く時がやってきた。
いないならいないで攻略不可では決してないが、大活躍間違いなしである。

E-1 日本近海/七尾北湾/舞鶴湾

「光」作戦準備




E-2 小笠原諸島航路

小笠原諸島哨戒線強化




E-3 トラック泊地沖

発動!「光」作戦

開始1日後の2/12から解放。






追記修正は彩雲で双子を見つけてお願いします

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最終更新:2023年09月19日 22:09

*1 なお、改修可能な機銃も改修によって火力と雷装が上がるのだが、夜戦時には反映されない

*2 2018冬イベにて実装されたタシュケントがタービンを持参している

*3 ちなみにアーケード版は補強増設なんて代物はないためか缶およびタービンの片方だけで船速が上がる

*4 さらにあ号作戦の対象にもなっていない。

*5 夜戦では連撃なので甲標的相当のものと思われる。第一艦隊なので魚雷は打たない

*6 イベント後半では撃沈失敗しても壊のまま戻らないケースも見られ、このギミックに意味があるのかいまいち分からなくなっている