オーブオリジン(ウルトラマンオーブ)

登録日:2016/12/30 (金) 19:37:49
更新日:2024/04/10 Wed 21:08:26
所要時間:約 4 分で読めます





「これが、本当の俺だ!!」



覚醒せよ!

オ ー ブ!!


「オーブカリバー!」

画像出典:ウルトラマンオーブ(2016年7月9日~12月24日) 第17話「復活の聖剣」より
@円谷プロ、「ウルトラマンオーブ」製作委員会




俺の名はオーブ! ウルトラマンオーブ!!

銀河の光が、我を呼ぶ!



オーブオリジンとは、特撮ドラマ『ウルトラマンオーブ』に登場するウルトラマンオーブの本来の姿である。
また本項目では同時に『THE ORIGIN SAGA』に登場するウルトラマンオーブ最初期の姿オリジン・ザ・ファーストについても扱う。



【オーブオリジン】


プロフィール

身長:50m
体重:5万t


オープニングや第1話の回想部分、フュージョンアップシーンで登場していたもののシルエットで覆われ全体像は不明だったオーブ本来の姿。
ガイはこの姿になって本編で初めて自らを『ウルトラマン』と名乗っている(これ以前は「オーブ」としか名乗っていなかった)。
「オーブオリジン」という形態名であるため、他の形態に倣うなら「ウルトラマンオーブ オーブオリジン」となる。

オーブオリジンの属性は「」と「」の二つ。それにオーブカリバーの四種の属性を加えた6属性を駆使して戦う。
フュージョンアップ形態ではないものの、様々な視点でこのオーブオリジンも「二つのパワーで 闘え!ウルトラマンオーブ!!」である。

変身方法は白紙状態から復帰したオーブオリジンのウルトラフュージョンカードをリードした後、
出現したオーブカリバーのリングを回して全属性の力を開放、カリバーのトリガーを引くことでこの姿へ変身する。
劇場版ジード『つなぐぜ!願い!!』での新規変身シーンでは黒いピッチリスーツではなく普段の服装で変身を行い、
さらに後述する『THE ORIGIN SAGA』最終回のように「オーブッ!」と叫んで変身した。

変身時のBGMやオリジン専用の戦闘BGMは、ガイが吹くオーブニカのメロディそのものとなっている。
劇中では既に聞きなれたメロディが満を持して変身BGMで使用されるとなると非常に感慨深い。
また飛行ポーズは初代ウルトラマンと同じ手を正面でつけるタイプ。このタイプの飛行ポーズは実は結構珍しい(大抵は両手を広げるセブンタイプ)。
戦闘スタイルも腰を落とした姿勢をとり、肉弾戦も初代ウルトラマンのようなわりと泥臭いスタイルで行う。

オーブオリジンは力を借りているだけのフュージョンアップ形態と違い文字通りの基本形態である*1

どちらかと言えばその強さはオーブカリバーの攻撃力に依拠している部分が多く、オーブカリバーに頼らない素のスペックは極端に高いわけではない。
単純な肉弾戦である場合は中間形態に当たるサンダーブレスターの方が戦績は良い。
また、スペック自体はスペシウムゼペリオンよりも上(ただし、あちらはティガの能力で必要に応じてブーストがかけられる)だが、能力の汎用性はあちらよりも大幅に低いなど、基本形態であるがゆえの泣き所もある。
また武器持ちとしては手数・スピードともハリケーンスラッシュが上。

実際にオーブカリバーが手元から離れると極端に押され始めたり、あからさまに狼狽える姿も見せていた為に「オーブカリバーが本体」と、よく言われてしまう。
しかし、23話のジャグラーとの一騎打ちでは奮起した際にカリバーを手放した素手の状態でサンダーブレスターを圧倒したジャグラーを逆に圧倒しているため、
「オリジン」の名の通りガイの潜在能力を一番発揮しやすい姿であるとも考えられる。

ちなみに、素手での戦闘スタイルは超全集に曰く「型にはまらない荒々しい戦い」。
光と闇の力を合わせ持っていることも考えれば、サンダーブレスターが一番近いとも言える。


なお、この形態はウルトラマンオーブの本来の基本形態であるのだが、オーブ=ガイは、
108年前のマガゼットンとの戦いで近くで戦いを見守っていた少女・ナターシャが巻き込まれて行方不明になってしまったこと、
理由は不明だが必殺技のオーブスプリームカリバーの制御に失敗し、暴発の衝撃で周囲に甚大な被害が出てしまったこと、
この二つがトラウマとなり、この姿で戦うことができなくなってしまっていた。

そのためそれ以降はその戦いで手に入れたウルトラマンのウルトラフュージョンカードと以前に入手していたウルトラマンティガのカードを使い、
スペシウムゼペリオンへとフュージョンアップして戦っていた。

しかし第17話『復活の聖剣』にてナターシャの真実と己を信じる勇気を取り戻したことで、マガオロチからオーブカリバーが復活。
再びこの姿に変身が可能になった。以後はこの形態が基本形態に戻っているが、大抵の場合はフュージョンアップ形態からの二段変身をとっている。
一応、アイテムなしでもこの姿への直接変身は可能。

カリバー抜きの素の能力ではやはり各種フュージョンアップに一歩譲るものの、その反面強力無比なオーブカリバーはこの形態でしか使えないため、
それぞれの能力に特化したフュージョンアップ形態」と「オーブカリバーを使うためのオリジン」という形で使い分けている模様。
そのためか、スペックで上を行かれている場合この形態では手も足も出ないこともある。

デザインは主人公の強化形態的ポジションとはいえフュージョンアップしていないオーブ本来の姿であるためか他の形態と比べると非常にシンプル。
スペシウムゼペリオンからティガ要素を抜いた、もしくはサンダーブレスターをよりヒーローらしくしたようなデザインとなっている。
現在のオーブ全形態に存在する黒色も存在している。

「オーブの本来の姿」ということもあり、初登場以後OPでセンターを飾ったり、
オーブのメディア進出(ショーや宣伝用のスチール写真、立像など)はオーブオリジンの姿で登場するようになるなど、
放送当初の基本形態であったスペシウムゼペリオンに代わって基本形態の扱いをされるようになる。

ちなみにウルトラマンオーブに登場する形態の中で一番最初にデザインされており、
そこから派生する形で各フュージョンアップ形態及び後述するオリジン・ザ・ファーストがデザインされた。
そういう意味でもオーブのオリジンと言えるだろう。

ウルトラマンタイガ』第1話ではトライスクワッドのタイガにオーブオリジンの姿で自身の力を託す、『ウルトラマンZ』ではウルトラマンヒカリが開発したオーブのメダルがオーブオリジンと、その後のシリーズでもオーブの基本形態として扱われている。


★使用技

◇オリジウム光線
オーブオリジンが単体で放つ必殺光線。
カラータイマーの前で両手で円を作ってから十字に組んで放つ。
『ウルトラマンフュージョンファイト!』で存在が確認され、本編では最終話にて先輩ウルトラマン全員の力を借りたオーブスプリームカリバーから繋いで使用した。

◇オリジウムソーサー
21話で使用したウルトラスラッシュ系統の技。
空中を飛行しながらハイパーゼットンデスサイス・リザーバーに2発放つも、かわされてしまった。



◆オーブカリバー


画像出典:ウルトラマンオーブ Blu-ray BOX IIジャケット
Amazon商品ページより( 出典リンク

オーブオリジンが持つ
第1話冒頭のマガゼットンとの戦いでオーブが持っていた光り輝く剣の正体である。
ガイが持つ物とオーブの状態で持つものは若干形状が異なる。またステージ等では別の形態も見せている。

遥か銀河の彼方の惑星 『O-50(オーフィフティ)』にそびえ立つ「戦士の頂」においてガイに授けられた聖剣で、これによってガイはウルトラマンオーブとなった。
単体では変身アイテム以上の能力を持たず、宿っているエレメントの力によって武器として機能する。

オーブオリジンへの変身アイテムとなる他、
中央のリング「カリバーホイール」を回転させることで、オーブカリバーに宿るの4つの属性の技を操ることができる*2。これらエレメントを用いた技は、いずれも「円=O」の要素が入っている。
これは隣接してきた怪獣の牽制にも使われ、高速回転することでダメージを与える。
また、刀身にエネルギーを帯びさせて高速回転させ、打撃武器のように使うことも可能。誰が呼んだか綿あめ斬り。

かつての戦いでオーブスプリームカリバーの力を制御できず暴走してしまったため、周囲を巻き込む大爆発を起こした末砕け散ってしまっていたが、
第17話にてガイがオーブオリジンのウルトラフュージョンカードをリードした際にゼッパンドンの尾から出現し、約100年ぶりにガイの手に戻ってきた。

地球に来るまでは実物を持ち歩いていたが、ゼッパンドン戦で奪還してからはオーブオリジンのウルトラフュージョンカードに変化しており、
以後はこれをリングでリードすることで剣の状態に戻す、というプロセスを踏んでいる。

ゼッパンドンを構成するマガオロチの尾から現れたことから、この剣のモチーフは三種の神器の一つで八岐大蛇の尾から現れた天叢雲剣だと考えられている。
また引き抜いた者を選定し資格を与えたり、一度は砕け散るも再び現れるという経緯から『エクスカリバー(カリバーン)』もモチーフだと考えられている。
ガイが使用したのはエクスカリバーではなくアロンダイトだが。

他、後述する外伝作品『THE ORIGIN SAGA』に登場するオリジン・ザ・ファーストの変身アイテムでもある。




  • 通常形態
クレナイ・ガイの姿で持っている時の形態。玩具版と同じ形状で、いわゆる短剣。
変身アイテムとしての側面が強いが、クロニクルでは護身用の武器として使ったことも。

  • 大剣形態
ウルトラマンの姿で持っている時の形態。武器としては最高峰の性能を持つが、根本的な問題として重くて大きくて取回しが悪い。
このため通常の攻撃は総じて大振りになってしまい、ハイパーゼットンデスサイス戦では振り下ろしを回避された拍子に地面に深々と突き刺さって抜けなくなってしまうといういささか間抜けなシーンも。

  • 長剣形態
本編未登場の形態。ライブステージでガイが使用した時の形態で、ホイールが縮小し刀身が長く伸びている。
ジャグラーを相手に盛大なチャンバラを演じた。舞台裏ではジャグジャグ役の青柳氏が持ったことも。


◇カリバーシールド
20話にて使用した青いバリア
メトロン星人タルデのラウンドランチャーを防ぎ、そのまま押し出してタルデにぶつけて円盤との連携攻撃を破った。

◇オーブグランドカリバー
オーブカリバーを用いた必殺技。
リング部分を回して土属性の紋章の部分で止めて発動。
地面に突き立てることで、弧を描きながら地を這う2発の光線を放つ。

◇オーブフレイムカリバー
オーブカリバーを用いた必殺技。
リング部分を回して火属性の紋章の部分で止めて発動。
大きく弧を描き横に凪ぐと円状のの輪が敵を捕縛し結界状に高速回転。縦一文字に斬りつけるとその中で爆散する。
結界内で爆発されるので周囲の被害は最小限に留まる。

◇オーブウォーターカリバー
オーブカリバーを用いた必殺技。
リング部分を回して水属性の紋章の部分で止めて発動。
剣先を向ける事で大きな水柱を発生させ、閉じ込めた敵を横一文字に斬りつける。
劇中では浄化技として使用しているが、児童誌などでは他の技同様に攻撃技として紹介されていた。
これが事実ならおそらく使い分けが可能と思われる。

◇オーブウインドカリバー
オーブカリバーを用いた必殺技。
リング部分を回して風属性の紋章の部分で止めて発動。
剣先より巨大な竜巻を発生させ、敵を上空へ巻き上げる。

◇オーブスプリームカリバー


解き放て! オーブの力!


オーブカリバーから放つ最強の必殺技。
オーブカリバーをオーブリングで読み込んで力を解放し、リング部分を高速回転させトリガーを引くことで発動する、
オーブオリジン自身が持つ光と闇の属性とオーブカリバーに宿る4つの属性を合わせた虹色の光線。
マガゼットンとの戦いでは前述のとおり、その威力を制御できず無用な被害まで出してしまったが、復活後は問題なく制御しゼッパンドンを倒した。
が、マガタノオロチとの初戦では単独では効かず、それどころか吸収されてしまった。しかし、通じなかったのは現状この一回だけで、直撃して無傷だった敵は一体もいない

発動にオーブリングを要する*3ため、魔王獣討伐ミッションのために地球に来る(=O-50でリングを授かる)までは使えなかった可能性がある。
とすれば、マガゼットン戦で暴発したのは、初めて使ったために加減がわからなかったのだろうか?



諸先輩方! 光の力、お借りします!!


画像出典:ウルトラマンオーブ(2016年7月9日~12月24日) 第25話「さすらいの太陽」より
@円谷プロ、「ウルトラマンオーブ」製作委員会


最終決戦では、これまで入手したウルトラフュージョンカード8枚の力を融合した強化型「オーブスプリームカリバー オリジウムギャラクシス」を披露。
カードに宿る力がそのウルトラ戦士の姿で実体化し、アクションに合わせてそれぞれの必殺光線を発射、さらにオーブカリバーがリング状の光として展開し、そこへオリジウム光線を叩き込む合体光線の形となった。
特にベリアル陛下が地球を守る為にデスシウム光線を放つ姿は貴重である。(しかも陛下の因縁の相手であるゼロの隣で。)




【オリジン・ザ・ファースト】


「俺たちのファーストミッションか」

画像出典:ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA 第1話「きらぼし ~煌星~ 」より
@円谷プロ、「ウルトラマンオーブ」製作委員会

身長:10~50m
体重:1~5万t

Amazonプライムビデオ「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA」に登場したウルトラマンオーブ最初期の姿。こちらも形態名であるため「ウルトラマンオーブ オリジン・ザ・ファースト」が正式名称。
オーブオリジンに比べてより初代マンに近づいた色合いをしており黒い部分が非常に少なく、ソフビ人形版だと黒が全くなくなる。
要はオーブオリジンをウルトラマンガイアV2だとしたら、こちらは所謂V1に当たる形態である。

変身にはオーブリングではなくオーブカリバーを使用し、掲げてトリガーを引くことで変身する。
玩具版を抜きにすれば久々の喋らない変身アイテムともいえる。
変身時は無言だが、最終話では叫び変身の諸先輩方に合わせたためか「オーブッ!」と叫んで変身した。

ちなみにオーブカリバーは本編のオーブオリジンのように武器として使うことは出来ず、この時点では変身専用である。

なお、身長体重はガイの気合によって変化させることができる。

基本的なスペックはあるものの、第1話の初戦ではガイ自身が初めてウルトラマンとして戦ったこともあり、
その秘められた実力をまだまだ引き出せておらず、戦い方もTV本編と比べるとあまり洗練されておいないため、非常に弱い。
構えもきちんととっておらず、光線の撃ち方も腰が入っていなかったため、初めて使用した際にはあらぬ方向へ放ってしまった。
最終的にはジャグラーのアシストにより敵を撃破している。

…というように初期はかなり頼りないものであったが、
ベムスターバードン、ベゼルブ軍団との戦闘やダイナコスモスガイアアグルと言った諸先輩方と轡を並べて戦うなかでジャグラーの心に陰を落とすほどの速度で猛烈に成長。

オーブの光に選ばれた者として相応しい強さを身に着けていき、
サイキの野望を阻止しクイーンベゼルブの「成長も何もない停滞した世界を作る」という望みをも断ったのであった。

ファーストミッション後、ガイがO-50に戻るとオーブ本編に出てきた黒いラインの入ったオーブオリジンになった。
どうやらファーストの姿は初心者マーク付きみたいなものだったらしい。

結構急に普通のオリジンになったので(しかもこの時点では本編の変身では使用しているオーブリングを所持していないはずなのに)、
ミッションクリア報酬みたいに進化?するのか…と一部で話題になった。

後に発売された完全超全集に記載された「ウルトラマンオーブ エピソード10構想」によって、
この後のエピソード2、3にてオーブカリバーを戦闘向けにアンロックするための冒険(4つのエレメント集め)とオーブリング入手イベントがあったことが判明した。


★使用技

◇オリジウム光線
オーブオリジンのものと同等の光線。
初戦では一度目はあらぬ方向へ放ってしまったものの、二発目はジャグラーのアドバイスで下に回り込んで放ちベゼルブを両断した。
その後も、怪獣と敵対していきなり発射しすぐにエネルギー切れに陥るなど使いどころを誤ることが多かったが、
中盤以降は戦い慣れしたのか命中率も上がるようになった。後半では発射中に腕を広げることで拡散させるという応用技を使ったことも。

◇オリジウム光輪
戦い慣れしたオーブが唐突に習得した技。
使用時が使用時だったので、切れ味やスピードの威力が凄まじいことになっていた。
スペシウムゼペリオンでも光輪を駆使するのはファーストミッションからの付き合いだからだろうか。

◇オーブスライサーアタック
三日月形のカッターを飛ばし、飛び蹴りと共に叩き込んで敵を切断する。
巨大な小惑星をも両断する威力を持つ。

◇オーブブーメラン
青い矢じり型の光線を撃ち放つ。
連射することも可能。

◇オーブストライク
全身に白い光を纏って突撃する。

◇オーブスピンアタッカー
ウルトラ名物「回ればなんとかなる」、もとい高速回転しながら針状の光線を乱射する。
クグツの大群を一掃するのに使った。


覚醒せよ! 良項目!!

銀河の追記が、我を呼ぶ!

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最終更新:2024年04月10日 21:08

*1 ウルトラシリーズでは弱体化状態で戦っていたネクサスノアが近い。他社のシリーズであれば仮面ライダーキバ・エンペラーフォームが本来の姿にして最強フォームと立場が似ている。後者は力の制御のためわざと弱体化している点がオーブオリジンと異なるが

*2 ちなみに、各エレメントのマークはそれぞれ漢字の火・水・土・風を崩したものである。

*3 DX玩具版ではスキャンした際にオーブリングから音が鳴るだけで、オーブスプリームカリバーの音声自体は単体で鳴らせる