ロゼル・マティウス

登録日:2016/11/13 Sun 17:40:00
更新日:2023/07/28 Fri 17:37:39
所要時間:約 7 分で読めます




キミは、必ず彼女を守るんだ。いいね。



年齢:18歳
誕生日:10月23日
血液型:A型
星座:天秤座
声優近藤隆

●ゲーム版

「無限回廊の鍵」以降に新たに配属された、「ルーンエンジェル隊」の隊員の一人。
カズヤ・シラナミに次ぐ二人目の男性の「エンジェル」であり、アプリコット・桜葉に次ぐ二人目のEDEN出身者。階級は少尉。
金髪でカズヤと同じぐらいの青年であり、凛々しい顔立ちをしている。

真面目で礼儀正しく人当たりがよく、エンジェル隊としてすぐに馴染んでいく。
また、普段から自信満々で、少しリアリストの部分があり、当初は自信を持てない艦長のココやヴァル・ファスクだったタピオに対して苦言を呈したこともある。
普段は冷静であるが、時折感情的になる時もあり、負けず嫌いで意地っ張りな部分を見せている。
また、エンジェル隊には馴染んできたものの、エンジェル隊のノリに対しては付いていけない時もある。

EDENの皇立パイロット養成機関を歴代トップの成績で卒業するほどの腕前をもっており、その高い技術を買われてホーリーブラッドのパイロットに抜擢された。
これは本人の才能だけでなく努力によるものであり、全ては体が弱い妹のビアンカに飛行機を乗せた時に、体に負担を掛けさせないために磨いてきたものであった。
だが、その技術を身に着ける前にビアンカは病気で亡くしているが、その高い操縦技術がアームズ・アライアンスの三侯爵との戦いの際に役に立つことになる。
今でも、ロゼルはビアンカの写真が入ったロケットペンダントを肌身は離さず持っている。

乗機は先述の量産型紋章機のプロトタイプ「ホーリーブラッド」。
ノアによって設計・製作された紋章機であり、EDEN紋章機をベースにNEUE紋章機の特色が加わっている。
コンセプトは「誰でも乗れる紋章機」であり、エンジェルとH.A.L.OをまとめてAIが肩代わりして、実質の運用はパイロットが行う。
そのため、紋章機のようにパイロットの精神に左右されることはなく、ロゼルの腕で左右されることになる。
必殺技はオーラをまとって突撃する「フォトンダイバー」。



以下、各作品中の活躍。
ネタバレを含むので注意。



  • GALAXY ANGEL Ⅱ 無限回廊の鍵

セントラルグロウブで、新しいエンジェル隊メンバーとして配属される。
最初から書類を通してエンジェル隊のメンバーを把握しており、次の章ではカズヤの恋人に馴れ馴れしく名前を呼び捨てにしている。
だが、パイロットとしての姿勢はしっかりしていたため、カズヤはヒロインについて思うところはあったものの、ロゼルの事をパイロットとして尊敬しており友好的に接している。
また、アームズ・アライアンスの三侯爵との対決時も、ロゼルのパイロット能力が役立つ場面も多く大活躍をしている。

だが、セルダール解放後の休暇時がちょうど妹のビアンカの命日の近くであり、この時期になると少し気分が暗くなるという。
そのため、何かに没頭しないと気分が紛れないという状態であり、周りに心配されていた。
ルートによっては、彼の気分を紛らわせてくれる存在としてカズヤの恋人に好意を持つようになり、カズヤの恋人をめぐってカズヤと火花を散らすことになる。

ロゼルがカズヤと直接対決するのはアニステキーラがヒロインの時であり、テキーラの場合はシミュレーションパートまで存在している。
リコルートでは対決はしないが、ロゼルが直接リコに告白して返事を待つなど、カズヤと対決する前に話が進んでしまっている。
その時のロゼルのカズヤに対する発言や、カズヤの空回りっぷりが相乗して、余計にカズヤとロゼルがウザく感じてしまう。
最終的にはどのルートでもカズヤの恋人から手を引き、カズヤとロゼルは和解して友達になっている。

その一方で、恋敵として争うこともないヒロインもいる。
ナノナノルートは逆にカズヤに自分の内情を話して、ナノナノがロゼルを元気づけようと提案するなど、友好的に接するイベントになっている。
リリィルートは、リリィに好意があったようだが、カズヤとリリィのために積極的に協力をしていた。
また、「零落の姫君」では、カズヤやナツメの行動に問題があると皮肉を言ったことに対して、ナツメに言い返されたことで、ロゼルはナツメに興味を持つようになっていた。

ウィルとの戦い後、ロゼルはカズヤとエンジェル隊を故郷であるEDENに招待して、ビアンカが眠る場所でみんなを紹介したいと話していた。
だが、最終決戦の際に、ウィルのパルフェの攻撃でカズヤとロゼル以外のルーンエンジェル隊の意識が失い、絶体絶命のピンチに陥る。
そのピンチを救うために、ロゼルはホーリーブラッドでパルフェの旗艦に特攻して、クロノストリングを開放することで自爆を行い、カズヤ達を救っている。
殉職したことで2階級特進して大尉となるが、ロゼルの死はカズヤやカズヤの恋人に大きな影響を与えることになる。
そして全てのプレイヤーが「クリアはしたけど勝ったことにはならない」という苦い体験をした。

だが、全ヒロインクリア後には、ウィルの神ヘレアと女神セレナに肉体を回収されていることが判明する*1
オーブ計画のために、ロゼルの肉体を利用しようとしていたところで、物語が終わっている。


  • GALAXY ANGEL Ⅱ 永劫回帰の刻

カズヤ達がEDENに行き、ロゼルの妹であるビアンカの墓参りするところから第一章が始まる。
また、ロゼルが持っていたロケットペンダントは、偶然カズヤの恋人の紋章機に引っ掛かっていたらしく、カズヤが恋人の頼みからロケットペンダントを預かることになる。

ルーンエンジェル隊がソルベを撃破した後、今まで動きのなかったヘレアの依代となってロゼルは復活した。
ヘレアはロゼルの記憶を全て共有しており、ロゼルの記憶と思考パターンを参考にして、一番縁が深かったカズヤの恋人を女神の依代候補として選んでいる。
そして、8章の最後にカズヤの恋人が塞ぎ込んでいる隙を狙い、カズヤの恋人をさらってしまった。
ロゼル自身の自我はなくなっているが、死んだ妹のビアンカが原因で未だに依代として不完全な部分があるようである。

そして、ロゼルの状態でヘレアは宣誓布告を行い、ロゼルが生身で宇宙空間に現れて戦うことになる。
ヘレアの目的は、女神の依代となるカズヤの恋人の心に隙を作ることであり、心に隙を作るためにカズヤを殺そうとする。
そして、全宇宙を人質にカズヤをセントラルグロウブへ呼び出して、カズヤの恋人の前でヘレアはカズヤに止めを刺している。

だが、カズヤの恋人が絶望して自殺を止めようとした時に異変が起こった。
カズヤが所持していたロゼルのロケットペンダントが落ち、ロゼルの依代の記憶からビアンカの記憶が流れ、ヘレアの中で消滅していたロゼルの自我が復活。
そして、カズヤの恋人がロケットペンダントのビアンカの映像を見せることで、ロゼルの自我が完全に覚醒した。
自我を取り戻したロゼルはカズヤと共に死を選ぶべきだとも考えたが、カズヤが一番大切にしていた人を助けるという思いから脱出をして、ウィルと戦うことを決意。
ロゼルはカズヤが乗ってきたホーリーブラッド改で、カズヤの恋人共に脱出することになる。

ルクシオール帰還後、ロゼルはルーンエンジェル隊の臨時隊長に選ばれる。
また、特進された階級については、ロゼルの希望で元の少尉に戻っていた。
この時のロゼルは罪の意識にさいなまれ、以前とは別人のような弱々しい存在になっていた。
カズヤやカズヤの恋人のためにウィルと戦うために、エンジェル隊の指揮で奮闘することになる。
だが、ホーリーブラッドがないため、ルクシオールで指揮をすることになり、最終決戦ではカズヤ復活に伴い隊長権限を戻し静観していた。

EDでは、カズヤとロゼルの会話から始まる。
ヘレアの記憶も共有していたため、ロゼルはカズヤに謝罪しようとしたが、カズヤはロゼルの意思がなかったからだと許し、カズヤと話すうちに少しやる気を取り戻していた。
また、カズヤがヘレアの攻撃から助かったのは、実はロゼルのロケットペンダントがカズヤを守っていたからであり、戦いが終わった後にカズヤはロゼルに返却をしている。
その後、イメージチェンジをしたカズヤの恋人が現れるが、中には別人のようなヒロインの姿を見て驚く姿もあった。


  • 漫画版およびアニメ版
漫画とアニメでは共に出番は無し。


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最終更新:2023年07月28日 17:37

*1 永劫回帰の刻についている「零落の姫君」では、ED後のイベントとして普通に見ることができる