ケネス・スレッグ

登録日:2016/09/08 Thu 09:27:55
更新日:2024/02/05 Mon 10:49:17
所要時間:約 15 分で読めます






「さてと……そろそろくるな、ハサウェイ?」



ケネス・スレッグとは、小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するキャラクター。

プロフィール

所属 地球連邦軍
性別 男性
階級 大佐→准将
年齢 不明*1
髪型 ブロンドオールバック(小説)
CV 立木文彦(Gジェネレーション魂・F) / 大塚明夫(サンライズワールドウォー from サンライズ英雄譚) / 諏訪部順一(アニメ映画版)

人物

ピシッと軍服を着込んでいるが、実際にはかなりフランクな人物。
友人の前では「~じゃない?じゃねぇ?」と口調も砕け、いい意味で軍人とは思えない。
人間ができており、事件に巻き込まれたハサウェイ、ギギにも友人として優しく接していた。
ニュータイプ理論や連邦軍のあり方にも広い視野を持っており、それを語り合う場面も見られる。
自分への戒めや気晴らしとして、私物である乗馬鞭を振るう独特な癖がある。
ここまでを見るなら、融通がきく軍人、といった所か。

部下の前では所謂『軍人』となり、強気に振る舞う。
ただ、自分でも何故こうも性格がガラリと変わるのはわからないようだ。
指揮官としてもかなり優秀で、自らの指揮でマフティーに対しても善戦した。また、モビルスーツ「ペーネロペー」の開発にも関わっている。

成果を得る為に強引な作戦、調査を行う事も多く、マン・ハンター*2との共同戦線にも抵抗は無かった。
作戦面では、一般人が避難している市街地でモビルスーツ戦を仕掛けたり、ただ怪しいだけの人物をにしようとしたりと、狂暴な面が目立つ。
友人として振る舞っていたハサウェイやギギ・アンダルシアに対しても、仲良くしつつもマフティーのスパイだと疑って、徹底的に調べ尽くしていた。

始めはマフティーの事を秩序を乱す危険人物として見ていたが、物語が進むにつれ段々とマフティーの活動に共感を覚えていった。
第二次ネオ・ジオン抗争では、ジェガンのパイロットとして実戦を経験している。
戦闘がほぼ無くなった軍としては、貴重な経験を持つ。

経歴

※小説版本編のネタバレ注意

◆上巻

+ 内容
「好きに生きていられれば、おれだって、マフティーの仲間になっていたな……」

連邦地上軍、ダバオに存在するキンバレー部隊の指揮官及び、マフティー・ナビーユ・エリン率いる軍勢の掃討を命じられたケネス・スレッグ大佐。
自らが設計に関わった新型モビルスーツペーネロペーを事前に送り込みつつ、自らも地球へと降りる。
政府高官らが使うシャトル『ハウンゼン』に乗り込み、まずホンコンへと向かった。
早速キャビン・アテンダントであるメイス・フラゥワーを口説きつつ、高官達に付きまとわれていた謎の少女、ギギ・アンダルシアに出会う。
突如現れたマフティーを名乗るハイジャック犯に拘束されるも、居合わせたハサウェイ・ノア、ギギに助けられ、これを鎮圧する。


トラブルにより、ハウンゼンは赴任先であるダバオ空港に着陸。そのままキンバレー部隊の指揮官に着任。
その夜には、クダサイ・ホテルを襲撃したマフティーのモビルスーツ部隊を迎撃、市街地戦の指揮を行う。
民間人には一切気を使わない戦闘の為*3、周囲のビルは崩壊し、一般人にもかなりの被害が出るが、見事にマフティーの部隊を撤退させる。
さらに、戦果として敵のパイロット、ガウマン・ノビルを捕虜にした。マフティー初の捕虜である。


ガウマンと合わせ、モビルスーツ戦に巻き込まれ、逃げまわったハサウェイ、ギギの二名とも出会い、彼らをベースジャバーに収容。基地へと戻っていった。
当のケネスはペーネロペーのパイロット、レーン・エイムの甘い戦い方*4に不満を持ち、
「敵は全てガンダムだと思えっ!」と活を飛ばし、次もああならペーネロペーを取り上げると吠えた。


翌朝、食事を取っていたハサウェイ達と合流して、自らが預かる部隊の名前を「キンバレー部隊」から「キルケー・ユニット」*5部隊へと変更した事を発表。
ついでに、ギギをご機嫌斜めにしてしまったハサウェイに年長者として助言をしつつ、彼をペーネロペーのパイロット*6に勧誘するもフられてしまう。
友人として、マフティーの件が落ち着いたらトローリングをする約束を取り付ける。連絡先を渡してもらい、ハサウェイを送り出した。


昼食はギギと一緒に取り、別れを告げずに出て行ったハサのフォローに回りながら彼女の身辺を調査する。
この時、彼女のちょっとした失言からハサに対する疑いをより強め、彼が移動に使ったクルーザーを追跡する。


クルーザーの行く先を調べる為に警察機構に協力を仰ぐも、いい返事は得られない。
そこで、強攻策としてモビルスーツが多数出撃。威嚇飛行をさせ、それでも拒否する場合は爆弾を放り込むと強く脅した。
これには警察機構もさすがに折れたのか、海軍の潜水艦から所属不明の部隊をキャッチしたと情報が入る。
同時に情報を得る為にガウマンを尋問するが、ふざけた回答*7しか帰ってこない為に、徹底的に暴力が吹き荒れた。


海軍からの情報を元に、マフティーの部隊を襲撃するキルケー・ユニット。
気絶したガウマンをペーネロペーのコックピットに押し込み、レーンには人の盾として使えと命じる。
一見こちらが有利だったが、マフティーが謎の新型ガンダムを入手、交戦したペーネロペーは中破。
レーンも、ガンダムを駆るマフティーと思われる人物にプライドを煽られ、ガウマンをむざむざ返してしまう。
キルケー・ユニット、そしてケネスは完全な敗北を喫してしまった。


◆中巻

+ 内容
「一番はじめに、ギギに報告しなければならんと思ってな……」

オエンベリでマフティーを名乗るゲリラを叩いていた「キンバレー部隊」前任者、キンバレー・ヘイマン大佐率いる部隊が壊滅したとの一報が入る。
しかし、キルケー・ユニットは主力であるペーネロペーが修理中、さらに基地の政府高官がケネスに仕事を増やさせ、何もできなかった。


この頃からギギを『幸運の女神』と思っており、ペーネロペーが中破で済んだのも彼女のお陰だと感謝している。
自らの住まいに行く彼女を車で送り出し、「宇宙で訓練すれば、皆ニュータイプになれるかもしれない」と語った。
その時に『軍人』のケネスが狂暴だと指摘され、「俺はオールドタイプだから」と返した。
この時、実戦に巻き込まれる緊張からか、スケベ根性が表に出てきており、職権を活用して連絡先を調べあげ、メイスに電話をしている。


オエンベリの部隊全滅からマフティーの活動が激しくなったと読んだケネスは、
キルケー・ユニットに対して哨戒任務を行わせ、なんとしても支援基地を特定、殲滅させる事を命じた。
同時に、連絡の取れたメイスをニヤつきながら基地に連れ込み、満ち足りたセックスを楽しんだ。
が、踵を返して戻ってきたギギとの舌戦で怒り心頭になり、メイスはすぐに出て行ってしまう。
この一幕を見られた為に、レーンや部隊員からは少し軽蔑されてしまう。


移動の為に輸送機『ビッグ・キャリアー』に隊員、ギギと共に搭乗。その時、彼女が予言めいた発言をした。
不思議な事に、予言は見事的中。哨戒任務に出ていたペーネロペーがマフティーの補給基地である水上艦『ヴァリアント』を轟沈。
幸運を呼び寄せるだけでは無く、予言すらやってのけたギギに驚きながらも、大喜びするケネス。
キルケー・ユニットにも『幸運の女神』として紹介し、全員でこそ無いが、多くの隊員の士気を上げる事に成功した。


その後も次々と予言が行われ、その通りに様々な出来事が起きた。
政府高官を拾う為に着艦したダーウィン空港では、ゲリラ攻撃を間一髪で回避に成功。
着陸を進言されたアリス・スプリングでは、エアーズ・ロックへの先行部隊がマフティーのモビルスーツ部隊の撃破との報告が。
この連続した予言の的中に、キャリアーに乗り合わせた隊員は彼女の予言を完全に信用しきっており、彼らにギギを任せても問題無くなった。


風呂あがりのギギと談笑していると、エアーズ・ロックに行きたいとせがまれる。護衛にモビルスーツを付けたちょっとした観光である。
が、その場にいたマフティー・ナビーユ・エリン駆るガンダムに護衛部隊は殲滅させられる。
そして、女神たるギギも攫われてしまった。


◆下巻

+ 内容
「……いつまでも、友達だと思ってる。忘れないぜ?」

連邦議会が行われるアデレードに到着したケネスは、現地にて大佐から准将へと昇格した。
幕僚長官であるメジナウム・グッゲンハイム大将から直々に議会防衛の任を受け、部下と共に防衛ラインを構築する。
この時、ギギを連れた部隊が全滅したと報告を受け、「幸運の女神が離れていったか」とこぼしている。


警備本部のデスクに着いた後、ブライト・ノア率いる第十三独立艦隊が宇宙より増援に来ると聞く。
到着前にケリを付けようと、個人的な目標を定めた。
部下のスタッグ・メインザー中佐にはビーム・バリアーを用意させ、秘書であるフランシン・バクスターと共に、あらゆる仕事をこなし続けた。
他には参謀本部から士官が4人出向してきたが、彼らは行動が遅い上、まともに話を聞いてなかったりと役に立たなかった。


アデレードに着任して数日が経った頃。
突如、電波ジャックが行われてマフティー・ナビーユ・エリンによる演説が開始された。
偵察部隊に発信元を特定させつつ、内容を確認する警備部隊。
『連邦政府が要請すれば、地球市民を宇宙に強制送還できる法案』
『この法案を取り下げない限り、議員を粛清する』
『地球は汚染され続けており、自然に返すべきである』
『しばらくの間はアデレードからの避難は見逃すが、タイムリミットを過ぎた場合は無差別に攻撃対象とする』
この時、遂にマフティーがあのハサウェイだと、ケネスは確信した。
マフティー、そしてハサの演説の内容に関しては深く納得しつつも、彼は軍人として、最高の友人であるハサウェイと戦う。


マフティーの演説を聞き、動揺している議員達を納得させる為に、直接議会に足を踏み入れたケネス。
自分達の事しか考えないような、ろくでもない法案を通すだけの人物達であった。
口だけが達者な議員達には時折イライラしており、ケネスは彼らに噛みつく事も辞さない。
この時、マフティーの部隊が謎の自爆をしたとの報告が入る。
誰から見てもわかるようなダミーによる陽動、牽制なのは確かである。
しかし、馬鹿な官僚達はその報告を聞き、安心していた。
何処までも腐りきっており、現状すら甘く見ている彼らを見て、「……まったくよ……マフティーに、寝がえるか?」と、ケネスは反発を強める。


アデレードでの議会当日、ミノフスキー粒子と共にマフティーのモビルスーツ部隊が電撃作戦を仕掛ける。
激しい爆撃により警備本部や空港、駐屯していたモビルスーツ隊やその格納庫に大規模な被害が出た。
核爆発の危険性もある為、シェルターを兼ねた地下基地へと避難するケネスや士官達。
上空では、レーンの駆るペーネロペーやマフティーの新型ガンダムが主役となって、激しいモビルスーツ戦が繰り広げられた。
激しい戦闘の末に、二度の爆撃を成功させたマフティー達は一時撤退。
お世辞にも、撃退に成功したとは言えなかった。


なんとか生き残ったレーンを褒めていたが、普段は勝ち気な彼も勝利の女神であるギギがマフティーに回ってしまったと萎縮してしまう。
うまい事フォローしつつ、再度出撃の準備を始めさせると、ハンドリー・ヨクサン刑事警察機構長官から呼び出しが掛かる。
地下基地へと降りて、怪我をしたしかめっ面の当人と対面。愚痴を互いにこぼしつつ、軽い休息を取る。


総合本部に立ち、第二波を仕掛けてきたマフティーと対峙する、キルケー・ユニットの指揮を執るケネス。
やかましく、ろくに実戦を知らない連邦軍の大将達が後ろに座っていたが、そのプレッシャーを物ともせず指示が飛ぶ。
損傷が激しいペーネロペーを囮に、切り札であるビーム・バリアーに敵の新型ガンダムを誘い込み、見事直撃させる。
敵のガンダムタイプ、『Ξガンダム』は沈黙、そして、パイロットであったマフティー・ナビーユ・エリンを遂に拘束した。


マフティーの計らいによって、戦闘中に解放されたギギを回収、共に病室へと向かった。
ビーム・バリアの高電圧により全身に火傷を負い、無残な姿となった友人、ハサウェイと対面する。
何処か昔のようなフランクな態度でありながらも、軍人として引き出せるだけの情報を聞こうとするケネス。
簡単にはぐらかされてしまうが、特に追求はせずに「体が楽になったら尋問してやるからな」と釘を刺す。


だが、その時は訪れない。
議会はマフティーの体調がある程度治り次第、即時処刑を決定したからだ。
余りにも早すぎるその決定がとどめとなり、ついにケネスは辞任願を突き出した。
今回の事件の責任を取る形ではあるが、そんな些細な事柄はどうでもよくなっていた。


外に出ると、第十三独立艦隊艦長、ブライト・ノアが到着していた。
どのような形とはいえ、息子を傷つけてしまい、その父親と対面するという重みを背負うケネス。
戦闘以上の緊張の中で、マフティーの正体について失言しそうになるも、なんとか踏みとどまった。
ハサウェイとブライトを心の中で切り離しつつ、残存勢力の掃討を頼む。


ブライトが出払ったすぐ後に、グッゲンハイム大将が退役による減俸と、マフティーの銃殺刑執行の担当指揮について告げた。
よりにもよってそれはケネス自身であり、この仕事を最後に連邦軍を退役できるとの事だった。
このショックからか、グッゲンハイムにも内密にマフティーの正体を明かす。この因果に彼もさすがに動揺していた。
寸前で息子と親の対決を避けた事には胸をなでおろしていたが、この会話が後に…


その後はハサウェイに部下を使いとしてやり、銃殺刑について話すと同時に、戦士として讃えた。
また、彼が食べたがった黄色いリンゴを取り寄せるといった配慮も忘れずに行った。
ただ、ケネス自身は病室に現れなかった。処刑の準備を急いでいたのだろう。


マフティー・ナビーユ・エリン処刑当日。
刑が執行されるアレキサンドリア湖にブライト、ケネス、ギギ、そしてハサウェイ…皆が揃う。
全てを知っているギギに、親の前でハサウェイを殺すのかと詰め寄られるが、「男の仕事だ」と一喝、その場から離れさせる。
息子と気づかせない為に、精一杯の配慮としてブライトを屋敷の中に押し込む。
そして、ケネス・スレッグは遂に銃殺刑を執行した…。


『……いつまでも、友達だと思ってる。わすれないぜ?』


『ああ、ぼくもだ。大佐……』


『撃てーっ!』


屋敷から出てきたブライトは気づいた様子も無く、退役した後の予定を話していた。
その後ろで、息子の入った棺が運ばれていたとは知らずに…
最後の握手を交わし、全ての任務を終えたケネスは、アデレードへと戻っていった。


空港で待っていたキルケー部隊から、退役の挨拶をされ、恥ずかしながらもプレゼントを貰う。
昇格したレーンには、愛用の乗馬鞭を渡して、ギギと共にその場を去る。
全ての仕事を終えた彼は、ようやく軍人という役職から解放された。
ギギと共にホテルに泊まり、ケネスは一人、我慢しきれずに号泣する。
時には共闘し、共感していた戦友、そして仲間を失った悲しみは、余りにも深い。
…そして翌朝、ギギが持ってきた朝刊には信じられないような記事が載せられていた。





『ブライト・ノアがマフティーである息子、ハサウェイ・ノアを自ら処刑した』





これで処刑に対する全ての配慮が無駄となり、ブライトも全てを知ってしまう所か、身に覚えがない息子殺しとして、訳もわからない立場に立たされてしまうだろう。
談話として一面に乗っている、あのグッゲンハイムが行ったと思わしき子供じみた仕返しにただ言葉も無い。
ベッドに座り込み、電話を取るケネス。

事実を知っている自分とギギの身が危険なのは、間違いない。
早急に朝の便でハサの母方の故郷、ニホンのキュシューへと移動する。
そして、いつかシャアやハサウェイ、アムロといった人物が活躍できる組織を、言わば『第二のマフティー』をつくり上げる事を…静かに決意する。


劇場版


『彼は危険人物だ。地球連邦政府の秩序を乱す者だ』

CVはゲーム版の立木文彦から、諏訪部順一にバトンタッチ。
原作小説やゲーム版では、金髪にオールバックの人物として描かれていたが、劇場版では健康的に日焼けしたような肌をした野性的なイケメンとして描かれている。女癖の悪さは変わらずで、ギギに「左手の指輪を外すことになった(離婚歴がある)」ことを見抜かれている。

ハイジャック事件でハサウェイの名を知って以降、シャアの反乱時における彼の経歴と経験を高く買っており、連邦軍のMSパイロットとして数回スカウトしてもいる。特にレーンがペーネロペーでの初陣で失態を犯した際には、原作小説で「今度もアレならペーネロペーを取り上げるぞ」と言っていたところを「今度もアレならペーネロペーをハサウェイ・ノアに任せるぞ」と言うなど、かつて同じパイロットだった者として尊敬している様子がうかがえる。

また、ダバオのタサダイ・ホテル爆撃の際には事件現場に馬で駆けつけ、乗馬鞭が飾りではないことを示してもいる。


ゲーム作品

◆ギレンの野望 アクシズの脅威V

地球連邦軍でハサウェイ離脱時、レーンと共に参戦。艦長としては非常に優秀な能力。…なのだが、様々な面で微妙。

ハサが離脱した際にはネオ・ジオンに行ってしまい、マフティーへと変化する。同時にギギも敵対化。
善悪度であるアライメント*8をハサウェイ加入の為にLawまで一度上げきってからChaosへと調節する必要があり、かなり手間が掛かる。
Lawルートで進んでいる場合はハサウェイだけでは無く、最強クラスのパイロットであるアムロカミーユと両立できない。

と、手間と時間が掛かる上、犠牲になる物が多すぎる。採用は難しいだろう。

Gジェネレーションシリーズ

GジェネレーションFで初参戦。『閃光のハサウェイ』シナリオが再現されているだけあって、主に敵として登場する。
こちらでは原作での会話を殆ど削る事なく再現されており、ほぼ原作と同様の会話が楽しめる。

Gジェネレーション魂ではシナリオが若干削られてしまったが、フルボイス化。立木文彦氏の熱演は必見。
その分違和感無いように会話が追加されており、こちらも十二分に力の入った内容と言えるだろう。

自軍のパイロットとしても採用可能。原作では指揮官として働いていたが、モビルスーツに載せて前線に駆り出すのもまた一興。
…さすがに、メイスとのセックスは再現されていない。やろうもんならCEROが大変な事になっちまう


余談

過去には結婚していたが、妻が何かと縛り付けるタイプだった為に離婚、バツイチ。
…と、心の中で語りながらハウンゼンのCAであるメイスを口説き落とす辺り、女好きでもある。
女性経験は豊富らしく、ハサウェイにも「ギギと一発やればいい」と助言している。

ギギが持つ『男性をそうさせる』雰囲気の最大の被害者であり、いい大人でありながらついつい彼女の荷物を運んだりしている。
まるで父親が娘を心配するような態度は、キルケー・ユニットの隊員を呆れさせた。
他にも、メイスとの一件で隊員に下世話なネタを与えている。

小説の挿絵では、逆シャア時のシャア・アズナブルのようなふわふわしたオールバックだったが、GジェネレーションFで登場するに辺り、デザインがリファインされ、オールバック・ヘアーとなった。
アニメ版では、デザインが一新され、全く別の髪型になっている。
…というか、髪の色や肌の色含めメインキャラで一番変化が大きい。






新しい記事ができたって、またアニオタの悪癖も出るだろうしな…
そのために、次の追記・修正の用意でもするか?

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最終更新:2024年02月05日 10:49

*1 三十代である事は言及されている。

*2 地球に不法移民している人間を過激かつ強引に送り返す、政府機関。

*3 マフティーはビルのみを攻撃して街への被害を抑えていたが、ケネスは遠慮無くモビルスーツ戦をさせた。

*4 自信の現れからか、モビルスーツをわざわざ蹴りで無力化している。

*5 キルケーとは、動物を大人しくさせる能力を持つ魔女、太陽神ヘーリオスの娘

*6 α・アジールを撃墜している事から、彼にはニュータイプとしての見込みがあると思っていた。

*7 ガウマン自身は内部事情を赤裸々に答えているのだが、突拍子も無い内容の為に信じてもらえなかった。

*8 悪行をしなければ上がっていき、領地から物資を調達等をすると下がる。