爆竜スティラコサウルス(爆竜戦隊アバレンジャー)

登録日:2016/09/05 Mon 23:51:58
更新日:2023/04/04 Tue 21:24:45
所要時間:約 5 分で読めます





スーパー戦隊シリーズ第27作『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場するキャラクター。
初登場は第32話「アバレ爆竜フルスロットル」で、アバレンジャーに登場する爆竜では13番目に登場する爆竜である。
当項目では、このキャラクターが変形したロボ形態および派生形態も記載する。


爆竜スティラコサウルス


全長:56m
重量:2000t
最高時速:800km/h

アバレマックスに強化変身したアバレッド/伯亜凌駕がスティラコサウルスの顔を模した専用のダイノウェポンスティライザーで召喚する伝説の爆竜。
本編では「爆竜スティラコ」「スティラコ」とも呼称される。

爆竜は基本的に、アバレンジャーそれぞれの変身アイテムたるダイノブレスダイノコマンダーダイノマインダーを介して会話するのだが、
この爆竜スティラコは『爆竜の神』と呼ばれているためか、言語を使わずアバレマックスの意識に自らの意思を伝達する。
よって声を吹き替える中の人は存在しない。

早い話、パワーアニマルか、後の獣電竜みたいなものである。


ダイノギャリー


全長:47.5m
全幅:58.7m
総重量:3600t

武鋼竜という小さな恐竜を乗せた台車。
車輪部中央には黄金の突起が施されており、右は鉄槌状のに、左はヒトデ状の突起が施されている。

スティラコギャリーというチャリオット形態として、
これを牽引する爆竜スティラコと共に現れ、アバレマックスを内部に収納させる。
内部には従来の爆竜と同じく細胞組織にも似た空間があり、空間内にはダイノボールが配置されている。
ダイノボール中央部にはスティライザーに収まる穴が施されて、それを装填することで操縦が可能となる。

必殺技は、ダイノギャリーの車輪に配置されたドリル部にダイノガッツを集めて敵を砕く『ファイヤーボールクラッシュ』


武鋼竜


ダイノキャリーの台座に鎮座する、全身が超金属進化した黄金の恐竜。
2体のランフォゴールド(全長:26.2m、全高:10.6m、全幅:12.3m、体重:350t、走行速度:マッハ3)と、
スピノゴールド(全長:21m、全高:11m、全幅:8.7m、体重:450t)で構成され、
ランフォゴールドはマックスオージャおよびオオアバレンオーの手持ち武器に、
スピノゴールドはマックスリュウオーおよびオオアバレンオーの頭部に変形する。




爆竜合体!

完成、マックスオージャ!


マックスオージャ

全長:80m
全幅:58.3m
重量:5600t
馬力:3500万馬力

爆竜スティラコがダイノギャリーと合体した戦闘巨人で、アバレンオーの1.5倍の全長を持つ。
初登場は第33話「アバレ戦士を忘れない」。
基本的にはアバレマックスとなった凌駕がスティライザーを介して操縦するが、
状況に応じてはスティライザーを持った者が操縦することもできる。
本編ではアバレマックス以外にもアバレブラックアバレブルーが操縦、最終決戦ではアバレンオーのサポートに徹した。

合体する際にダイノギャリーは分離し、車輪部が両腕部を、台車部が下半身を形成。
対するスティラコは後ろ両足を収納後、背部に顔を合体させ、尾部と顔の有った部分に接続。
後脚部アーマーを展開しダイノギャリーと合体後、車輪部と合体し両腕部と伸ばし、尾部から顔部を展開することで完成する。

武鋼竜ランフォゴールドを両手に携えトマホークのように振るい、斧先から超高圧電流を流すマックスサンダースパーク
ランフォゴールドを交差させてエネルギーを集め、刃から光の斧を放つマックスクラッシャーと言う技を放つ。
最大の必殺技は車輪部が変化した両肩のショルダーアタッカーを高速回転させて敵に叩き込む『爆竜必殺マックスショルダーアタック』

なお、この形態が絡んだ最強の技は、アバレンオー、キラーオーと共に3体の戦闘巨人のダイノガッツを合わせたエネルギー波を放つ必殺爆竜大進撃アタック
アバレキラー&キラーオーが第三勢力的キャラクターだったためか、使用されたのは終盤かつ一度のみのレア技ともいえる。



爆竜超合体!

完成、マックスリュウオー!


マックスリュウオー

全高:67.2m
全幅:51m
重量:10150t
最高速度:150km/h
出力:7000万馬力

初合体は第37話「快感アバレクイーン」。
バキケロナグルス(右腕)、ディメノコドン(右脚内)、パラサロッキル(左脚内)、アンキロベイルス(左腕)の四体の爆竜がマックスオージャと爆竜超合体した戦闘巨人。
本編での登場回数はたったの四回だったが、合体すれば勝利確定の形態だった。
ただし「アバレンジャーVSハリケンジャー」で轟雷神の「究極奥義 大回転轟斬り」と旋風神の「究極奥義 分身幻斬り」を立て続けに受けて合体が解除されてしまい、唯一の敗北になってしまった。

合体する際、スティライザーは中央部の剣を展開、四体の爆竜の顔を模した黄金のダイノプレートが施されサモナーモードに変化。召喚サウンドと共に召喚・合体される。
この時、アンキロが妙にノリノリで合体に臨んでいる。アバレンオーを構成する爆竜プテラノドンがいないせいだろうか……プテラには内緒にした方がよさそうである。

スピノゴールドが兜部を形成し、右腕と左腕にはマックスオージャのショルダーアタッカーが合体。
右腕部のバキケロの頭部はドリルアッパーに、
左腕部のアンキロの尾部は二本のランフォゴールドを連結させた長槍フォリントジャベリン(劇中では「リューオージャベリン」と呼称)に変化。
マックスオージャの両肩部は脚部に戻り、頭部は尾部に戻る。
ジャベリンは突く、斬り裂く、回転して振り回すなど多彩な攻撃を繰り出せる。
脚部内のディメノコとパラサの意義は……?と質問しちゃいけない。
ディメノコの場合は脛から鋸が飛び出しており、いかにも攻撃に使えそうであるが。パラサの場合は……首が出ているのか、攻撃されたらヤバそうである。

必殺技は右手のドリルアッパーからのプラズマ弾と、
左手で保持したフォリントジャベリンが巻き起こす烈風を同時に打ち込む『爆竜必殺リュウオーバスター』

基本的にはアバレマックスが操縦するが、Vシネマ『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』の冒頭ではアバレブラックが操縦している。前述の「爆竜必殺リュウオーバスター」によって轟雷神を機能停止させた。


【余談】


爆竜スティラコ/マックスオージャは例によって年末商戦用のDX玩具として発売。

爆竜スティラコ内に電動ギミックが搭載されており、単三乾電池二本で四肢が駆動する仕組みで、
その動作と共にダイノギャリーを牽引、スイッチの組み換えでバックも可能。
マックスオージャ形態時には電動ギミックは両肩のショルダーアタッカーと連動、
高速回転することで劇中の爆竜必殺マックスショルダーアタックも再現されている。

マックスリュウオーへの合体も問題なし。
電動ギミックで右腕のパンチアクションと左腕のジャベリン大回転も行われ、爆竜必殺リュウオーバスターも再現。

武鋼竜スピノゴールドはアバレンオーとも合体、キラーオーと組み合わせることで
オオアバレンオーへの爆竜最強合体も再現している。

ミニプラでも300円(税抜)×2種類のものが発売。
ダイノギャリーの後部がスカスカな状態に目をつむればマックスオージャおよびマックスリュウオーの合体も再現されている。
……ディメノコドンとパラサロッキルの後ろ姿が丸見えなのは気にしちゃいけない。



追記・修正はスティライザーを持ってからお願いします。

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最終更新:2023年04月04日 21:24