ズートピア

登録日:2016/08/05 (金) 21:38:55
更新日:2023/12/12 Tue 20:07:10
所要時間:約 10 分で読めます





そこは、動物たちの〈楽園〉、のはずだった…。





『ズートピア(Zootopia)』とは、2016年4月23日に日本で公開されたディズニー映画。

『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワード、『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアの共同監督で製作された。
アメリカの公開日は2016年3月4日。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の通算55本目のアニメ映画。


動物たちが人間と同じように生活する世界で巻き起こる事件とその裏に潜む社会問題を炙り出す、ディズニーアニメ映画としては初の「刑事映画」。
世界観こそ、ウサギやキツネと言った動物が擬人化され、人間と同じように暮らす、ディズニーお馴染みの「ファンタジー」世界だが、
本作で描かれるのは人間社会と寸分変わらない「動物文明の世界」。
さらに、動物たちの華やかな生活の裏に隠された、「肉食」、「草食」という「」の区分から起った問題を、
現実の社会でも問題となっている「偏見」、「差別」へと置き換え、現実社会の普遍的な問題を観客に提起する仕組みとなっている。

このような、子供向けと侮られていたディズニーアニメ映画の中でも、社会問題に真剣に取り組んだ作品として、世界中の批評家から高い評価を受けた。
そして興行成績も、アメリカでは興行収入3億ドルを突破し、日本でも60億円を突破。
さらに、全世界興行収入は10億ドルを突破し、アニメーション映画としては歴代4位、シリーズ、続編でないオリジナル映画としては歴代2位の記録を打ち立てた。

主題歌は、シャキーラが歌う『Try Everything』。
日本語版はDream Amiが担当した。しかし、日本語版歌詞の評判は微妙である。
劇中では、歌い手が声優を務めた歌手ガゼルの曲として挿入される。



あらすじ


哺乳類動物の知能が発達し、一大文明社会を築き上げた世界。
そこでは、野生では捕食者/被捕食者の関係だった肉食動物と草食動物は本能を克服し、互いに共存し合う社会が形成されていた。

そんな世界で、片田舎の町に住むウサギの少女、ジュディは世界をより良くする警官になることを夢見ていた。
だが周囲は、小柄で力もないウサギが警官になれっこないと一笑に付す。
しかしジュディは諦めなかった。警察学校で人一倍努力し、その身軽な身体を生かしてトップの成績を獲得。
ついに彼女は念願の、大都市「ズートピア」でウサギ史上初の警官として採用される。

しかし署長や同僚はろくに彼女の成績を認めず、ジュディに与えられた仕事は駐車違反の取り締まり。
夢と現実とのギャップに落ち込むジュディだが、ある日ズートピアで、温厚な肉食動物の住民が次々と行方不明になっているという事件を知る。
名誉挽回を図る彼女は、行方不明事件の捜査を署長に直訴し、48時間以内の事件解決を条件に捜査を認められることに。

目撃情報なしの事件をどう捜査しようか悩むジュディは、ある目撃者の存在に行き当たる。
それは、一度ジュディとトラブルを起こしたキツネの詐欺師・ニック。
ニックの脱税行為を黙る代わりに事件に協力させることを約束させたジュディは、事件解決のためにニックと一緒に街中を駆けるのだった。

調べを進めるうちに、次々と明らかになる、「肉食動物野生化事件」のカラクリ。そしてジュディとニックは、次第に互いを信頼し合える相棒となっていく。
果たして事件の真相は?なぜ肉食動物だけが狙われたのか?
その真相の裏には、とんでもない陰謀が潜んでいるのだった…。


大まかな解説(ネタバレ極力無し)

ストーリーは主人公ジュディの故郷バニーバロウを除き、基本的にズートピアにて展開する。
様々なエリア*1が存在し、その雄大さと人工物が融合した壮大な景観が特徴的である。それと擬人化したケモ度高めのキャラクター。
だが、作中で焦点の当てられているのは前述したように「種族」。
草食動物にとって「自分より何倍も大きく、尚且つ一方間違えば自分達の命を危険に晒す」存在である肉食動物と、肉食動物にとって「自分達の何倍もの数を誇り、下手をすれば自分達が迫害され兼ねない」草食動物の対立は表面化こそしてはいないものの、無意識下で差別や偏見を持っている。
事実、作中でもジュディの「肉食動物は危険」の発言で、ズートピアが実に二分し、中立派も描写を見る限り僅かであることが証拠である。*2
無論、作中の主要キャラクター数名も「種族」に関する偏見やトラウマを持っている。


登場人物(CVは英語版と日本語版)


  • ジュディ・ホップス
CV:ジニファー・グッドウィン/上戸彩
農園の田舎町、バニーバロウ出身の新人婦警。24歳。種別はアナウサギ。
真面目で正義感が強く、幼い頃から「夢が叶う場所」ズートピアの警官になり「世界をより良くする」ことを夢見ていた。
9年前にキツネのギデオンに虐められた経験があり、「全てのキツネが意地悪な訳じゃない」と言っていたが、ギデオンの言葉で無意識にキツネへの恐怖や差別意識を植え付けられていた。

諦めを知らない大の努力家で、小さな草食動物ながら大柄の肉食動物ばかりの警察学校を主席で卒業。
「史上初のウサギ警察官」として憧れのズートピアでZDPに加わるが、「ウサギは警官にはなれない」と見下されて駐車違反を押し付けられる。
誘拐事件の捜査を「48時間以内の解決」を条件に引き受け、詐欺師のニックを引き込んでズートピア中を駆け回る。

次第にニックに自分の相棒になってほしいと思うようになるが、
事件が解決した後の会見での無意識な発言から新たな「肉食動物への差別問題」を生み出してしまい、
ニックや多くの肉食動物を傷つけショックを受ける…。

作中にて「お一人様にんじん」の中身が文字通り小さなにんじんだったことにショックを受け、箱ごと捨ててしまう描写があるが、
これは「見た目で判断する」という性格の暗示になっている。キツネのギデオンにいじめられても尚彼の中身で「キツネという種族」そのものは差別意識を植え付けられているにせよ許したのに…


  • ニック・ワイルド
CV:ジェイソン・ベイトマン/森川智之
ズートピアで12歳の頃から詐欺商売をしている小悪党。32歳。種別はアカギツネ。
軽薄そうな皮肉屋で、「夢と理想」を謳うジュディを鼻で笑い、「理想と現実の違い」を説く捻くれた人物。

実は子供の頃はジュディのようにレンジャー隊に入る夢を持っており、親が必死にかき集めたお金で入隊するが、
「狡賢いキツネは危険」と言われ集団から口輪をはめられてしまい、純粋なニックには余りにも酷な差別と裏切りを受けトラウマとなってしまう。
それ以来、現実に絶望し、夢を捨てて、偏見通り「狡賢いキツネ」として生きてきた。つまりいわゆる「哀しき悪役」のようなポジ。

主な詐欺商売は、大型動物用のアイスキャンデーを買う(親子連れを偽装)→アイスを溶かして小動物用キャンディーを大量生産→棒を小さく切って建築木材に転用といった再利用詐欺。

脱税の証拠が録音されたにんじんペンと引き換えに、ジュディの誘拐事件の捜査に付き合わされる羽目なり、顔の広さを生かして表から裏社会の動物達から情報を得ていく。
初めは夢を追い、前向きなジュディを内心で毛嫌いし、嫌々付き合っていたが、事件解決に人生を賭けたジュディの熱意に打たれて、夢を見ていた過去の自分をジュディに重ね、本当のバディになっていく。

事件解決後、ジュディから警官になることを勧められるが、
その際の記者会見で口輪をはめられた肉食動物の写真からトラウマがフラッシュバックし、追い打ちをかける様にジュディの無意識な「肉食動物への恐怖」を意識する発言から、信用され、友人だと思っていたジュディに怯えられていた事実にショックを受け、ジュディの下を去ってしまうが…。
ちなみに、日本語版の森川智之氏は東京ディズニーシーのアナウンスを担当している。


  • ボゴ署長
CV:イドリス・エルバ/三宅健太
ズートピア警察署の署長。種別はアフリカスイギュウ。
大柄な体格に似合う、厳格なベテラン鬼警官。実はガゼルの隠れファン。
仕事に大きなプライドを持ち、ウサギであるジュディに刑事の仕事は務まらないと見下している。
結局その場の成り行きでジュディに誘拐事件の捜査を48時間の条件で任せるが、問題行動の多い彼女にはほとんど期待していない。


  • クロウハウザー
CV:ネイト・トレンス/高橋茂雄(サバンナ)
ズートピア警察署の受付係。種別はチーター。
温厚で人懐っこいムードメーカー的存在で、署の人気者。
ジュディにも偏見を持たず、彼女に好意的に接する数少ない同僚。
チーターは俊足で知られているが、本人は大の甘党で、よくドーナツ一箱を平らげるメタボ体型である。
肉食動物差別の影響で、受付係を外され地下室のボイラー脇に異動にされてしまう。


  • ライオンハート市長
CV:J.K.シモンズ/玄田哲章
ズートピア市長。種別はライオン。
大きな声による演出や「市民のため」を謳うマニフェストの演説で市民の高い支持を得ている。
しかしその一方で部下に対しては傲慢で人使いが荒く、雑用は全て副市長のベルウェザーに押し付けていた。
実は街外れの施設で凶暴化した肉食動物市民を、秘密部隊を使って捕獲し、人知れず彼らを隔離し隠蔽工作を図っていた。
しかし、辿り着いたジュディとニックによりそれを暴かれ、逮捕されるが…。
ちなみに、日本語版声優の玄田哲章氏はくまのプーさんのティガー役や、プリンセスと魔法のキスの大富豪のイーライ役だった。


  • ベルウェザー副市長
CV:ジェニー・スレイト/竹内順子
ズートピア副市長。種別はヒツジ。
気弱な優しい女性で、いつも市長のライオンハートに秘書同然にこき使われている。副市長になれた理由も「投票に羊票、ひいては草食動物の支持の獲得のため」である。
自室も物置に等しい小部屋。市長との格差がすごい。尤も、これに関しては体格の問題もあるのだろうが、それにしたって応接するスペースすらない。
同じ草食動物の女性として、ウサギ初の警官ジュディを誇りに思っており、彼女を応援している。
誘拐事件捜査の任務をジュディに任せるようボゴ署長に進言したり、市の監視カメラを見せたりして捜査にも協力。
事件解決後、ライオンハートの後任としてズートピアの新市長に赴任するが…。



  • フラッシュ
CV:レイモンド・S・パーシ/村治学
免許センター職員。種別はミュビナマケモノ。
ニックとは高校時代の同級生(同じ陸上部員)で仲がいい。
実は作中でニックが気を許している唯一の友人で、ジュディは2人目。
気が遠くなるくらいゆっくりと動作し、途中で話しかけられると今やった動作を忘れてしまうことも。
実は車ではスピード狂である。
また、同名のキャラクターに、DCコミックス原作のヒーローにして「地上最速の男」たるキャラクター、フラッシュが存在する。同じ「フラッシュ」という名前なのは、ちょっとした皮肉の意味もあるのかも知れない。

  • フィニック
CV:トミー・“タイニー”・リスター/白熊寛嗣
ニックの詐欺仲間。種別はフェネックギツネ。
横柄な態度の中年のおっさんだが、必要とあらば赤ちゃんキツネのフリをして詐欺を働く。


  • ヤックス
CV:トミー・チョン/丸山壮史
市内でサロンを経営しているヒッピー風の男。種別はヤク。
長いこと体を洗ってないらしく、頭にはハエがたかっていた。
「動物が服を着ている方がおかしい」と自然の有り方を謳い、サロンでヌーディストクラブを結成している。


  • Mr.ビッグ
CV:モーリス・ラマルシュ/山路和弘
ツンドラタウンを牛耳るマフィアのドン。種別はトガリネズミ。
小さい体躯ながらも、巨大な組織力を駆使して闇社会の頂点に立ち、歯向かう者には容赦なく制裁を与える。配下には大きなシロクマ達を引き連れている。
反面、家族や組織(ファミリー)を大切にする義理堅い性格でもある。

自分や祖母を騙したニックに制裁を加えようと、侵入してきたジュディたちを捕らえて入水の刑に処そうとしたが、
娘の命の恩人のジュディに恩義を感じ、事件の捜査に協力する。


  • エミット・オッタートン
ズートピアに住む花屋。種別はカワウソ。
温厚で大人しい男性だったが、ある日突然姿を消した。
彼の足跡はツンドラタウンで途絶えていたが、その直前、彼は「夜の遠吠え」が原因で別人のように「獣」のようになったという。
マフィアのMr.ビッグと親しかったり、ヌーディストクラブに出入りしていたりと結構謎の多いキャラ。


  • オッタートン夫人
CV:オクタヴィア・スペンサー/根本圭子
夫の失踪事件を捜査するようボゴ署長に嘆願するが、拒否されてしまう。
その後、依頼を引き受けたジュディに期待を託した。


  • マンチャス
CV:ジェシー・コルティ/河本邦弘
Mr.ビッグのマフィアのお抱え運転手。種別はクロヒョウ。
オッタートンの「変貌」を目の当たりにし、恐怖のあまり自宅へ引き籠ってしまうが、ジュディたちに一連の状況を話した直後、突如野生化して彼女らを襲った。


  • デューク・ウィーゼルトン
CV:アラン・テュディック/多田野曜平
スリ・窃盗等の小犯罪の常習犯。種別はイタチ。
泥棒の現行犯のところを、ジュディと派手な追跡劇の末に彼女に初めて逮捕されるが、球根しか盗んでいなかったことと、ネズミの街リトル・ローデンシアを滅茶苦茶にしたことからジュディはボゴ署長に怒られた。
だがこの事件が、のちに大きなヒントとなる。

ちなみに「アナと雪の女王」のウィーゼルトン侯爵のセルフパロディキャラで、声優も一緒。
彼が売っていたDVDの海賊版はディズニーの歴代アニメ映画のセルフパロディでもある。


  • スチュー・ホップス
CV:ドン・レイク/大川透
  • ボニー・ホップス
CV:ボニー・ハント/佐々木優子
ジュディの両親。先祖代々ニンジン農場を経営している。
子沢山で子供の数は総勢257匹。特にジュディには過保護気味で愛情深く接する。
「ウサギに警官の仕事は危険」とジュディの警察官になる夢には反対しており、彼女がズートピアで一人暮らしを始める際は揃って心配して、キツネ除けの防犯グッズを持たせようとしていた。
そのため、ジュディが駐車違反担当になったと知って喜んだ。
元々保守的な考えに加え、ジュディがキツネのギデオンに虐められた過去から肉食動物を危険視していたが、事件解決後にジュディがキツネのニックを友人にしたと知って考えを改めた。


  • ギデオン・グレイ
CV:フィル・ジョンストン/武田幸史
ジュディの近所の農家に住んでいたアカギツネ。
小学校の頃は横暴なガキ大将で、警官に憧れるジュディの夢を嘲笑い、彼女に怪我をさせてトラウマを植え付けた。
帰省したジュディと再会し、「あの頃は自信がなかった、ずっと謝りたかった」と謝罪し、傷跡が残っていないことにほっとしていた。
なんと今ではパティシエになっており、ジュディの両親の一番のお得意様である。
原語版では再会時に吃音症の症状が出ている。

ちなみに、「DNA」を引き合いにジュディを恫喝した言動は到底子供らしくないもので、
草食動物の多いバニータウンでは肉食動物が少数派ということもあり、自分がかつて草食動物に言われたことをそのまま言っている可能性がある。



  • ガゼル
CV:シャキーラ/Dream Ami
ズートピアで有名な歌手。種別はガゼル。
セクシーな見た目で若者、男性を中心に幅広い人気を集めている。もちろんジュディは大ファン。
PVの雑コラ製作アプリまで出回るほど。
リベラリストとしても積極的で、肉食動物差別が問題となった際も、差別の鎮静化を願い、マイノリティの味方を公言した。

これほどのインパクトを残したにも関わらず、本編では登場人物達と関わる事も、直接話す事すら無かった。
しかし、本編を見れば彼女が 『居ても居なくても関係無いモブキャラ』 ではなく、 『このキャラが居なければ物語が成り立たなかったほどの主要人物』 に食い込んでいるのは明らかだろう。



トリビア


本作の製作初期、ストーリーはなかなか決まらず二転三転した。「動物が暮らす世界で事件が起こる」基本プロットはあったが、設定やキャラクターが試行錯誤されたという。
基礎となったのは、ウサギを主役としたスパイアクション。ジェームズ・ボンドを意識した作りだったという。

その後、ストーリーは警察ものとなったが、こちらは「肉食動物が危険視され、凶暴行為を働こうとすると体に電撃が走る首輪をつけられる」設定の中で繰り広げられる、ダークなディストピア系SFだった。
こちらでは主人公はニックで、迫害を受ける中必死に生きていくというほとんど違うキャラ設定だったという。
また、ジュディは現実に擦れた大人の女性として登場予定だった。

だが、あまりにストーリーがダークになりすぎて子供受けしないと判断され、思い切ってジュディのキャラクターを変え、メインに据えることで現在のストーリーとなった。
なお、プレビズ映像も製作中だったため、製作途中でほとんどをやり直すことになってしまった。


作中に登場するニュースキャスターは、上映国によって異なっており、それぞれ国特有の動物となっている。
(アメリカ→ヘラジカ、中国→パンダ、オーストラリア→コアラ、ブラジル→ジャガー)
ちなみに日本はタヌキのマイケル・狸山。声は芋洗坂係長が担当。






ニンジンペンに録音した内容を追記・修正お願いします。

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最終更新:2023年12月12日 20:07

*1 例として寒冷地、砂漠地帯、熱帯雨林といった様々な気候帯が超技術か何かでエリア分けされている。

*2 副市長のベルヴェザーの発言、「ズートピアの9割は草食動物で、それらは怯えている(要約)」は、それを物語っている。