耳郎響香

登録日:2016/04/09 Sat 11:32:26
更新日:2024/03/11 Mon 13:50:04
所要時間:約 6 分で読めます




「発育の暴力……!」


耳郎響香(じろう きょうか)は、『僕のヒーローアカデミア』の登場人物。

声:真堂圭


耳郎'sアイ:三角形で描きやすい。
耳郎'sジャック:エロい。
耳郎's胸:控えめ。
耳郎's体:締まっている。細め。
耳郎's内側:冷めた感じの割に乙女な部分がある。

──「僕らのヒーロー解体新書」より

身長:154cm
誕生日:8/1


概要

雄英高校ヒーロー科1-Aに所属する生徒。
一人称は「ウチ」。

三白眼にぱっつんのショートヘアという、個性豊かな1-A女子の中では比較的普通な外見。
体の起伏は少なめ。
平均的な体型であるが、周りがグラビアアイドル並みの体型ばかりの為、よく貧乳扱いされる。

コスチューム着用時には涙メイクも加わる。
また、髪には心電図を模したハイライトが描かれているのが大きな特徴。
個性の関係で、耳たぶが福耳となっており、その先端はイヤホンのプラグ状になっている。

見た目や個性の通り音楽も好きなようで、移動中のバスで音楽を聴いたり、作者の告知イラストでバンドを組んだときはベースを担当した。
一通りの楽器は演奏できるようだが、ギターなどの方が得意でドラムはまだ練習中とのこと。
歌がとても上手く、聞いたA組の生徒からはセクシーでハスキーな声をしていると評された。

男勝りのさばさばした性格で、上鳴の事は早速尻に敷いているようだ。
だが、肝試しや爆豪VS麗日の対戦を苦手がったり、しまいには顔を覆ってしまうという、乙女チックな一面もある。
また、口田の弱点を克服させるために説得するシーンでは、彼女なりの強さ、心優しさがうかがえる。
この作品のキャラクターは独特の喋り方をする事が多いが、このキャラクターは比較的普通の喋り方をする。

音楽の英才教育を受けてきたにもかかわらず、音楽と関係のない仕事を目指していることに、漠然とした申し訳なさを感じている。
また、音楽を完全に捨てることもできずに趣味として続けていることを「中途半端」だと自責しているあたり、本質的に真面目できっちりした性格であることがうかがえる。

暫定ヒーローネームは『ヒアヒーロー イヤホン=ジャック』
少々紛らわしいが、個性の名前が『イヤホンジャック』で、ヒーローネームが『イヤホン=ジャック』である。

ヒーローコスチュームは赤っぽいシャツに黒のジャケットとズボンで、ジャケットは裾が短い。
また、個性用のスピーカーを備えたブーツを履いている。
のちにコスチューム改修と新必殺技の習得により、両手に音響増幅装置を装着。
ヘッドホン状のパーツも追加された。

第1回人気投票の結果は16位。
だが第2回ではなんと7位まで急上昇。
並み居る人気キャラを抑え、女性陣ではナンバー1という快挙を果たした。
ただし、名前が「饗香」に間違えられていたのが玉にキズ。

初期設定での名前は「耳元響香」
今よりもちょっと吊り目で気が強そうに見える。


個性:『イヤホンジャック』

耳のプラグを通して心音を増幅し届ける“個性”。

増幅させた心音は人間なら悶絶させ、また岩をも砕く程に高い威力を持つ。
また、プラグを刺す事で、差した対象や壁の向こう側への音による探査も可能。

耳たぶは片方に付き6mまで延長ができ、それを用いた中距離戦もできる。
また、手先のように器用に動かすこともできペンやダーツなどの軽いものなら持ち上げたり投げたりすることも可能。
ジャックの部分を鍛えると音質も向上するらしく、夏の合宿ではそこを鍛えていた。
原作では描かれていなかったがアニメ3期にて、酸を出し続ける芦屋の横で叫びながら岩肌にプラグを突き刺す様子が追加で描かれた。
そもそも物体にプラグを突き刺す個性なのにそれが強化に繋がるのかは謎。

元々心音がデカいキングエンジンとは異なり、あくまでプラグからの音を「伝える」だけの個性である。
その為、相手に直接突き刺すか、スピーカーなどの器具が無い限りは音を出す事は出来ない。
コスチュームの両足にはその個性を生かすため、中距離以遠に対して対応するための特製のスピーカーが備え付けられている。
そのスピーカーは指向性が高く、
  • 音響兵器にしては攻撃範囲が狭い
  • 乱戦で敵を一掃できない
と言うのは欠点であるが、仲間を巻き込む心配が無いのは利点ともなる。

峰田の眼にイヤホンジャックを突き刺すシーンがあるが、その直後に峰田が絶叫するが眼球は全く傷付いていないなど、謎に包まれた部分もある。

音を操る個性という事で、期末試験では口田甲司と組んでプレゼントマイクと闘ったが、単純な音量ではプレゼントマイクにはまだ遠く及ばない。
プレゼント・マイクの大声と比べると「音量」「射程」「攻撃範囲」の何れに於いても遠く及ばないため、彼女自らその「個性」は自分の完全上位互換と称した事もある。
ただし、あちらと異なり(現在の描写からうかがえる限り)、
  • 岩を破壊できる程度の威力で内部から物体を破壊できる
  • 発信のみならず受信も可能
  • 威力・攻撃範囲が大き過ぎない*1
といった点で差別化でき、必ずしも彼女の「個性」がヴォイスの下位互換であるとは言えない。

後に必殺技の習得訓練により、腕に装着したマイクから音の衝撃波を放つ「ハートビートファズ」を習得。
広範囲にわたって地面をえぐるほどの強力な音波を放つことができる。
足よりも取り回しのしやすい腕にスピーカーがついたことで汎用性も向上したと思われる。

聴覚を利用する個性のため
  • 索敵中に大きな音(例えば大音量の音楽や爆発音)を流されると本体がダメージを受ける
  • 装備を破壊されると一部の技が使用できなくなる
といった弱点がある。

心音を伝える攻撃ではあるが、疲労や精神状態などで心拍数が変化しているときに個性にどう影響されるかについては、まだ作中で言及されていない。


交友関係

「男のくせにウダウダと……じゃあさ、人間スタンガン!」
「マジかバカ!」
初めての授業でペアを組んだ間柄。
USJでの襲撃時も八百万と3人で行動しているが、その時には既に上鳴といいコンビを築けていた。
寮に入る頃にはアホ顔がツボに入るほどになっていた。

「つか服が超パンクに……」
「また創りますわ」
USJの襲撃時から行動を共にする。
創造の個性を「う○こみてぇ」と口走った瀬呂をひっぱたくなど、それなりに仲がいいらしい。
クラス1のグラマラスとぺったんコンビ。

「八百万のヤオヨロッパイ!芦戸の腰つき!葉隠の浮かぶ下着!麗日のうららかボディに蛙吹の意外おっぱァアアア!!」
ドックン!
(ウチだけ何も言われなかったな……)
特に本人同士で絡みがあるわけではないが、峰田が他の女子の魅力を語る中で自分だけ何も言われない事については思うところがあるらしい。

  • 口田甲司
「やれるよ、だってヒーロー志望でしょ? そんならクリアしようよ」
(耳郎さん、耳が……僕が退いてしまったばっかりに……!)
中間試験でコンビを組んだ。
用途は違えど音に関わる個性同士として、同じく強力な音を操るプレゼントマイクと対峙した。
マイクの攻撃で傷つきながらも、虫が苦手な口田を説得し、見事に試験を突破した。

  • 耳郎響徳、美香
「響香やめろ、折角厳格な父で通そうとしてんのに!」
「うっさいなオッさん」
耳郎の両親。
両親とも音楽関係の仕事をしていて、父は作曲家をしている。
ミュージシャン風の見た目だが娘の担任の前で背伸びして厳格な父を演じるお茶目な性格。
娘からオッさん呼ばわりされるあたり、普段は気のいい父のようだ。
母は真面目で大人しそうな外見に反してパンクが趣味という過激なお方。
響香のルックスおよび個性は母親からの遺伝のようだ。
なお、「耳郎」の姓は妻側のもの。
この世界では妻の姓を名乗ったり夫婦別姓であることは珍しくないようだ。
作曲家の父が母の音楽の才能に惚れこんで求婚したという。
両親ともに好きなことを仕事にしてきたため、娘にも好きなように生きて欲しいと思っている。


僕のヒーローアカデミア すまっしゅ!!

乙女チックな部分がピックアップされ、なんと爆豪や峰田にときめくという意外な一面も。
また、他人のアフレコが好きで、音声の届かない戦闘訓練などでも会話を勝手に想像しては盛り上がる。
役割的にツッコミに回ることも多く、緑谷からはツッコミマスターと呼ばれている。


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最終更新:2024年03月11日 13:50

*1 悪人の捕縛を目的とする上で、攻撃範囲や威力が高過ぎると無関係な人や物にまで被害を与え得るため場合によっては欠点にもなり得る。爆豪の爆破や、エンデヴァーのヘルフレイムがその例である。