DRN.000 ブルース

登録日: 2016/01/19 (火) 18:28:40
更新日:2023/11/19 Sun 16:48:23
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カプコンのゲームロックマンシリーズに登場するロボット。
トーマス・ライト博士に造られた人型ロボットシリーズ・ライトナンバーズプロトタイプ
シリーズ3作目で初登場し、以降シリーズ全作品に登場する。
基本的にはNPCだが、9、10、一部の番外編ではプレイヤーキャラとして使用可能。

CV:

ライト博士初の“心”を持った人型ロボット。
動力炉に欠陥があり、その改修手術を行おうとした際「人格を変えられてしまう」と思い込んで行方をくらます。
そして機能停止直前にDr.ワイリーに発見・改造され、動力炉を太陽エネルギーから原子力エネルギーへと改造された。
この改造によって動けるようにこそなったものの、戦闘レベルのパワーは短時間しか発揮できなくなった。
特徴的なサングラスも正体を隠すためにワイリーが追加したもので、この改造時からずっと装備している。また試作機故に防御力が低く、それを補うために盾を装備している。

一方ワイリーも、この改造の際にブルースを解析した結果、ライト博士が開発した『高度な人工知能を搭載した高性能人型ロボット』のノウハウを得た。
おかげで自前の強力な戦闘用ロボット、すなわちロックマン2以降のワイリーナンバーズを製作できるようになった。
ロックマンシリーズの長い歴史はブルースの勘違い家出から始まったと言っても過言ではないのである。


ブルースの型式番号DRN.000から分かるように、DRN.001 ロックマンもといロックの兄に当たるのだが、ロック自身はその事実を知らない。
本人にも改造したワイリーにも教える義理がないし、唯一教えてくれそうなライト博士もブルースについては多くを語らないようである。
もっとも、ブルースが現れた時は大抵ワイリーの悪事を阻止する側なので、ロックや他のライトナンバーズにとっては“掴み所のない謎のロボットだがほぼ味方”という認識で固定されている様子。
孤独を愛し、口笛を吹きながら時折ふらっとやってきて、時にロックマンとも共闘する。





【装備】

  • ブルースバスター
ロックバスターの先行機。手首の代わりに突出した銃口からエネルギー弾を発射する。
側面のエネルギーゲージやチャージ機構もロックバスターとほぼ同じ。更にロックマンよりも強力なチャージショットである「ブルースストライク」を撃てる。
ただしプロトタイプ故か、ロックマンと違って完全変形ができず、片腕は常にバスター状態で、両手とも素手状態に変形させる事はできない。
…という設定はあるのだが、ゲーム内のドット絵やムービー、公式イラストでもしばしば無視されて両腕とも普通の腕になっている。 その場のノリとか見栄え重視でいいのか。


  • ブルースシールド
ただでさえ低い防御力を補うために装備している楕円状の
どのように保持しているかの設定が不明瞭だが(*1)、使わない時は背中に背負っている。


  • 特殊武器
ロックマン同様に『武器可変システム』を搭載しており、相手の武器チップを組み込み、特殊武器として使う能力が備わっている。


  • その他のアクセサリー
ロックマン3のTVCMおよび説明書にヘルメットを外した姿が登場しており、ロック同様髪も生えている。
髪型はロックと同じ時もあれば、尖ったリーゼントでビシッと決めてる時もある。
正体を隠すためのサングラスはメットオフ時でも掛けていて、素顔は未だに明かされていない。
また、もう一つのトレードマークとして黄色いロングスカーフを纏うお洒落さんだが、後に金髪を靡かせるゼロ 開発のヒントになったかは不明。



【各作品での活躍】


ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?

この時点ではまだ正体不明の敵ロボット。特定のステージで口笛と共に現れる。
事実上中ボスだが倒す事はできず、ある程度ダメージを与えると道を開いて立ち去る。
ジェミニマンステージでは障害物を破壊して立ち去るだけで戦わない(裏技でスルー可)。

命を救われた恩義からか、ワイリーとは協力関係にあった。
初期は首元の黄色いスカーフもまだ短い。ブレイクマンについては後述。

PS版ではセレクトボタンを押すとナビゲーターとして助けてくれる。


ロックマン4 新たなる野望!!

カリンカを救出して去っていく一瞬だけしか登場しない。台詞もなし。
この際ワイリーが「ブルースめ、裏切りおったな!!」と言っている事から、ここでワイリーと袂を別った様子。
少女を誘拐し、人質に取って父親に悪事を働かせるなどという卑劣な手口に反発を覚えたのだろう。


ロックマン5 ブルースの罠!?

これまでとは豹変、謎のロボット軍団を率いて都市を攻撃。更にはライト博士を、あろうことかロックの目前で誘拐して行った。
一度はカリンカを助けたとは言え、彼の本質はやはり敵だったのか?

ロックマン6 史上最大の戦い!!

とあるステージで隠し部屋に待機しており、エネルギーバランサーをくれる。それだけ。


ロックマン7 宿命の対決!

ロックマンの行く先々でアドバイスをくれる。
更にある条件を満たすと、とあるステージの隠し部屋に出現。「力試し」という名目で戦闘に突入する。
一定ダメージを与えると戦闘終了し、彼のトレードマークである愛用の盾・ブルースシールドを投げ渡してくれる。
以降はロックマンの装備として自由に使用可能。装備中は直立時にシールドを構えて敵の弾を防げる(一部除く)。また装備中の武器はロックバスターになる。
動いている間は防御できないわ、撃つ度に硬直するわで、遅く入手する割には使い勝手は微妙というのは内緒。

ロックマン ザ・パワーバトルおよびロックマン2 ザ・パワーファイターズ

ショットは画面に2連射可能で、ショットスピードが速い。
更に素早いダッシュが出来るなど、総じてクセの少ないスピードタイプ寄りの性能で扱いやすい。
ただしダッシュ中はロックマンのスライディングのように姿勢が低くなるわけではないので注意。
パワーファイターズでの切り札はビートが運んでくるバリアで、エネルギー切れまで完全無敵。
必殺技はその場で最大4ヒットまでする炎を放出し続ける「ブルースストライク」。
なお、シールドは完全なるお飾り。

ロックマン8 メタルヒーローズ

CD音源となって口笛も音質アップした。今回ほぼ空気。
声は赤いライバル繋がりと思われる。
黄色のスカーフも長くなって風にたなびくようになった。


ロックマン9 野望の復活!!

DLCで追加されるブルースモードでプレイヤーキャラとして使用可能になる。ブルースモードではショップがないので買い物不可。
ロックマンでは使えないスライディングとチャージショットが使え、さらにジャンプ中はシールドを構えて敵弾を防げる。
代わりに本来の設定通り、防御力はロックマンより低い。しかもダメージを受けた時のノックバックがロックマンの倍ぐらい大きく、狭い足場などでは簡単に突き落とされてしまう。
特殊武器は同じだがラッシュはいないため、よりアイテムらしい見た目の「ブルースコイル」と「ブルースジェット」に置き換えられている。


ロックマン10 宇宙からの脅威!!

前作と違い、今回は最初からプレイヤーキャラとして選択可能。性能はほぼ前作と同じ。
なおかつノックバックする距離はロックマンと同じになったので、若干やり易くなっている。
買い物も可能になった。ブルースでショップに行くとタンゴが店番をしている。


ロックマン&フォルテ

オープニングステージでいきなり真っ二つにされてしまい、終盤まで出番なし。
キング戦のイベントで再登場し、オーバーヒート覚悟で全エネルギーを注ぎ込んだ強力なチャージショット「ビッグバンストライク」を放ってキングの盾を破壊する。
そこからキングにダメージを与えられるようになるのだが、当のブルースは全エネルギーを使い果たして機能停止。戦闘中ずっと背景。
しかし放ったらかしという事はなく、ちゃんと戦闘後にキングが脱出させてくれる。その後はフォルテEDにのみ登場。

ロックマンの台詞から察するに、ブル/ース状態になった後ライト研究所に転送され、ライト博士が修理してくれたようだが、その際先述の動力炉欠陥については特に触れられていない。
本人が身体をいじらせてくれる機会などまずない*2ので、修理ないしロックマン同等の動力炉と交換する絶好の機会ではあるのだが…?
ただ、動力炉のスペック上“戦闘において短時間しかパワーを発揮できない”設定があるブルースが、このロクフォル後のストーリーであるロックマン9と10ではプレイヤーキャラとして“長時間戦闘”を行えている。
紙装甲設定と比べるとゲーム中に反映するほどのネタではないと言えばそれまでだが…。それ以前のアーケード版でもプレイヤーキャラになってたし


ロックマンワールド4ロックマンワールド5

出てくるとロックマンに何かしらアイテムを投げて帰る。つまりはエディーと同じような役割。
中にはSボール(その場でS缶相当の効果、つまり全エネルギーが回復)など、むしろエディーよりいいものをくれる場合もある。
ワールドシリーズではエディーの出る場所でも、画面を切り替えてのアイテムシャッフルが地形的にできないステージがあるので、マジで上位互換している。


ロックマンロックマン

初期状態では使えない隠しキャラ。チャレンジモードを全問クリアするか、無料DLCで開放される。
「まだ見ぬ兄弟達」「動力炉に欠陥がある」といった台詞があり、また他のナンバーズと違ってワイリーと面識があるなど、ライト博士の手を離れたさすらいのロボットという設定の他にはおおよそ変更はない様子。
他のキャラよりもスピードが速く、ジャンプ力も1マス分高いが、代わりに防御力は低い。
一番おかしいのは攻撃面で、通常攻撃でいきなりブルースストライクを撃つ事ができる。ロックマンCでのフルチャージバスターに相当するが、チャージすら必要なく連発できてしまうとんでもない壊れ性能。
ザコならどんな敵も一撃、ボスも弱点武器より大ダメージを与えられると言えば異常さが分かるだろうか。画面内に一発ずつしか撃てないが、貫通するのであまり問題にならない。しかも密着なら連射もできてしまう。鬼。
また、立ち止まっている時にシールドを構えて敵の攻撃を防げるが、一度防ぐとシールドが弾かれて落ちてしまう。落ちたシールドを拾えば再び防御力を発揮する。



ブレイクマン

ブルース初登場のロックマン3のみに登場するキャラクター。
8体のボスに続き、ドクロボットを全て倒すと現れるボス。その姿はジョーシリーズのようなマスクで口を覆ったブルースに酷似している。
ただモノアイにも見えるので、もしかしたら別人かも知れない。
ちなみにスナイパージョーはブルースのデータを基に量産したモノアイロボットである。

登場時に口笛を吹く演出やその戦闘パターン、戦闘時にライフゲージが表示されない、倒す事ができず一定ダメージを与えるとどこかに去っていく…
といった点もブルースと同じである(違うのは特殊武器が効かない事だけ)が、公式に正体は明言されていない。
変装とも言えるが、もしそうだとするとその目的は何だったのだろうか。
実はブルースがブレイクマンに変身するドットパターンがROM内部データに存在するが、ゲーム内では未使用(ファンにより動画が投稿されている)。
ナンバー000のプロトタイプなのでブレイクアップしてブレイクマン…ではない。
「BE@RBRICK」のブルースには「ブレイクマンフェイス」も付属しており選択可能。

『ロックマンオンライン』(中止)ではブレイクマン=ブルースとしている。



有賀版(ロックマンメガミックス/ギガミックス)

戦闘形態以外にも漫画オリジナルの人間形態が登場。(*2)服装は常に黒のロングコートという出で立ちで、サングラスを除けば顔つきや髪型はロックとほぼ同じ。
時折やって来ては助言、と言うか意味深な言葉を投げかけていく。そして後になってみればそれが実に核心を突いた発言だったりする。
その一方で「平和を守りたいならあいつ(ロックマン)自身が強くならなければならない」と、ロックマンの戦いに助太刀するという事は基本的にせず、成長を見守るスタンスを通している。
とは言えロックマンが弱いと思っている訳ではなく、その優しさや甘さを否定するでもなく、戦う気のないロックマンに一方的に勝ったつもりのフォルテに対しても
「俺よりも、もちろんお前よりも強い」「本気を出したロックマンにお前ごときでは勝てない」と、ロックの実力や戦いに臨む姿勢そのものは評価している様子。

陰のテリトリーに生きる者同士とあってか、シャドーマンとは幾度となく戦ううちに奇妙な腐れ縁が続いている。
またタンゴにも良く懐かれている。これまた活動範囲が似ているからだろうか?

戦闘はなるべく避けるタイプのキャラクターではあるが、強くないどころかプロトタイプとは到底思えないような戦闘力を誇る。
目にも止まらぬ速さでスナイパージョー数体を破壊したり、(ある程度蓄積ダメージがあったとは言え)フォルテを一撃で戦闘不能に追い込み、ガンマの厚い装甲にも亀裂を入れるほど。
人間形態でさえキャタピラで爆走するダークマン1号に一瞬で追いついて行動不能にし、ライトナンバーズ6体をこれまた一瞬で攻撃できるだけの俊敏さを発揮する。


この漫画での初出はメガミックスの『戦士の休日』(原作でのロックマン5~6間に当たる)だが、時系列的にはギガミックスの『アステロイド・ブルース』(原作のロックマン3に当たる)が初登場となる。
メガミックスの復刻版(2009)と新装版(2015)では、冒頭でのダイジェストシーンのブルースがマスクを装着したブレイクマンとして描き直され、名前の表記は「DRN.000 ブレイクマン」となっている。
『アステロイド・ブルース』ではこのダイジェスト部分の物語が詳細に描かれている。
この作戦中はサードナンバーズからもブレイクマンとしか呼ばれないが、ロックマンとの戦闘中にブレイクマンのマスクが破損し、ライト博士が目撃する事でブルースの顔と名前が明らかになる。
しかし"超エネルギー結晶を組み込んだ実験体"とはサードナンバーズであるシャドーマンも知らなかった(後にルーラーズとの決戦時にブルース本人から聞いた)ため、
当時所属のワイリーナンバーズにとってもブレイクマン=ブルースは"ワイリーが拾って改造したロボット"程度にしか認識してなかった様子。

同作者がコミックボンボンで連載していたロックマンマニアックスでは二度に渡って特集されたが本人は出ず、関係者による座談会となった。
「裏切者」と罵るワイリー、「いい人」と反論するカリンカ、「キザ」とフォルテ(カリンカもこれには反論できなかった)、「家出…」と物凄くブルーになるライト、「よくわかんない」と本当になぜ呼ばれたのかわかんないヒートマン、表面的すぎる研究レポートを発表して場をしらけさせるコサック。
そしてボス達の間では「使ってないはずの無人の小部屋から口笛が聞こえる」「心臓に病気持ってて行方不明になったロボットの霊が出る」「頭から血まみれになった真っ赤なロボットの霊」とか怪談扱いされていた。
最終回ではデューオに読者からの依頼としてその他とまとめて「いけません!」されていた(罪状は不明)



ロックマン 甦るブルース

池原しげとのオリジナル漫画。ロックマンキラーを配下に、新型ロボットの一団を強奪して人類に反乱を起こす。これに対してワイリーはナンバーズボス達による自警団「ワイリー・パトロール」を組織して対抗。
ワイリーも自分のロボットを大量に盗まれたという名目があったため、怪しむ事無くライトもワイリーに協力するが…
やはりというかこのブルースもワイリーの作った偽物。更にはライトもいつの間にか誘拐され、偽物ロボットにすり替えられていた。
本物はワイリー・ブルースとの戦いで大破するが、コサックによって修理され本物のライトを救出し、ワイリーの前でロックを羽交い絞めしていた偽ライトを破壊した。

ワイリー・ブルース

ロックマンと対峙した場に本物が現れて、本物が持っていない内蔵型の盾を使ってしまい正体が発覚。
正体を現してからはサングラスに「W」の文字が浮かび、一人称が「私」となって両手がバスターとなる。
さらに前述の盾は両端が尖っており、槍として投げることも可能で、本物のブルースを大破させた。
しかしその直後、コサックナンバーズの援護で部下ロボット達と離され、ロックマンからロックマンキラーの武器と怒りのバスターを受けて破壊された。


国外では

ロックマンが英語圏ではMEGAMAN(メガマン)という名前で通っているのに合わせて、ブルースも海外ではPROTOMAN(プロトマン)と呼称されている。
海外アニメ版ではどう見ても欠陥持ちの紙装甲プロトタイプとは程遠い筋肉ムキムキマッチョマンに描写されているが、まぁこのアニメでは全員筋肉質なので今更な話。




【スナイパージョー】

ワイリーによってブルースを基に量産されたロボット(初期は「DRN.000というロボットを基に」とぼかされていた他、
講談社『ロックマン&ロックマンX ひみつ大百科』など「ライト博士が開発した量産タイプの人型ロボットをワイリーが改造したもの」とされていたことも)。
メットールと並びシリーズのレギュラー。緑の体に赤いモノアイなのでどことなくザクⅠに似てらっしゃる…
片手がバスターで片手に盾(ブルースのと似ているが上が平ら)を持つ。盾を構えている間は攻撃が通らず、バスターを構えた時だけ破壊可能。
バリエーションも多く、また人型故に改造せずともそのままコクピットで操縦できるからか、乗り物に乗ってくることも多い。
ライドマシンの先駆けとも言える。または戦闘員ポジションとでもいうべきか。
ロックマンXシリーズのアーマーソルジャーやライドロイドGやガードロイドやホーガンマーやディスクボーイ8、ロックマンゼロシリーズのパンテオンやバリアント、ロックマンゼクスシリーズのガレオン、ロックマンDASHシリーズゴルベッシュなど他シリーズにも似たコンセプトのが登場する。*3

◇ライドマシン系

ロックマン2

スナイパーアーマー
帰ってきたスナイパージョーが、前作のビッグアイや後のダチョーンのような二足歩行メカに乗っている。
破壊すると操縦していたスナイパージョーが降り立ってそのまま戦闘を続行する。
元々ロックマンのサポートアイテム4号としてライトが設計したが、ワイリーが設計図を盗み出して量産した。
ゲーム中でロックマンは乗れないが、ロックマンキャラクターコレクションの表紙などで乗っているイラストがある。
盾を構えたまま操縦しており、リメイク版では帰ってきたスナイパージョー部分に攻撃が通らなくなった。

ロックマン5

アパッチジョー
ナパームマンステージに登場。下に砲のついた一人乗りヘリに乗っている。
ライダージョー
ウェーブマンステージに登場。機首に砲のついた水上バイクに乗っている。

ロックマン6

キャノンジョー
ブリザードマンステージに登場。砲台に乗っている。

ロックマン7

トラックジョー
ターボマンステージに登場。前方にトゲ板を備えたトラックに乗っている。後ろに回られるとちゃんと後ろを見ながらバックしてくる。
バトル&チェイスにも「ジョー」名義で登場。レーシングカーに乗り、頭にスナイパージョー01と同じペイントがあり、地雷を仕掛けてくる。

ロックマンワールド4

ガンナージョー
ワイリーステージに登場。ミサイルポッド付きカプセルに乗っている。


◇バリエーション

ロックマン1

スナイパージョー
最初のジョー。離れるとピョンピョン飛び跳ねて追いかけてくる。
防御中にアイススラッシャーを当てると何故か顔を出してから凍る。

ロックマン2

帰ってきたスナイパージョー
外見は変化ないが、弾が二連発になりジャンプしなくなった。弾速も遅くなった。

ロックマン3

ハンマージョー
エアーマンのように頭と胴が一体化した逆三角形の頑丈なボディ。ザクからズゴックに。ブルース要素はどこへ。
目を閉じて鎖付き鉄球を頭上で振り回し、投げつける。投げる前に目を開けるのでこのとき攻撃が通る。

ロックマン4

スケルトン・ジョー
スカルマンステージに登場。ボスに合わせて骨武器も骨。無敵時間はないが高威力の特殊武器かチャージショットでだけ倒せる。
他の武器では攻撃されるとバラバラになるものの、しばらくすると復活する

ロックマン5

クリスタルジョー
クリスタルマンステージに登場。クリスタルを生成して発射する。体が光るクリスタル生成中は無敵。

ロックマン7

スナイパージョー01
攻撃パターンはスナイパージョーと同じ。頭や盾などに装飾が施された。

ロックマン8、ロックマン&フォルテ

ジョー・クラシック
見た目はスナイパージョーと同じだが、盾が長方形になり、バスターのほか爆弾も投げるようになった。

ロックマン9

マシンガンジョー
バスターのデザインが変わり、弾を連続で撃ってくる。

ロックマン10

帰ってきたマシンガンジョー
見た目はマシンガンジョーと同じだが、連射パターンが変わった。

ロックマンワールド5

ピリパリー
ワイリースターに登場。ジュピターステージのビリバリーの頭をジョーシリーズに代えたようなキャラで、電気のチャージ中は無敵。

ロックマン バトル&チェイス

ブラックジョー
隠しボスとして登場。トラックジョーの色違い。

ストリートファイター X ロックマン

(不明)
リュウステージに登場。饅頭笠のようなものをかぶり、刀を回している。この間は無敵で、居合のような動きで突進してくる直前に刀を収めるのが攻撃の機会。

Mega Man Rush Marine

(不明)
普通のスナイパージョーと同じパターンだが、水中なので足ひれを装備している。
(不明)
盾を持たず、モリを装備している。

漫画作品のスナイパージョー

コミックボンボンで連載された池原しげとの漫画版では、メットールは時々キャラが立っているのに対してジョーにスポットが当たることはなかった。
(ゲーム中でメットールの派生はボスを務めることがあったのに対してジョーにはそれがなかったのが原因か)
ワイリーがロボットに優しいことに定評のある有賀ヒトシの漫画版でも消耗品扱いされており、セリフもカタカナなので心を持たないのかもしれない。
(ただし、前述のマニアックスのブルース回ではADのような仕事をしていたり、観客席のジョー達が雑談するような動きをしている)
出月こーじの漫画版ではサーチマンステージで作戦を立てて奇襲をかけ、ロックマンの回避を称賛したり、またそんな仲間をたしなめたり、ワイリーのアバウトな情報管理にツッコミを入れたり、盾を外しレーザーサイトを装備したキングによる改良型が不敵に笑いながら現れたりとボンボンの作家によるジョーでは一番キャラが立っていた。



追記・修正はブルースの謎を暴いてからお願いします。

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(*1)ブルースシールドの裏面に取っ手はなく、小さな縦長のパーツが二つ並んで付いているだけである。 このパーツが磁石で吸着するのか、或いはこのパーツの間に腕を填めて構えるのか、デザインした稲船氏の答えも曖昧。「盾からこう、ビームがビャーって出てついとるんかもしれんなぁ……」(R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークスから抜粋)
(*2)一応公式イラストでも、戦闘形態ではなくロックのように人間形態で海パン一丁のブルースが描かれたイラストがある(「ロックマン大博覧会'96」に掲載、「R20」228pでも確認可能)
(*3)元ネタはロックマン3に用語だけ登場した『エネルギー元素』。8つの惑星に散らばるエネルギー元素を集めるのがロックマン3のライト&ワイリー共同開発の目的だった。見た目はロックマンDASHシリーズのディフレクターのようでもある

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最終更新:2023年11月19日 16:48

*1 余談として、置鮎氏はロックマンXシリーズにてゼロ役を長年演じているが、同じ赤いライバルキャラでも声を当てたのはブルースの方が1年先だったりする

*2 というか、それ以前の『パワーファイターズ』ではライト博士に説得されても断って立ち去っている。

*3 レプリロイドの原型はエックス(ロックマンXシリーズ)という設定があるため、開発系譜としては繋がっていないはず