ボーイ(逆転裁判)

登録日:2016/01/11 Mon 17:22:22
更新日:2024/02/21 Wed 11:41:03
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モチのロンでございます。


逆転裁判』シリーズの登場人物。

CV:?(アニメ版)


若くしてビジネスホテル「板東(ばんどう)ホテル」のボーイ長を務める男性。
初登場時の年齢は26歳で、当時24歳の成歩堂龍一とそう変わらない年頃。本名は不明。逆転裁判シリーズに登場した証人の中で、固有名詞としての名前らしい名前がわからないのは彼とボート小屋の管理人だけである。
髪にメッシュが入っていて、右手には常にティーセットを持っている。
「いついかなる時でもお客様にお茶をお出しできるように」という考えを持っているらしく、たとえ証言台に立つ場合であってもそれを手放す事はないプロ中のプロ。
御剣怜侍曰く「いかにも、ボーイのイメージに忠実な男」のようで、キャラの濃い逆転シリーズの登場人物の中では割と地味な外見の人物である。
制服はクロスタイにベージュのタキシードで、後輩もこの制服を着用。
物腰も柔らかく丁寧な口調で話すが、やはり逆転シリーズに登場するだけあってかなりクセのある人物であり、その思考回路はかなりヤバイ。
事件で関わった成歩堂からも「今回、一番の危険人物はコイツなんじゃないのか?」と警戒されていた。


初登場は『逆転裁判(蘇る逆転)』の第2話「逆転姉妹」。
松竹梅世が宿泊している部屋にルームサービスを届けに行っていた時に、ちょうど彼女から話を聞こうとホテルにやってきた成歩堂と出くわす。
この時に成歩堂を梅世の恋人だと勘違いし、「小中」という人物から梅世へ電話があったと伝えてくれと頼み「どうぞごゆっくり、おたのしみを…」とその場からそそくさと退散した。
なお、当の梅世はその時入浴中でまともに話を聞ける状況ではなかったが、成歩堂によって引き出しからはとんでもない証拠品が発見されている。
翌日に法廷に召喚され、梅世が事件当時頼んだルームサービスの事について証言を求められる。
当時、彼女の部屋にもう1人の男が泊まっていたのだが、御剣の指示でその事は聞かれるまで証言するつもりはなかった。
しかし、成歩堂の追究でうっかり部屋に2人泊まっていた事を証明する発言をしてしまい、御剣に「このバカボーイが!」と罵倒されてしまった。
審理が終了してさぞかし落ち込んでいるかと思いきや、梅世が使っていた部屋に「殺人犯が盗聴に使っていた部屋」とプレミアをつけて鮮やかにデビューさせ、ホテルにも「~殺戮の館~」というサブタイトルをつけて事業を拡大しようと企んでいた。
自身にも「殺人犯に茶を運んだボーイ」という肩書きをつけて華麗にデビューしようとしていたが、その話を聞いていた成歩堂は「悪い夢を見ているみたいだ。‥‥ぼくも、コイツも」と頭を痛めていた。
ちなみに梅世のことは、チェックイン時のフロントではその美貌に取り入り、彼女にルームサービスを運んだ際に頬に接吻を貰い密かに狙っていたようだが、彼女が逮捕されると内心では「この人は、やる!」と思っていたと成歩堂に明かす。


事件後はホテルの支配人に昇進し、ホテルをホテル・バンドーという豪華ホテルにリニューアル。支店としてホテル・バンドー・インペリアルも開業している。
成歩堂の事は覚えており、律儀に年賀状や暑中見舞いを送っているが、『1』のエンディングでは「ワタクシが宣誓書を書いてやった弁護士さん」とやや見下しているようなところを見せ、「蘇る逆転」で再会した時に至っては顔を覚えていなかった。
「逆転姉妹」で知り合った御剣にはひいきにされているようで、支配人となった今でも紅茶のセットを届けにわざわざ検事局まで行っている。
実は御剣が検事局を去った時に残していた手紙を発見したのは他ならぬ彼である。


板東ホテル(現ホテル・バンドー)を運営しているバンドーグループは作中で度々登場しており、前述のホテルの他にも『逆転検事』ではバンドーランドというテーマパークも登場している。
事件を通して警察関係者と縁ができたため、バンドーランドを警察のマスコットタイホくんをモチーフとしたテーマパークとして開園している。
この頃にはグループの上層部員になっていたが、たまに現場の視察のためにプロトタイホくんの着ぐるみを着て園内を回っている。
園内で事件が発生した時に御剣と再会するが、着ぐるみを脱いで正体を明かす事は無かった。
しかし、丁寧な口調と「モチのロン」などと言った特徴的な口癖から、御剣からも「どこかで会っているような気がする」と正体を疑われていた。
後に開発スタッフの口から、プロトタイホくんの中身は彼である事が明らかにされた。

明治時代が舞台の『大逆転裁判2』では、ホテル・バンドールという豪華絢爛なホテルが登場。
しかし、存在しているのは明治時代のロンドンなので、現代の日本にあるバンドーグループ系列のホテルとの関連性は不明。



アニメ版では出番が大幅にカットされ、Season1の2話と3話に少し登場する程度に収まっている。
2話では成歩堂がホテルの部屋から出てきた時にすれ違っており、このシーンは原作で成歩堂と入れ替わりに退室したのと逆の展開になっている。
その少し前、梅世は彼が来たと思い脚の綺麗さで誘おうとしていた。
3話では証言台に立つことはなかったものの、休廷後に成歩堂が小中のことについて聞き出した際にゲーム2話で「チェックインのこと」を選んだ際の会話に近い発言をしている。
一応セリフはあるが、演じた声優は不明となっている。



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最終更新:2024年02月21日 11:41