ブラック補佐

登録日:2015/11/22 Sun 08:34:01
更新日:2024/03/31 Sun 22:11:51
所要時間:約 4 分で読めます





ブラック補佐とは、漫画ドラゴンボールの登場人物。

CV:佐藤正治


人物

世界最悪の軍隊「レッドリボン軍」総帥レッドの補佐役で軍のナンバー2。
アニメ版ではブラック参謀となっており、兵士の教育係も担っている。
スキンヘッドの黒人男性で、低身長のレッドとは対照的に背が高い。
黒のスーツに身を包み、胸のポケットに軍の証である赤いポケットチーフを入れている。

気が短いレッドに比べ冷静な性格であり、判断力も優れている。
作中では、悟空には高性能なレーダーを開発した協力者がいるはずだと推測したり、
悟空が基地に侵入した際は無理に抵抗はせずドラゴンボールを置いて撤退したほうが得策だとレッドに提言したりもした。

レッドリボン軍による世界征服の実現を誰よりも強く望んでおり、そのためにドラゴンボールの情報を仕入れてそれをレッドにリークする。


活躍

登場当初は地味めのキャラだったが、ホワイト隊壊滅以降から前述のような切れ者ぶりを見せはじめ、徐々に目立つようになってくる。
ちなみに名前が判明したのはイエロー大佐(虎みたいな獣人)が登場した時。

桃白白が悟空にやられ、レッドリボン軍本部に彼が侵入してきた時は、念のため地下に避難するようレッドを促す。
だがレッドは「ガキ相手に避難する必要があるか!」と聞く耳を持たず、やむなくボールを置いてある8棟へ一緒に向かう事に。
何とか悟空より先にそこに到着するが、兵士は次々とやられ状況は悪化するばかりだった。

その時に、レッドの口からボールを集めていた本当の理由が「レッドの身長を伸ばす事」だったと知り、「たったそれだけの事で我々は苦労して…」と愕然とする。
「そんな事のために何人の兵士が犠牲になったのか分かっているのか……!」と強い口調でレッドを罵るも、
逆に「貴様らは黙って総帥の命令を聞いていればいいんだ!」と開き直られる。
その直後、キレたブラックは「貴様に総帥の資格はない…」とレッドを完全に見限り、拳銃で彼の額を撃ちぬいて殺害した。
そして自らが新たに総帥となって軍を立て直そうと決意し、世界の支配者に君臨する事を宣言した。
アニメ版ではレッドから度々「うすらでかいだけで気が利かない」などのパワハラを受けており、
レッドを殺す直前には悟空もろとも吊り天井で殺されかけているので、この事も彼を殺す動機に繋がったものと思われる。

その後、ボールを求めてやってきた悟空と遭遇。
彼に対し、手を組んでドラゴンボールを集め、世界を支配してみないかと交渉するが無論拒否される。
そこで悟空がボールを集めている理由を知ると、その願いを叶えた後で一緒に世界を征服しないかと持ちかけるもやはりこれも拒否された。
仕方なく悟空と対決を繰り広げるが、肉弾戦ではとても太刀打ちできなかった。
改めて悟空の強さを思い知るとホイポイカプセルを取り出して、その中から現れたバトルジャケットを使って対抗する。

バトルジャケットのパワーで最初は悟空を圧倒していたが、それでも彼のスピードには追いつけず、
彼を殴ろうとして自滅してしまいバカにされてしまう。
その事で完全に頭に血が上り、最終手段として搭載していた超大型ミサイルを使って基地もろとも悟空を吹き飛ばそうとする。
しかし、そのミサイルも悟空に蹴飛ばされて逸れてしまい、「とんでもないヤツだ…」と唖然。
最後は体制を立て直してから悟空を始末しようと逃走を図るが、それを悟空が許すはずもなく、
体当たりでバトルジャケットに穴を空けられ、そのまま空中で爆死した。


アニメ版『ドラゴンボールGT』の超17号編では、他のやられたレッドリボン軍のメンバーと共に地獄から復活。
一緒に復活したバトルジャケットを使ってミスター・サタンを追いかけるが、直後にパンにあっさりやられ地獄に舞い戻っていた。



劇場版『最強への道』に登場した時は若干顔のデザインが変更されており、髪も生えている。
また、ブルー将軍とは仲が悪いのか、彼がドラゴンボールを集め得意顔を見せた時は顔を歪めたり、1個取り忘れるミスを犯したと分かった時には笑みを見せながら処刑宣告をしている。

原作同様レッドを撃ち殺すが、その時に「これからは私が総帥だ!」と高笑いをしたり、「ブラックリボン軍」を創設すると宣言するなど、原作のような冷静な一面はなくなっている。

この作品ではバトルジャケットをベースとした大型ロボットに乗り込み、悟空に戦いを挑む。
そのロボットの戦闘力はバトルジャケットの比ではなく、地面に大穴を空けるほどのビーム砲や広範囲を爆撃できるミサイルも搭載している。
悟空との戦闘の最中に乱入してきた人造人間8号(ハッチャン)も、そのロボットを使って完全に破壊。
その時に「出来損ないの化け物」とハッチャンの事を嘲笑するような発言をしたため悟空は激怒し、
彼の渾身のかめはめ波でロボットに風穴を開けられ、爆死した。


また本人ではないが、アニメ版『Z』のハイスクール編で彼のそっくりさんが登場。
助監督としてレッドそっくりな監督のサポートをしている。
グレートサイヤマンを主役にした映画を撮影していた時に、サイヤマン役の俳優がビビッて演技ができなくなってしまったので、
たまたまいた本物のサイヤマン(悟飯)を本物だと知らずに代役に推薦した。


技(というかバトルジャケットの装備)

  • ビーム光線
手の甲に当たる部分から発射される熱線で、当たったものはドロドロに溶けて消えてしまう。公式ガイドブックによれば光速のレーザー兵器。

  • ミサイル
背中の砲台から発射される大型ミサイル。
かなり強力なミサイルであり、山一つ簡単に消し飛ぶほどの威力を誇る。
破壊力は当時の悟空のかめはめ波を上回り、山半分が吹き飛んだのを見た悟空も唖然としていたことから、まともに直撃すれば悟空も危うかったと思われるが、
もはや超人の域にあった悟空はそのミサイルをキック一発で遠方に弾き飛ばしてしまった。

ちなみに悟空はこの時点で「ミサイル」という存在を知らなかった。
直前の桃白白戦で初めて「爆弾」というものとその威力を知ったばかりで、そのときもウパからの声で危険物と知ったような雰囲気がある。
もし桃白白戦で爆弾の知識を持っていなければ、悟空はミサイルの正体が分からずまともに受けていたかもしれない。


なお、本人は悟空と戦った時にしなやかなキックなどを披露しており、格闘術の心得はある模様。
悟空が単身で次々と部下たちを蹴散らしていく様子を目の当たりにしてもなお、「これまでのやつらのようにはいかんぞ」とそれなりの自信をもって戦おうとしたあたり、実は超能力抜きならブルー将軍より強かったりするのかもしれない。
とはいえそのブルー将軍を舌一枚で瞬殺した桃白白には戦慄したり、さらにその桃白白にすら勝った悟空が相手だったりしたので、実際どのくらい強かったのかは今ひとつよくわからないのだが。
レッド総帥を射殺した拳銃を持っていたのに悟空と戦うにあたって素手での格闘戦を選んだあたり、少なくとも自分の拳の方が拳銃などよりも頼りになると考えるくらいの腕前ではあるのだろう。





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最終更新:2024年03月31日 22:11