リョウ/ハカイダー(人造人間ハカイダー)

登録日:2015/11/19 Thu 18:43:26
更新日:2023/12/22 Fri 02:54:30
所要時間:約 15 分で読めます





俺は、誰だ…。俺はいったい…誰なんだ…


M E C H A N I C A L  V I O L A T O R

HAKAIDER



リョウ/ハカイダーは特撮映画『人造人間ハカイダー』の登場人物。同作の主人公。
人間形態『リョウ』の演者は岸本祐二氏だが、この形態での台詞はひとつも無く、ハカイダーとしての姿を取った時のみ松本大氏*1の声で喋る
という演出が徹底されている。

概要

絶海の孤島に建てられ、無人の廃墟と化していた監獄に封印されていた謎の戦闘型人造人間。胸には深々と十字の傷が刻まれている。
その前身は理想都市国家『ジーザスタウン』の最高権力者である元老院総督*2グルジェフが開発させた治安維持用ロボット
いかなる理由によるものか『支配を拒む』という明確な自我が芽生え、あらゆる手段を用いても制御不可能であったために廃棄処分が決定。
処分寸前に数名の科学者によって盗み出され、行方不明となっていた*3

『前の所長』からとんでもないお宝が眠っているという情報を聞かされていたトレジャーハンターの一団により発見され、永き眠りから覚醒。*4
この時、ハンターがうっかり銃を向け発砲してしまったことから自己防衛のため彼らを殲滅している。
過去の記憶の大部分を失っており*5、同じく封印されていた愛機『ギルティ』と共に目的も無く荒廃した世界へと旅立つ。

リョウ

ハカイダーの人間形態。非戦闘時は基本的にこの姿を取る。
ボディ本体は乳白色の樹脂のような質感で、外からもうっすらとコードやランプの明滅が透けて見える。
その状態から勢いよく蒸気が吹き出すようなプロセスを経て、人工皮膚によるカムフラージュが瞬時に完了する。

黒いレザーの上下を身に纏った精悍な雰囲気の青年。
世紀末&ディストピア全開な世界観も相まってどことなくケンシロウ(あるいはそのモデルのひとつマックス・ロカタンスキー)に似ている。

極めて寡黙…というか、この状態では一切の言葉を発さない。
基本的に茫洋とした無表情で何を考えているのか判りにくいが、感情そのものは確かに持っていることが行動の端々から見て取れる。

意外と好奇心は旺盛で、検問所の窓口に置いてあったセンサー式のやじろべえのような玩具やカオルの身に着けた鈴など、音の鳴るものや動くものに興味を示しちょっかいを出したがる猫のような癖がある。
後述のように飲食は問題なく可能だが、あくまで偽装としての機能の一環であり食物からエネルギーを摂取しているわけではない。
動力は酸素と反物質を対消滅反応させることによって賄い、無補給でも長期に及ぶ活動が可能である

外見はいかついが何もしなければ至って無害な存在。言葉こそ発さないものの親切にしてくれた相手には思い遣りのある丁寧な反応を返し、
その沈着な佇まいは紳士的ですらある。
この『静かで優しく、強い男』というヒーロー像は同監督作品『仮面ライダーZO』の主人公、麻生勝/仮面ライダーZOや、『牙狼-GARO-』の先代黄金騎士ガロ冴島大河にも通じるものがある。

その一方でとことん『やる時はやる』、そして『やられたらやり返す』性質。
記憶も行くあても無い身の上でもそれだけは終始徹底しており、理不尽に対し抗う時は一変して険しい表情となる。
軽いものでは「ロボットが食事をするわけない」と自分を馬鹿にした千葉繁声のゲリラに対して当てつけのように渡されたパンを齧ってみせる程度だが、
これが『自身に明確な殺意を向けた』・『自身を攻撃した』・そして『自他を問わず、自由に生きようとする者の意志を踏みにじった』場合
その姿は黒き破壊者・ハカイダーと化し、往く手に暴力と殺戮の嵐を巻き起こす。

反政府ゲリラの少女・カオル*6の見た予知夢には青毛の馬に跨った黒い甲冑の騎士という姿で暗示的に登場。
腰に収めた剣を振るい、彼女を縛りつける『鎖』魔獣ホラー『天使の屍骸』から解放するが……。

なお、リョウという名前は設定及びエンドクレジットでのみ明かされており、記憶喪失の当人は元より他の誰からもそうは呼ばれていない。





確かに…貴様が“正義”なら…
俺は…“悪”だ!


戦闘用人造人間 ハカイダー -ROBOMAN HAKAIDER-


スーツアクター:岡元次郎

全高:210cm
重量:472kg
打撃力:約15t
蹴撃力:約30t

偽りの楽園に解き放たれた、機械仕掛けの黒き破壊者。
戦闘形態へと移行したリョウの真の姿である。
戦闘形態への移行は自由を踏みにじられた怒りの感情がトリガーになっていると思しき面があり、基本的に劇中でのハカイダーへの変身は常に先方から攻撃を受け、
それに対し迎撃・あるいは報復する形で行っている。

変身エフェクトは電流火花が身体を走り、
リョウの映る空間が真っ赤に染まった後、ガラスのように砕け散る。
乾いた風の音と砂嵐のようなノイズの中、体内の有機的なメカが脈動。
リョウのボディの上からさらに黒い茨にも似た装甲が幾重にも巻き付き、ハカイダーの漆黒のボディを形成する。

…といった過程を経て完了する。
反政府ゲリラの隠れ家ではコマが移り変わる一瞬で変身しており、実際にはこれらのプロセスはごく短時間の内に行われている模様。
また、変身後はロボットらしく一挙手一投足ごとにアクチュエーター音が鳴り、足音が硬質なものに変化する。

ボディは特殊高分子セラミック製。打撃や銃撃に対して極めて堅牢な防御力を発揮し、基本的に相手の攻撃を避けたりガード姿勢を取ったりはせず、
撃たれるに任せて仁王立ちしている。
例外としてスタンロッドによる電気ショック攻撃が通じている*7他、バズーカ砲の直撃を受けて高所から落下した際は一時的に機能停止に陥っていた。
繊維装甲という性格上、限界以上のダメージが加わると『解ける』ような破壊が生じる。

ただ頑丈なだけにとどまらず高度な自己修復機能をも備えており、四肢の欠損レベルの損傷ですらごく短時間で復元可能。
ダメージの蓄積で一時的に機能が止まっても放置しておけばすぐに再起動する。
ただし、胸の十字傷だけは何故か塞がらない。*8

固有の武装は射撃に特化しているが、徒手空拳でも防護服に身を固めた重武装兵を容易に屠る殺傷力を持つ。
その挙動は静と動の極限。派手な動きこそないものの、瞬間的に発揮されるパワーとスピードはまともに受ければ身体が交通事故のように宙を飛ぶ。
相手が生身の人間なら目から上が丸ごと削ぎ飛ばされたり*9打たれた腹に手首が突き刺さって埋まるなど、凄惨なことに。
指先にはスタンショック機能があり、掴んだ相手に電流ビリビリ攻撃ができる。威力は調節可能な模様。

発展型の兄弟機・ミカエルと比較すると機能面・性能面という単純なスペックでは著しく劣るものの、突撃力防御力、そして破壊力ではハカイダーの方が勝っている。*10

また、怒りを始めとする感情の昂りに応じて額面上のスペックを超えて性能が急激に上昇するという謎の力を秘めており、その潜在能力は未知数である。
?????「このハカイダーすごいよぉ!流石はミカエルのお兄さん!!」
その憤怒が頂点に達した時、周囲の物質や触れた物体は地獄の業火に包まれたかのように燃え尽きる。

リョウと人格が切り替わっているわけではないが、『破壊回路』の影響で闘争心が高揚しているため基本的に無慈悲かつ冷徹。
依然寡黙ではあるが人語を発するようにもなり、時に生きる意志を問い、また時には相手の本質を見抜き、その醜い欺瞞を痛烈に否定する。
「上からの命令で…」と命乞いする重武装兵は「自分の意志を持たぬのなら、生きていても仕方あるまい!」と切り捨て、
自ら「正義」を名乗るミカエルには「貴様が正義なら…俺は、悪だ!」と言い放った。*11

そして、多くの人間が暮らす社会基盤であるジーザスタウンというシステムそのものを後先を考えることなく破壊し尽くしたことからもわかるように、
その行動原理は善悪の是非や正義感などでは断じてない。
己の生を他の何かに委ねる者、委ねることを強いる者が等しく彼の『敵』となるだけである。

主な装備


◆ハカイダーブレイン

ハカイダーの頭部カバー内に格納された第1の電子頭脳。リョウの状態ではこちらだけを用いて思考活動を行う。
戦闘形態に変身後はハカイダーの怒りの感情に応じて紅く発光することがある。

原典におけるハカイダー光明寺博士プロフェッサー・ギルといった他者の脳髄を頭部に収めた変則的なサイボーグとして描かれていたが、
こちらはあくまで『人間の脳髄を模した形状』をしているだけの人工のパーツである。
故に原典における『定期的に血液交換をせねば性能が低下する』といったような弱点も存在せず、そもそも物語の中では全く比重を置かれていない。具体的な役割も不明である。

頭部を保護するカバーも透明で脳が丸見えだった原典とは違い、真っ黒な鉄兜めいた外観になっているが、発光時内部から紅い光が透け、
ブレインの形状が浮かび上がって見えるため、実際は非常に分厚いスモークシールド仕様であることがわかる。


◆破壊回路

胴体部(腰部のベルトバックル状の意匠の奥)に内蔵されたハカイダー第2の電子頭脳。
原典における『悪魔回路』に相当するパーツであると思われる。リョウの状態では機能を休眠させており、変身と同時に起動、
ハカイダーの思考や行動の支配権を握る*12
敵を破壊し、無力化するのに最も効率的な行動を超高速演算で導き出すほか
ハカイダーの闘争心を高揚させ、活性化させる機能があるとされるが、詳細は不明。
とりあえず、己のアイデンティティーに悩むような繊細な余地は全くないことだけは確実である。

余談だが、小説『人造人間キカイダー The Novel』に登場するハカイダーも最終決戦時は頭部の電子頭脳と胴体内の『悪魔回路』のデュアル思考で戦う仕様となっており、本作のオマージュと言えるかもしれない。

◆反物質シリンダー

ハカイダーの動力源である反物質が収められたカプセル。
背部中央の丸い意匠がそれで、円筒状の物体が垂直に装填された体を取っている。
リョウの形態を取っていれば無交換で実に50年以上もの稼働が可能だが
一方でハカイダーの凄まじい能力を賄うにはエネルギーの消費が
通常形態の100倍まで跳ね上がり
現状でシリンダーを新しい物に交換しない場合、活動限界は「半年」でしかない。
ゆえにこの物語が終わった後、遠くない未来にハカイダーは活動を停止してしまうことが暗示されている。
…しかし、それは単にエネルギーを使い果たし休眠に入っただけでもあり
条件を満たせばまた再び甦るであろうことも確かである


◆ハカイダーストーン

ベルトのバックルのような部分に配された3つの秘石。
中央のエメラルド色の石「ロゴスストーン」は戦闘中の冷静な判断を司り
その両脇に配されたルビー色の石「パトスストーン」は人間的な情動を司る。
この2種類の石は前者はハカイダー、後者はリョウの姿を取っている間に
それぞれ機能が活性化し、支配的となる。


◆ハカイダーアイ

赤外線サーチ機能をもつハカイダーの目。頭部の分厚いカバーが額のようになって不機嫌そうな半眼にしか見えないが
実はカバーを外すと完全に真ん丸であり、脳みそ丸出し・歯ぁ喰い縛りも相まって物凄い形相になる(フィギュアとかでしかできないけど)。
内部は蓮華のような独特なパターンの結晶構造になっており、劇中のハカイダー視点では赤と黒しか色が識別できないバーチャルボーイみたいな視界。

必要な情報が適宜表示されるようにできており、劇中では算用数字による各種データ数値の他、
ラオス文字とキリル文字のちゃんぽんみたいな謎言語のメッセージが見て取れる(劇中では字幕で意味「だけ」はわかる)。
ターゲットを多次元的に捉えることが可能で、建物の外から中枢部へのターゲッティングシミュレーションも可能…とほとんど透視能力に近い。*13
これによりハカイダーショットは百発百中の命中精度を誇る。


◆ハカイダーショット

ハカイダーの専用武装。外見は何の変哲もないソードオフ・ショットガン*14だが、威力・性能は非現実的の一語に尽きる。
基本的に片手で取扱うがハカイダーの能力と相まって常に必殺必中、数㎞先のターゲットまで致命の一撃を届ける。
使用する弾は散弾ではなく、ライフルスラッグ形式の超高周波炸裂弾。発射後に弾頭が螺旋状に変形、着弾した物体を粉々に吹き飛ばす。
強力なだけあって発射による反動は殺人的であり、劇中で落ちていたハカイダーショットを拾って撃とうとした重武装兵は肘から先が丸ごとちぎれ飛んだ。
格闘戦では銃身を握って鈍器としても活用している。



◆ギルティ

ベース車:ヤマハ・V-MAX
最高速度:時速666km

<有罪>*15の汚名を冠するハカイダー専用の漆黒の大型バイク。
リョウが眠っていた絶海の監獄に彼同様、極太のチェーン*16で雁字搦めにされた状態で封印されていた。
覚醒したリョウの手でその縛めから解放され、共に外の世界へと走り出す。ちなみにリョウはノーヘルである。

ハカイダー自身と同じく対消滅エンジンを搭載しており、燃料の補給は不要。後部にはハカイダーショットをマウントするためのホルダーが取り付けられている。
マシンそのものに戦闘用の機能は無いが、乗り手であるハカイダーの超絶的なパワーやタフネス、操縦技術に追随するべく
恐るべき高さのポテンシャルを持たされている。
鉄が赤熱するような高電力のセキュリティシステムを突破し、固定砲台の直撃や手榴弾の爆風を受けても無傷で直進し続ける耐久力とバランスを併せ持つ。
リョウがハカイダーに変身するのに同期して車体各部に設置されたランプに蒼い燐光が点灯、獣の数字の最高速度をマークするアクティブモードへと移行する。
擬人化するとブラック★ロックシューターになる(ウソ)

◆鈴

カオルが腰につけていた小さな鈴。澄んだ音色が気に入ったのか、関心を示し、穏やかな微笑みを見せた。
彼女が命を落とした後、「一緒に闘おう」という生前の言葉に応えるかのように形見として腰に吊るすようになる。
ハカイダーが怒りの業火に身を包む中でも、燃えることは無かった。

◆トンファー・カッター

井上敏樹が執筆したシナリオプロット上のみに登場する武装。
デザインが書き起こされていないため、右前腕下部からスライド式に現れることと、馬鹿でかいこと以外の詳細は不明。
プロットでは自分を覚醒させたトレジャーハンター(プロット上では獄吏長)の腹部を切り裂き、バイク戦で重武装兵を次々と撃破し
ミカエルへのトドメに使われるなど出番も多く、実質ハカイダーショットに次ぐ武器だった。
しかし大人の事情でこの武装は没となり、代わりに追加されたのが前述の隠し武器である。
刃物がチョイスされたのは、恐らく原作のハカイダー(サブロー)が変身の際に使っていたナイフのオマージュ。

余談


◆『ハカイダー』のデザイン

旧作版の細身のボディに虚無的な表情から一転、不動明王の如き『憤怒』を漲らせた表情にマッシヴな体格の雨宮版ハカイダーは、雨宮監督と縁の深い造形師・竹谷隆之氏によるデザイン。
懐かしのキャラクターを当世風にリファインするというコンセプトは後の『S.I.C.シリーズ』の先駆けとも言え、
事実シリーズ草創期の傑作『S.I.C.ハカイダー』は細部こそ異なるが
雨宮版ハカイダーの特徴を色濃く残した造形となっている。

ただ、東映スーパーヒーローフェアで同時上映された『超力戦隊オーレンジャー』、『重甲ビーファイター』の派手派手なデザインと比較すると、
黒一色でシブいカスタムバイクに跨ったハカイダーは明らかに異質な存在感を放っており
どれほどのちびっ子にそのカッコ良さが伝わったかは甚だ疑問と言わざるを得ないだろう。

また、「それなら大友からは諸手を挙げて受け入れられたのか?」と言うとそういうわけでもなく
あくまで『キカイダーの宿命のライバル』である(=光明寺博士の脳を入れていた頃の)ハカイダーを理想とする熱心なファンからはこの映画は酷評され
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのメソッドでデザインまでも全否定するというケースも当時から存在した。*17
まあ、これも現在に至るまで連綿と続くリファイン作品の宿命のようなものである。

ちなみに映画『キカイダー REBOOT』で新規にキカイダー&ハカイダーのデザインを担当した漫画家・村枝賢一氏も
「やっぱりいちファンとして雨宮版はハカイダーのリファインとしてはなんかチガウと思う」(大意)
とホビー雑誌のインタビューで語っており、事実氏のデザインした新ハカイダーは原典に回帰した雰囲気である。
でもって肝心のREBOOTも雨宮版ハカイダーに勝るとも劣らぬ程旧ファンにバッシングされたり…歴史は繰り返す。



書きたいか?

自らの記事を持ち、建てるか…?


画像出展
『人造人間ハカイダー』
©東映/東映ビデオ/石森プロ

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最終更新:2023年12月22日 02:54

*1 海外版での吹き替えはリチャード・エプカー氏。

*2 議長とも

*3 そこから監獄に幽閉されるまでの顛末は作中描写・設定共に不明。

*4 設定的には本編の3年前から眠っていたらしい。

*5 下手をすると自分の名前すら忘れている可能性がある。映画のキャッチコピーじゃ元気よく名乗ってるけど。

*6 某黄金騎士の嫁とは関係無いが、『騎士の姿をした主人公を夢に見る』ところが共通している

*7 ダメージがあるかは疑わしいが、動きはごく短時間止まる

*8 後述の破壊砲の存在から、あえて塞がらない仕様になっている可能性がある

*9 犠牲者はトレジャーハンター。ほんの一瞬だがガッツリ映っている

*10 ミカエルはジーザスタウンを守護するという使命ゆえ、周囲に被害を及ぼす大規模な破壊力を揮えないという制約があるからか

*11 この台詞は、萬画版『人造人間キカイダー』でハカイダーの発した「貴様(キカイダー)が正義なら、俺は悪でいよう」という台詞のオマージュである

*12 つまり厳密にはリョウとハカイダーの自我は完全に地続きではなく、疑似的な二重人格のような状態といえる。

*13 ジーザスタウンの戦闘車両にも同様の機能がある

*14 モデルはレミントンM870

*15 原典におけるハカイダーの設計者、プロフェッサー・ギルにひっかけている可能性もある

*16 一部は発進時に無理やり引きちぎったものをそのまま引きずっている

*17 雑誌『宇宙船』74、75号も参照のこと。所謂「ディレクターズカット商法」を採ったことも非難の原因となったようだ