登録日:2015/11/12(木) 19:40:00
更新日:2024/01/09 Tue 15:23:44
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磐越東線(ばんえつとうせん)は、いわき駅から郡山駅を結ぶ
JR東日本の鉄道路線である。
「ゆうゆうあぶくまライン」という愛称が付けられている。
運行形態
2009年までは快速があったが、今は全線普通のみとなっている。
路線系統は全線通しの他に、いわき~小川郷/小野新町と小野新町~郡山の区間列車が設定されている。
1番優遇されているのは小野新町~郡山間で、1〜2時間あたり1本となっている。
それに対し、小川郷〜小野新町間は悲惨で運転本数が1日6本しか無く、5~6時間ほど運行されない等冷遇されている。
小川郷〜いわき間はいわき市の近郊需要のため、区間列車が増えて8本となる。
それでもいわき駅の終電には19時台と早めである。
逆に郡山駅の終電は小野新町行きが22:47まであるが、いわき行は19:43が最終である。
☆使用車両
キハ110系…関東では最近見かけなくなっているが、東北地方ではお馴染みの車両。
2両編成で運用。 元々老朽化していたキハ40系、キハ58系の入れ替えの為に徐々に投入された。
◎駅一覧
いわき…
常磐線乗り換え。起点駅。
福島浜通り最大の都市であるいわき市の代表駅で、交通の要衝。
2009年3月より東京近郊区間に含まれるようになり、なんとSuicaも使えるようになった。
起点ではあるが方向としては東京方面に分岐していく。
赤井…ここから仙台支社管轄となる。
小川郷…小川地区の中心駅であり、いわきからこの駅までの区間列車がある。
草野心平の生家が近くにある。
ここを過ぎると夏井川の渓谷秘境ゾーンに突入していく。
川前…ここまでがいわき市の駅である。
夏井…近くの夏井川の千本桜が有名。シーズン中は近辺で徐行運転することも。
渓谷沿いを走るのも大体この辺まで。
小野新町…小野町の代表駅・線内の拠点駅兼リカちゃんキャッスルの最寄り駅。みどりの窓口設置駅。
ここから郡山までの区間列車が設定され、運転本数が2倍に膨れ上がる。
神俣…かつて住友セメントがあったせいか、駅舎がかなりお洒落な駅。
あぶくま洞最寄り駅。
菅谷…入水鍾乳洞最寄り駅。
大越…駅の裏に工場がある。
磐城常葉…常葉と名乗っているにもかかわらず、駅が常葉町内には存在しない。
これは開業時に地元出身の政治家の支持する憲政会と、当時の政権与党であった立憲政友会の対立によってこうなった。
船引…田村市の代表駅。
ここから郡山駅までSuicaが使用可能となる。みどりの窓口あり。
駅舎も2004年に改築され新しくなった。
要田…当駅のいわき側から続くヘアピンカーブの途中にある。
三春…三春町の代表駅でみどりの窓口あり。
陸上の強豪校である県立田村高校と日本三大桜の一つ、三春滝桜の最寄駅。
舞木…「もうぎ」と難読。ここから郡山市内の駅。
郡山…
東北新幹線・
東北本線・
水郡線・
磐越西線乗り換え。終点駅。
郡山市の中心駅で県庁所在地である福島駅を差し置いて福島県内では最も乗降客が多い。
また、東京の首都圏の駅を除いたJR東日本の駅ランキングでも、7位に入る収入をたたき出す南東北地方の基幹駅。
追記・修正よろしくお願いします。
- 今年の帰省はこいつで帰ろうかなぁ -- 名無しさん (2015-11-12 21:28:44)
最終更新:2024年01月09日 15:23