CIA(中央情報局)

登録日:2015/10/25 (日) 10:45:13
更新日:2023/07/11 Tue 21:40:50
所要時間:約 9 分で読めます





名前   :アンクル・サム
職業   :CIA職員
趣味   :南米・中東の反米政権転覆
      同盟国の盗聴
好きなもの:国益
嫌いなもの:共産主義
お得意先 :MI6 モサド 内調


【概要】

CIA(中央情報局)はアメリカ合衆国大統領に直属する情報機関。前身は戦略情報局(OSS)。
正式名称はCentral Intelligence Agency
インテリジェンス・コミュニティーの筆頭にあたる。トップはCIA長官。

CIA本部の所在はバージニア州マクレーン。
かつては同州の「ラングレー」に置かれていたため、組織そのものを指す隠語として使われている。英国のMI6やイスラエルのモサドと関係が深い。

第二次世界大戦以降における歴史のターニングポイントで幾度となく暗躍を繰り返した、おそらく世界で一番有名なスパイ組織。連邦捜査局(FBI)と混同されがちだが、あちらは司法省の犯罪捜査機関で、こちらは諜報機関。まあ、物騒な最近は任務が被ることも多いらしいが……。

巷を賑わせる陰謀論には必ず登場し、実行犯の槍玉として挙げられる事も少なくない。
ある情報筋によれば、ファミコンの流行もアニメ文化の勃興も全てCIAの工作らしい。
多分、日本にニートが多いのも、wiki篭りに彼女が出来ないのもCIAの陰謀。

本当かどうかは検証不可能なので何とも言えない。
しかし、アメリカは年数が経過したら情報を公開しなければならない法律があり、その資料を読むとCIAが関与していた情報がバラバラと出てくることがある。
(日本では某与党に資金援助していたとか)

世界中のあらゆる場所に人員を配置しているため、その情報収集能力も高く、冷戦時には旧ソ連のKGBと世界を二分して争った。
しかし、9.11テロを防げなかったために、米国政府は軍の情報機関である国防情報局(DIA)に重きを置くようになったらしい。

特に冷戦終結後はお役所的性格がどんどん強くなり、テロ以降は人員入れ替えのせいで5年以上の勤務者が居なくなってしまった。
よくフィクションで出てくる暗殺ミッションも実際には殆ど無いという。

人員はプロパー職員として採用した者から、警察、FBI、元軍人など様々。
殆どの場合は映画のように潜入してドンパチするのではなく、対象の人物に接近し、その人物をスパイにすることで、情報を得ているらしい。
外国の場合だと国務省の外交官として大使館職員に成りすまして情報を探っている。
ちなみに、極東地域の中枢は駐日アメリカ大使館とされており、スパイ物では「赤坂」の隠語で呼ぶのがお約束。

【フィクションでは】

挙げるのにキリが無いほど登場している
日本のアニメや漫画でも、血と硝煙の匂いがするような作品には必ずと言って良いほど暗躍し、主人公たちと敵対することも多い。
以下に挙げるのは主にアニオタwikiに記事がある作品。

諜報機関だらけの本作だが、CIAはゴルゴへの依頼が組織としては最多。
国際問題を取り上げる事の多い本作だが、現実のCIAが本当に本作のようだったら、世の中とは怖い場所である。

いくつかの作品で登場。
FOX HOUNDについては定かではないが、前身のFOXはCIAの軍事部隊であると明言されている。
ザ・ボスの抹殺を立案したり、長官が賢者達の復活を企てたりと作品のキーファクターとして機能していた。
特に「3」のラストではプレイヤーを驚愕させてくれる。
ソリッド・スネークも所属していたらしいが、局の体制に合わず、辞めてしまった。
???「やはりアメリカは怖い国だ……」

米帝CIAとして登場。
作中のアメリカは第四次非核大戦の結果、アメリカが「アメリカ合衆国」「米露連合」そして、覇権主義的な「米帝」に分裂しており、日本は米帝と日米安全保障条約を締結している。
作中ではサトウ・スズキ、ワタナベ・タナカという見るからに怪しい二名が来日。
「サンセット計画」なる大戦中の暗部を消し去るために9課の前に現れ、バトーさんをイラつかせた。「ドーモ、ドーモ」。
2期でも最終話に再び登場。合田や内閣情報庁、個別の11人などを操っていた真の黒幕であり、難民蜂起で日本に再び混乱をもたらし、米帝の威光を取り戻す腹積もりだった。

作中のとある人物がCIA工作員。
詳細は有志がまとめてくれているのでここで。
その人物が語る「我々CIAやその他機関は単なる下部組織ではなく、アメリカ合衆国そのものである」以降の台詞は鳥肌モノ。

序盤で登場するのはスケアクロウとショコラーデの二人。
特に初期のスケアクロウはアメリカ国家の代弁者の様に振舞ってた。
巻数を重ねるごとに本部のCIA職員も現れ、準軍事工作担当官(パラミリ)が有する特殊部隊も登場。
そして、主要人物の一人がCIA工作員と発覚し……。

劇中では明言されないが、12・5事件の戦端を切り開き、米軍のラプターのOSを書き換えたのはCIAであると設定資料集に詳細に記載されている。
在日米軍撤退後の日本帝国に混乱を引き起こし、米国が介入する事で再び極東地域での発言力を回復する狙いがあった模様。
因みにトータル・イクリプスにはDIAのエージェントが登場し、「今のCIAのやり方は、個人的には大嫌いだ」とのこと。

『スプライト・シュピーゲルⅡ,Ⅲ』『オイレン・シュピーゲル肆』でそれぞれ登場。
『スプライト』だけ読むとアメリカという国にかなりの嫌悪感を抱くものの、『オイレン』を読むとアメリカという国家に尊敬を抱かざるを得なくなる、という二重構成になっている。
登場するCIA二名は「MADE」(マニフェスト・デスティニー)を至上としている。

元CIA工作員にして右翼の巨頭、海胴総次郎が登場。
CIAと共に作中の政権与党、自友民政党の黎明期に資金援助をした事が言及されている。
つーかモデルがどう見ても児玉誉s(ry…おや、誰か来たようだ。
後半からは海胴の元上官、ラルフ・スタインが登場。
表向きの身分は上海総領事館勤めのアジア太平洋支局長。裏切り者の彼を殺したがっている。

黒の組織のエージェント、水無怜奈の正体。
FBIだけでなく、CIAまで入り込んでいたことは(色々な意味で)読者の度肝を抜いた。
最近では公安警察まで潜入している始末。挙句にMI6、CSIS、BNDの潜入捜査も判明。まだまだ色々いるらしい。黒の組織の明日はどっちだ!?

主要組織としてCTUが登場。
正式名称はCOUNTER TERRORIST UNIT。
主人公ジャック・バウアーも基本はここに所属したりクビになったりしている。
かなり問題のある組織で、スパイが紛れこんでたり射殺されたり爆殺されたり殺されたりする。
まあ、この作品で問題があるのはCTUだけではないのだが……。

作中きっての変態、フライドパンツ花澤坂東まりもはCIAに追われている設定。
新聞部の取材にも歌舞伎の仮装をしていたが最終的にパンツ被ってる姿を激写され、CIAも調査してる事が暴露された。
余談だが、この作品には元Navy Sealsの保育園長なんかも出てる。
「庭球」とは一体……



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最終更新:2023年07月11日 21:40