デュエルチェイサー227

登録日:2015/08/31 Mon 14:43:00
更新日:2024/03/24 Sun 17:05:15
所要時間:約 7 分で読めます




遊戯王ARC-V』の登場人物。
CV:後藤ヒロキ

シンクロ次元に登場したシティの治安を脅かす存在を取り締まる公安組織、セキュリティが保有しているデュエルチェイサーズ。
デュエルチェイサー227はそのデュエルチェイサーズの一人である。


【人物】

初登場は遊戯王ARC-Vの第54話である。
トップスに侵入したという罪で逃げていたユーゴをロジェ長官の命令により捕えようとした。

第55話では、逃げているユーゴとライディングデュエルを行った。
セキュリティ特有の相手のモンスターのコントロールを得るゴヨウモンスターを使用し、ユーゴのモンスターを何度も奪いユーゴを苦戦させた。
スタンダード次元ではオベリスクフォースを複数人まとめて撃退したユーゴが彼一人に苦戦するところを見ると、彼のデュエルタクティクスが中々のものだとわかる。
実際彼の検挙率は100%であるため、実力はかなり高めである。

ユーゴをギリギリまで追い詰め、彼も、モニターで観戦していた治安維持局長官も勝ちを確信する。
が、その時長官は気づく。

「最初のターンで伏せたカード……なぜ使っていない?」

長官はこのユーゴの使われないまま残っていたセットカードを警戒、227に直接攻撃を止めるよう命令したが…

これで連続検挙記録更新! 昇進確定だ!!

と、227は欲と野心にまみれた結果、長官の命令を無視しそのまま攻撃を行った。
フラグバリバリの台詞に、多くの視聴者が生暖かい笑いを浮かべたのは言うまでもない。

案の定、伏せていたカードは逆転のカード「ダイスロール・バトル」で、そのままクリアウィング・シンクロ・ドラゴンをシンクロ召喚される。
さらに、任意の攻撃順で全てのモンスターとバトルさせる効果により、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの攻撃力を上げた状態で227のシンクロモンスター、ゴヨウ・プレデターと相対した。
結果、227は長官の命令に背いたため、自分のターンで逆転負けをしてしまい、ユーゴを取り逃してしまった。
一連のデュエルを眺めていた長官は227に見立てたチェスの駒を持ちながら

「227……彼はもう終わりですね」

と呟き、駒をゴミ箱に放り投げてしまった。

長官に背いたのが理由でもあるのかもしれないが、たった一つのデュエルの敗北で人生が終わりになってしまった事がシンクロ次元の恐ろしさを物語っている。

そしてこれ以降227は登場することなく、「昇進確定→彼はもう終わりですね」という一連の流れだけを残し、そのまま退場してしまった……。














や……やっぱり長官は俺を……俺を見捨ててはいなかった!


と思ったらまさかの再登場、第70話で登場する。

ユーゴに負けて以来227はコモンズに落とされ、元同僚たちから犯罪者同然に追われる日々。
逮捕され収容所送りになることも覚悟しながら生きていたようだ。
ちなみにこの時の長官が見ていた資料によると彼はトップスの出身だったことが明かになった。
いくら人生が終わりになると言っても元仕事仲間から犯罪者のように追われるというのは容赦なさすぎて悲しすぎる…。

収容所送りになると思っていた矢先、フレンドシップカップの控え室であるベントハウスに強引に連れてこられていた。
そして長官から貰った手紙を読んだ227は、自分はまだ見捨てられてはいないと喜び、
次の対戦者である遊矢を倒し復職を確定しようと長官から貰った紫のモンスターカードを手に取り決意した。


そして第71話でついに満を持して登場。
メリッサからカーチェイス中のデュエルで敗北しデュエルチェイサーズを解雇されてしまったやや持ってない人と言われる。
そういえばメリッサさんはあの一連の光景を目撃していましたね。
なお、そのカーチェイス中のデュエルで勝利したユーゴは、彼の存在を完全に忘れていた。(哀れ227……)
まぁヘルメットを被った顔では区別できないだろうからしょうがないとも言えるが。


227は長官の期待に答え、復職を決意し遊矢とデュエルを行う。
しかし遊矢の独り善がりな演説に痺れを切らしたのか、演説をするために来たならサレンダーをしろと遊矢に説教をする。
正論だけど持ってる手札全部見せちゃってますよ!


デュエル中アクションカードを取ろうとした遊矢をD-ホイールでぶつけて妨害したり、
無駄にカッコいいCG演出でアクションカードを取ったり、さすがシンクロ次元のデュエリスト。
巧みなバイク捌きというエンタメを披露し観客を熱狂させる。

そして「遊矢のお楽しみはこれからだ!」に対し227は 「お前の楽しみはこれまでだ!」と、遊矢のお楽しみキャンセル発言をする。


そして227はついに「融合」をドロー、二体のゴヨウシンクロモンスターをフィールドに出し、
高らかに長官に決意表明をしながら融合を発動し融合モンスター、《ゴヨウ・エンペラー》を融合召喚する。
なお、このせいで赤馬零児はこの世界に融合次元の者が存在すると確信した。(でも227は思いっきり長官って言ってたけどね。)



ゴヨウ・エンペラーで遊矢を追い詰め、遊矢以上に会場を盛り上げているデュエルチェイサー227。
チェックメイト宣言をしこのままダイレクトアタックを決めようとするがここで吹っ切れた遊矢がダイレクトアタックを阻止(ユーゴの時もそうだが直接攻撃宣言前に余計なフラグを立てている)。
次のターンでオッドアイズ・セイバー・ドラゴンを出し、逆に追い詰められてしまう。

最後の最後でアクションカード、「回避」を取り攻撃を無効にしようとしたが遊矢の取ったアクションカード、
「ノーアクション」によりアクションカードを無効にされ、そのまま攻撃を受けて敗北。



またしても彼はもう終わりになってしまった。



しかし長官は榊遊矢の本性を見れたことでまんざらでもない笑顔を見せた。
破れはしたが227の犠牲は無駄にならなくなり、遊矢も長官に笑顔をさせたため、両者のノルマはある意味達成したといえる。

そして227は気絶しているのか、何も言葉を発しないままそのまま担架に運ばれてしまう。
果たしてこのまま彼は地下で労働させられるのか……そして再び再登場することがあるのか……?

彼の境遇と今までのデュエルとキャラ付けにより人気があがり、今後の再登場を望む声も聞こえる。


そして73話(記念すべき通算777話)で再登場。

地下でギャラガーの前で情けなくすがりつく様子が確認された。
デュエルで勝ったら上に帰すという誘いを乗った結果敗北、
そのまま下の下へ連れていかれそうになったその時権現坂たちによって一応連れては行かれてない状態になっている。

地下では初めはコモンズを舐めていたがそのコモンズにやられたせいでコモンズ以下になってしまった。
なお、その時も服装こそタンクトップだが、セキュリティのヘルメットとサングラスは何故か着用し続けている。

新ED「speaking」では、登場キャラが草原で眠るシーンがあり、ヘルメットは外しているのだが、
画面から切れて首から上は映っていない。
顔が出ない事も彼のネタとなっている。


■主なモンスター(OCG化しているカードのみ)
◆ジュッテ・ナイト(遊戯王5D'sにも登場した牛尾さんが使ったチューナーモンスター。)
◆トラパート(こちらも牛尾さんが使ったチューナーモンスター。)
◆ヘル・セキュリティ(こちらも(ry)
◆ゲート・ブロッカー(手札に持っていたのを確認できる)
ゴヨウ・チェイサー(レベル5のシンクロモンスター、戦闘で破壊したとき相手のモンスターのコントロールを得る効果を持つ)
ゴヨウ・プレデター(レベル6のシンクロモンスター、調整版ゴヨウ・ガーディアン)
ゴヨウ・エンペラー(レベル10の融合モンスター、破壊して墓地に送る必要がないためペンデュラムモンスターも奪うことができるはずだった。)


■魔法
死者蘇生(実はARC-Vで初めて使われた)
融合(融合の手先!?)
◆シンクロ・ギフト(遊星が持っていたカード、手札に持っていたのを確認できる)

■罠
◆ロスト・スター・ディセント(遊星もジャックも使っていたシンクロモンスター蘇生トラップ)


【主な台詞】

「初めに言っておく。私のライディング・デュエルでの検挙率は100パーセント」

「逃亡犯を捕らえるために手段は選ばない。確保すること、それがすべてだ」

「これで連続検挙記録更新! 昇進確定だ!!」

「お前のお楽しみはここまでだ!!」

「この男の無様な散り様を見届けようじゃないか!!」


「追記・修正は昇進確定の人がお願いします」

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最終更新:2024年03月24日 17:05