チェイス/仮面ライダーチェイサー

登録日:2015/06/17 (水曜日) 16:07:46
更新日:2024/02/11 Sun 23:54:31
所要時間:約 20 分で読めます





「何をしている…『人間を守る』のが、『仮面ライダーの使命』ではないのか!?」


仮面ライダードライブ』の登場人物。
本作の3号ライダー『仮面ライダーチェイサー』に変身する。
以前の彼については魔進チェイサー/プロトドライブを参照。

演:上遠野太洸




【決着とその後 ―待ち受ける定めは正義か、悪か―】


ある時は『プロトドライブ』としてグローバルフリーズの脅威から人々を救い、
またある時はロイミュードの番人『魔進チェイサー』としてドライブ仮面ライダー達と敵対したチェイス。

ドライブとの決戦の末、敗北しコアごと消滅死亡した…
そう思われていたが、実は辛うじて生存しており、瀕死の重傷を負って倒れていたところを霧子に発見された。


その後、廃病院に匿わられ霧子やマッドドクターのおかげで意識を取り戻したチェイスは、霧子が部屋に飾っていた花を手に行方をくらました
(ベッドの上にある布団がしっかりと畳まれていることから、彼の律儀な面が見て取れる)。

あてもなく歩き続けるチェイスは、手に持つ花を眺めて霧子のことを思い浮かべるも、苦悶の表情を浮かべ花を握り潰す。
この間にも人間とロイミュードの狭間で自身の行くべき道を定められないことで、彼は迷い苦しんでいた。


山の川辺において、チェイスを巡りドライブとハートが戦った時、彼は思わずハートを助けてしまう。
チェイスを連れ戻すつもりでやってきたハートは、彼をそのまま自分たちのもとへ連れて行こうとする。
しかし彼の迷いを感じ取ったことで気が変わり、最終的にチェイスはハートに突き放されることになる。

独り残されたチェイスは川の中に佇み、水面に映るプロトゼロの幻影を何度も踏みつける。


その矢先に霧子がソードロイミュードに襲われていることを知ったチェイスは、
近くに現れたライドチェイサーで現場に向かい間一髪のところで彼女を救出。
そして自問自答の末に「人間を救うのは自分の本能なのかもしれない」という考えを出した彼は、
霧子から託されたマッハドライバー炎とシグナルチェイサーを用いて『仮面ライダーチェイサー』に変身し、ソードロイミュードを撃破する。

ソードロイミュード戦後も「自分が誰のために闘っているのか」「自分が今更仮面ライダーとなることが許されるのか」
と自問自答を繰り返し苦悩するチェイス。
果たして彼が『仮面ライダー』として誇りを取り戻すのはいつになるのだろうか。



【現在 ―偉大な戦士はを目指すのか―】


主にライドチェイサーと共に単独行動をしているチェイスだが、霧子たちの頼みごとには協力している。

進ノ介が謹慎処分を受けた際は特状課と共に一芝居打ち、プロトゼロの姿で仁良課長を襲うフリをした。
ドライブに変身させた後に一緒にガッツポーズするかわいい一面もある。


また、剛や霧子、進ノ介を取り巻く「家族」という存在に興味を示している。

亡き父が関係する事件の真相を追い求めるあまり進ノ介は冷静さを失い、襲われる市民を放って剛そしてオープンロイミュードと戦う。
そんな彼の様子を見たチェイスは、
「何をしている……人間を守るのが仮面ライダーの使命ではないのか!」と一喝する。

戦いの後、目が覚めた進ノ介に「家族とは、そんなに人の心を乱すものなのか?」と問いかける。
それに対して進ノ介は「乱すものじゃないな、大切なもの。だから問題が起きると、つい乱れちゃうんだ」と答えた。

オープンロイミュードを倒し、チェイスは霧子に剛の耳の裏にある傷(ロイミュード001により記憶を書き換えられた証拠)の存在を伝えようとする。
しかし進ノ介の言葉が心に浮かび、彼女の気持ちを考え傷はなかったとをつくのだった(それが彼の優しさでもある)。


修理されたシフトスピード プロトタイプにより過去の記憶が蘇ったことで苦しみだすチェイス。
ロイミュード達に改造される自分自身の姿が、進ノ介たちの目の前に映像として映し出される。
彼を囲んでいたのはハートとブレン、そして国家防衛局長官「真影壮一」だった……

進ノ介が超進化した真影=フリーズロイミュードに敗れ殉職した後は、特状課の面子そして霧子が悲しみに沈む中、
霧子を悲しませまいと剛に記憶が改竄された痕がなかったと嘘をついたことをりんなに懺悔し、
彼女から記憶改竄を解除する解毒剤を受け取り、進ノ介亡き今せめて剛だけでも奪還し霧子の笑顔を取り戻すために立ち上がる。
単身ロイミュード幹部らが集まるアジトに潜入し剛に解毒剤を施そうとするも、フリーズに阻止され絶体絶命となるが、
隙をついてブレンのタブレットを奪った剛に助けられる。

剛から実は彼も進ノ介と同じく記憶改竄に耐性を持っていたが、
ロイミュードの生みの親である蛮野博士の頭脳が入ったタブレットを奪うために操られたふりをしていたこと、
そのせいで進ノ介を見殺しにしてしまい霧子をひどく悲しませてしまったことへの後悔を知り、自棄になった彼に自分の信じた事を貫くよう諭した。

進ノ介が復活した後も特状課やドライブピットに姿を現さない剛を心配する霧子に「剛には剛の信念がある」と諭したり、
彼なりに霧子や剛を気遣っているが剛には突っぱねられている。


基本的に無口かつ無表情なのはそのままで人間ではなく機械生命体であるためか、
人間の感情についてはまだ疎い部分があり、進ノ介とその父親、霧子と剛の関係を見て家族という存在について考え込んだり、
誰にも聞かれなかったからという理由で敵の詳細について語らなかったりするなど、
融通が利かない…と言うよりは、クソ真面目すぎて天然

しかし、ロイミュードに付いた剛の事を心配する霧子の為に嘘をついたり、
仮面ライダーの先輩として進ノ介や剛にアドバイスやエールを送る等、人間を思いやる様子も少しずつ見せてきている。
また、感情を露わにする場面も徐々に増えてきている。


ちなみに39話にてトライドロンの操縦に必要な四輪免許を取得すべく教習所に通い、40話で無事に免許をめっちゃいい笑顔で取得した。*1
そしてブースタートライドロンを操縦してドライブとマッハの窮地を救う活躍を見せた。それ以前に二輪免許を持っていたのかは不明である。

プライベートではの運転などしなさそうな彼がどうしても免許証が欲しかった理由は、
ベルトさん曰く「人間と同じ証明書がもらえるのが嬉しい」というものも大きいらしい。

実は免許証を取った目的は他にもあり、
それは『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』の特製ポストカードを手に入れる為だった。

テレビでは告知CMとして、39話に前編『チェイスが免許証をとるのはなぜか』、
40話に後編『免許証をとったチェイスどこへ向かうのか』を放送。
そしてYouTubeの東映映画チャンネルでは、別バージョンの『ドライバーズライセンスで何が手に入るのか』が公開されている。
劇場版コレクターズパックの特典ディスクにも映像特典としてまとめて収録されている。

「でもチェイス…お前の免許証の写真、なんでこんなに笑顔なんだ?」

「笑えと…言われたからだッ…」

実際に入場者プレゼントの「真夏の最強トリプルパック!」中にある「ドライバーズライセンス」を提示すると、
キャンペーンを実施している店舗や施設でシールやステッカー、入場料の割引といった特典を受けられる。

メルセデス・ベンツ正規販売店では、特別映像のように受け付けのお姉さんからポストカードを貰えるハズ。
(実際にお姉さんから貰えたファンもいる様子)
ちなみに映画や1分間ストーリーに登場するネクストライドロンは、メルセデス・ベンツ日本が提供した「メルセデスAMG GT」をベース車両にしている。

ライセンスには進ノ介・剛の物も含め3種類存在するが、作中で印象的な使われ方をしたチェイスの物が特に人気が高いようである。
なお、免許証の有効期限は2015年9月4日。

この夏映画と41話の間に当たる『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』では099/エンジェルによる羽の効果により、
笑顔で接するようになりみんなにドン引きされていた。
残念ながら仮面ライダーアクセルこと照井竜との絡みはなかった。



【最期とその勇志 ―数奇な運命の終着点どこなのか―】


自らの野望を成就させるため、大規模な侵攻に打って出た蛮野=ゴルドドライブ。
進ノ介たち仮面ライダーの3人は、蛮野から人類を守るために特状課の面々と共に最終決戦の計画を練る。
そして迎えた作戦の決行当日。
3人のライダーは蛮野の元へと突入し、更にハート、メディックを加えた5人で、蛮野との最終決戦に挑む。

チェイスは剛と共に蛮野と対峙するが次第に圧倒され、ついにはマッハドライバー炎を破壊、変身解除に追い込まれてしまう。
さらに蛮野はシンゴウアックスを拾い上げ、剛を抹殺しようとそれを振り上げた。
だがチェイスはとっさに魔進チェイサーに変身し、身を挺して剛を庇い蛮野に一矢報いる。
しかし攻撃を受けたことで深手を負ってしまう。既に身体は限界を迎えていたのだった。


「おい!嘘だろ… 何やってんだよ!?」

「これでいいんだ、剛…」

「霧子が愛する者たちを守れるなら…本望だ」

「人間が俺にくれた……宝物だ」

「俺とおまえは"ダチ"ではないが持っていてくれ。燃えてしまうと勿体ない……」


そう言って、チェイスは剛に免許証とシグナルチェイサーを手渡す。
そして、もはや変身もかなわない身体で最後の力を振り絞り、蛮野に特攻し、自爆して散る。
爆炎と共に蛮野の断末魔が木霊する中、身体を失ったコアは空中で破砕した。

……その捨て身の攻撃すらも蛮野には通用しなかった。自身の体の破片が散らばり、炎が燃え盛る中から悠然と現れる蛮野。
いよいよ剛も蛮野に倒されようとしたその時、剛が遂にチェイスを"ダチ"と認めた事で想いが通じ、シグナルチェイサーを使うことができたのだ。
本来ならば使用不可能なはずのシグナルチェイサーを用いて変身した奇跡のライダー・仮面ライダーチェイサーマッハは蛮野を圧倒。
そして最後はチェイスの幻影と共に放たれた必殺キックで蛮野を真正面から叩き潰し、遂に彼を倒すことに成功したのだった。

チェイスは死去してしまったが、彼の気高い精神は剛が受け継いでいくだろう。残された僅かな形見であるシグナルチェイサーと共に。

チェイスの運命は、まさしく数奇と言えるものだった。

プロトドライブとして人間を守るという使命の下、同族であるロイミュードを倒し、
またある時は「ロイミュードの死神」魔進チェイサーとして仮面ライダーたちと激突し、
そして再び仮面ライダーとして立ち上がり、ロイミュードそしてその創造主である蛮野に歯向かった。

ロイミュードや蛮野たちに「裏切り者」と罵られながらも自らの愛する者、そして共に戦ってきた仲間たちのために、
自らの信念を貫き通し命をかけてまで戦った彼の姿と魂は、正に「誇り高き守護者」であったと言えるかもしれない。

仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』ではタイムパラドックスにより復活し、
マッハ、スペクターと共にロイミュード、眼魔と戦う。過去の世界でゴーストとドライブが敵を倒したため、今度は剛を“ダチ”と認めながら消滅した。
上遠野氏はチェイスは進ノ介や霧子にも別れを告げないで消滅したためできれば他のメンバーとも絡みたかったと語っており、
逆に天空寺タケル役の西銘氏もチェイスと共演したかったと語っている。




【2019:―戦士はなにのために戦うのか―】


仮面ライダージオウ』最終盤EP47において、ライドウォッチが融合した世界の歴史の歪みに耐え切れず次々と破損し始めた。
その結果「仮面ライダーが存在せず異変や怪人が残った世界」となってしまい、日本は3つに分かれ風都タワーユグドラシルタワーと共に怪人たちも出現した。
その中の一体として、仮面ライダーとして戦い仮面ライダーに敗れたはずの機械人間・魔進チェイサーの姿があった。

様々な怪人や下級ロイミュードを引き連れて現れ、ゲイツウォズの両名と交戦し重加速と高い戦闘力で撃破する。
そして二度目にゲイツと切り結んだ際、剛について知っているはずだと聞かれるが、すぐさま返答する。


「そんなものは知らん。俺の世界に仮面ライダーは存在しない!お前たち仮面ライダーを排除する!」」

「存在しないはずの仮面ライダーが、どうして敵になるんだ!?」


明かな矛盾に動揺し、ゲイツの思い出せという言葉に呼応するかのように仮面ライダーチェイサーとしての記憶が蘇る。
仮面ライダーが存在していないなら確かにチェイスが仮面ライダーになることもないし、ゴルドドライブが誕生することもない。
だがそもそもロイミュード000がプロトドライブになっていないため、その後魔進チェイサーになることもない。時空の乱れにより存在も記憶も偏在してしまったのだ。
頭を抱えるチェイスをよそに、ゲイツたちはその場を後にしていった。


EP48で下級ロイミュードからツクヨミを助けたチェイスは、自分が人間を助けたことに驚きツクヨミに襲い掛かった。
ツクヨミを追う中で横からスウォルツがツクヨミに攻撃を仕掛けようとするが、その手をチェイスが止めた。


「お前は人間だろ?それが人間の心か!人間の心とは、もっと美しい!」

「所詮、お前も仮面ライダーの端くれか!」


だがアナザーディケイドの圧倒的な力の前には歯が立たず、スウォルツから容赦のない一撃を放たれ致命傷を受ける。


「皮肉だ。俺も仮面ライダーらしい…」

「お前、友がいるぞ。お前を助けようとしている友が」

「俺に…友が」

「俺たちも、お前の友だ」

「いいものだな。人間…とは…」


記憶を失くし魔進チェイサーに戻っても心までは失われておらず、『仮面ライダー』として『人間を守る』という使命を果たしたのだ。
そして000のコアは再び、友の目の前で破砕した…

記憶を取り戻すまでの過程が駆け足の展開であるが、最終回公式サイトの白倉伸一郎氏の発言によると47-48話は撮影はしたが編集段階でカットされたシーンがあることが示唆されている。

尚、門矢士と海東大樹を除き、『ジオウ』本編最後のレジェンド出演となった。

【人間?関係 ―絡み合うはどこへと導くのか―】


ライバルにして、現在は良きパートナー。
敵でありながら無関係の人々を襲わず真っ向からの決闘を望む姿勢から彼からは「嫌いになれない」と評され、
チェイスもまたロイミュードをコアごと破壊する宿敵として目の敵にしながらも、
彼との戦いの中に本当の自分を見い出そうとする奇妙な関係で結ばれていた。

チェイスの過去を知った後は元に戻るよう懸命に呼びかけており、最終決戦にて撃破した際には「お前が味方だったなら…」と嘆いていた。
その後生存していることを知ると心から安堵し、仮面ライダーとして復帰した際には共に闘うようになった。

彼にとってチェイスは仮面ライダーの先輩である。
いかなる時も冷静で人間を守るという仮面ライダーの使命を貫く姿勢は、時にドライブの後継者である彼を導いている。
一方で人間の絆や感情に疎いチェイスは、進ノ介を通じてそれを学ぼうとしている。

40話ラストにて、「進ノ介」と下の名前で呼ぶようになった(それまでは「お前」や「泊進ノ介」としか呼ばなかった)。
同時に、「家族」に対してある程度納得できる答えを得た後は、「恋愛」に興味を持ち始め、
無意識のうちに進ノ介とその周りを強烈に振り回したりもした。

  • 詩島霧子
ドライブを庇う彼女に対し、何故か攻撃を外してしまう。
その姿が何度かフラッシュバックしているようで、過去にプロトドライブとして霧子を助けた時の記憶のようだが詳細不明。
16話では「霧子の思い描く理想の男性像」として爽やかな笑顔を披露した
(ボイスロイミュードの見せた幻覚であって、チェイス本人ではないが)。
26話にてソードロイミュードに襲われたところを、かつてのようにチェイスに救ってもらう。
そしてマッハドライバー炎とシグナルチェイサーを託し、仮面ライダーとして闘うように訴えた。

41話ではメディック及びコピー元の羽鳥美鈴の事件を通して「恋人」の存在を学び、進之介から「」とはその人を見ると胸がきゅんとするものだと聞き、
霧子に対して胸がきゅんとしたことからそれが恋愛感情の芽生えを自覚することになる。
43話及び第44話にて、進ノ介と霧子が互いに思いを寄せている事を知ったことで初めて「失恋」を経験し涙を流すが、
その一方で「この痛みがむしろ誇らしい。『人間』に近づけた気がする」と喜びを感じていた。
また、弟である剛に「俺は霧子を愛しているようだ」ともろに発言し、動揺した剛には壊れていると誤解された。

初期設定ではチェイスが霧子を守るのは蛮野のプログラムによるもので、蛮野にも娘を想う一面があることを示すものであった。
この設定は演じる上遠野氏にも伝えられていたが、最終的にはなかったものとされた。

かつてプロトドライブとして姉の命を救ってくれた恩人であるとは言え、
「ロイミュードは人間の敵」という考え上、チェイスに対しても敵対心を隠していない。
特状課の面々が彼の戦線復帰を望んでいる中、「面白くねぇ!」とかなり荒れていた。
なのでチェイスが再び仮面ライダー、しかも自分と同じくマッハドライバー炎を用いて変身した際には、
怒りも入り混じった複雑な感情を抱いていた。

33話にて目的のためとは言え、進ノ介達を裏切り霧子を悲しませてしまったことを悔い、自暴自棄に陥った際には、
「お前も…人の為に命を賭けて戦う仮面ライダーだと分かった。自分の信じた事を貫け、剛。」
とエールを送り、彼を励ました。

45話にてゴルドドライブの攻撃から剛を庇い深手を負った際に、剛にシグナルチェイサーと運転免許証を託した。

彼がデッドゾーンに入ったときは自分が止めるという約束を交わしており、
そのとおりに身を挺して彼を救うなど、その信頼関係は非常に深い。
正体について詳しく教えられることがなくても「お前を信じる」と告げ、彼の頼み通り戦い続ける。
また当初はチェイスの記憶を消し人類の敵のポジションに立たせたことを「人間の道具からの解放」と捉えていた。

チェイスの生存を知った際には、彼を再びロイミュード側に連れ戻そうとする。
が、自分の信念に苦悩する彼を見て「自分の道を決められない奴に何を言っても意味がない」と
敢えて突き放し、彼に決断を委ねる。そしてチェイスが仮面ライダーとして戦うという決断をした際には、
それを受け入れ、ひとり「友」としての彼に別れを告げる。それは同時に再び彼と敵対すること、そして自身がそれまでチェイスに与えていた立場は解放ではないと認める事を意味していた…

チェイスに「仮面ライダー」と名付け、プロトドライブとしての記憶を抹消した張本人。
彼が不安定な行動をするたびにブチ切れ、攻撃すら辞さないなど、決して良く思っていないところもあるが、
意見に同意を求めたり、重傷を負った後は「寝ていなさい!」と制するなど仲間意識?もある様子。

しかし仮面ライダーとして復帰した際には、チェイスを「裏切り者」と罵り再改造を目論んでいた。
ブレンが仁良と手を組み卑劣な作戦で仮面ライダーを追い詰めた際には「お前たちのやり方はあまりにも醜い!」と怒りを露わにし、
ブレンもまた「気に喰わないのはお互い様」と返した。

ブレンのネタバレによって処分されそうな所を救われ、『少々危険な方法』で再洗脳される。
しかしプログラム改竄の結果守るべき対象を「人間」から「ロイミュード」に書き換えられたことにより、
チェイスが番人としての役目を果たせなくなり、代わりに自身の配下の強化ロイミュードに新たな番人を務めさせている。
そのため彼に替わって、『新しい死神の長』としてロイミュードの粛清人としての役割を引き継ぐこととなった。

後に紆余曲折を経て、本来の「女神」の性格をある程度取り戻した後でのチェイスの死に際しては
「彼にも酷い事をしてきた」と心の中で詫びた。

  • 狩野洸一
交通機動隊所属の白バイ隊員。本編最終回で進ノ介の車を盗難車の疑いありとして停止を求めた。
実は彼こそがチェイスの人間態のオリジナルと推測される人物であり、顔もさることながら、警官である進ノ介に対しても
「ルールはルールだ」とナンバーを照合する糞真面目ぶりがその根拠とされている。
なお、後半ロイミュードの事件が公になり特状科のことがテレビで放送されていたにも関わらず仮面ライダードライブであった泊進ノ介を知らなかった。
敵である筈の警官をコピーしてしまったチェイスに対して霧子とともに苦笑いを浮かべた進ノ介は、疑いが晴れた後に、
「あんた友達いないだろ」と痛いところを突き、「俺が友達になってやる」と宣言した。

進ノ介と霧子には感慨深い出会いだが、ここまで本編に一切出てこなかった狩野からすればいきなり失礼な上に意味不明なお節介であり、
「俺にダチなどいらない」と突っぱねた。
また彼自身とチェイスに直接の関わりがあったかは不明だったが、
Vシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』では非番の日(?)に八百屋で買い物しているところを後ろからコピーしていたことがチェイスの回想で描かれた。

その後、進ノ介と友達になり後日談である『超MOVIE大戦ジェネシス』で登場すると期待されたが....しなかった。
理由はチェイスを亡くした友達である剛やオリジナルであるチェイスが一時的に復活し出会った際にややこしくなるためだと、
稲葉氏と上遠野氏との対談で語られている。

剛と彼の対面は小説で描かれ、Vシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/ハート』にも登場する模様。



【プロトゼロ ―忌まわしき姿を見て彼はなにをうのか―】


「これが俺のナンバー?初めて見る…」

チェイスのロイミュードとしての姿。
下級ロイミュードに少し似ているが、筋骨隆々とした外骨格を持つ全身銀色のアンドロイドの姿をしている。

ちなみにロイミュードとしてのナンバーは000であり、
ハートに対し俺は何者なのかと問い詰めた際には「偉大な戦士」であり「0は栄光のナンバー」と返答される。

また、「ロイミュード000」(プロトゼロ)としての姿は、冬の劇場版に登場した「サイバロイドZZZ」のボディと酷似している。

チェイスが自分から進んでこの姿に変身することはめったにないが、28話にて進ノ介からの依頼で自らこの姿になって警視庁特状課に乗り込み、
彼の謹慎処分の解除に貢献したことがある(本人曰く借りを返すためにやったとのこと)。
因みにこの時の大袈裟な動きで仁良を脅かせる、という普段のクールな彼からはおよそ想像できない茶番をやってのけた。



【プロトドライブ/魔進チェイサー ―は彼になにをもたらしたのか―】


チェイスがかつて変身した戦士。詳細は項目を参照。
仮面ライダーチェイサーに変身するようになってからはしばらく変身していなかったが、
Vシネマでは諸事情でチェイサーやプロトドライブ(ベルトさんが変身を促した)に変身できなかった際に、
45話ではゴルドドライブの攻撃でマッハドライバー炎が破壊された中、剛を守るために魔進チェイサーに変身した。



【仮面ライダーチェイサー ―誇りを取り戻した追跡者はなにをるのか―】




チェイス「俺はもう一度やり直す!お前が届けてくれた…」

剛「!! マッハドライバー?」

ベルトさん「研究用のスペアドライバーか!?」

霧子「(魔進)チェイサーの破片からシグナルチェイサーをりんなさんが作ってくれたんです。
彼がもう一度仮面ライダーとして蘇るために…」


変身!


シグナルバイク!


(R)


ライダー!


Chaser!



仮面ライダーチェイサー

身長:199.5cm
体重:114kg
パンチ力:19.7t
キック力:25.8t
ジャンプ力:ひと跳び43.1m
走力:100mを3秒

スーツアクター:今井靖彦


チェイスが『マッハドライバー『シグナルチェイサー』をセットして変身する仮面ライダー。
シリーズ初となる100%ロボットの仮面ライダーである。

ライダースーツ『メタルハイドスーツ』は白銀をベースに紫、黒を取り入れることで、
魔進チェイサーの雰囲気を残しつつも正反対の印象になっている。
頭部『リジェネメット』に施されたV字アンテナ『クォードアンテナ』が両側になり、複眼『オープンドアイ』がハッキリ見えるなど、
顔つきも魔進チェイサーにもあったドクロのデザインは残しつつ、より仮面ライダーらしいものへと様変わりした。
特に顔の中心部分『アーマーフロントフェイス』は黒一色のシンプルでつるりとしたものとなっている。設定によると希少な黒色電磁結晶を使っているんだとか。


同じマッハドライバー炎で変身するマッハと比較すると俊敏さは劣るものの、
パワーに優れており、単純なスペックならばデッドヒートマッハをも凌ぐ程。

また新型エンジン『コア・ドライビア-ONE』を搭載し、強化改造後の魔進チェイサーと同様に超重加速を起こす事が可能。
融合進化態のロイミュードから人間を引き剥がす能力も持つ。


背中にはタイヤ『ホイーラーダイナミクス』が装備されており、これを高速回転させる事で敵の攻撃を防ぐ盾として使用出来る。
なお基本的な仕様は、魔進チェイサーのサーキュラーダイナミクスとほぼ同様である。

公式サイトの記述から、ホイーラーダイナミクスの機能によりチェイサーバイラルコアを装填して武装できると思われる。
その場合はどちらの変身アイテムに装填するかは不明。


専用武器『シンゴウアックス』を使用する力強い格闘戦を得意とし、融合進化態の攻撃すらものともしない等、
ドライブやマッハ以上にパワフルな戦闘スタイルを見せる。
またこの形態でも魔進チェイサー時と同じくブレイクガンナー、ライドチェイサーは今まで通り使用できる。


ボディが装着される際のエフェクトはマッハとほぼ同じ。
初変身時は一瞬、魔進チェイサーの姿になった後に、装甲がパージされて仮面ライダーの姿になった。
初変身以降は、普通にドライブやマッハ同様、チェイサーの装甲を纏う描写となった。

また、右肩もしくは胸部に一瞬マッハの『シグナコウリン』に相当する部位が浮かび上がる。
表示される『アビリティクレスト』は左肩のドクロマーク。


余談ながら、チェイスはこれでドライブ本編に登場する全ての変身アイテム
(ドライブドライバー、ブレイクガンナー、マッハドライバー炎)を用いて変身したことになる。


45話にてゴルドドライブの攻撃でマッハドライバー炎が破壊されたことにより、変身不能となった。



マッハドライバー

マッハも使用する変身ベルト。
普段はバックルの状態で携帯し、腹部に当てることで『ドライバーウェビング』が出現し、装着される。
『シグナルランディングパネル』にシグナルチェイサーを装填し、「シグナルバイク!」の音声と共に待機音声が鳴り始め、
パネルを倒してドライバーに読み込ませることにより「ライダー!チェイサー!」の音声とともにチェイサーへと変身する。
手に持ったブレイクガンナーでパネルを倒すこともある。

グラビティドライブエンジン『コア・ドライビア-M』が内蔵されており、エネルギーは主にチェイサーへの変身に使用される。
また、最深部に格納されている補助頭脳の稼働にも使用され、これにより全身のシステムを管理している。

また必殺技発動時はシグナルライディングパネルを展開し、バックル上部のスイッチ『ブーストイグナイター』を押した後に再び閉じる。
そして「ヒッサツ、フルスロットル!!チェイサー!!」の音声が流れ、技を発動する。


剛が所持するものと外見、機能などは全く同一のため、詳しくは項目を参照。
強いて違いを挙げるなら、シグナルチェイサーを装填する時に流れる音声や効果音などが、シグナルマッハとは異なるぐらいだろうか
(例:マッハ「ライダー!マッハ!」、チェイサー「ライダー!チェイサー!」)。

元々はりんなが剛からの依頼で研究用として制作したスペアドライバーだったが、
霧子からの依頼でチェイスが使用することを前提に調整や機能拡張を施した。

ドライバー入りのケースをくくりつけた無人のライドチェイサーを向かわせる形で、山の川辺にいるチェイスのもとに届けられた。

『サプライズ・フューチャー』では、進ノ介がチェイスのベルトを使いトライドロンキーにより超デッドヒートドライブに変身。
各部の形状がチェイス由来のものになっており、これも入力されたトライドロンキーの戦闘データと、
ベルトに保存されているチェイスの戦闘データが拡張機能により組み合わさったためと思われる。

45話にてゴルドドライブの攻撃を受けたことにより、ドライバーが大破した。



シグナルチェイサー

チェイサーに変身する際に使用する、ライドチェイサーを模したシグナルバイク。
魔進チェイサーの生体パーツである装甲の一部*2を元に、りんなが制作した。

設定上はチェイスのみが使用でき、その設定を描写した『サプライズ・フューチャー』では、
指名手配された進ノ介がチェイスから借り受けたドライバーに装填しようとした際はロックがかかっている。

一方で、ドライブがシグナルチェイサーを装填した場合どのようなことが起こるかは定かではないが、
DX玩具ではエラー音などはなく、ドライバーや武器に装填すると専用の音声が鳴る。


ブーストイグナイターを押した際の音声は「チェイサー!」「ズーットチェイサー!」
必殺技の音声は「ヒッサツ、フルスロットル!チェイサー!」

シフトブレスに装填した際の音声は「ドライブ!タイプ・ゲット!ネクスト!」
必殺技の音声はシグナルマッハやシフトデッドヒートと同様にレバーモードがないので、イグナイターを押した際の「ゲット!ネクスト!」

ブレイクガンナーに装填した際の音声は「Next…System…」
必殺技の音声は無し。

仮面ライダールパンが使用するルパンガンナーも同様に「ネックスト…システェム!」
こちらも必殺技の音声は無し。


チェイサーが最後まで所有したシグナルバイクは変身用のシグナルチェイサーのみ。
システムが同じなので、マッハが所有するシグナルマッハやシグナル交換用バイクも使用できると思われる。


シフトカーも同様に使用できる。
39話では自身のシフトスピード プロトタイプをドライバーに装填して『チェイサー ハヤーイ』になり、
ホイーラーダイナミクスの回転を強化して高速移動による攻撃を披露した。*3
交換用シフトカーの場合は魔進チェイサーの時と同じく基本的にブレイクガンナーに装填するようで、
43話ではマックスフレアを使用している。

45話にて剛に自らの運転免許証と共に託し、チェイサーマッハへの変身に使用された。



変身拳銃 ブレイクガンナー

拳銃を模したチェイスの専用武器。変身前でも使用可能。

銃口にあるスイッチ『ディストラクションマズル』を押すたびに、
響く音声と共に弾丸を発射する『ガンモード』と格闘戦用の『ブレイクモード』に変化。

また、上部の『バイラルランディングパネル』にバイラルコアやシフトカー、シグナルバイクを装填することができる。

元々は魔進チェイサー時の武器でその際には変身アイテムとしても使われていたが、
仮面ライダーとなった現在では、専ら遠近用の武器として利用されている。
マッハで言うところのゼンリンシューターのポジションになったと言えば分りやすいか。

児童誌の記事では、仮面ライダーチェイサーと魔進チェイサーを使い分けて戦う旨の記述があった。
劇中では使い分けることはなかったものの、Vシネマや45話にて仮面ライダーに変身できなかった際に魔進チェイサーに変身した。



シンゴウアックス

チェイサーの使用する、歩行者用信号機をイメージした大斧。りんなが制作した。
チェイスの意思に応じて、ライドチェイサーから射出されチェイスの元に飛んでくる。
持ち手には押しボタン『シンゴウプッシュボタン』があり、信号の横には『ライダー専用』の文字が刻まれている。

必殺技発動時には頭部分の『シグナルランディングパネル』にシグナルチェイサーを装填した後に、
シンゴウプッシュボタンを押すことでエネルギーのチャージが開始され、刃『ブレイクエッジ』にエネルギーが蓄えられる。

チャージ中は「ヒッサツ!マッテローヨ!」の音声と共に信号機を模した『E-コンディションランプ』の赤信号が発光、
チャージが完了すると「イッテイーヨ!」の音声と共に緑信号が発光し、
グリップ下部の『フルスロットルトリガー』を引くことで必殺技が発動する。\パッポー♪(ピィヨ)パッポー♪(ピィヨ)/

チャージ中(だいたい5秒程度)は必殺技が発動できないため、その間はブレイクガンナーと格闘、もしくはそのまま攻撃して時間を稼ぐ。*4

りんなが制作した武器故かかなり奇抜な外観をしており、
特に「マッテローヨ!」の音声には使用者であるチェイスですら戸惑いを隠せなかった。なん…だと…



必殺技

チェイサーエンド
右足にエネルギーを纏わせて放つ。
プロトドライブや魔進チェイサーのキックと同様の飛び蹴り。

『ガンバライジング』では、ゲーム中でドライブとマッハと共にトリプルライダーキックを繰り出している。
本編では36話にてタイプトライドロンとデッドヒートマッハとの組み合わせで披露。
ブレン超進化態のエネルギー弾を3色のタイヤ状のエフェクトで防ぎ一人ずつキック技を決めた。

また、45話ではタイプスピードとマッハとの組み合わせで披露。
高速移動するトライドロンの中で連続キックを放つドライブのスピードロップにマッハとチェイサーも加わる形となり、
更に2人はそれぞれライドマッハーとライドチェイサーの反動を利用し、死神軍団の3体を撃破している。


アクロスブレイカー
シンゴウアックスを使用した必殺技。
重い斬撃を敵に叩き込む。攻撃の際には横断歩道のようなエフェクトが現れる。
直接斬りつける他、遠くの敵に斬撃を投擲するパターンもある。

あくまでシンゴウアックスという武器の機能であり、生身でも使用できるのか、46話では剛がバンノドライバーを完全に破壊するために発動した。



搭乗マシン

ライドチェイサー

魔進チェイサーから引き続き搭乗。


ライドブースターブルー

チェイサーが搭乗する飛行能力を備えた青色のカート型マシン。





【余談】


メインライターの三条陸氏によれば、新選組の沖田総司あるいは斎藤一をイメージしたとのこと。

仮面ライダーの名をつかない怪人でダークヒーローポジション、
元々は主人公の色違いだったが改造され現在の姿になる等『仮面ライダーBLACK』のシャドームーンと共通点が多く、
主人公にやられて改心した後は正式に仮面ライダーになるストーリーもシャドームーンの没案からである。

『仮面ライダードライブ 超バトルDVD シークレット・ミッション type HIGH SPEED ホンモノの力!タイプハイスピード誕生!』、
及び『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ春休み一時間スペシャル』には、
魔進チェイサーがドライブに敗れていた期間だったため登場しなかった。
特に後者はチェイス役の上遠野氏は『ニンニンジャ―』が子供のころ好きだった『忍者戦隊カクレンジャー』と同じ忍者がモチーフだったため、
是非とも共演したかったと語っている。





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最終更新:2024年02月11日 23:54

*1 ちなみに教習原簿の氏名はそのままチェイス(ふりがなも『ちぇいす』)で生年月日無記、住所は特状課(つまり、今免許を取ろうとしている免許センターの敷地内)となっている。

*2 元々はソードロイミュードを倒す(ロイミュードと融合した人間とを分離させ、ロイミュードのみを撃破する)ために必要なサンプルとして、チェイスが自ら剥ぎ取り霧子に提供したもの

*3 実は別フォーム扱いのハヤーイ状態だがスペックの設定はチェイサーと全く変わっていない。これは加速時のスペック表記が省略されているためだと思われる

*4 チャージ中はあくまで必殺技が使えないだけで、武器としては普通に使える。チェイスは当初この事がわからず、初変身した戦闘でのチャージ中はアックス以外の方法で攻撃していた。