ファイアマン(ロックマンエグゼ)

登録日:2015/03/08 Sun 08:36:12
更新日:2023/05/06 Sat 08:11:25
所要時間:約 4 分で読めます





ロックマンエグゼシリーズ』に登場するネットナビの一種。属性は火。

CV:加藤木賢志(アニメ版、ドリルマンと同じ声優)


モデルは初代『ロックマン』にボスロボットとして登場したライトナンバーズの1体、DRN.007 ファイヤーマン。
この名前が採用されなかったのは恐らくバトルチップのテキストに字数制限があったためと思われる。
粗暴な性格で、気に入らない相手や逆らう相手は容赦なく腕のバーナーから発する炎で焼き払う。


【活躍】

・ロックマンエグゼ
第1話に、ネット犯罪組織「WWW」の一員である火野ケンイチ(以下ヒノケン)のナビとして登場。
秋原町にあるという究極のプログラム「ファイアプログラム」を求めて、秋原町各地でオーブンレンジ火噴き事件を引き起こす。
レンジにあるコントロールプログラムに異常を起こして火災を発生させていたが、熱斗の家でそれをやっていた時にロックマンに見つかり戦闘になる。
その後は敗北してデリートされるが、既にファイアプログラムを熱斗の家のレンジから見つけ出しており、そのデータをヒノケンの元へ転送していた。
ちなみにこの時のヒノケンとのコンビネーションは今ひとつな模様。

・ロックマンエグゼ4
デンサンバトルトーナメントに、ヒノケンとコンビを組みなおして出場した。
ヒノケンの命令で爆弾テロを決行しようとするが、ヒノケンがたこやき屋の店員の女性を巻き込むわけにはいかないと思い止まったため作戦は中止。
だが裏切ったヒノケンの部下によってテロが実行されようとするも、熱斗とロックマンの手でそれは阻止される。
その後は試合会場でロックマンと正々堂々と勝負をし、試合を終えた後でロックマンとの絆が生まれた。

後にイーグル(ホーク)トーナメントのバーナーマンの話で再登場。
「どちらがより熱いナビなのか」でバーナーマンと口論になり、その影響でインターネット中を火の海にしてしまう。
喧嘩を止める手段として熱斗が「ロックマンはファイアマンに勝った事があるんだぜ!」と言った事で怒りの矛先をロックマンに向けかける。
だがそれによってヒノケン共々冷静になったおかげで、インターネット中の火は鎮火した。


【主な技と強さ】

・ファイアアーム
ファイアマンの代名詞的な技。
両腕のバーナーから炎を噴き出し、正面にいる相手を全て焼き払う。

・フレイムタワー
相手を追尾する炎を放射する。
こっちは地面を伝わる炎なので、穴パネルは通過できない。

・バーナーボム
『1』で使用。
着弾地点に炎が残る爆弾を3個発射する。
破裂するまでに時間があるため破壊可能。

・ファイアボム
『4』で使用。
着弾すると炎が残る爆弾を2個発射する。
バーナーボムと違い、着弾した時点で炎が発生する。

・ファイアサークル
『4』で使用。
相手エリアの外周にフレイムタワーを発生させる。
攻撃の発動が非常に早く、攻撃範囲も非常に広い。
中央が安全地帯。


炎に関する技で攻撃する。
『1』では第1話に登場するナビなので、油断さえしなければ勝つのは難しくはない。
だが瞬間移動のようにエリアを移動するので、キャノン系はやや当てづらい。
ファイアアームで攻撃する時には最前列まで移動し、放射中に隙ができるので、ワイドソードで反撃できる絶好のチャンスといえる。
『1』の時のV2とV3はHPが少し高くなるだけで攻撃力や技を繰り出すスピードはそのままなので、序盤でV3に出会っても時間をかければ倒す事はできる。

『4』で登場した時にはHPや攻撃力が大幅に上がっており、ファイアサークルという少々避けにくい技も使ってくるようになる。ファイアアーム中の隙もほぼなくなった。
バージョンがSPまで来るとHPが2000まで跳ね上がるため、水属性チップやPAを駆使しないとバスティングレベルが上がりにくくなっている。


彼のナビチップを使うと横1列にファイアアームで攻撃してくれる。序盤から入手できる割には威力が高く扱いやすいので便利。
障害物も貫通するので、物陰に隠れている敵に有効。
『4』ではファイアマンが出現してから炎を出すまでに十字ボタンで「↓→」と入力すると、炎が通過した部分が全てマグマパネルになる。
炎属性の相手にはあまり意味がないが、それ以外の属性の相手なら移動を制限したりさらなるダメージを与える事も可能となる。


【本編以外の活躍】


・アニメ
当初は荒っぽいナビだったらしいが、ヒノケンには「様」を付けるほど従順で、たまにツッコミ担当。
直接呼び出せばいいのに、わざわざ遠回りしたおびき出す作戦を決行し、
かつそれがが上手くいかなかった際に「やはり直接相手に言わないと伝わらないのでは?」と進言したら、
「なるほど!」と今更気付いたヒノケンに失笑しながら呆れた場面は一期の二人の名シーン*1

フリーズマンにデリートされるが、残留データは「黒い稲妻」をパロってヒートマンに引き継がれた。

その後、AXESSにてプラントマンによってデータが消滅しかけたヒートマンからサルベージされる形でファイアマンとして復活。
以後はファイアマンの状態となる。

ロックマンとの関係は当初は敵同士だったこともあり、
ゴスペル編でロックマンを助けた際も「おまえを倒すのはヒノケン様とこのファイアマンだということを!」というほどだったが、
復活して以後はヒノケンが完全に味方サイドだったこともあり、ソウルユニゾンできるほどの協力プレイを見せた。


漫画版(鷹岬版)
秋原小学校のエアコンのサーモスタットを誤作動させ、火災を発生させる。
見せしめで炎の熱さに苦しむデカオ達の映像を見せたためにロックマンの怒りを買い、ファイアアームを簡単にかわされた後でソードによってデリートされた。

2度目はオペレーターのヒノケンと共にバックアップで復活した「2人目のファイアマン」として熱斗達の前に現れる。
熱斗をたぶらかし彼の用意した市販のナビと共に教育庁のデータベースに侵入しようとしたが、そこにロックマンの邪魔が入る。
熱斗とロックマンが仲間割れをしている最中にロックマンをデリートしようと計画していたらしいが、
その事で熱斗の逆鱗に触れてしまい、本気モードになったロックマンのキャノンをゼロ距離でくらいまたもデリートされた。

3度目は闇の力を手にして登場。
秋原町各地で火災を発生させ、インターネットに異常がないかを見にやってきたロックマンと三度対峙する。
この時にロックマンに「ファイアマンなんかボクの敵じゃない」と言われたが、電脳空間に漂う闇の力を吸収してその姿をみるみる変貌させていき……


漫画版(あさだ版)
ネットナビ集中管理センターを襲撃して、センター内に火を放つ。
だが偶然ロックマンを受け取りに来ていた熱斗がそこにいたため、彼らのコンビネーションによってデリートされた。

2度目はWWWタワーでヒノケンと共に登場。
橋の爆発で熱斗がPETを落としてしまい、ロックマンは苦戦を強いられる。
熱斗が橋の下への決死のダイブを試みてPETを拾った後は、転送されてきたアクアソードで一気にデリートされた。

3度目はWWW基地に現れ、ビットドリームウイルス02に変貌してロックマンを苦しめる。
そこに駆けつけたデカオ達の協力もあり、他のビットドリームウイルス共々ロックマンとガッツマンの連携技「バブルクロスガッツパンチ」でデリートされた。


追記・修正は火災が発生しないようにお願いします。


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最終更新:2023年05月06日 08:11

*1 破壊活動自体はノリノリでやっていたが、ヒノケンの様子に見るに堪えなくなった様子